「ロレックスは数が多くてどれを選べばいいのかわからない」
「購入しやすいモデルが知りたい」
このように考えていませんか?
ロレックスは、世界中の時計愛好家やコレクターの間で絶大な人気を誇る高級腕時計ブランドです。
数多くのモデルが登場しているため、使用するシーンやスタイルに合わせて選べる魅力があります。
しかし、初めてロレックスの購入を検討する人にとって、種類の多さや価格帯の広さは選べない要因となるでしょう。
本記事では、ロレックスの選び方や人気モデルの特徴を解説します。
これからロレックスを選ぶ人は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ロレックスの選び方
- ロレックスを購入する際の注意点
- ロレックス初心者におすすめのモデル
ロレックスの選び方|使用するシーンで選ぶ

ロレックスは大きく分けて、以下の2つに分類できます。
見た目やイメージが大きく変わるため、使用するシーンを想定して選ぶと良いでしょう。
- フォーマルなシーンには「ドレスウォッチ」
- アクティブなシーンには「スポーツモデル」
それぞれ紹介します。
フォーマルなシーンには「ドレスウォッチ」
ドレスウォッチとは、仕事・式典・高級レストランといったフォーマルな場にふさわしい腕時計を指します。
「上品で華やかすぎないデザイン」で、伝統的なクラシカルスタイルを求める方にピッタリです。
シャツやジャケットの袖口に自然に収まるよう、薄く作られたケースでシンプルなデザインのモデルが多くあります。
1本持っておくだけで、さまざまな場面で活躍してくれるでしょう。
アクティブなシーンには「スポーツモデル」
スポーツモデルは、プロフェッショナルウォッチと呼ばれ、登山やスポーツといったアクティブなシーンでの使用を想定して作られたモデルです。
実用性や機能性が重視されており、ケースやブレスレットには、傷がつきにくく耐久性の高いステンレススチールが使われるモデルが多数あります。
現在のロレックスでは、スポーツモデルが主力ラインとなっており、中古市場でも高いリセールバリューが期待できるモデルです。
ドレスウォッチの種類と特徴

ドレスウォッチのなかでも人気のモデルは以下の2つです。
ひとつずつ解説します。
デイトジャスト
デイトジャストは、ロレックスらしさやブランドの理念を体現しており、ロレックスを語る上で欠かせないモデルです。
近年、スポーツモデルの人気によって、デイトジャストは脇役のように語られることもあります。
しかし、「ロレックスの定番」と聞いて真っ先に思い浮かべるべきモデルこそ、デイトジャストです。
ロレックスを代表する発明のひとつ、0時に日付がピタッと変わる「デイトジャスト機能」を搭載しています。
レディースモデルも展開されており、男女問わず多くの人に選ばれているモデルです。
デイデイト
デイデイトは、1956年に登場したモデルです。
「デイトジャスト」の上位版にあたり、金無垢のみを使用した豪華なデザインが最大の特徴です。
また、ジュビリーブレスとオイスターブレスの要素を組み合わせた「プレジデントブレス」と呼ばれる特別なブレスレットが採用されており、高級感は群を抜いています。
デイデイトは、身につけるだけで圧倒的な華やかさを演出できるため、「最高級のドレスウォッチが欲しい」と考える人にぴったりのモデルです。
スポーツモデルの種類と特徴

スポーツモデルは、ロレックスの主力ラインであり、多くの種類があります。
そのなかから一部のモデルを紹介します。
- サブマリーナー
- エクスプローラー
- GMTマスター
- デイトナ
- ヨットマスター
- エアキング
- シードゥエラー
順番に見ていきましょう。
サブマリーナー
サブマリーナーはダイバーズウォッチの代表的なモデルです。
300mの高い防水性能を持ちながら、洗練されたデザインで人気が集まっています。
現在では当たり前となった「防水時計」の概念は、1926年にロレックスが先駆けて開発した技術です。
防水構造は「オイスター」と名付けられ、牡蠣のように頑丈で水圧の変化にも強く、高い気密性を誇ります。
エクスプローラー
エクスプローラーは、1953年に登山家や冒険家のために開発されたモデルです。
洞窟探検や山頂といった過酷な環境で厳しいテストをクリアしてきた、耐久性が大きな魅力となっています。
ロレックス独自の「オイスタースチール」と呼ばれる強靭な素材が使われているのが特徴です。
GMTマスター
GMTマスターは、1955年にパイロット向けの時計として登場しました。
最大の特徴は、2つの異なるタイムゾーンの時刻を同時に表示できる「GMT機能」です。
さらに、1982年に登場した「GMTマスターII」ではムーブメントが改良され、短針を単独で動かせるようになり、3つのタイムゾーンに対応できるようになりました。
ベゼルは昼と夜を区別しやすいように、6時と18時を境に色分けされており、青と赤の組み合わせは「ペプシ」、黒と青の組み合わせは「バットマン」の愛称で親しまれています。
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デイトナ
デイトナは、ロレックスのなかでも特別な存在とされ、「クロノグラフの王様」と呼ばれています。
正式名称は「オイスターパーペチュアル コスモグラフ デイトナ」で、1963年に誕生しました。
スポーツロレックスのなかでも、素材や文字盤のデザインに多彩なバリエーションが用意されているのもデイトナならではの魅力です。
ヨットマスター
ヨットマスターは、ヨットレースから着想を得て1992年に誕生したモデルです。
高い耐久性と優れた防水性能を備えているため、実際にヨットの上でも安心して使用できます。
デザインは丸や三角を組み合わせたスポーティーなダイヤルが特徴です。
ベゼルの素材や質感には高級感があり、スポーツモデルでありながらドレッシーな雰囲気も兼ね備えています。
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エアキング
ロレックスの代表的なコレクション「オイスターパーペチュアル」から派生したモデルとして、1940年代から登場したのがエアキングです。
1933年、エベレスト上空を初めて飛行機で飛び越えた際に、搭載されていたロレックスのオイスターを受け継いでオイスターパーペチュアルエアキングと名付けられました。
約80年経った現在でもロレックスの伝統を象徴するモデルのひとつとして知られています。
シードゥエラー
シードゥエラーは、ダイバーズウォッチとして有名な「サブマリーナー」の上位モデルで、深海探査を目的として開発された特別な時計です。
サブマリーナーの防水性能が300mに対し、シードゥエラーの現行モデルは約1,220mの防水性を誇ります。(ディープシーは3,900m)
さらに、ロレックス独自の特許技術であるヘリウム排出バルブを搭載しており、水圧の変化にも対応できる構造です。
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ロレックスの選び方|素材ランクで選ぶ

ロレックスを選ぶ際は、素材ランクも重要です。
素材によって以下表のように大きく5つのランクに分けられ、おおよその販売価格がわかります。
素材タイプ
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特徴
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価格帯(目安)
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ステンレス
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金属部分はすべてステンレス製
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70~100万円
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ステンレス×セラミック
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ケースやブレスはステンレス、ベゼル部分はセラミック
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110~140万円
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コンビ
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ステンレスとゴールドを組み合わせた仕様
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140~170万円
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金無垢×ラバーまたは革
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ケースは金製、ベルトはラバーまたは革
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280~420万円
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金無垢またはプラチナ無垢
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ベルトを含むすべての金属部分がゴールドまたはプラチナ製
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350万円以上
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予算や好みに合わせて、素材を選ぶと良いでしょう。
ロレックス初心者におすすめのモデル

数あるロレックスのなかから、最初の一本としておすすめのモデルを紹介します。
- エアキング Ref.116900|スポーツモデル
- デイトジャスト Ref.116200|ドレスウォッチ
- サブマリーナー Ref.116610LN|スポーツモデル
それぞれの特徴を見ていきましょう。
エアキング Ref.116900|スポーツモデル
エアキングは、2014年にマイナーチェンジを迎え、「オイスターパーペチュアル34」に引き継がれる形で事実上の廃盤となっていました。
しかし、2016年に待望の復活を遂げたモデルが「Ref.116900」です。
エアキングは70年以上、ケースサイズが34mmのままでしたが、新モデルでは堂々の40mmに拡大。
以前の丸みを帯びたドームベゼルは、スタイリッシュなスムースベゼルへと変更されました。
ムーブメントは従来のCal.3130から、ミルガウスに搭載されていた高精度ムーブメントCal.3131に変更され、航空機内の磁場の影響を防ぐための耐磁シールドも搭載しています。
デイトジャスト Ref.116200|ドレスウォッチ
シンプルな見た目でありながらカレンダー機能を備えた実用性の高さが魅力の「Ref.116200」は、耐蝕性に優れた人気モデルです。
前モデル「Ref.16200」と比べると、ケースからブレスレットへのラインはより滑らかで立体感が増し、表面の鏡面仕上げにより、ドレスウォッチとしての上品さがさらに強調されています。
ブレスレット部分は、フラッシュフィットが一体型になり、中央のコマが無垢タイプへと変更され、強度と耐久性が大きく向上しました。
ベゼルは、高級ラインであるデイデイトと同じように、柔らかな丸みを帯びたドーム型デザインが採用されています。
基本のデザインはそのままに、細部まで改良が重ねられ、全体的により洗練された高級感をまとった一本です。
サブマリーナー Ref.116610LN|スポーツモデル
ロングセラーモデルのRef.16610の後継機として、2010年に登場したのがサブマリーナーRef.116610LNです。
従来のデザインを受け継ぎつつ、耐蝕性耐食性や耐傷性に優れたセラミックベゼルを新たに搭載しています。
水深300m(1,000フィート)でも信頼できる精度と耐久性を守りながら、より高級感あふれるデザインと頑丈さで人気のモデルです。
ベゼルには特殊コーティングされた60分の目盛りが刻まれ、潜水時間や減圧停止の正確な測定が可能となりました。
バックルには、実用性を兼ね備えた新型グライドロッククラスプを採用し、工具を使わず簡単に長さ調整ができます。
ロレックス購入時の注意点

ロレックスを購入する際には、3つの注意点があります。
- 正規店で目当てのモデルを購入するのは難しい場合がある
- スーパーコピーなどの偽物に注意する
- 定期的なメンテナンスが必要
ひとつずつ解説します。
正規店で目当てのモデルを購入するのは難しい場合がある
ロレックスは、人気の高さから常に品薄状態が続いており、正規店でも購入できない可能性があります。
近年では投資対象としての注目度も高まっていることで、需要が増えている状況です。
また、新型コロナウイルスの影響で工場が一時閉鎖されていたことも影響し、需要と供給のバランスがさらに崩れていきました。
そのため、人気モデルの入手は非常に難しい状況が続いています。
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スーパーコピーなどの偽物に注意する
ロレックスは人気や資産価値が高いことから、コピー品が流通しています。
なかでも、「スーパーコピー」と呼ばれる本物と見間違うほど精巧に作られた偽物が存在するため、中古品の購入時には注意が必要です。
スーパーコピーは精巧に作られており、専門店でも見分けるのに時間を要します。
ロレックスを安易に購入すると偽物を掴んでしまう可能性があるのです。
購入の際は、正規店を利用するか、信用できる販売店で購入することをおすすめします。
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定期的なメンテナンスが必要
ロレックスを長期間使用したい場合は、メンテナンスがかかせません。
腕時計は直接肌に触れるため、たった1日着けただけでも汗や汚れが付着してしまいます。
時計を外した後は、本体やブレスレットを柔らかい布で丁寧に拭き取り、汚れを落とすことが大切です。
また、3~5年に一度のオーバーホールが推奨されており、実施するには高額な費用がかかります。
ロレックスを所持しているとメンテナンスの労力や維持費が必要になることを覚えておきましょう。
購入資金が足りない時は『買取大吉』で不要品を売却しよう

ロレックスの腕時計は、価格が数十万円から数百万円のモデルも多く、簡単に手が届くものではありません。
購入資金の準備には、『買取大吉』で不要品を売却するのがおすすめです。
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選び方を参考に長く使えるロレックスを購入しよう

ロレックスは世界中で抜群の知名度を誇り、中古市場でも高い需要があります。
購入したモデルが年数を経ても価値を保ち続ける、あるいは値上がりするケースも珍しくありません。
そのため、購入時に「どれを選べば失敗しないか」と悩みすぎる必要はありません。
購入に迷った際は、自分が「これが好きだ」と思える一本を購入するのもひとつです。
気に入ったモデルなら、長く愛用するうちに思い入れも深まり、将来的に手放す際も高値で売却できる可能性があります。
売却の際は、『買取大吉』をご利用ください。
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