近年、金の価格は大きく上昇を続けており、「これからも金の値段は上がり続けるのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
金は、経済や社会情勢に大きな影響を受ける一方で、長期的には価値が下がりにくい「実物資産」として世界中で注目されています。
現在の金相場の動きと今後の見通しについて以下の点を確認していきましょう。
順番に解説します。
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金の価格は、2010~2019年にかけての金価格は、1gあたり4,000〜5,000円前後で推移していました。
しかし、2020年のコロナショック以降、世界的な経済不安や金融緩和政策の影響を受けて急速に上昇し、約5年間で2倍以上になります。
純金1gあたりの価格を比較すると以下の通りです。
2020年(平均値) |
2025年(3月25日時点) |
6,122円 |
15,948円 |
参考:田中貴金属「金価格推移」
また、日本においては、円安の進行によって国内金価格が割高になっており、令和7年3月25日時点で「15,948円/g」と過去最高値を更新し続けています。
金に関しては以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
今後の金相場については、専門家の間でも意見が分かれており、金相場の将来を正確に予測するのは決して簡単ではありません。
金は世界中で取引されている資産であり、価格はさまざまな要素の影響を受けて変動しているのです。
たとえば、海外の金価格が上昇し、円安が進めば、国内の金価格はさらに上がります。
一方で、国際的な金価格が下がり、円高が進行した場合は、日本国内の金相場は下がる可能性があるのです。
「地政学的リスクやインフレ懸念から、しばらくは金価格が上昇する」と予測する人もいれば、「経済の回復や金利の上昇によって、金価格はやや下がっていく」とする意見もあります。
どちらの見方にも根拠があり、将来の動きはひとつに絞れません。
金の売却については、以下の記事でも紹介しています。
金は「価値の保存手段」として世界中で取引されている資産ですが、価格はさまざまな経済や政治の動きによって変動します。
金相場に大きな影響を与える主な要素は以下の5つです。
それぞれ紹介します。
金の国際取引は基本的に米ドル(USD)を基準にして行われており、世界中の市場でドル建て価格が設定されています。
日本国内で表示される金価格は、米ドル建ての金価格をドル円の為替レートで円換算したものです。
2025年3月現在、為替市場では1ドル=150円台で推移しています。
2023年4月初旬のドル円相場は1ドル=132円台だったので、約2年間で20円ほどの円安が進んだ状況です
そのため、金のドル建て価格が変わらなくても、円安が進めば日本円での金価格は上昇します。
戦争・紛争などが起こり地政学的リスクが高まると、世界経済の先行きに不安が広がります。
このような局面では、通貨や株式といった金融資産の価値が不安定になり、価値がゼロにならない「実物資産」である金へと投資資金が移動しやすくなる傾向です。
たとえば、2022年に起きたロシアのウクライナ侵攻では、ロシアが国際的な決済ネットワークから排除され、米ドルを使った国際取引が困難になりました。
この出来事をきっかけに、多くの新興国を中心とした中央銀行が、外貨準備の一部として金を積極的に保有する動きを強めています。
こうした背景も、金価格の上昇につながる要因のひとつです。
株や債券といった金融商品は、景気の影響を大きく受ける性質があり、世界的な景気後退や経済危機が発生すると、これらの資産は大きく値を下げます。
一方で、金は「現物資産」のため、価値は世界中で認識されており、経済が不安定なときに資産を守る手段として選ばれやすい傾向です。
その結果、景気が悪化する兆しが見えると、金の需要は高まり価格が上昇する傾向があります。
インフレが進むと、お金の価値が下がり、物の値段が上がっていきます。
このような状況では、通貨の購買力が落ちるため、人々は価値の下がらない資産を求めるようになるのです。
金は「インフレに強い資産」としての性質を持っているため、物価が急激に上昇しそうな場面では、資産の保全手段として金の需要が一気に高まります。
特に、短期間でインフレが進行する局面では、金の価格が急騰するケースも少なくありません。
世界中の中央銀行が金の保有量を増やすと、市場での金の需要が高まり、価格も上昇する傾向があります。
特にリーマンショック以降、米ドルなどの通貨に対する信頼が揺らいだことをきっかけに、中央銀行でも金への注目が集まりました。
通貨の信用不安が高まると、安全資産である金に資産をシフトする動きが強まり、結果として金相場が上がりやすくなるのです。
以下の記事でも詳しく紹介しているため、ぜひ参照してみてください。
金は世界中で価値ある資産として扱われており、長期的な視点で見れば今後もじわじわと価格が上昇していく可能性が高いと考えられています。
金は自然界からしか得られない貴重な金属で、人工的に大量生産する技術はまだ確立されていません。
つまり、人類が使える金の量には明確な限りがあるということです。
現在の技術で無理なく採掘できる金の埋蔵量は、オリンピックで使用するプール1杯分程度しか残されていないとする試算もあります。
今後、新たな金鉱脈が見つかったとしても、採掘が難しい場所にあるケースが多く、採掘量の増加には限界があるとも考えられています。
金は、スマートフォンやパソコンなどの電子機器・医療機器・航空宇宙分野など、さらに需要が高まり、今後も希少性は上がっていくでしょう。
金への投資は「資産価値がゼロにならない」という安心感がある一方で、価格が高いタイミングで一度に多く購入してしまうと、大きな損失を被るリスクもあります。
リスクをできるだけ避け、時間をかけてコツコツと安定的に資産を育てたい方には「純金積立」がおすすめです。
純金積立では、毎月自分で決めた金額分だけ金を少しずつ購入していきます。
この購入方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれ、金価格が高い時には少量を、価格が下がった時には多めに購入する形が一般的です。
長期的に見ると購入価格が平均化され、価格変動の影響を受けにくくなるというメリットがあります。
金の購入に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。
どんな投資にもリスクはつきものです。
純金積立も例外ではなく、注意点を理解しておかないと、期待した成果が得られないこともあります。
純金積立の注意点は以下の通りです。
ひとつずつ見ていきましょう。
金の価格は日々変動しますが、株式や投資信託と比べると値動きが比較的穏やかであることが特徴です。
そのため、短期的な利益よりも、長期間の積立によって資産を増やすスタイルに向いているといえるでしょう。
ただし、株式のように配当がもらえるわけではなく、預金のような利息も発生しません。
利益はすべて金を売却したときの差益(キャピタルゲイン)から生まれるため、その点をしっかり理解しておきましょう。
純金積立には、購入時手数料・年会費・金を引き出す際の手数料など、さまざまなコストがかかります。
長期的な運用を考える場合、こうした手数料は積もり積もって最終的な利益に大きく影響するため、見落とせません。
複数の運営会社を比較し、自分に合った条件の会社を選ぶことが重要です。
貴金属メーカーや証券会社など、純金積立を提供している会社は数多くありますが、信頼性のある会社を選びましょう。
見るべきポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
純金積立は長期運用が前提の投資であるため、安定した経営基盤を持ち、信頼性の高い企業であることが安心につながります。
実績のある会社でも、経営が傾くリスクはゼロではありません。
万が一に備えて、積立した金が返還される保証があるかを確認しておきましょう。
純金積立で使われる保管方法には「消費寄託」と「混蔵寄託」の2種類があり、それぞれ仕組みやリスクが異なります。
消費寄託と混蔵寄託の比較
項目 |
消費寄託 |
混蔵寄託 |
保管方法 |
金を運営会社が管理・運用 (預金のようなイメージ) |
預かった金を別の保管庫で個別に管理 (貸金庫に近い) |
所有権 |
運営会社に帰属 |
利用者が所有者 |
保管コスト |
多くは無料 |
有料のケースが多い |
倒産時の対応 |
資産が返還されない可能性あり |
全額返還される仕組み |
安全性を重視するなら、混蔵寄託に対応している運営会社を選ぶのが安心です。
ただし、保管料が発生する場合もあるため、コスト面も含めて事前に確認しておきましょう。
以下の記事では、金の売却について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
金価格の先行きは誰にもわかりません。
金をいつ売るべきかわからず不安な場合は、価格が高騰している今がおすすめです。
『買取大吉』では、金地金・コイン・ジュエリーなど、幅広い種類の金製品の買取実績があります。
豊富な知識と経験を持つ鑑定士が、正確な市場価値を見極めて、お客様の金を高価買取いたします。
金の価格は日々変動しているため、動向が気になる方も多いでしょう。
ここでは、金の相場に関してよくある質問にお答えします。
Q.2030年の金価格はどうなりますか?
Q.短期的にみると金の価格は上がりますか?
Q.金の価格が暴落することはありますか?
ひとつずつ回答します。
A.2030年の金価格を断言することはできませんが、多くの専門家の間では「長期的には上昇の可能性が高い」という見解です。
金は今後も「安全資産」としての役割を強めていく可能性があります。
ただし、テクノロジーや経済情勢の急変によって相場が予想と異なる動きをすることもあるため、あくまでも参考程度に考えることが大切です。
A.短期的には上下変動が激しく、上がるとは限りません。
金の相場は、経済指標や世界情勢の影響を受けやすいため、短期間での価格変動はよくあります。
一時的に価格が上昇することもあれば、突発的な要因で急落することもあるでしょう。
数日〜数週間単位で大きく動くこともあるため、短期的な売買には注意が必要です。
A.過去にも価格が大きく下がったことはありますが、長期的に見れば安定しています。
「安全資産」としてのイメージが強い金ですが、暴落の可能性がゼロではありません。
過去の例では、1980年代初頭や2014年の急落など、金価格が大きく下がったタイミングがいくつかあります。
特に、経済が安定し、リスク資産(株や不動産など)に資金が流れる局面では、金の価格が下落しやすい傾向があるため、注意が必要です。
しかし、金は通貨や株式のように価値がゼロになるリスクが低く、長期保有に向いている資産です。
市場全体の流れを読みつつ、暴落時にも慌てずに対応するとよいでしょう。
以下の記事では、金価格の変動について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
金は「価値がゼロになりにくい安全資産」として、世界中で信頼されている投資先のひとつです。
今後の価格については確実な予測こそ難しいものの、地政学リスクやインフレなどを背景に、長期的には上昇の可能性が高いとされています。
これから金投資を始めたいと考えているなら、価格変動の影響を抑えられる「純金積立」からスタートするのがおすすめです。
毎月少額から始められ、コツコツと資産を育てられます。
とはいえ、投資にはリスクも伴うため、メリットだけでなく注意点や手数料、運営会社の信頼性なども事前にチェックしておきましょう。
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