「金の延べ棒100gの価値はいくら?」
「売却時に注意することはある?」
このように考えていませんか?
金の延べ棒(インゴット)は、価格高騰が続く中で「今が売り時なのか」「まだ保有すべきか」と悩む人が増えている注目の資産です。
金相場は世界情勢や為替の影響を強く受け、同じ100gの金の延べ棒でも売却するタイミングによって評価額が大きく変わります。
さらに、インゴットは重さによって手数料の仕組みが異なり、売却時には税金や各種手続きのルールも押さえておく必要があります。
本記事では、最新相場の見方からサイズ別の価格目安、損をしないためのポイントまでを、『買取大吉』マックスバリュベルシティ裾野店が解説します。
金の延べ棒の売却を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- サイズ別金の延べ棒の現在の価値
- 金の価格推移
- 金の延べ棒を購入・売却する際の注意点
金の延べ棒(インゴット)の現在の価値

金は、今まさに記録的な価格水準に達し、大きな注目を集めています。
2025~2026年にかけての国内相場は、1gあたり2万4,000円を超える高値圏で推移し、過去最高値を更新し続ける状況です。
金の価値について以下の2点を見ていきましょう。
- 金の延べ棒の価格計算式
- 金価格が高騰中|過去10年の推移
それぞれ紹介します。
金の延べ棒の価格計算式
金の延べ棒の価格は、「重さ×その日の金価格」で決まります。
たとえば1gあたり2万4,000円のときに100gの金の延べ棒を持っていれば、計算上の価値は240万円です。
ただし、実際に売買する際は単純計算だけではありません。
金には「購入時の価格」と「売却時の価格」があり、その差はスプレッドと呼ばれ、事実上の手数料として考える必要があります。
また、500g未満の小さな延べ棒では、バーチャージと呼ばれる追加費用がかかるのが一般的です。
一方、500gや1kg以上のサイズでは、追加費用が不要になるケースが多く、その分コストを抑えられます。
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金価格が高騰中|過去10年の推移

参照:田中貴金属
過去の金価格推移を見ていくと、現在の水準がいかに高いかが分かります。
2019年頃まで、国内の金相場は1gあたりおよそ4,000円台後半から5,000円前後で推移しており、大きな変動の少ない時期が続いていました。
その頃と比べると、現在の2万4,000円前後という価格は、短期間で4倍以上に膨らんだ計算になります。
流れが大きく変わったのは2020年です。世界的な感染症の拡大により経済が混乱し、資金が安全資産へ向かったことで、金価格は一気に上昇しました。
その後も上昇基調は続き、2023年には1gあたり1万円を超える水準に到達します。2024年にはさらに値を伸ばし、平均で1万2,000円台、場面によっては1万5,000円台を記録しました。
そして2025年に入ると上昇ペースは一段と加速し、秋以降は2万円のラインを突破。年末には2万3,000円から2万4,935円に達しました。(2026年1月11日時点)
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【重量別】金の延べ棒はいくら?サイズと価格の目安

金の延べ棒は、重量によって資産運用・贈答用など用途が分かれます。
各サイズの価格目安は以下の通りです。
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サイズ
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重量の目安
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主な用途・特徴
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売却価格の目安
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注意点・補足
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スモールバー
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5~20g
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金投資の初心者向け。
贈答用(出産・入学・還暦など)や生前贈与に使われやすい。
少額から保有できる。
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5g:約12万円
10g:約24万円
20g:約48万円
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小型サイズのため、購入・売却時にバーチャージ(追加手数料)がかかることが多い。
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中型バー
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100g・500g
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個人投資家の主力サイズ。
流通量が多く換金性が高い。
分割保有しやすく、売却や相続にも柔軟。
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100g:約240万円
500g:約1,200万円
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業者によっては100gから手数料無料の場合あり。
500g以上はバーチャージ無料が一般的。
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ラージバー
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1kg
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個人が保有する最大級サイズ。
資産性が非常に高く、保管・管理を重視する層向け。
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約2,400万円
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売却額が高額になるため、支払調書の提出対象。
取引時にマイナンバー提示が必要。
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希少サイズ
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10kg
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主に銀行や政府が保有。
市場ではほとんど流通しない特別規格。
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約2億4,000万円
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LBMA認定ブランド刻印が重要。
本人確認・資金源確認など厳格な手続きが求められる。
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※1g=24,000円想定
金の延べ棒を購入・売却する際の注意点

金の延べ棒は高額な資産であるため、単に「売る・買う」だけでなく、税金や手続きの決まりを理解しておくことが大切です。
国際的に評価の高いLBMA認定ブランドの商品や、日本金地金流通協会に加盟している店舗であれば、品質面でも価格面でも安心して取引しやすくなります。
また、金は実物資産のため、盗難や紛失といったリスクも考慮が必要です。
自宅で保管する場合は耐火・防犯性能の高い金庫を用意したり、より安全性を重視するなら銀行の貸金庫を利用したりするなど、保管方法にも十分な対策を講じましょう。
売却時には、延べ棒にある刻まれたブランド名・純度・重量・製造番号といった刻印が、信頼性を示す重要な要素になります。
これらが摩耗したり消えたりしないよう、日頃から丁寧に扱うことが重要です。
また、金の取り扱い時には以下の点にも注意しましょう。
順番に紹介します。
贈与税
金の延べ棒を家族や親族から受け取った場合は、その時点の金額をもとに贈与税が判断されます。
贈与税には年間110万円の基礎控除があるため、1月1日から12月31日までの1年間に受け取った財産の合計がこの範囲に収まっていれば、原則として税金はかかりません。
たとえば、1gあたり2万4,000円前後の相場で20gの金(およそ50万円相当)を譲り受け、他に贈与がなければ、非課税で受け取れます。
ただし気を付けたいのは、同じ年に現金や別の財産を受け取っている場合は、それらもすべて合算して110万円を超えるかどうかが判定されます。
合計額が基礎控除を上回ると、贈与税の申告が必要です。
後から税務上の指摘を受けないためにも、誰から何をいつ受け取ったのかを明確にする目的で、贈与契約書を作成しておくと良いでしょう。
参照:国税庁「No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)」
譲渡所得(売却益)
金の延べ棒を売って利益が出た場合は「譲渡所得」として扱われ、所得税の計算対象になります。
ただし、譲渡所得には年間50万円の特別控除があるため、金の売却益と他の譲渡益を合計して50万円以内であれば、原則として税金はかかりません。
ここで押さえておきたいポイントが、金をどれくらいの期間保有していたかという点です。
保有期間が5年以内の場合は「短期譲渡所得」となり、利益の全額が課税対象になります。
一方、5年を超えて保有した後に売却すると「長期譲渡所得」となり、50万円の控除後の利益をさらに半分にした金額だけが課税対象です。
この仕組みにより、長く持ち続けてから売るほど税負担を抑えやすくなります。
参照:国税庁「No.3161 金地金の譲渡による所得」
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支払調書の提出
金を売るときに覚えておきたい重要な決まりのひとつが、「取引額200万円超」に関するルールです。
1回の売却で受け取る金額が税込200万円を超える場合、買取店は取引内容を記載した書類を税務署へ提出する必要があります。
この書類には、売却した人の氏名・住所・取引金額に加え、マイナンバーなどの情報も含まれます。
そのため、高額な金を売却する際には、本人確認とあわせてマイナンバーの提示を求められるのが一般的です。
この制度により、税務署は個人の大きな貴金属取引を把握できる仕組みになっているため、「黙って売っても分からないだろう」と考えるのはリスクが高いと言えるでしょう。
相続で受け取った金を売った場合でも、後から取引が確認される可能性は十分にあります。
売却金額が200万円に近い場合や超える見込みがある場合は、支払調書の対象になるかどうか、確定申告が必要かどうかを事前に把握しておくことが大切です。
参照:国税庁「No.7431「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」の提出範囲と提出枚数等」
金を高く売る4つのコツ

金の延べ棒を少しでも高値で売却するためのポイントは以下の4つです。
- 相場を見極める
- 良好な状態を保つ
- 複数社で比較
- インゴット分割サービスの活用
それぞれ解説します。
相場を見極める
金の価格は、世界の主要市場における取引価格を基準に決定されます。
国際価格は米ドル建てで決済されるため、国内での価格相場は「国際金価格」に「為替相場(ドル円レート)」を反映して算出される仕組みです。
そのため、円安が進行すれば国内の金価格は上昇し、逆に円高になれば価格が抑制されるといった為替変動の影響を強く受けます。
金をより高く売却するためには、経済指標や地政学的リスクを反映した価格推移を常に把握し、市場の動向を冷静に分析して最適な取引時期を特定する判断材料を増やすことが重要です。
また、将来的な金の価格変動予測も重要なポイントとなるため、以下の2点を理解しておきましょう。
それぞれ解説します。
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短期的な金相場予測
短期的には、金相場は高値圏での推移が続きやすい一方、下落する可能性も十分にあります。
現在、金価格は歴史的な高水準に達しており、利益確定の売りが出やすい水準にあるため、日々の値動きは不安定になりがちです。
特に、米国の金融政策と為替動向の影響を受けやすく、利下げ観測が強まれば金は買われやすくなりますが、経済指標次第では一時的に売りが優勢になる場面も考えられます。
また、円高方向に振れた場合、国内の円建て金価格は下押しされやすくなります。
一方で、地政学リスクや金融不安が再燃した場合には、「有事の金」として再び資金が流入しやすく、急落しにくいのも現在の相場の特徴です。
短期的には上下を繰り返しながらも、全体としては高値圏を維持する展開が想定されます。
長期的な金相場予測
長期的な視点で見ると、金価格は今後も緩やかな上昇トレンドを維持する可能性が高いと考えられています。
最大の理由は、金が人為的に増やせない希少資源であり、供給量に限界がある一方で、需要が世界的に拡大している点です。
各国で続くインフレ傾向や、巨額の財政支出による通貨価値の希薄化は、実物資産としての金の魅力を長期的に高めています。
中央銀行による金の保有拡大や新興国を中心とした資産分散の動きも、金需要を下支えする要因です。
また、国際情勢の不安定化が常態化している現代において、「信用に依存しない資産」への需要がなくなる可能性は低いと見られています。
株式や債券のように発行体リスクを抱えない金は、長期的な資産防衛手段として今後も評価され続けるでしょう。
短期的な価格変動はあっても、長い目で見れば「価値を保ち続ける資産」として、現在よりも高い水準で定着していく可能性を秘めています。
良好な状態を保つ
金の延べ棒には、保証書が付いていない代わりに、表面に刻まれた刻印が「身分証明」の役割を果たしています。
商標や純度を示す数値・重量・製造番号といった刻印は、査定額を決めるうえで欠かせない判断材料です。
金は錆びたり腐食したりしない安定した金属ですが、素材として柔らかく、強くこすったりぶつけたりすると傷が付きやすい性質があります。
もし刻印が摩耗して読みにくくなると、正確な評価ができず、査定額が下がる原因になりかねません。
将来売却する可能性がある場合は、購入時のケースに入れたまま保管し、刻印部分を傷つけないように扱うことが大切です。
査定に出す前も、強く磨くのではなく、軽く汚れを拭き取る程度にとどめることで、余計なマイナス評価を防げます。
インゴット分割サービスの活用
1kgなどの大きな延べ棒をそのまま売ると、取引金額が一気に高額になり、税務上の手続きが煩雑になるケースがあります。
一定額を超える取引では、業者から税務署へ取引内容が報告され、本人確認やマイナンバーの提示が必要になる点も知っておきたいポイントです。
税負担を抑える方法として注目されているのが、インゴットを小分けにするサービスです。
大きな延べ棒を100グラム単位などに分割することで、売却を複数回に分けやすくなり、取引金額をコントロールしやすくなります。
また、小分けにしておくことで、将来家族に譲る際にも非課税枠を活用しやすくなるなど、資産の使い勝手が広がります。
長期的な視点で考えるなら、分割サービスを上手に取り入れることも、有効な選択肢と言えるでしょう。
金の延べ棒の売却は『買取大吉』がおすすめ

『買取大吉』の特徴は以下の通りです。
- ライフスタイルに合わせた3つの買取方法
- 金の豊富な買取実績
- 手数料・キャンセル料不要
ひとつずつ紹介します。
ライフスタイルに合わせた3つの買取方法
『買取大吉』では、お客様のご利用しやすい方法を選んで買取ができます。
買取方法は以下の3つです。
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買取方法
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詳細・特徴
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店頭買取
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・直接店舗に持ち込む
・買い物のついでに利用可能
・気軽に利用したい方におすすめ
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出張買取
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・スタッフが自宅を訪問
・持ち運びしなくても自宅で完結
・買取に出す品が多い方におすすめ
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宅配買取
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・商品を送って売却可能
・自宅にいながら完結
・仕事などで忙しい方におすすめ
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お客様のライフスタイルや状況に合わせて、最適な買取方法を選択できます。
金の豊富な買取実績
『買取大吉』は、これまでに多くの金製品を買取してきました。
金地金・コイン・ジュエリーなど、幅広い種類の金製品を取り扱っています。
近年では、金価格高騰の影響から、金製品を売却するお客様が増加傾向です。
豊富な知識と経験を持つ鑑定士が、正確な市場価値を見極めて、お客様の金を高価買取いたします。
手数料・キャンセル料不要
『買取大吉』では、査定料や買取時の手数料は一切いただきません。
査定後のキャンセルも無料です。
貴金属に精通した鑑定士が常駐しており、予約なしでもご利用いただけます。
※出張買取、宅配買取は事前申し込みが必要。
静岡にお住まいの人は『買取大吉』マックスバリュベルシティ裾野店が便利

『買取大吉』マックスバリュベルシティ裾野店は、JR裾野駅西口から徒歩3分、ベルシティ裾野店の1階に位置します。
施設共用駐車場が442台あり、お車でもお越しいただきやすい店舗です。
年中無休で夜19時まで営業しているため、お買い物のついでやお仕事のあとでも利用できます。
【Q&A】金の延べ棒についてよくある質問

金の延べ棒についてよくある質問は以下の通りです。
Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?
Q.金を買うなら何グラムがいい?
Q.金の購入は税務署にバレますか?
ひとつずつ回答します。
Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?
A.金の購入を慎重に検討すべきと言われる主な理由は、価格下落による元本割れのリスクにあります。
国内の金価格は2026年に入り1gあたり24,000円を超える水準に達しており、これは過去数十年で見ても極めて高い値です。
金相場は地政学的リスクや経済不安を背景に上昇しますが、情勢が安定化したり、投資家が資金確保のため一斉に金を売却したりすることで、価格が急落する可能性も否定できません。
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Q.金を買うなら何gがいい?
A.資産運用として金の延べ棒を購入する場合、選ばれやすいのは100gのサイズです。
100gバーは世界的に流通量が多く、換金性に優れているだけでなく、将来的に一部だけを売却したり、子供や孫に分け与えたりする際の柔軟性が高いというメリットがあります。
自身の予算だけでなく、将来の売却や相続の計画を立てたうえで、手数料が無料になる境界線や売却時の利便性を考慮して重量を選択することが大切です。
Q.金の購入は税務署にバレますか?
A.金の購入自体については、200万円を超える取引の場合に犯罪収益移転防止法に基づき本人確認書類の提示が求められますが、購入時点で業者が税務署へ報告する公的な書類(支払調書)はありません。
しかし、売却金額が税込200万円を超える場合には、業者は税務署に「支払調書」を提出する義務があります。
このため、高額な金を売却した事実は確実に税務署が把握することになります。
参照:総務省「犯罪収益移転防止法等の概要について」
まとめ:金の延べ棒は「安定資産」として最強の選択肢

金の延べ棒の価値は「重量×当日の相場」で計算できますが、実際の取引ではスプレッド・バーチャージの有無・税務上のルールまで含めて判断することが重要です。
小さなスモールバーは手軽な一方で手数料が上乗せされやすく、500g〜1kgは換金性やコスト面のバランスが取りやすいサイズです。
売却では贈与税・譲渡所得・200万円超の支払調書などの注意点があり、準備不足だと手続きでつまずく可能性もあります。
金の延べ棒の売却の際は、『買取大吉』マックスバリュベルシティ裾野店をご利用ください。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。