「将来的に売却したとき損しない時計を買いたい」

「買わないほうがいい時計を知りたい」

このように考えていませんか？

 

高級腕時計はブランドやモデルによってリセールバリューが異なり、購入時よりも高値で売却できる時計も存在します。

 

売却を見越して腕時計の購入を検討している場合、売却時の価値が気になる方も多いでしょう。

 

本記事では、高級腕時計ブランドのリセールバリューをランキング形式で紹介します。

 

ブランドの特徴や投資価値、投資に向かない腕時計についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

※注：本記事で記載する中古相場は一般的なものであり、『買取大吉』における買取価格を保証するものではありません。

高級腕時計ブランドのリセールバリューランキング

ロレックスのリセールバリューとは、購入したロレックスを売却するときの市場価値を指します。

 

一般的に、商品は一度購入すると売却時に価格が下がることがほとんどです。

 

しかし、以下で紹介するブランドのなかには、購入時よりも高値で売却できるモデルが多数あるため、ランキング形式で紹介します。

順番にブランドの特徴や注目されるモデルを見ていきましょう。

1位｜ロレックス

ロレックスは1905年に設立され、100年以上の歴史を持つスイスの高級時計ブランドです。

 

知名度と信頼性の高さから、世界中の時計愛好家や投資家に支持されています。

 

高級時計の代名詞といえるほどのブランド力が魅力で、高いリセールバリューが期待できます。

 

リセールバリューが期待できるモデル

モデル	定価	買取相場
デイトナ 126500LN	2,349,600円	4,980,000円
GMTマスターⅡ 126710BLNR	1,664,300円	2,498,000円
サブマリーナー デイト 126610LV	1,648,900円	2,188,000円

※注：本記事で記載する中古相場は一般的なものであり、『買取大吉』における買取価格を保証するものではありません。

参照：ROLEX（ロレックス）公式

 

ロレックスの買取や価値については以下の記事も参考にしてみてください。

2位｜パテックフィリップ

パテックフィリップは、1839年に創業したブランドです。

 

長い歴史の中で数々の革新を生み出し、時計業界における最高峰の地位を確立しました。

 

パテックフィリップの腕時計は、品質・技術・美しいデザインにより、「一生ものの時計」として知られています。

 

リセールバリューが非常に高いブランドとしても有名で、モデルによっては新品価格を超えるプレミア価格で取引されることも珍しくありません。

 

リセールバリューが期待できるモデル

モデル	定価	買取相場
アクアノート 5167A-001	3,920,000円	7,150,000円
ノーチラス 5726A-001	8,170,000円	8,800,000円
キュビタス 5822P-001	13,990,000円	19,800,000円

※注：本記事で記載する買取相場は状態や需要によって変動します。

参照：Patek Philippe（パテックフィリップ）公式

 

パテックフィリップの買取や価値については、以下の記事も参考にしてみてください。

3位｜オーデマ ピゲ

オーデマ ピゲは1875年にスイス・ジュウ渓谷にあるル・ブラッシュ村で創業しました。

 

多くの人々から支持され続け、「世界三大高級時計ブランド」のひとつとして数えられています。

 

なかでも「ロイヤル オーク」シリーズは、中古市場でも価格が高騰しており、投資対象としても注目されている時計です。

 

リセールバリューが期待できるモデル

モデル	定価	買取相場
ロイヤル オーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.09	4,125,000円	7,200,000円
ロイヤル オーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.08	4,125,000円	更新中
ロイヤル オーク クロノグラフ 26240ST.OO.1320ST.07	5,555,000円	7,000,000円

※注：本記事で記載する買取相場は状態や需要によって変動します。

参照：AUDEMARS PIGUET（オーデマピゲ）公式

 

オーデマピゲの特徴については以下の記事も参考にしてみてください。

4位｜オメガ

オメガは1848年にスイスで創業し、長い歴史と確かな品質を誇るブランドです。

 

特に、オリンピックの公式時計やNASAの研究に採用された実績があり、世界的に高い評価を受けています。

 

「スピードマスター」や「シーマスター」など、オメガを代表する人気シリーズは、幅広い層に支持されており、中古市場でも需要の高いモデルです。

 

高いリセールバリューが期待できるモデル

モデル	定価	買取相場
シーマスター Aqua Terra 150M 220.10.41.21.02.004	1,023,000円	600,000円
スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.04.001	1,254,000円	1,200,000円
スピードマスター Chronoscope 329.30.43.51.02.001	1,463,000円	700,000円

※注：本記事で記載する買取相場は状態や需要によって変動します。

参照：OMEGA（オメガ）公式

 

オメガの買取や価値については以下の記事も参考にしてみてください。

5位｜ウブロ

ウブロは1980年にスイスで誕生した比較的新しい時計ブランドですが、独創的なデザインと最先端の素材を取り入れた革新的なスタイルで、多くの人々を魅了しています。

 

特に、ビッグ・バンシリーズはウブロを代表するコレクションで、スポーティーながらもラグジュアリーな雰囲気を兼ね備えているのが特徴です。

 

若い世代やスポーツファンの間で人気が高く、ファッション性のある時計としても高く評価されています。

 

リセールバリューが期待できるモデル

モデル	定価	買取相場
ビッグ・バン インテグレーテッド チタニウム ホワイト 451.NE.2010.NX.JPN	3,157,000円	1,420,000円
クラシック・フュージョン エッセンシャル グレー 542.NX.5610.NR.HEC24	1,166,000円	500,000円
スクエア・バン ウニコ キングゴールド ブルーセラミック 821.OL.5180.RX	5,720,000円	2,850,000円

※注：本記事で記載する買取相場は状態や需要によって変動します。

参照：HUBLOT（ウブロ）公式

リセールバリューが高くなる時計の条件

リセールバリューはさまざまな条件によって変動します。

 

主な条件は以下の通りです。

順番に解説します。

希少価値が高い

生産数が限られた限定モデルや、限られた期間にしか製造されなかったヴィンテージモデルは、市場での需要が高く、価格が上昇しやすい傾向があります。

 

生産終了後、さらに価値が上昇するケースもあり、売却時に定価を大きく上回るプレミア価格がつくことも珍しくありません。

 

また、希少性は単に生産数の少なさだけではなく、特定の文字盤カラーや素材の違いにより、時計の価値を大きく左右することもあります。

ブランド力が強い

世界的に知られる高級時計ブランドは、長い歴史とステータスを持ち、名前を聞くだけで高級感や信頼性を感じさせます。

 

なかでもロレックスは「価値が落ちにくいブランド」として有名です。

 

ロレックスの時計は、厳選された高品質な素材と熟練の職人技によって作られており、長年使用しても価値が損なわれにくいとされています。

 

さらに、中古市場でも安定した人気があり、売却時の価格が低下を超えるモデルも多くあるのが特徴です。

 

時計を資産として考える場合、ブランドの知名度が高いほど有利になります。

世界中で人気がある

世界中の市場で需要が高い時計ほど、供給量が追いつかず価格が上がりやすい傾向です。

 

例えば、ロレックスの「デイトナ」や「サブマリーナー」は世界中から人気があり、常に需要があります。

 

また、映画俳優やスポーツ選手などが特定のモデルを着用すると、認知度が一気に高まり、中古市場でも価格が跳ね上がることも珍しくありません。

メンテナンス対応が整っている

高級腕時計は、長期間にわたって適切にメンテナンスを行うことで、高い価値を維持できます。

 

そのため、メーカーが正規のメンテナンスを提供しているかどうかも、リセールバリューを決定する重要なポイントです。

 

ロレックスやパテックフィリップなどの高級ブランドは、正規のオーバーホールサービスを提供しており、適切なメンテナンスを受けた時計は市場価値が落ちにくくなります。

 

一方、メンテナンスが難しいブランドや、パーツの供給が不安定なモデルは、中古市場での価値が下がりやすい傾向です。

機械式の腕時計である

高級時計の市場では、クォーツ式よりも機械式の時計が高く評価される傾向があります。

 

機械式時計は、ゼンマイを動力源とし、熟練の時計職人によって組み立てられるため、その精巧な作りが高く評価されるのです。

 

特に、自社開発のムーブメントを搭載した時計は価値が高まりやすく、コレクターから支持されています。

高級腕時計の価値が高まる理由

近年、多くの高級腕時計ブランドが値上げを発表し、中古市場の価格も引き上げられています。

 

価値が高まっている主な理由は以下の通りです。

ひとつずつ紹介します。

需要が高く入手が困難

人気ブランドの時計は、需要に対して供給が追いつかず、入手困難の状況が続いています。

 

特にロレックスは、正規店での在庫が常に不足しており、運よく店頭に並んでも、すぐに完売してしまう状況です。

 

そのため、市場価格が高騰し、定価以上のプレミア価格で取引されるケースも珍しくありません。

 

また、新型コロナウイルスの影響により生産や物流が滞り、一部のブランドでは供給量が減少しました。

 

もともと人気のあった時計は、供給不足と需要の増加によって、ますます入手困難になっているのです。

為替の影響

時計の価格変動に影響を与えるのが、為替の変動です。

 

2022年には円安が急激に進行し、2025年3月時点では150円台に達しました。

 

この影響から時計の価格がさらに上昇し、「今のうちに買っておこう」という駆け込み需要も発生したのです。

 

その結果、さらに価格が上がるという状況になっています。

 

多くの高級時計が米ドル建てで取引されているため、円安が進むと海外ブランドの高級時計は値上がりする傾向です。

 

例えば、1ドル100円のときに1,000ドルの時計は100,000円ですが、1ドルが150円に上がると、同じ時計の価格は150,000円になります。

 

今後も為替の動向次第で、価格はさらに上昇する可能性があるでしょう。

参照：みずほリサーチ&テクノロジーズ

人件費・原材料の高騰

時計の価格上昇には、人件費や原材料の高騰も影響しています。

 

高級時計ブランドの多くはスイスを拠点としており、スイスを含むヨーロッパでは近年、インフレの影響で物価が上昇しています。

 

物価が上がると、賃金も引き上げられるため、結果として製造コストが増加し、時計の価格も上がるという流れです。

 

高級腕時計は職人による手作業が多く、人件費の影響を受けやすい特徴があります。

 

また、世界的な物価上昇や石油価格の高騰などにより、時計の製造に必要な素材の価格が上昇傾向で、時計の価格も引き上げられているのです。

高級腕時計を高く売る3つのポイント

高級腕時計を売る際、できるだけ高値で売却したいと考える方は多いでしょう。

 

時計の価値はブランドやモデルだけでなく、状態や売却方法によっても大きく変わります。

 

高値で売却する方法は以下の通りです。

ひとつずつ紹介します。

きれいな状態を保つ

腕時計の見た目やコンディションは、査定額に大きな影響を与えるため、日常のケアが重要です。

 

使用後は柔らかい布で指紋や汚れをふき取り、清潔な状態を保ちましょう。

 

風防やケースの傷は査定額を下げる要因となるため、使用時の取り扱いにも注意が必要です。

 

定期メンテナンスを受けた時計は、動作が安定しており、買取時の評価が高くなるため、オーバーホールの記録がある場合は査定時に提示しましょう。

 

ただし、オーバーホールにかかる費用以上の査定額アップは望めません。

 

買取額アップを目的としたオーバーホールはしないようにしてください。

保証書（ギャランティカード）などの付属品を揃えておく

売却時は、腕時計だけではなく、付属品の有無も査定のポイントとなります。

 

特に、保証書は、時計の真贋を確かめるのに重要なアイテムです。

 

保証書が残っている場合は、査定時に提示しましょう。

 

他にも、以下に挙げる付属品があるか確かめてみてください。

『買取大吉』では、付属品がない状態でも買取可能です。ぜひ一度、無料査定を受けてみてください。

 

時計の保証書を無くした方は、以下の記事を参考にしてみてください。

買取専門店で売却する

高級腕時計の売却には、買取専門店の利用がおすすめです。

 

『買取大吉』では、ブランド腕時計に精通した鑑定士が、丁寧に査定を行い、適正価格で買取いたします。

 

「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」など、ライフスタイルに合わせて、買取方法を選べるため、お仕事で忙しい方でも利用できます。

 

ぜひ、お近く『買取大吉』で、無料査定をお試しください。

【Q&A】高級腕時計についてよくある質問

高級腕時計に関してよくある質問は以下の通りです。

それぞれ回答します。

Q.これから価値が上がる腕時計はどれですか？

A.時計の価値は「供給の少なさ」によって大きく左右されます。

 

生産終了した人気モデルや数量限定の時計は、市場に出回る数が少ないため、時間とともに価値が上がる可能性が高い傾向です。

 

また、国産時計として有名なグランドセイコーの評価が海外で高まりつつあります。

 

今後、価値が高まる可能性もあるため、チェックしておくと良いでしょう。

 

グランドセイコーについては以下の記事で詳しく解説しています。

Q.買ってはいけない高級腕時計ブランドはありますか？

A.高級腕時計のすべてが投資に適しているわけではありません。

 

特に、リセールバリューが低い腕時計は投資目的での購入には向いていないため、注意が必要です。

 

リセールバリューが低い腕時計の特徴には以下のものが挙げられます。

以下の記事でも詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

将来的に腕時計の売却を考えるならリセールバリューの高い時計を購入しよう

高級腕時計は、適切に選べば資産価値を維持しながら楽しめるアイテムです。

 

特に、ロレックス・パテックフィリップ・オーデマ ピゲなどのブランドは、価格が安定しやすく、高額で売却できる可能性があります。

 

一方で、リセールバリューが低いブランドや、一時的な流行に左右されるモデルは、長期的な資産価値が低くなるため、注意が必要です。

 

腕時計を購入する際は、デザインや機能だけでなく、将来的な市場価値も考慮して購入しましょう。

 

腕時計の価値を知りたい場合は、『買取大吉』の無料査定をご利用ください。