グランドセイコーは魅力ある時計|やめとけと言われる理由と評判を解説
2025年2月26日
「グランドセイコーはやめとけと言われる理由は?」
「評判を知りたい」
このように考えていませんか。
グランドセイコーは1960年に生まれた国産高級時計であり、高い品質とデザイン性で世界的に評価されるブランドです。
魅力的なブランドですが、「やめとけ」「後悔する」などの声によって、購入を迷っている方も多いでしょう。
この記事では、グランドセイコーがやめとけと言われる理由や口コミをもとにした評判を解説します。グランドセイコーの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
グランドセイコーとは

グランドセイコー(Grand Seiko)は、日本を代表する高級腕時計ブランドであり、高い精度と実用性を追求した時計作りで世界的に評価されています。
もともとは1960年にセイコー(SEIKO)が「世界最高峰の腕時計を作る」という理念のもとに誕生させたブランドで、日本国内のみならず海外でも多くの時計愛好家に支持されています。
2017年にセイコーから独立したグランドセイコーは、さらなる高みへと歩み始めました。
グランドセイコーは、厳格な精度基準を満たすムーブメントと、日本ならではの繊細なデザインや仕上げが特徴です。
特に、独自開発の「スプリングドライブ」や「メカニカルムーブメント」「クオーツムーブメント」は最高レベルの技術を誇ります。
ケースや文字盤のデザインには「雪景色」や「白樺」など、日本の自然美を取り入れたモデルが多く存在し、身につける方の魅力を引き立てます。
グランドセイコーは、シンプルながらも高い機能性と美しさを兼ね備えた魅力溢れる腕時計なのです。
「グランドセイコーはやめとけ」と言われる理由

品質の高さと美しさが両立するグランドセイコーに対して「やめとけ」との声があるのはなぜでしょうか。ここでは、考えられる理由として以下の5つを紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
価格が予算に合っていない
グランドセイコーの名称から国産時計と認識している方は多いでしょう。国産であるがゆえに海外の高級時計よりも価格が安いという印象を持っている方もいます。
グランドセイコーは低価格のモデルでも40万円台、高額モデルでは400万円を超えるものも存在します。
高級国産ブランドであるという認識のない方は、予算に合っていないと感じるでしょう。
一方で、グランドセイコーの品質やデザイン性の高さを知れば、価格が高いのは当然です。
予算は個人によって異なるため、品質は度外視で「とにかく安い時計が欲しい」という方は、グランドセイコーは向いていない可能性があります。
海外ブランドよりステータスが低いイメージがある
グランドセイコーは、海外の高級ブランドと比べてステータスが低いと見られやすい点も「やめとけ」と言われる理由のひとつです。
ロレックスやオメガ、パテックフィリップなどの海外時計ブランドは、長い歴史とブランド力を持ち、富裕層や著名人が愛用していることから「成功者の証」としてのイメージがあります。
一方、グランドセイコーは時計愛好家の間では高く評価されているものの、一般的な知名度は海外ブランドに劣り、ステータス性を求める層には物足りないと思う方もいます。
ブランドのネームバリューを重視する方には「やめとけ」と言われることがあるのです。
なお、ロレックスが人気の理由を知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
高級時計の印象がない
グランドセイコーに高級時計のイメージがないことも評価を下げている要因になっています。
グランドセイコーは、もともとセイコーの最高級シリーズとして誕生したブランドです。2017年にセイコーから独立していますが、名称からセイコーとグランドセイコーが同じと認識している方もいます。
グランドセイコーが安いモデルでも40万円台であるのに対し、セイコーは1万5,000円程度から購入できます。
グランドセイコーが高級ブランドではないセイコーの一部であると誤って認識している方に、評価を下げられている可能性があるのです。
メンテナンス費用が高い
メンテナンス費用の高さからグランドセイコーを敬遠する方もいます。
時計の精度を調整したり、品質を維持したりするためには定期的なメンテナンスは欠かせません。
例えば、メンテナンス費用の目安となる、コンプリートサービス(オーバーホール+ライトポリッシュ)の料金は以下のとおりです。
ムーブメントの種類
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料金
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クオーツ
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52,800円~
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メカニカル
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74,800円~
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スプリングドライブ
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74,800円~
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上記はあくまでも一例であり、実際は時計の状態によって料金が変動します。
グランドセイコー以外の高級時計でも、時計の誤差を修正するため、定期的なメンテナンスが必要です。長く愛用するならメンテナンス費用がかかることは理解しておきましょう。
デザインに個性がない
デザインの個性が薄い点も、グランドセイコーが「やめとけ」と言われる理由のひとつです。
グランドセイコーは、シンプルで洗練されたデザインが特徴ですが、それが逆に「地味」「無難すぎる」と感じる方もいます。
特に、海外高級ブランドのような華やかさや独創性に魅力を感じる方には、グランドセイコーが向かない可能性があります。
一目で「〇〇の時計」とわかるほど個性の強いデザインを好む方は、グランドセイコーを選ばない方がよいかもしれません。
後悔するからやめとけは誤解|グランドセイコー本来の魅力

グランドセイコーに対して「後悔する」「やめとけ」という声があるのは、魅力を正しく理解していないためと考えられます。
ここではグランドセイコー本来の魅力を以下の5つから解説します。
それぞれ見ていきましょう。
歴史が裏づける信頼
グランドセイコーの魅力として歴史に裏づけられた信頼があります。
グランドセイコーは1960年に、「世界最高級の腕時計を作る」という決意のもと生まれました。
同年、国産で初めてスイス・クロノメーター基準優秀級規格に準拠した初代グランドセイコーは、日本の腕時計史に輝かしい1歩を刻んだのです。
その後も技術革新を続け、独自の進化を遂げたグランドセイコーは2025年でブランド誕生から65年となります。
グランドセイコーの歴史の長さは、人々に愛される時計を作り続ける信頼の証なのです。
国産ならでは品質の高さ
グランドセイコーは、ムーブメント・ケース・針に至るまで、日本国内の自社工場で一貫して製造されています。
スイスの公式クロノメーターよりも厳しい独自基準を設け、徹底した品質管理によって生み出された時計のみが市場に出回るのです。
高精度と滑らかな秒針の動きを実現したムーブメント「スプリングドライブ」や、鏡面仕上げの技術によってケースやインデックスを美しく仕上げる「ザラツ研磨」など、国産ならではの技術力で世界と勝負しています。
洗練されたデザイン
グランドセイコーの洗練されたデザインも魅力のひとつであり、魅力を語るうえで欠かせないキーワードが「セイコースタイル」です。
セイコースタイルとは、日本の美学と品格を体現するデザイン文法であり、以下の3つが根幹を成しています。
- 平面を主体として、平面と二次曲面からなるデザイン。三次曲面は原則として採り入れない
- ケース・ダイヤル・針のすべてにわたって、極力平面部の面積を多くする
- 各面は原則として鏡面とし、その鏡面からは、極力歪みをなくす
平面を主体としつつ、歪みを避けた結果、光と陰が調和する日本人に馴染みのあるデザインを確立しました。
世界で高く評価
グランドセイコーは、日本国内だけでなく、海外市場でも高く評価されています。特に、アメリカやヨーロッパでは「スイス時計と並ぶ品質を持つブランド」として認識され、時計愛好家の間ではコレクションの対象となるほどの人気です。
技術力や高いデザイン性の証として、時計界のアカデミー賞と称されるジュネーブ時計グランプリ(GPHG)においても受賞歴があります。
主な受賞歴は以下のとおりです。
開催年
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受賞内容
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対象モデル
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2014年
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「プティット・エギュィーユ」部門賞
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SBGJ005
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2021年
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「メンズウオッチ」部門賞
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SLGH005
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2022年
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「クロノメトリー」賞
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グランドセイコー Kodo コンスタントフォース・トゥールビヨン
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参照元:グランドセイコー|グランドセイコーの歴史
名実ともに世界水準の時計ブランドとしての地位を確立しています。
セレブも愛用
グランドセイコーは、世界中のセレブや著名人にも愛用されています。例えば、俳優やスポーツ選手、企業の経営者など、高品質な時計を求める層からも支持を集めています。
グランドセイコーを愛用する著名人は、以下のとおりです。
映画やドラマに登場することも増え、徐々にラグジュアリーブランドとしての認知度が高まっています。
スイスの高級ブランドに比べて控えめなイメージがありますが、時計の本質を理解する人々の間では「通好みのブランド」として愛されています。
後悔したくない方必見|グランドセイコーの人気モデルTOP5

購入後に後悔しないように、グランドセイコーの人気モデル5つを紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
ヘリテージコレクション SBGA211
「雪白」「スノーフレーク」の愛称で知られるSBGA211は、長野県の信州時の匠工房で製造されており、穂高連峰に降り積もる雪をイメージした独特の文字盤が特徴です。
41mmのチタンケースは軽量でありながら高い耐久性を持ち、スプリングドライブムーブメントにより日差±1秒の高精度を実現しています。
ケースとブレスレットにはステンレススチールよりも約30%軽量で、耐傷性・耐食性が高いブライトチタンを採用。
軽さと心地よい装着感を実現した実用的なモデルです。
ヘリテージコレクション SBGA413
SBGA413は「春分」と名付けられたモデルで、桜の花びらを思わせる淡いピンクの文字盤が特徴です。
桜が咲き誇る派手な姿ではなく、桜が散り、川に流れる儚さを表現している点に、日本らしい風流な雰囲気を感じさせます。
SBGA413は四季をテーマにした4モデルのひとつであり、ムーブメントに自動巻きスプリングドライブ9R65が搭載され、高い巻き上げ効率によりパワーリザーブ72時間を誇ります。
40mmのケースは、伝統的な62GSデザインを現代風にアレンジしたもので、季節感あふれるデザインと高い技術力が融合した一本です。
エレガンスコレクション SBGY007
SBGY007は、シンプルながらも洗練されたデザインが魅力のモデルです。薄いブルーの文字盤は冬の諏訪湖の氷上現象「御神渡り(おみわたり)」を表現しており、見る角度によって表情を変えます。
38.5mmのステンレススチールケースに手巻きスプリングドライブムーブメント9R31を搭載し、約72時間のパワーリザーブを備えています。厚さ10.2mmの薄型ケースは装着感も良好で、フォーマルなシーンにも最適です。
エボリューション9 コレクション SBGE285
SBGE285は、GMT機能を備えたモデルで、第二時間帯の時刻表示が可能です。チタン製の41mmケースは軽量で、長時間の装着でも疲れにくい設計となっています。
文字盤はスプリングドライブの故郷である信州の雪山にかかる「朝霧」がデザインのモチーフになっており、繊細な型打ちパターンが施されています。
ムーブメントにスプリングドライブ9R66を搭載し、高い精度と滑らかな秒針の動きを実現。ビジネスや旅行など、さまざまシーンで活躍するモデルです。
エボリューション9 コレクション SLGA019
SLGA019は、諏訪湖の青い水面をイメージした美しいブルーの文字盤が特徴的なモデルです。落ち着いたブルーとケースのシルバーが上質な高級感を演出しています。
40mmのブライトチタンケースに、約120時間のパワーリザーブを持つ自動巻きムーブメント「スプリングドライブ9RA2」を搭載。月差±10秒の高精度で、次世代を担うハイスペックマシンとして技術者の技が光ります。
パワーリザーブインジケーターを省略したシンプルなデザインが、文字盤の美しさを際立たせており、存在感と機能性を兼ね備えた一本です。
グランドセイコーの評判は?後悔しないための口コミを紹介

グランドセイコーは魅力の高い時計ですが、評価は人によって異なります。ここでは口コミをもとに良い評判と悪い評判を紹介します。
グランドセイコーを購入する際の参考にしてみてください。
グランドセイコーの良い評判
良い評判は以下のとおりです。
装着感の良さやデザインの美しさなどを評価する投稿が多く、満足している様子がうかがえます。
グランドセイコーの悪い評判
続いて悪い評判は以下のとおりです。
厚みやケースの大きさに不満を持つ意見がありました。また、想像よりも価格が高いために敬遠する方もいるようです。
なお、時計の購入を考えている方は、こちらの記事も参考になります。
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この記事では「グランドセイコーはやめとけ」と言われる理由や本来の魅力、口コミからわかる評判を解説しました。
グランドセイコーは高い品質と洗練されたデザインで世界的に価値が認められています。
マイナスイメージは誤解である可能性が高く、購入を後悔している口コミは見られませんでした。
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