「遺品整理のなかで売れるものが知りたい」
「処分にかかる手間を減らしたい」
このように考えていませんか?
遺品整理をしていくと、多くの品が出てきます。なかには、高値がつく品も含まれていることもあり、捨ててしまうと損する可能性があります。
本記事では遺品のなかで高価買取が期待できる品を紹介します。
貴金属や腕時計などの定番品だけでなく、お酒や釣り具など意外な品が高値になることもあるため、遺品の売却を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- 遺品のなかで売れるもの
- 値段が付きにくい遺品
- 遺品を高く売る3つのポイント
遺品整理で売れるもの一覧

遺品のなかで売れる可能性が高い代表的な品は以下の通りです。
- 貴金属
- 腕時計
- カメラ
- お酒
- 電化製品
- 着物
- 骨董品・美術品
- 家具
- ゴルフ用品
- 車・バイク
- コレクション
- 本
- ブランド品
- 勲章
- 釣り具
- 楽器類
ひとつずつ紹介します。
貴金属
金やプラチナなどの貴金属類は、経年劣化があっても資産価値が維持されやすく、高価買取の対象になりやすい品です。
アクセサリーとして使用されていた指輪・ネックレス・ブレスレットのほか、インゴット・金貨・メダルなどの形で保管されていたものも高値がつく可能性があります。
壊れていても買い取ってもらえることが多いのも特徴です。
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腕時計
高級腕時計は中古市場でも人気が高く、なかでもロレックス・SEIKOなどの有名ブランドは需要が安定しています。
保証書・箱・付属品が揃っていれば、さらに査定額が上がる傾向です。
動かない状態でも、部品取り用として査定される場合があるため、「壊れているから」と諦めず、査定に出してみると良いでしょう。
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カメラ
フィルムカメラ・一眼レフ・デジタルカメラは、コレクターやカメラ愛好家にとって価値のあるアイテムです。
特にライカ・ニコン・キヤノンなどのクラシックモデルは、状態が良ければ高額査定になることもあります。
動作不良がある場合でも、希少価値によって買取対象となる場合があるため、処分する前に専門業者へ査定を依頼するのがおすすめです。
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お酒
未開封の高級酒も遺品整理で見落としがちな需要の高い品のひとつです。
高価買取が期待できるお酒は以下の通りです。
- ブランデー:レミーマルタン・カミュ
- ウイスキー:山崎・響・マッカラン
- ワイン:ロマネコンティ・モンラッシェ
- シャンパン:ドンペリニヨン レゼルヴ ド ラベイ・サロン ル メニル ブラン ド ブラン
年代物や限定品であれば、さらに価値が上がることもあるため、ラベルや栓の状態を保ったまま査定に出すことが大切です。
電化製品
テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電から、炊飯器・オーブンレンジ・空気清浄機などの小型家電まで、製造年が比較的新しいものであれば買取されやすい傾向です。
特に、購入から5年以内の製品はリユース需要があり、状態次第では高値が付くこともあります。
説明書・保証書・付属品が揃っている場合は、あわせて査定に出すことで買取額が上がる可能性があります。
着物
故人が大切にしていた着物も、リユース市場では需要があります。
たとえば、正絹(しょうけん)の訪問着・留袖・振袖・反物などは、高額査定されることが多い傾向です。
帯や小物とセットで売却することで、さらに買取額がアップする可能もあるため、まとめて査定に出すと良いでしょう。
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骨董品・美術品
陶磁器・掛け軸・彫刻・茶道具などの骨董品や、絵画・版画などの美術品は、価値の判定が難しい一方で、専門の鑑定士が見ると驚くような価格がつくこともあります。
見た目や保存状態にかかわらず、年代や作者によっては市場価値が高いこともあるため、捨てずに専門の買取業者に査定してもらうことがおすすめです。
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家具
アンティーク家具やデザイナーズ家具は、国内外の中古市場で人気があるため、売却できる可能性があります。
特に北欧家具・カリモク・マルニ木工といった国産ブランドの家具は需要があり、古くても素材や作りがしっかりしていれば高値が付くことも多い傾向です。
安易に処分せず、家具専門の買取業者に相談すると良いでしょう。
ゴルフ用品
ゴルフクラブ・キャディバッグなども、中古市場では根強い人気があります。
なかでも高級ブランドクラブやカスタムシャフトのモデルは高額査定が期待できる品です。
使い込まれていても、状態がよければ十分に買取対象となるため、清掃してから査定を受けると印象が良くなります。
車・バイク
需要の高い人気モデルや生産数が少なく希少性のある車種は、高価買取できるケースがあります。
走行距離が少なく、メンテナンスされている車は査定額が高くなる傾向です。
定期点検や修理の履歴が残っていると、信頼性の高さが評価され査定額アップにつながることもあります。
コレクション
テレホンカードや切手などのコレクションアイテムもコレクター需要が高く、人気の品です。
なかでも、未使用で保存されているもの・記念発行されたシリーズ・希少な年代のものは高く評価されることがあります。
まとめて査定に出すことで、さらに買取額アップが期待できます。
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本
読まれなくなった本の中にも、価値のあるものが含まれていることがあるため、注意が必要です。
現在は絶版となっているコミック・初版本・人気作家のサイン入り書籍などは、中古市場で高価買取が期待できます。
一般的な書籍でも、きれいな状態でまとめて売却すれば一定の価値が期待できるでしょう。
ブランド品
シャネル・エルメス・ヴィトン・グッチなどのブランド品は、古くても高価買取の対象となります。
状態・流行・限定モデルかどうかによって価格は大きく変動しますが、使用感があっても買取可能なケースが多い傾向です。
正規品であることが確認できるギャランティーカード・箱・保存袋があると査定額がアップしやすくなります。
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勲章
勲章とは、国家や社会に対して優れた貢献をした人に授与される名誉の証です。
たとえば、公的な活動で功績を残した人や長年にわたって特定の職務に尽力した方に対して、功労を称える目的で授与されます。
また、勲章は記念的・象徴的な価値だけでなく、コレクターの間で希少価値の高い品として取引されることもあります。
手元にある勲章の扱いに迷った場合は、保管だけでなく売却の選択肢があること知っておきましょう。
釣り具
釣り具は中古市場でも人気があり、状態によっては高値で取引されることもあります。
カーボンやグラスファイバーなど高性能な素材を使用した釣り竿は、査定額が高くなる傾向です。
さらに、竿とリールがセットになっていたり、専用のケース・元箱・予備パーツなどの付属品が揃っていたりすると買取価格がアップする可能性もあります。
保存状態が良ければ、コレクターや愛好家の需要が高まり、高価買取が期待できるでしょう。
楽器類
楽器は新品だと価格が高いため、中古品にも根強い需要があります。
なかでも、ピアノやギターはコンディションが良ければ需要が高く、高価買取が期待できるでしょう。
また、スピーカーやアンプなどの周辺機器も人気が高く、年式に関係なく数万円以上の査定が付くことも珍しくありません。
大切に使われていた楽器や機材は、次の持ち主にとっても魅力的なアイテムとなるでしょう。
値段が付きにくい遺品

遺品整理を進めるなかで、「もしかしたら売れるかも」と期待して査定に出しても、実際にはほとんど値段が付かない品も少なくありません。
ここでは、遺品のなかでも値段が付きにくい代表的なものについて解説します。
- 大型家具
- 介護用品
- 古い家電
- 人形類
- 衣類
- 登録証のない刀剣
ひとつずつ見ていきましょう。
大型家具
婚礼タンス・飾り棚・大型のテレビボード・サイドボードなどは、リユース市場でも値段が付きにくいのが現実です。
和風の重厚な家具は、サイズや重量の問題からも運搬・保管のコストがかかるため、買取対象外とされるケースが多くあります。
また、使用感が強いものや部品が欠損しているものは、査定対象にもなりません。
一部のアンティーク家具やデザイナーズ家具であれば例外もありますが、基本的には処分前提で考えるのが現実的でしょう。
介護用品
介護ベッド・車椅子・歩行器・ポータブルトイレなど、介護で使用されていた品も値段が付きにくいものに分類されます。
衛生面での不安や製品の劣化などが理由として挙げられ、肌に触れる部分や排泄関連の用具は、中古市場では敬遠されるのが現実です。
一部の介護用品は、リース会社や福祉団体による引き取りが利用できる場合もあるため、買取よりは「無料回収」や「寄付」といった形での処分を検討すると良いでしょう。
古い家電
ブラウン管テレビ・ビデオデッキ・古い冷蔵庫や洗濯機などは、基本的に買取の対象とはなりません。
理由としては、安全性の不安・故障のリスク・修理用の部品が入手困難なことがあり、たとえ動作に問題がなくても中古市場でのニーズがほとんどないためです。
さらに、家電リサイクル法により、処分の際には別途リサイクル料金が発生する製品もあります。
まだ使えそうだからと無理に保管しておくよりも、早めに処分を進めることが賢明です。
参照:経済産業省「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」
人形類
ひな人形・市松人形・五月人形・ぬいぐるみなどの人形類も需要が限られており、査定が難しい品目です。
特に経年劣化や汚れ・カビがある場合は、買取不可とされます。
人形は「処分に迷う」「捨てるのに気が引ける」と感じる人も多いため、寺院や神社の「人形供養」などのサービスを利用すると良いでしょう。
作家ものや伝統工芸品など、コレクター価値のある人形も存在しますが、見極めるには専門的な鑑定が必要となるため、判断が難しい分野でもあります。
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衣類
衣類も遺品整理で大量に出てくる品のひとつですが、ブランド物や未使用品でない限り、ほとんどの場合で買取価格はつきません。
特に年代が古く、サイズやデザインが現代の需要に合わない衣類は、リユースショップでも引き取りを断られるケースがほとんどです。
使えるものについては、寄付や衣料回収ボックスを検討するなど、買取以外の方法で処分すると良いでしょう。
登録証のない刀剣
故人が所有していた日本刀や脇差などの刀剣類は、一見すると価値がありそうに見えますが、「銃砲刀剣類登録証」がない場合、原則として買取はできません。
日本では、文化財としての価値がある刀剣も「登録証」の有無が法的に重要で、これがなければ所持自体が違法と見なされる可能性もあります。
仮に登録証が付属していたとしても、状態の確認や真贋鑑定が必要なため、専門店や鑑定士に依頼する必要があります。
登録証のない刀剣は、警察への申請や届け出が必要になるため、素人判断で売却や処分を進めるのは避け、専門家に相談しましょう。
参照:e-GOV「銃砲刀剣類登録規則」
遺品整理で価値のあるものが出てきたら

故人の遺品については相続の観点からトラブルに発展することは珍しくありません。
注意が必要なポイントは以下の2点です。
- 相続人同士で相談する
- 相続放棄する場合は勝手に処分・売却しない
それぞれ解説します。
相続人同士で相談する
高価な遺品は相続の対象となる「遺産」に該当します。
遺産には現金や不動産だけでなく、時計・美術品・貴金属などの動産も含まれるため、それらをどのように分配するかは、相続人全員の合意が必要です。
勝手に売却や処分をしてしまうと、後になって他の相続人との間にトラブルが発生し、信頼関係に亀裂が入ることも少なくありません。
価値があると判断できる品物が見つかった場合は、一度相続人全員で話し合いの場を設け、対応を協議するのが望ましい形です。
形見分けとしての分配や売却して現金化するのか判断に迷うときは、司法書士や税理士などの専門家に相談すると良いでしょう。
相続は、感情だけでなく法的な権利も関係する問題です。価値ある遺品が見つかったときこそ、冷静・誠実に対応することが、後悔のない遺品整理につながります。
相続放棄する場合は勝手に処分・売却しない
相続放棄を検討している、またはすでに家庭裁判所で相続放棄の手続きを行った場合には、遺品の処分や売却はできません。
相続放棄をした人が遺産に手をつけると、「相続の意思があった」と判断され、放棄が無効になる可能性があるためです。
放棄できていたはずの借金や債務まで引き継がなければならなくなってしまうこともあるため、慎重に対応しましょう。
遺品整理で失敗しないための注意点

遺品整理は、時間や労力だけでなく、精神的な負担が大きい作業です。
「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうケースも少なくありません。
業者選びや費用に関するトラブルは多いため、注意しましょう。
ここでは、遺品整理の前に知っておきたい注意点を紹介します。
- 焦って業者を決めない
- 回収と買取を同時に行う業者の知識
- 不用品回収業者の費用
ひとつずつ解説します。
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焦って業者を決めない
遺品整理を依頼する際は、インターネットで検索してすぐ決めてしまうのは避けた方が良いでしょう。
料金やサービス内容は業者によって大きく異なり、なかには十分な説明をせずに作業を進め、後から高額な追加料金を請求するような悪質業者も存在します。
そのため、複数の業者に見積もりを依頼し、対応の丁寧さ・料金の明瞭さ・実績や口コミなどを比較検討することが大切です。
電話やメールでのやりとりだけでなく、可能であれば現地での事前確認をお願いし、内容に納得したうえで契約することをおすすめします。
回収と買取を同時に行う業者の知識
不用品の回収とあわせて買取もしてくれる業者は、効率的に遺品整理を進められる点で便利ですが、買取に関して十分な知識や専門性があるかどうかを見極める必要があります。
価値の判断があいまいな業者に依頼すると、本来は高く売れたはずの品物が安く買い取られてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
信頼できる業者であれば、ブランド品・貴金属・骨董品・美術品などのジャンルごとにしっかりとした査定体制が整っています。
買取金額を提示されたときには、提示価格の根拠を確認し、不透明な点はその場で契約を進めないようにするのがおすすめです。
不用品回収業者の費用
処分したい品をまとめて不用品回収業者に依頼すると、分別の手間なく一括で引き受けてくれるため、自分で運び出す必要もなく便利です。
希望すれば回収品の一部を供養してもらえるサービスを提供している業者もあります。
大切な遺品に対して敬意を払いながら整理したい場合には、こうしたサービスを活用するのもひとつの選択肢です。
料金は、回収するものの量によって異なりますが、目安としては軽トラック1台でおよそ2万円、2トントラックを利用する場合は5万円前後になります。
冷蔵庫や洗濯機など一点のみの依頼となると、トラック単位の料金設定をしている業者では割高になるため注意が必要です。
コストを抑えるためには、事前に回収してほしい品の内容と量を具体的に伝え、見積もりを取ってから依頼すると良いでしょう。
遺品を高く売る3つのポイント

同じ品でも売り方や状態によって、査定額に大きな差が出ることは珍しくありません。
査定額を上げるポイントは以下の通りです。
- 綺麗な状態にする
- 付属品や箱もできるだけ揃える
- 買取専門店で売却する
ひとつずつ紹介します。
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綺麗な状態にする
中古品であっても、見た目の印象は買取価格に大きく影響します。
売却前には柔らかい布で拭き取るなど、可能な範囲で綺麗にしておきましょう。
ただし、素材によっては誤ったお手入れが逆効果になることもあるため、専門的な扱いが必要な場合は、専門業者に相談するのが安心です。
付属品や箱もできるだけ揃える
商品そのものだけでなく、元々付いていた付属品があるかどうかも、査定額に大きく関係します。
たとえば、ブランド品の保存袋・ギャランティーカード・専用ケース・カメラのレンズキャップや予備バッテリーなどが該当します。
関連する品をまとめて売却すると、査定額アップが期待できるため、可能な限り本体と付属品はセットで査定に出しましょう。
買取専門店で売却する
不用品を売却する際は、買取専門店の利用がおすすめです。
できる限り高く売却したいと考えるのであれば、特定のジャンルに精通した専門店を選ぶと商品の価値を最大限に評価し、高価買取につながる可能性があります。
『買取大吉』ではさまざまなジャンルに精通した鑑定士が、ひとつずつ丁寧に査定し、高価買取を実現します。
遺品整理で多くの品がある場合でも、一括で買取できる可能性があるため、ぜひ『買取大吉』にご相談ください。
売れる遺品があるなら『買取大吉』の出張買取におまかせ

遺品整理を進めるなかで出てきた、多くの品を買取店に持参するのは大変でしょう。
そのようなときは、『買取大吉』の出張買取が便利です。
ご自宅で査定するため、店舗まで品物を持っていくのが難しい方でも気軽にご利用いただけます。
安心してご利用いただくために、玄関先での査定対応も可能です。
査定料・出張料は無料です。ご成約とならなくても費用はかからないため、ぜひ試してみてください。
また、ご希望に応じて店頭買取や宅配買取も選択可能です。ライフスタイルに合わせて最適な買取方法をご利用ください。
【Q&A】遺品整理でよくある質問

遺品整理でよくある質問は以下の通りです。
Q.遺品整理で売れないものはどうすればいい?
Q.遺品整理で捨ててはいけないものはありますか?
Q.遺品を自分で処分するときのデメリットはありますか?
Q.遺品整理業者に依頼するといくらかかりますか?
順番に回答します。
Q.遺品整理で売れないものはどうすればいい?
A.売却できない遺品については、基本的に処分することになります。
ただし、以下のようにいくつかの分別が必要です。
- 家庭ごみとして出せるもの
- 自治体の粗大ごみに該当するもの
- 家電リサイクル法に基づいて処理しなければならないもの など
品目によって処分方法が異なるため、自治体のルールに合わせて処理しましょう。
また、状態の良い衣類・生活雑貨・家具などは、リユース団体への寄付や地域の回収ボックスなどを活用すると、再利用してもらえる可能性もあります。
Q.遺品整理で捨ててはいけないものはありますか?
A.遺品整理の際には、むやみに捨ててしまってはいけないものは以下の通りです。
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法的な手続きや相続に関わるもの
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思い出などの取り返しのつかないもの
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- 銀行の通帳
- キャッシュカード
- 保険証券
- 株式や不動産の権利書
- 遺言書
- 契約書類 など
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- 写真
- 手紙
- 日記
- 本人名義のスマートフォン
- パソコン など
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SNSアカウントなどの「デジタル遺品」も、データ内に重要な情報が含まれている場合があるため、初期化や削除を急がず、適切に管理・処理する必要があります。
Q.遺品を自分で処分するときのデメリットはありますか?
A.自分たちだけで遺品整理を進めることはできますが、デメリットについても理解しておく必要があります。
第一に挙げられるのが、「時間」と「体力」の負担です。
遺品の量が多い場合や、故人が長年暮らしていた家であれば、想像以上に作業量が多く、何日もかかることがあります。
また、法律に関する知識がないと、誤って重要書類を処分してしまったり、相続トラブルの原因になる行動を取ってしまったりするリスクにも注意が必要です。
さらに、故人の思い出の品と向き合うことで、気持ちの整理がつかず作業が進まなくなることもあるでしょう。
自分で処理しきれないと感じた場合は、無理をせずプロの遺品整理業者に依頼するのが安心です。
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Q.遺品整理業者に依頼するといくらかかりますか?
A.遺品整理を業者に依頼する際の費用は、作業範囲・部屋の広さ・遺品の量などによって大きく変わります。
目安としては、1K〜1DK程度の間取りで5〜10万円前後、2LDK〜3LDKの場合は15〜40万円程度が一般的な相場です。
費用には、遺品の仕分け・分別・不用品の回収や処分・簡単な清掃などが含まれますが、遺品の供養・特殊清掃・リサイクル家電の処分費用などが別料金になることもあります。
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遺品整理で売れるものは処分しないように注意しよう

遺品整理を進めるなかで出てくる品のなかには、高額で売却できるものが含まれていることがあります。
貴金属・ブランド品・カメラ・お酒などは、中古市場での需要が高く、保存状態が良ければ高価買取につながる可能性も少なくありません。
価値のある遺品が見つかった際、すぐに売却してしまうと相続放棄ができなくなったり、家族間のトラブルにつながったりする場合があります。
相続人同士でしっかりと話し合いをして、事前にトラブルを回避しましょう。
遺品を売却する際は、ぜひ『買取大吉』の出張買取をご利用ください。専門の鑑定士が丁寧に査定し、高価買取を実現します。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。