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【資産防衛の鉄則】金の正しい保管方法とは?保管方法別のメリット・デメリットを徹底解説

【資産防衛の鉄則】金の正しい保管方法とは?保管方法別のメリット・デメリットを徹底解説

2025年10月27日

「金の安全に保管する方法はある?」

「自宅の金庫で保管してもいい?」

このような疑問はありませんか?

 

金は高い資産価値があるため、投資を目的に購入を考えている人もいるでしょう。しかし、期待感と同時に、保管方法に不安を感じているのではないでしょうか。

 

大切な資産だからこそ、万が一のことがないように安全な場所で管理したいと考えるのは自然なことです。

 

本記事では、金の保管方法について解説します。保管方法別のメリットとデメリットや金庫の選び方も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

  • 金の保管方法別のメリット・デメリット
  • 自宅で金を保管する際に注意したいポイント
  • 金庫の選び方

購入した金の保管方法

金の保管に関するルールはないため、基本的にはお好みの方法で管理するのが良いでしょう。

 

しかし、資産価値の高い金は紛失したり盗難されたりすれば損失は計り知れません。そのため、多くの人はリスクを減らすために、以下の保管方法を選択しています。

  • 自宅で金庫保管
  • 銀行の金庫で保管
  • 金の保管サービスを利用
  • 純金積立を利用

ひとつずつ解説します。

自宅で金庫保管

金を手元に置いておきたい人は、自宅での金庫保管がおすすめです。いつでも重量感を味わい、資産があることを確認できるため、金を所有していることを肌で感じられます

 

保管する際は、盗難リスクを減らすためにも、セキュリティ性の高い金庫の使用がおすすめです。

 

金庫は多種多様にあるため、自分に合ったものを選びましょう。金庫の種類については後述するため、ぜひ参考にしてみてください。

銀行の貸金庫で保管

自宅の金庫よりも安心できる環境で金を保管したいときは、銀行の貸金庫サービスが便利です。

 

金融機関ならではの厳重な防犯設備で守られており、盗難や災害時の紛失リスクを軽減できます

 

たとえば、以下のような大手銀行や地方銀行が提供しているサービスを利用するのもおすすめです。

金以外のものも保管できるため、重要書類・宝石なども一緒に預けるのも良い方法です。自宅での管理に不安を感じる方は、銀行の貸金庫の利用を検討してみましょう。

金の保管サービスを利用

金を売買している業者が提供している保管サービスでも預けられます。ただし、預けられるのは基本的に金のみで、他の貴重品は対象外です。

 

金の保管サービスは「混合寄託」「消費寄託」の2種類があり、それぞれ以下の特徴があります。

 

保管方法 特徴
混合寄託
  • 金の所有権は自分にある
  • 貸金庫のように金を保管できる
  • 保管する量・期間に応じて費用がかかる場合が多い
消費寄託
  • 金の所有権は運営会社にある
  • 金の保管と同時に運用を任せられる
  • 保管した金はいつでも返還請求が可能
  • 保管料は無料の場合が多い

 

混合寄託は、銀行の貸金庫のように保管を業者へ任せられる方法です。

 

消費寄託は、金の所有権を業者へ移し、運営・保管を任せられます。保管中は業者が運用するため、損失を被るリスクがある一方、保管料が無料の場合がほとんどです。

純金積立を利用

純金積立は、毎月一定額で金を購入し積み立てる投資方法です。購入した金は運営会社が管理するため、自分で保管場所を探す手間がかかりません

 

毎月1,000円ほどの少額から始められ、積み立てた金はいつでも現金化できます。金の延べ棒やコインなど、実物としての受け取りも可能です。

 

純金積立を利用できる有名な会社は以下のとおりです。

ただし、取引時には手数料がかかります。金の保管サービスと同様に混合寄託・消費寄託の2種類があるため、契約時に確認しておきましょう。

 

【関連記事】

金の保管方法4選|メリット・デメリットを徹底比較

金の保管方法は多岐にわたるため、どれが自分に適しているか迷う人もいるでしょう。本章では、以下の項目に分けてメリット・デメリットを解説します。

  • 自宅での金庫保管
  • 銀行の貸金庫
  • 金の保管サービス
  • 純金積立

それぞれ比較して、自分に適した方法を見つけましょう。

自宅での金庫保管

自宅保管のメリットは、必要なときにすぐ現金化できる手軽さや、所有の実感を得やすい点も利点です。

 

しかし、銀行などと比べて盗難や災害による紛失リスクが高い点がデメリットとして挙げられます。

 

火災や地震への対策・金庫の設置など、防犯対策も自分で講じなくてはいけません。手軽さの裏にあるリスクを理解したうえで、慎重に検討すべき保管方法です。

銀行の貸金庫

銀行の貸金庫を利用するメリットは、最高レベルのセキュリティを確保できる点です。金融機関の厳重な管理体制で、盗難や災害から大切な資産を守ってくれます。

 

金地金だけでなく、他の貴重品や重要書類も一緒に保管できる点が魅力です。

 

ただし、デメリットとして利用には年間使用料が発生します。料金は金庫のサイズや銀行によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

 

三井UFJ銀行で「深さ5.7cm・幅26.2cm・奥行40.0cm」の金庫を使用する場合は、年間16,170円(税込)がかかります。

 

金投資は長期にわたるケースがほとんどのため、年間手数料が高い銀行へ預けると、利益が少なくなる点が大きなデメリットです。

 

参考:三菱UFJ銀行「貸金庫

金の保管サービス

専門業者の保管サービスは、購入から売却までを一括で任せられる手軽さが最大のメリットです。金を買ったその場で預けられるため、自分で運ぶ手間や盗難のリスクがありません。

 

銀行の貸金庫より保管料が安い場合が多く、条件次第では無料になることもあります。デメリットは、預けられるのは購入した品物に限定され、他のものは対象外となる点です。

 

また、金の所有権が運営会社に移る契約(消費寄託)の場合は注意が必要です。

 

好きなタイミングで金庫から引き出せますが、金の所有権は自分ではないため、会社が倒産すれば資産がゼロになる可能性があります。

純金積立

純金積立は、毎月少額から始めたい人におすすめの方法です。毎月一定額または一定量の金を購入する「ドルコスト平均法」のため、経済的な負担になりにくいでしょう。

 

ドルコスト平均法は、価格が高いときには少量を、価格が低いときには大量に購入できる方法であり、高値掴みのリスクを避けられる点がメリットです。

 

積み立てた金は自分で保管する必要もなく、保管料もかかりません。積み立てた金は現金化したり、金の延べ棒として受け取ったりすることもできます。

 

デメリットは購入のたびに手数料が発生する点です。

 

手数料は売買した金額の約1.6%ほどと少額の場合がほとんどですが、長い期間で見ると、手数料の合計額が大きくなります。

 

金の保管方法別のメリット・デメリットを以下の表にまとめたため、ぜひ参考にしてみてください。

金の保管方法別のメリット・デメリット

保管・投資方法 メリット デメリット
自宅での金庫保管 ・金を手元で所有できる実感がある

・必要なときにすぐ現金化できる

・盗難や災害によるリスクが高い

・防犯対策をすべて自分で行う必要がある

銀行の貸金庫 ・高いセキュリティで資産を安全に保管

・他の貴重品や書類も一緒に保管できる

・年間利用料がかかる(例:三菱UFJ銀行で年16,170円)

・長期保管ではコストがかさむ

金の保管サービス ・購入と同時に預けられて手間が少ない

・保管料が比較的安く、無料のケースもある

・購入した金のみ預け入れ可能

・消費寄託契約では倒産時に資産を失うリスクがある

純金積立 ・少額からコツコツ始められる

・保管の手間が不要で、現金化や延べ棒での引き出しも可能

・購入のたびに手数料(約1.6%)が発生

・長期で見ると手数料が積み重なりコストが増加する

 

参考:SBI証券「金・プラチナ

マネックス証券「マネックス・ゴールドの費用

自宅で保管する際の金庫の選び方

自宅で保管する場合は、金庫選びが重要です。セキュリティ性能・機能性など、さまざまな種類があるため、自分に合った金庫を選ぶ必要があります。

 

選ぶ際は以下のポイントを意識してみましょう。

  • 据置・手提げ
  • 耐火性・防水性
  • ダイヤル式・テンキー式

ひとつずつ解説します。

据置・手提げ

家庭用金庫は、防犯性が高い「据置型」と持ち運びやすい「手提げ型」に大別されます。

 

据置型は重量があるため、金庫ごと盗まれるリスクを大きく減らせます。ただし、災害時に持ち出せない点がデメリットです。

 

一方、手提げ型は軽量で、緊急時にすぐ持ち出せる利点があります。反面、金庫ごと盗難される危険性が高い点が欠点です。

 

また、据置型と比べると耐久性に劣るものが多く、破壊されて中身が持ち出されるリスクもあります。

耐火性・防水性

災害から金を守るためには、金庫の耐火性と防水性も確認しましょう。日本は火災や水害のリスクが高く、盗難以外の危険にも備える必要があります

 

令和6年版の消防白書によると、住宅火災において放水開始から鎮火までの時間は11~20分以内が最も多いと報告されています。

 

そのため、火災から金を守り抜くには、耐火時間は1時間以上あると安心です。また、ゲリラ豪雨などによる水害が発生する地域は、防水性能も確認しましょう。

ダイヤル式・テンキー式

金庫の鍵は、防犯性の高いダイヤル式と、操作が簡単なテンキー式が主流です。ダイヤル式は解錠に手間がかかる反面、構造が複雑で防犯性に優れます。

 

一方テンキー式は、暗証番号を押すだけなので誰でも簡単に操作ができる点が利点です。ただし、当てずっぽうで解錠されるリスクが伴います。

 

金庫の施錠種別は下表のようにダイヤル式・テンキー式以外にもさまざまあるため、自分に合ったものを選びましょう。

金庫の施錠種別

施錠形式 特徴
ダイアル ダイアルを回して番号を合わせて解錠する
テンキー 暗証番号を入力して解錠する
シリンダー 鍵を使用して解錠する
カード ICカード・磁気カードで解錠する
生体認証 顔認証・指紋認証で解錠する

 

それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。

施錠種別のメリット・デメリット

施錠形式 メリット デメリット
ダイアル 指定した番号と順序を複雑に設定できる

防犯性が高い

解錠の操作が複雑
テンキー 簡単な操作で解錠できる

番号を変更できる

総当たりで番号を入力すれば解錠される
シリンダー 鍵があれば簡単に解錠できる 鍵のセキュリティも考慮しなければいけない

鍵を見つけられれば簡単に解錠される

カード カードがあれば簡単に解錠できる カードのセキュリティも考慮しなければいけない

カードが見つけられれば簡単に解錠される

生体認証 防犯性が高い コストがかかる

自宅で金を保管する際に注意すべき点

セキュリティ性の高い金庫で保管していても、ほかにも注意を払うべき点があります。以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 金庫を定番の場所に置かない
  • 金庫の重量に注意する
  • 抑止力となる設備を導入する
  • 分散して保管する
  • 重要書類も一緒に保管する

ひとつずつ解説します。

金庫を定番の場所に置かない

金を自宅で保管する際は、誰もが思いつくような定番の場所は避けましょう。空き巣は貴重品を隠しそうな場所を熟知しているためです。

 

タンスの引き出し・仏壇・床下・クローゼットの奥などは定番の隠し場所として知られています。とくに、床下などは水害に遭うリスクが高いため、おすすめしません。

金庫の重量に注意する

重い金庫を置く際は、床が重さに耐えられるか確認しましょう。金庫と中身の合計重量によっては、床が抜けたり傷ついたりする恐れがあります

 

金は比重の高い金属のためインゴットは見た目以上に重くなります。金庫は、小型タイプでも20~40kg、中型タイプは60~120kgほどです。

 

100kg前後の金庫は床の補強が必要になる場合もあるため、重量のある金庫を考えている人は、家を建てた業者や賃貸物件の管理人に相談してみましょう。

 

事前に床の強度を確認しないと、床板の修繕費で思わぬ出費を招くかもしれません。

抑止力となる設備を導入する

金庫の設置とあわせて、防犯カメラなどの抑止力となる設備も導入しましょう。空き巣は人に見られたり証拠が残ったりすることを避けるためです。

 

「防犯カメラ作動中」のステッカーを目立つ場所に貼るだけでも効果があります。本物そっくりのダミーカメラを設置するのも抑止力として効果的です。

分散して保管する

大切な金を保管する際は、一か所にまとめず分散させるのが基本です。万が一盗難や災害にあっても、すべての資産を一度に失う事態を防ぎます

 

例えば、銀行の貸金庫を併用する方法が挙げられます。また、複数の金庫に保管することで、床への負担を減らす効果も期待できるでしょう。

 

あらゆるリスクに対応するため、資産を分けて管理するのはとても重要です。

重要書類も一緒に保管する

金を保管する金庫には、購入時の領収書などの書類も一緒に入れましょう。金は、保有期間が5年以上だと税金が安くなる優遇があります。

 

保有期間を証明するために購入の証である領収書は不可欠なため、金と一緒に保管するのがおすすめです。

 

【関連記事】

金アクセサリー・金貨の保管方法

金アクセサリーや金貨は、高純度の金インゴットと保管方法が異なる場合があります。比較的純度の低い金アクセサリーや金貨は劣化する可能性があるためです。

 

本章では、以下の項目に分けて、保管方法を解説します。

  • 金アクセサリー
  • 金貨

それぞれ見てみましょう。

金アクセサリー

金のアクセサリーは種類によって傷つきやすく変色する可能性があるため、一つひとつ個別に保管しましょう

 

また、身に着けた後はやわらかい布で拭き、空気に触れない密封されたケースでの保管がおすすめです。

金貨

金貨の価値と美しさを保つには、コイン専用のケースで保管しましょう。収集品としての価値も持つ金貨は、傷や指紋が付くと価値が下がるためです。

 

金貨に直接触れるのは避け、手袋を着用して扱うように心がけましょう。空気に触れさせず、湿度の低い場所で保管してください。

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【関連記事】

【Q&A】金に関するよくある質問

金の保管方法に関するよくある質問を紹介します。

Q.金を冷蔵庫で保管してもいいですか?

Q.金を買ったら税務署にバレますか?

Q.金を買うなら何グラムがいい?

ひとつずつお答えします。

Q.金を冷蔵庫で保管してもいいですか?

A.金の冷蔵庫での保管は、防犯面・品質面からおすすめできません

 

冷蔵庫は窃盗犯が探す場所のひとつで、盗難のリスクが高い傾向です。さらに、庫内の湿気が原因となり、金が変色してしまう可能性も否定できません。

Q.金を買ったら税務署にバレますか?

A.金の購入は、金額や状況によって税務署に知られる可能性があります

 

200万円を超える金を売却すると、購入店から税務署へ取引記録が報告されます。200万円以下の場合でも、通帳などの記録で明らかになるケースも少なくありません。

 

【関連記事】

Q.金を買うなら何グラムがいい?

A.購入すべきグラム数に決まりはなく、ご自身の予算や目的で選ぶのが基本です。

 

しかし、少量だと手数料が割高になります。例として田中貴金属の手数料を見てみましょう。

 

重量 手数料
100~300g 16,500円(55~165円/g)
5~20g 4,400円(220~880円/g)
500g・1kg 無料

まとめ:金を保管するときはセキュリティ性を十分に考慮しよう

大切な資産である金を安全に守るには、保管方法の選択が非常に重要です。

 

自宅保管や銀行の貸金庫など、それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分に合った方法を選びましょう。

 

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