「昔買ったシャネルバッグを処分したい」
「30年前のシャネルバッグって買取できる?」
このように考えていませんか?
近年、20〜30年前に発売されたシャネルバッグが注目され人気を集めています。そのため、買取市場でも高値がつく傾向です。
本記事では、昔のシャネルバッグが再注目される理由や買取価格を上げるコツ、ヴィンテージシャネルの人気ライン「マトラッセ」の最新買取価格の相場を紹介します。
シャネルバッグを売りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ヴィンテージシャネルはいつ頃のアイテムを指すのか
- ヴィンテージシャネルのなかでもバッグが注目を集めるようになった理由
- シャネルの買取価格を上げる方法
ヴィンテージシャネルとは?
ヴィンテージシャネルとは、製造から20年以上経過したシャネルのアイテムです。オールドシャネルと呼ばれることもあります。
日本ではバブル期の1980〜1990年代に製造されたアイテムが流行の中心となっています。
当時のアイテムは廃番になったものやデザインが変更されたものが多く、中古市場で希少価値が高いと評価されるケースも少なくありません。
特に、ヴィンテージシャネルでも代表的なアイテムとして人気なのが「マトラッセ」のバッグです。
なぜ今ヴィンテージシャネルバッグが人気なのか

ヴィンテージシャネルが話題になり始めたのは、2019〜2020年頃です。
親から受け継いだシャネルバッグを子どもが愛用したり、芸能人やインフルエンサーがヴィンテージシャネルを取り入れたファッションをSNSで発信したりといったきっかけで、次第に流行となりました。
ヴィンテージシャネルバッグに人気が集まった理由に、次の3つがあげられます。
- SNS映えするエレガントなデザイン
- 高品質で経年劣化が少ない
- 現行品に比べて低価格
それぞれ解説します。
SNS映えするエレガントなデザイン
ヴィンテージシャネルバッグの魅力に、エレガントなレトロムード漂うデザインがあげられます。
いつの時代にも合う普遍的なフォルムと現行品とは異なるデザイン性が、「人とは違うおしゃれ」を求めるファッショニスタに注目されています。
バブル期におけるシャネルの特徴は以下の通りです。
- 赤をはじめとするビビッドカラー
- 大きなロゴ
- ゴールドカラーが生み出すゴージャスなデザイン
バブル崩壊でシャネルの流行は落ち着いたものの、近年のレトロブームとSNS映えを意識したトレンドにより、再び脚光を浴びています。
またシャネルバッグは、普段づかいからフォーマルなシーンまで、さまざまな場で使用できるものが多く、幅広い世代から人気があります。
高品質で経年劣化が少ない
シャネルバッグは厳選された高品質な素材を使用し、熟練した職人の手によって製造されています。
バッグに使用するレザーはもちろん、金具や糸に至るまで細部にこだわっており、耐久性に優れているのが特徴です。
そのため、30年前のヴィンテージバッグでも色褪せや金具の腐食といった経年劣化が少なく、丁寧に手入れされている品であれば高額の買取価格も期待できます。
現行品に比べて低価格
ラグジュアリーブランドとして知られるシャネルですが、昔は現代に比べるとはるかに低価格でした。
例えば、20〜30年前のシャネルバッグ(マトラッセ)の相場は約15〜20万円でしたが、2025年春時点では約80〜170万円となっており、5倍以上に価格が上昇しています。
近年のシャネルが価格高騰している理由は、主に次の3つです。
- 企業のブランディング戦略
- 生産コストの高騰
- 円安の影響
特に日本は為替相場の影響を大きく受け、価格高騰が顕著です。そのため現行品は一般消費者にとって手の届きにくい存在になりつつあります。
そこで注目されているのが、ヴィンテージシャネルです。
ヴィンテージシャネルバッグは、現行品と比べると低価格で入手できます。現行のシャネルバッグが高騰するほど、ヴィンテージシャネルの需要と市場価値は高まるのです。
なかなか市場に出回らない希少価値の高いアイテムもあり、査定で思いがけない価格が提示されることもあります。
ヴィンテージシャネルの定番「マトラッセ」とは

シャネルのマトラッセとは、創業者ココ・シャネルがデザインした「2.55」を基に生み出されたラインです。現在では、シャネルの代名詞的存在として世界に知られています。
本章では、ヴィンテージシャネルのレザーバッグ「マトラッセ」について解説します。
- マトラッセの特徴
- マトラッセの人気カラー
- マトラッセの買取価格相場
- マトラッセに使われるレザー素材
それぞれみていきましょう。
※一般的にマトラッセは、ダイヤ型キルティング加工を施したシャネルのレザー製ショルダーバッグを指しますが、シャネルのダイヤ型パターンのアイテム全般を指す場合もあります。
マトラッセの特徴
マトラッセの特徴は、ふっくらした立体的なダイヤ型デザインです。
レザー全体に施されたダイヤ型のステッチには素材を固定する役割があり、デザイン性だけではなくバッグの耐久性向上にも役立っています。
30年前のヴィンテージシャネルバッグが現在も美しい状態で使用できるのは、マトラッセの形状が型崩れしにくく耐久性に優れている点も関係しています。
マトラッセの人気カラー
マトラッセのなかでも特に人気が高いのが、シャネル定番カラーであるブラックです。ブラックはゴールドの金具とのコントラストが美しく、マトラッセのデザインを際立たせます。
さらにカジュアルからフォーマルまでシーンを問わず活躍するため、ヴィンテージ市場でも根強い人気を誇ります。
また、ブラック以外のカラーも高い需要があります。特にビビッドレッドは、バブル期の日本でブランドを問わず流行したカラーです。
ゴールドチェーンや大ぶりのココマークと組み合わせれば、華やかでゴージャスな雰囲気を演出できます。
定番のブラックだけでなく、ビビッドカラーのシャネルバッグ売却を検討しているなら、再注目されている今が売り時といえるでしょう。
マトラッセの買取価格相場
シャネルのなかでも人気が高いマトラッセ25とミニマトラッセの買取価格相場は、以下のとおりです。
- シャネルマトラッセ25(型番A01112):100万円(買取市場相場)
- ミニマトラッセ(型番A69900):40万円(買取市場相場)
※2025年3月時点の相場であり、今後の市場動向や商品の状態により変動する可能性があります。『買取大吉』における買取価格を保証するものではないためご了承ください。
ヴィンテージシャネルのなかでもマトラッセは特に人気が高く、買取価格も高値がつきやすいラインです。
そのため、30年前のバッグでも状態によっては思いがけない査定価格となるケースも少なくありません。
もしマトラッセの売却を検討しているなら、無料査定してみてはいかがでしょうか。シャネルの買取相場や査定に出す際のポイントが知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
マトラッセに使われるレザー素材
マトラッセに使われているレザー素材は、主にキャビアスキン・カーフスキン・ラムスキンの3種類です。各素材の特徴を、以下の表にまとめました。
名称
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特徴
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キャビアスキン
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- 牛革に細かい粒状の型押し加工
- 触り心地は硬め
- 傷がつきにくい
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カーフスキン
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- 生後半年以内の仔牛の革
- 薄手で柔らかい質感
- 水に弱く傷が目立ちやすい
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ラムスキン
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- 生後1年未満の羊の革
- 滑らかできめ細かい肌触り
- 水に弱く傷つきやすい
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同じマトラッセでも、「傷つきやすさ」や「水に対する強さ」が異なります。将来的に売却する予定なら、素材に適した扱いを意識しましょう。
次章では買取価格を少しでも高くする方法として、マトラッセの基本的な手入れと保管方法を解説します。素材の特徴を考慮して手入れ・保管すると、より良い状態が保ちやすくなります。
シャネルバッグの買取価格を少しでも高くする方法

シャネルバッグの買取価格を少しでも高くするには、日頃の手入れや正しい保管方法が大事です。ここではシャネルのマトラッセを例にあげ、以下のポイントを解説します。
- マトラッセの基本的な手入れ方法
- マトラッセ保管時の注意点
正しいお手入れと保管に努め、より良い状態を保ちましょう。
マトラッセの基本的な手入れ方法
マトラッセの基本的な手入れ方法をおさえて状態を良好に保つことが、高価買取につながります。
革の手入れは、柔らかく乾いた布で優しく拭くのが基本です。もし水がかかった場合は、吸湿性の高い布で軽く押さえて吸い取ります。
シャネルの革は自然な風合いを出すために独自の製法でコーティングされています。
化学薬品や市販のクリーニング用品の使用はシャネルの風合いを損ない、買取価格に悪影響を及ぼす恐れがあるため、避けるようにしてください。
汚れがなかなか落ちない場合はそのまま査定に出しましょう。無理に拭き取ろうとすれば傷つくためです。
クリーニングに出せばきれいになるかもしれませんが、かかった費用を上回る買取価格アップは期待できないため、そのまま査定に出すのが無難です。
ラムスキンは、小さな傷であれば円を描くようにやさしく擦ることで傷が目立たなくなる可能性があります。
買取価格をアップさせるためにも、普段から丁寧な扱いを心がけましょう。
参照:CHANEL「お手入れに関するアドバイス ハンドバッグ」
マトラッセ保管時の注意点
状態の良し悪しで、買取価格が大きく変動する可能性があります。買取価格を高くするためにも、保管の際は以下の注意点を意識しましょう。
バッグに付属のポーチがあれば、なかに入れて保管するのがおすすめです。ポーチがない場合は、不織布で包んで保管します。不織布は、通気性の良さとホコリを通しにくい性質を持つ素材です。
バッグの中に、丸めた紙やタオルなどの詰め物を入れておくと型崩れがしにくくなります。バッグは型崩れを防ぐために、立てて保管しましょう。
チェーンなどの金具類は紙や柔らかい布で包んでバッグの中にしまい込んでおけば、バッグの外を傷つけずに済みます。保管場所は直射日光・高温多湿な場所を避けてください。
保管後はクローゼットにしまったままにせず、定期的に取り出して手入れすることが大切です。手入れの頻度は月に一度が目安です。湿気の多い季節なら半月に一度は手入れするとよいでしょう。
参照:CHANEL「お手入れに関するアドバイス ハンドバッグ」
『買取大吉』のシャネル買取実績

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シャネルの買取に関するQ&A

本章では、シャネルバッグの買取でよくある以下の質問にお答えします。
- Q.シャネルバッグの高騰はいつまで続きそうですか?
- Q.1970年代のシャネルは買取可能ですか?
昔のシャネルバッグを売るか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
Q.シャネルバッグの高騰はいつまで続きそうですか?
A.2021年から2025年まで毎年行われている価格改定を踏まえると、2026年以降も高騰が続く可能性があります。
今後、為替相場や世界情勢に変化があれば価格高騰に歯止めがかかる可能性はあるものの、現時点でその兆しはみられません。
一方、現行品の価格高騰はヴィンテージシャネルの需要増加にも影響を与えており、中古市場では過去のモデルでも高値で取引されるケースが増えています。
不要なシャネルバッグがあれば、早めのタイミングで査定に出すのも一つの選択肢でしょう。
Q.1970年代のシャネルは買取可能ですか?
A.1970年代のシャネルバッグも、買取できる可能性はあります。
『買取大吉』では、昔のシャネルバッグや傷・汚れで傷んでいるものも買取しています。どのくらいの査定がつくか気になる方は、自宅から気軽にできるLINE査定を利用してみてはいかがでしょうか。
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