「ヨットマスターⅡの金無垢の買取価格が知りたい」
「高く売る方法はある?」
このように考えていませんか?
ロレックス・ヨットマスターⅡは本格的なヨットレース向けのモデルとして、2007年に登場しました。
ラインナップのなかにはゴージャスな金無垢モデルも存在します。
ただし、ロレックス全般の価格高騰の影響で、定価以上で取引されることがほとんどです。
そのため、売却するにあたって相場や今後の価格推移が気になるでしょう。
この記事では、ヨットマスターⅡの金無垢モデルの特徴や買取相場を紹介します。
<この記事でわかること>
- ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の魅力
- ヨットマスターとの違い
- 最新の価格情報
- お手入れの方法
腕もとに抜群の存在感を示すヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ロレックス・ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の概要

ヨットマスターⅡは、ロレックスの高級腕時計ラインのひとつです。
本章では、ロレックスⅡヨットマスターのなかでも金無垢モデルの概要を解説します。内容は以下のとおりです。
- ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の歴史
- ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の魅力
- ヨットマスター(金無垢モデル)との違い
- 他のモデルと比較して人気が低い理由
ひとつずつ見ていきましょう。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の歴史
ヨットマスターⅡの金無垢モデルが誕生したのは、2007年です。
以降、2024年まで製造され、スポーツモデルのなかでも特に高額なモデルとして人気を博しました。
当時のスポーツモデルとしては異例の44mmの大型ケースを採用し、時計業界に大きな存在感を放ちます。
その後、2011年と2018年にマイナーチェンジが実施されているため、同じモデルでも「初期・中期・後期モデル」と分けられています。
マイナーチェンジについては、本記事の「ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)のマイナーチェンジ」で解説しています。
ロレックスファンに人気の時計でしたが、2024年に製造が終了したため、現在は中古市場でしか手に入りません。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の魅力
ヨットマスターⅡの金無垢モデルは、Ref.116688(18金イエローゴールド)とRef.116689(18金ホワイトゴールド)の2モデルです。
レガッタ向けにロレックスが独自に開発した特別なクロノグラフを搭載しており、リングコマンドベゼルによって最大10分のカウントダウンができます。
高精度かつ機能的なデザインは、レガッタ愛好者だけでなく、一般ユーザーからも高い人気を集めています。
ちなみに、2011年にステンレススチールと18金ピンクゴールドのコンビモデルであるRef.116681、2013年にはオールステンレスレスモデルのRef.116680が追加されました。
ヨットマスター(金無垢モデル)との違い
ヨットマスターとヨットマスターⅡにはさまざまな違いがありますが、大きな違いはコンセプトです。
ヨットマスターとヨットマスターⅡの違い
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ヨットマスター
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- 比較的カジュアルな場面での使用を想定
- エレガントかつ実用的なデザインが特徴
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ヨットマスターⅡ
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- 競技としてのヨットレースに特化
- プロの使用にも耐えうる本格的なレガッタクロノグラフ機能を搭載
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また、視認性を重視したデザインも違いのひとつです。
他のモデルと比較して人気が低い理由
ヨットマスターⅡは、ロレックスの他の人気モデルと比較すると、やや人気が低い傾向にあります。理由として挙げられるのが、性能の高さです。
プロ仕様のレガッタクロノグラフ機能は日常生活ではオーバースペックで、多機能すぎる点が一般のユーザーには敬遠される要因となっています。
また、デザインが派手であるため、シンプルを好むユーザーには受け入れられにくくなっています。
さらに、人気モデルと比較して資産価値が低い点も、人気が低い理由のひとつと考えられます。
【全種類】ロレックス・ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の特徴

ロレックス・ヨットマスターⅡの金無垢モデルは前章で紹介したように、以下の2種類です。
- Ref.116688|ブルーベゼルがクール
- Ref.116689|ホワイトゴールドが上品
それぞれの特徴を見ていきましょう。
Ref.116688|ブルーベゼルがクール

Ref.116688は、ケース・ブレスともに18金イエローゴールドのゴージャスな金無垢モデルです。
重量は270gで、ロレックスの金無垢モデルのなかでは重い部類に入ります。
ブルーのベゼルがアクセントとなっており、ケース径が44mmと大きめであることからも腕もとに注目を集められるでしょう。
Ref.116689|ホワイトゴールドが上品

Ref.116689は、ケースが18金ホワイトゴールド×プラチナ、ブレスがホワイトゴールドのモデルです。
重量は「Ref.116688」と同じく270gで、やや重めとなっています。
スペックはRef.116688と同様ですが、デザインはシンプルでエレガントなのが特徴です。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)のマイナーチェンジ

ヨットマスターⅡ金無垢モデルは、製造期間中に2度のマイナーチェンジが行われており、それぞれ初期モデル・中期モデル・後期モデルと呼ばれています。
変更点は以下のとおりです。
ヨットマスターⅡのマイナーチェンジ
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初期モデル
(2007年~2011年)
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中期モデル
(2011年〜2017年)
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後期モデル
(2017年〜2024年)
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- 針がメルセデス針に変更
- 針が再びイエローゴールドに戻る
- インデックスの12時位置がスクエアから逆三角形に変更
- インデックスの6時位置がスクエアから長方形に変更
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マイナーチェンジにより、同じRef.ナンバーであっても、年代によって印象が異なるのが特徴です。
ロレックス・ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)は値上がり中

ヨットマスターⅡ金無垢モデルの価格について、以下の項目に分けて解説します。
- ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の中古市場の販売価格
ひとつずつ見ていきましょう。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の定価
ロレックスは近年、続けて価格を改訂しています。
例えば、Ref.116688の定価推移をまとめると以下の表に示す通りです。
年度 |
2020年 |
2022年 |
2023年 |
2024年 |
定価 |
4,605,700円 |
4,836,700円 |
5,629,500円 |
6,149,000円 |
2020年と比較すると定価が150万円ほど上昇したのがわかります。
値上がりの要因として新型コロナウイルスの世界的な拡大による物流コストの増大や、工場の稼働縮小により供給量が減少したことが影響していると言われます。
ロレックスの価格改定については以下の記事を参考にしてみてください。
※ヨットマスターⅡは2024年に製造が終了しているため、以降の価格改定はありません。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の中古市場の販売価格
ヨットマスターⅡは、コスモグラフデイトナ・サブマリーナー・GMTマスターなど他のスポーツモデルと異なり、相場が高騰せず定価以下で購入可能です。
2025年時点の中古市場における販売価格は、以下の表をご参照ください。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の中古市場での販売価格
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Ref.116688(イエローゴールド)
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500〜600万円
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Ref.116689(ホワイトゴールド)
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480〜580万円
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おおよそ定価どおりの価格か、若干低い価格で取引されています。
ロレックス・ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の買取相場
ヨットマスターⅡ金無垢モデルの買取相場は、以下のとおりです。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の買取相場
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Ref.116688(イエローゴールド)
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585万円前後
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Ref.116689(ホワイトゴールド)
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500万円前後
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※買取相場は、あくまでも参考価格であり、買取価格を保証する物ではありません。
※状態によって価格は変動するため、詳しくは『買取大吉』の無料査定をお試しください。
ホワイトゴールドよりもイエローゴールドのほうが高額で取引される傾向です。
ただし、付属品の有無や状態によって買取価格は変動します。
毎日のお手入れを適切にしていれば高い買取価格がつく可能性もあるため、売却予定の方は、お手入れ方法を把握しておくのがおすすめです。
ヨットマスターⅡ金無垢モデルのお手入れ方法は、次章で解説します。
ロレックス・ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)のお手入れ方法

ヨットマスターⅡ金無垢モデルを高く売るためのお手入れ方法は、以下のとおりです。
ヨットレース用として開発されていますが、サブマリーナーやディープシーのような本格的な潜水性能はないため、本格的な潜水は避けましょう。
また、保管しておくより日常的に使用したほうが、良好なコンディションが保てます。
日常的に使用しないとパーツの機械油が劣化し、固着する可能性があるためです。
使用しない時は購入時に付属する専用ケースにしまって保管しましょう。
保管場所は磁気の影響を受けない場所が最適です。
磁気はヨットマスターⅡの精密機構にダメージを与える可能性があります。
ヨットマスターⅡ(金無垢モデル)の売却は『買取大吉』におまかせ

ヨットマスターⅡはヨットレース(レガッタ)向けにレガッタクロノグラフを搭載したモデルです。
金無垢モデルは、ゴージャスなRef.116688とシンプルでエレガントなRef.116689の2機種があり、どちらも高い人気があります。
また近年ロレックスは全般的に価格が高騰しており、ヨットマスターⅡは中古品であっても高額で取引されています。
今後も価格の高騰は続くと予測されていますが、突然下落する可能性は否定できません。
高く売却するなら今が絶好の売り時と言えるでしょう。
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