「金価格はそろそろ暴落する?」
「金の売り時はいつ?」
このような疑問はありませんか?
2026年の金相場は、今までの高騰を支えたプラス要因と暴落を招くリスクが複雑に絡み合う拮抗状態にあります。
市場の先行きを正確に読み解くことはかつてないほど困難になっており、暴落する予想と、さらに高騰する予想の両方が支持されている状況です。
本記事では、金価格が暴落・高騰すると予測されている理由・今後の金価格に影響を与える要素などを解説します。
<この記事でわかること>
- 金価格が高騰した理由
- 今後の金価格の予想と根拠
- 今後の金価格に影響を与える要素
なぜ金価格がこれほど急騰したのか

2026年1月時点において金は、1gあたり2万円以上の価格で取引されています。2023年には約8,800円だった金価格がこれほど急騰した理由は以下のとおりです。
- 地政学リスクの影響
- 米国の財政懸念
- 投資家のFOMO(取り残される恐怖)による影響
ひとつずつ解説します。
地政学リスクの影響
金価格が記録的な上昇を続けている理由のひとつは、地政学リスクの影響です。近年においては、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の不安定化などが挙げられます。
2026年1月に起きたベネズエラ情勢の激しい緊迫化も、世界中の投資家の間に大きな不安を煽る結果となりました。
世界に多大な影響を与えるような危険を敏感に察知した多くの投資家たちは、価値が不安定な通貨から、信頼できる金へ資金を移したのです。
米国の厳しい関税政策によって世界経済の先行きが不透明な点も、安全資産である金への需要を押し上げています。
世界が複雑に分断され不確実性が高まり続ける現代社会において、実物資産としての金は注目の的となり続けるでしょう。
米国の財政懸念
米国の財政悪化も、現在の金価格を押し上げている要因として挙げられます。
トランプ政権が成立させた「OBBB法案」による大型減税によって国の借金拡大が見込まれているのです。
財政運営への不信感が市場に広がり、ドルへの信頼が揺らいだ結果、金の価値が再評価されました。
ドルの先行きが不透明な状況では、現物資産である金の需要が高騰するのも不思議ではないでしょう。
投資家のFOMO(取り残される恐怖)による影響
金価格がここまで上昇した背景には、投資家たちが抱く心理的な要因も大きく影響しています。
自分だけが利益を得るチャンスを逃すことを恐れる「FOMO」という感情が買いを誘いました。
周囲の盛り上がりに釣られて購入を急ぐ動きは、価格をさらに吊り上げる結果を招いています。ただし、心理主導の上昇は材料が出尽くした際に反動で下がりやすい側面には注意が必要です。
各国の経済や金融市場を分析している「キャピタルエコノミクス(Capital Economics)」によると、2025年の急騰は「FOMO」が主因だったという考えを示しています。
参考:Capital Economics|FOMO, not fundamentals, drives gold and undermines the ‘debasement’ story
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弱気シナリオ|金価格が暴落すると予想されている理由

金価格の動向を正確に予測できる人はいませんが、現在の状況からある程度は予想できます。本章では、金価格が暴落すると予想する側の意見を見てみましょう。
暴落すると予想している根拠は以下のとおりです。
- FOMOの解消による需要低下
- 中国需要の減退
- 世界経済の安定化
ひとつずつ解説します。
FOMOの解消による需要低下
金価格が暴落すると予想される理由のひとつは、FOMOによる過剰な買い需要が限界に達する可能性が高いためです。
2025年の高騰は実体経済より投資家の焦りによる影響が強く、上昇の材料はすでに出尽くしたと分析されています。
下落のニュースを見て、慌てて参入した初心者が、一斉に手放すことで暴落の勢いが加速する可能性も否定できません。
心理的な熱狂が冷めた瞬間に大きな価格調整が始まる可能性が高いため、今のうちに出口戦略を検討するのも賢い選択と言えるでしょう。
中国需要の減退
世界最大の金消費国である中国の需要減少は、金価格の暴落を招く大きな要因のひとつと言えます。
現在落ち込みを見せている中国の株式市場が再び活気を取り戻した場合、投資家の資金は安全な金から利益を狙える株へと移る傾向があるためです。
これまで相場を支えてきた中国中央銀行による金の購入も、今後は勢いが弱まる可能性があるでしょう。
市場を牽引してきた巨大な買い手が消えることは、金投資家にとって深刻な暴落のサインになり得ます。
そのため、中国の投資環境の変化には、今後も細心の注意を払っておく必要があるでしょう。
世界経済の安定化
世界経済や情勢が安定へと向かうことは、金価格の下落要因となります。「有事の金」という言葉の通り、金は社会が混乱している時にこそ買われる性質を持つためです。
情勢が落ち着き、株価が上昇する局面では、多くの投資家が利息のない金を手放す傾向があります。
過去には冷戦の終結や湾岸戦争の際にも、緊張の緩和とともに価格が暴落した歴史があります。
世界的に物価の上昇が落ち着けば、インフレへの備えとしての需要も減少する可能性は高いでしょう。
現在の世界情勢は混乱に陥っていますが、安定への兆しが見えた途端に価格が大きく変動する可能性が高いため、暴落のリスクが懸念されているのです。
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強気シナリオ|金価格がさらに高騰すると予想されている理由

過去最高値を記録している金価格が、さらに高騰すると予想されている根拠は以下のとおりです。
それぞれ解説します。
中央銀行の脱ドル化
各国の中央銀行が推し進める「脱ドル化」の流れは、金の価値を長期にわたって支え続ける要因と言えるでしょう。
米ドルに資産を集中させる政治的なリスクを避けるため、各国は外貨準備としての金保有量をかつてない勢いで増やし続けています。
2022年のロシア制裁による資産凍結をきっかけとして、ドル以外の安全な逃避先として金が再評価される局面を迎えているのです。
実際に直近の数年間は、世界全体で毎年1,000トンを超える規模の金が、各国の中央銀行によって買い続けられています。
現在も旺盛な購入意欲は衰えず、相場の底割れを防ぐための非常に強力な下値支持線として機能する見込みです。
そのため、将来的な暴落を過度に恐れる必要はなく、実物資産である金は今後も個人の資産を守り続ける可能性が高いと言われています。
米国の財政赤字拡大
米国の深刻な財政赤字の拡大は、金価格を長期的に押し上げる要因のひとつとして大きな注目を集めています。
トランプ政権が成立させた「OBBB法案」による大規模な減税と歳出の増加は、国の借金を拡大させました。
基軸通貨であるドルの信頼が大きく揺らぎ、通貨の価値が目減りすることを恐れる投資家は、今後も資産の避難先として金を選ぶと予想されています。
価格の暴落を心配する声もありますが、米国の財政難という動かしがたい現実は金相場を下支えする強力な根拠と言えるでしょう。
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【チャートあり】世界情勢からみる過去の金価格

金価格の大幅な変動は今に始まったことではありません。過去にも以下の出来事によって大きな変化を見せてきました。
- 2008年|リーマンショック
- 2020年|コロナショック
- 2022年|ロシアのウクライナ侵攻
- 2024年|アメリカの金利上昇
ひとつずつ解説します。
2008年|リーマンショック
リーマンショック時の金価格の動きは、現在の市場を予測するうえで参考になる歴史的出来事です。
2008年9月に深刻な金融危機が発生した直後は、投資家が現金を確保しようと動いたため、金価格は一時的に暴落しました。
しかし、各国が大量の資金を市場へ供給したことでドルの信頼が低下し、その後は「最後の拠点」として金に買いが殺到したのです。
物価の上昇を恐れる人々が実物資産としての金に注目した結果、価格は急激なV字回復を遂げて歴史的な高値を更新しました。
2020年|コロナショック
2020年のコロナショックは、金の価値が世界中で再認識される大きなきっかけとなりました。
世界的な経済活動の停止によって、株式市場がパニックに陥り大暴落したことが背景にあります。
各国政府が大規模な金融緩和を実施した結果、通貨の価値が下がる不安が人々の間で広がります。
通貨への信頼が揺らぐ中、投資家たちは唯一無二の安全資産として実物である金に需要が集まりました。
社会の先行きが見えなくなるほど、金は資産を守る最強の盾として機能することを証明した局面です。
2022年|ロシアのウクライナ侵攻
2022年のロシアによるウクライナ侵攻は、金市場にとって歴史的な転換点となりました。
武力衝突による地政学リスクの急上昇に加え、欧米によるロシアへの金融制裁が世界に大きな衝撃を与えています。
米国との関係が悪化するとドル資産が使えなくなるリスクが浮き彫りになり、多くの国が金保有を急がせました。
この危機を境に各国の中央銀行は、外貨準備をドルから実物資産である金へと一気に移し始めています。
戦争による物価高騰への備えとしても金は重宝され、今もなお続く「金高騰時代」の決定的な引き金となりました。
2024年|アメリカの金利上昇
2024年は本来なら価格が下がるはずの局面で、金相場が驚くほどの底堅さを見せた特別な年として記録されています。
一般的に利息を生まない金は、米国の金利が上昇する時期には魅力が薄れ、売られやすくなるものです。
一部の投資家による売却もありましたが、世界の中央銀行によるかつてない規模の買い支えが金価格の下落を打ち消しました。
急激な利上げが経済に悪影響を与えるという強い不安も、安全な避難先としての金需要を現在まで強力に繋ぎ止めています。
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今後の金価格に影響を与える3つの要素

金価格は世界情勢から強い影響を受ける傾向があります。そのため、将来的に売却を考えているなら、世界情勢に通じているに越したことはありません。
本章では、今後の金価格に影響を与える要素として以下の点を解説します。
- 地政学リスクやトランプ関税の動向
- トランプ政権の新政策・FRB人事
- 米国中間選挙
それぞれ見てみましょう。
地政学リスクやトランプ関税の動向
地政学リスクやトランプ関税の動向は、現在の金価格を強力に押し上げる大きな要因です。
トランプ政権が掲げる強硬な関税政策は、景気後退と物価上昇が同時に進む不安を招いています。
実際に2025年には、米中関係の悪化により株や債券とドルが同時に売られる事態が発生しました。逃避先を失った巨額の資金が、安全資産の代表格である金へと一気に流れ込んだのです。
また、2026年1月に起きたベネズエラ情勢の激変も、市場に衝撃を与えています。米国による軍事行動と石油資源を巡る対立が深まる中で、金価格は一時的に急騰を見せているのです。
さらに最高裁での関税に関する違憲判断の行方は、今後の市場の警戒感を高める不透明要因となるでしょう。
トランプ政権の新政策・FRB人事
トランプ政権が進める新たな経済政策や中央銀行への強い人事介入は、金価格を長期的に押し上げる要因です。
実際に、2025年に成立したOBBB法案による大型減税は、米国の累積財政赤字をかつてないほど膨らませると予測されており、金の需要を下支えしています。
関税収入を原資とした国民への現金還付という提案も、将来的なインフレの懸念をより一層深めるとの意見も見られます。
FRB(連邦準備制度理事会)のリサ・クック理事の解任通知がSNSで公表されたり、パウエル議長が刑事捜査の対象になったりと、中央銀行の独立性は危機的な状況です。
政治的な圧力によって適切な金融引き締めが難しくなれば、世界におけるドルの信頼は大きく失われるに他なりません。
不透明な経済情勢の中で資産を守り抜くには、今後の動向にも注目する必要があります。
米国中間選挙
2026年11月に予定されている米国の中間選挙は、今後の金相場の方向性を左右する重要なイベントになると言われています。
トランプ政権は選挙に向けて国民の生活実感であるアフォーダビリティを改善するため、大規模な財政出動を計画しています。
景気を刺激する政策が実行されれば、市場ではインフレ圧力が強まり、実物資産である金の価値が再び高まる可能性が高いでしょう。
また、物価高による政権の支持率が不安定な中で政治的な不透明感が高まれば、投資家は資産を確実に守るために安全な金へと資金を避難させます。
そのため、金取引の基軸となるドルの価値は今後も注目しておきましょう。
2026年の金は「売り?」「買い?」

2026年の金相場は強気と弱気の予想が激しくぶつかり合う、判断が難しい局面を迎えています。
極端な二極化が予想される年だからこそ、一度にすべてを判断せず、少しずつ売却して利益を確定させる方法も賢明と言えるでしょう。
将来の不透明な暴落に怯えて過ごすよりも、過去最高値を記録している現在の利益を確定させるのがおすすめです。
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【Q&A】金価格予想の暴落に関するよくある質問

金価格予想の暴落に関するよくある質問を紹介します。
Q.2026年の金価格はいくらになる予想ですか?
Q.2030年の金価格はいくらになる予想ですか?
Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?
ひとつずつ回答します。
Q.2026年の金価格はいくらになる予想ですか?
A.2026年の金価格は、強気な見方では5,000ドル/オンス(約27,800円/g)、弱気なシナリオでは3,500ドル/オンス(約19,500円/g)になると予想されています。
Q.2030年の金価格はいくらになる予想ですか?
A.2030年の金価格は、標準的な予測で3,000ドル/オンス(約16,700円/g)から、9,000ドル/オンス(約50,100円/g)になると予測されています。
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Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?
A.現在の金価格は歴史的な最高値圏にあり、急激な暴落が起きるリスクが高まっているためです。
高値で掴んでしまう損失を避けるためにも、新規の購入は一度立ち止まって慎重に検討すべき時期と言えます。
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まとめ:金価格は暴落する予想もある|少しずつ売却するのも賢い選択

2026年の金相場は強気と弱気の予測が激しく交錯しており、暴落に備えて一部を売却するのは賢明な判断と言えるでしょう。
実際に多くの専門家も、心理的な熱狂が冷めることによる急落を懸念しています。
お手元の金製品が今ならいくらで売却できるのか気になる人は『買取大吉』イトーヨーカドー静岡店におまかせください。
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