「どの業者に頼めばいいんだろう?」
「いい業者を選ぶポイントはある?」
このような疑問はありませんか?
生前整理をサポートする業者は数多くあるため、どこへ依頼しようか迷う人もいるでしょう。
大切な品物の整理を任せるからこそ、信頼できる業者を見つけたいと思うのは当然です。
しかし、残念ながら中には悪質な業者も存在し、予期せぬトラブルに巻き込まれるケースも報告されています。
当記事では、優良な生前整理業者の選び方・悪徳業者の特徴・費用を抑えるコツなどを解説します。安心して業者に依頼したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- 優良な生前整理業者の選び方
- 悪徳な生前整理業者の特徴
- 業者へ依頼するメリット・デメリット
- 費用を抑える3つのコツ
生前整理とは

生前整理を安心して業者へ任せるには、そもそも生前整理とは何かをよく知っておく必要があります。
必要な作業内容や重要性への理解を深めるため、本章では以下の点について解説します。
- 定義・やること
- 始めるタイミング
- 遺品整理との違い
ひとつずつ見てみましょう。
定義・やること
生前整理とは、自分が心身ともに元気なうちに身の回りの物品・財産・情報を整理整頓する作業です。
将来もしものことがあった際に、遺品整理や相続手続きなどで残された家族が困らないようにするための「思いやり」の行動といえます。
不要な物を手放して必要なものだけを残せるため、自分の生活空間がスッキリし、より快適で豊かな暮らしを過ごせる点もメリットです。
具体的な作業は以下のように多岐にわたります。
- 家財・生活用品の整理
- デジタルデータの整理
- 財産目録の作成
- エンディングノート・遺言書の作成
家財や生活用品の整理は、家具・家電・衣類といった日常品から、趣味のコレクション・写真・手紙などの思い出の品まで、すべてを仕分けます。
必要なものだけ手元に残し、不要なものは処分しましょう。
財産目録の作成も重要です。預貯金の通帳・不動産の権利書・保険証券・年金手帳といった重要書類をまとめ、どのような財産を持っているのかリスト化しましょう。
住宅ローン・その他負債など、マイナスの財産も記録すると安心です。
スマホやパソコン内のデータ・SNSアカウントなど「デジタルデータ」の整理も含まれます。不要なデータやアカウントを削除すれば、スッキリとした環境を作れるでしょう。
始めるタイミング
生前整理をいつ始めるタイミングは特に決まっていません。「そろそろ片付けようかな」と思い立ったときが、最適なタイミングです。
一般的には、人生の節目である60代頃から「終活」として取り組む人が多く見られます。
しかし、最近ではお子様の独立などを機に、40代や50代から着手する人もおり、ベストタイミングは人それぞれです。
生前整理には、体力・気力・判断力が必要になるため、最後までやり遂げるために、元気なうちに取り組むとよいでしょう。
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遺品整理との違い
生前整理と遺品整理は、どちらも家財や持ち物を片付けるという点では共通しています。しかし「いつ・誰が整理するのか」という点で決定的な違いがあります。
それぞれの特徴を下記の表で比較してみてください。
| 項目 |
生前整理 |
遺品整理 |
| 実行者 |
本人 |
遺族・親族 |
| タイミング |
本人が生きているうち |
本人の死後 |
| 目的 |
老後の快適化
遺族の負担軽減
|
遺品の整理
供養
相続手続きなど
|
遺品整理は、自分の死後に遺族が故人の品々を整理する作業を指します。一方、生前整理は、自分が元気なうちに持ち物を整理することです。
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【重要】優良な生前整理業者の選び方

生前整理業者は基本的に、家財・生活用品の整理を代行・サポートしてくれます。しかし、安心して任せるには優良な業者を選ばなくてはなりません。
信頼の置ける優良な業者にはいくつかの共通点が見られます。探す際は、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 資格・許認可の確認
- 会社概要や料金を確認する
- 実績・サービス内容を確認する
- 口コミ・評判をチェックする
- スタッフの対応を見てみる
- アフターサポートが充実しているか確認する
- 現地に来て見積もりを出しているか
ひとつずつ解説します。
資格・許認可の確認
優良な生前整理業者を見極めるうえで、業務に必要な公的な許可や資格を保有しているかは重要な判断基準となります。
一般家庭から出る廃棄物を業者が代行して収集・運搬するには「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。処理する場合は「一般廃棄物処分業許可」が欠かせません。
「一般廃棄物収集運搬業許可」「一般廃棄物処分業許可」を得ているか、あるいは許可を持つ業者と提携しているか確認しましょう。
無許可の業者は回収した不要品を不法投棄するなど、不適切に処分している場合が多く、トラブルに発展するリスクがあります。
また、不要品の買取を依頼する場合は「古物商許可」を取得しているかどうかも必ず確認してください。「古物商許可」がなければ、中古品を売買できないためです。
そのほか「遺品整理士」など、民間資格を持つスタッフが在籍しているかも、ひとつの目安となります。
資格を有している業者は丁寧な作業が期待でき、満足のいく生前整理となるでしょう。許可や資格の有無は、業者の公式サイトなどで確認してみてください。
会社概要や料金を確認する
公式サイトなどで「会社概要」を確認しましょう。優良な業者であれば、会社の所在地・代表者名・連絡先などの基本情報が必ず明記されています。
情報が曖昧・掲載されていない・実情とは異なる情報を記載している業者は避けるのが賢明です。
あわせて、見積書の料金体系の明確さもチェックしましょう。
「作業一式」といった大雑把な記載ではなく、サービス内容ごとの料金表が具体的に示されているか、基本料金に何が含まれているかを確認してみてください。
また、提示された金額が地域の相場とかけ離れていないかも確認が必要です。
他社と比べて極端に安い見積もりには注意してください。作業当日になって高額な追加料金を請求する手口である可能性も考えられます。
実績・サービス内容を確認する
業者の信頼性を測るには、過去の実績を確認するのが確実です。公式サイトなどに作業事例が写真付きで豊富に掲載されているかチェックしましょう。
特に、地元で長く営業している地域密着型の業者は、信頼できる可能性が高いといえます。
あわせて、サービス内容も確認してください。不要品の仕分けや処分だけでなく、清掃や生前整理の相談など、どこまで対応してくれるか見てみましょう。
自分の求めている作業と提供されるサービスが合致するか確認しておけば、満足のいく生前整理となります。
口コミ・評判をチェックする
実際に業者を利用した人の「生の声」である口コミや評判は、サービスの質を判断するうえで非常に参考になります。
口コミを調べる際は、Googleマップのレビューや口コミサイトなど、複数の情報を確認するのがおすすめです。
良い評価ばかりを鵜呑みにせず、あえて「残念だった」「対応が悪かった」といった批判的な意見にも目を通しましょう。
どのような点で不満が出やすいのか、傾向をつかめます。
悪い評価があった場合でも、業者がその口コミに誠実に返信・対応しているかどうかも、信頼性を測るひとつの材料になります。
スタッフの対応を見てみる
電話やメールで問い合わせたときや、実際に見積もりに来てもらったときのスタッフの対応は、業者の信頼性を判断する貴重な材料です。
言葉遣いや身だしなみが丁寧か・質問や不安に対してわかりやすい言葉で答えてくれるか・物を丁寧に扱っているかなどを確認しましょう。
生前整理は大切な品物を任せる作業です。こちらの要望や気持ちに親身に寄り添い、誠実に対応する姿勢が見られるかどうかが大切です。
反対に、話をあまり聞かずに一方的に説明を始めたり、不要なオプションサービスをしつこく勧めたりするような業者は避けるのが賢明といえます。
アフターサポートが充実しているか確認する
信頼できる業者はアフターサポートも充実しています。
大きな家具などを運び出した後の簡易的な清掃・トラブルへの備えなど、作業後の対応が万全かチェックしましょう。
特に重要なのがトラブルへの備えです。作業中に誤って大切な品物や家屋を傷つけてしまった場合に備え「損害賠償保険」などに加入している業者は信頼できます。
見積もりの際に保険の有無も確認しておくと安心です。
現地に来て見積もりを出しているか
生前整理にかかる費用は、部屋にある物の量・建物の状況(階数・エレベーターの有無・駐車スペースなど)によって変動します。
そのため、実際に現地を見なくては正確な見積もりは出せません。電話やメールだけで安易に金額を提示する業者には注意しましょう。
信頼できる業者は無料で現地訪問し、実際の状況をしっかり確認したうえで見積もりを出してくれます。
【要注意】悪質な生前整理業者のポイント

世の中には悪質な業者も存在するため、気持ちよく生前整理を終えるには業者の見極めが重要です。悪質な業者には以下の特徴が見られます。
- 見積もりの詳細が不明瞭
- 無資格で営業している
- 対応が不誠実
- 強引に契約しようとする
- 口コミ・評判が悪い
業者を探す際に、上記のポイントをチェックしましょう。ひとつずつ解説します。
見積もりの詳細が不明瞭
悪徳業者に共通する特徴として、見積書の内容が非常に不透明である点が挙げられます。
優良な業者であれば、基本料金・オプション費用・各作業の内訳などを詳細に記載してくれます。
しかし、悪徳業者は「作業一式〇〇円」といった、いわゆる「どんぶり勘定」の見積書を提示することがあるのです。
大雑把な見積書では、どの作業にいくらかかっているのかわからず、不必要な項目が上乗せされていても気づけません。
また、最初は他社より極端に安い金額を見せておき、作業が完了してから「想定外の作業費」などの名目で高額な追加料金を請求する手口も見られます。
そのため、見積書にはよく目を通しておき、内訳が不明瞭な場合は十分注意しましょう。
無資格で営業している
先述したように、生前整理で出た不要品を回収・処分するには許可が必要です。
家庭の廃棄物を収集・運搬するには、自治体が発行する「一般廃棄物収集運搬業許可」が欠かせません。また、処分するには「一般廃棄物処分業許可」が必須です。
許可を持たずに営業している(または許可業者と提携していない)場合は法令違反となります。
無許可業者を利用する最大の危険は、不法投棄のリスクです。
回収した品物を山などに不正に捨てている可能性があり、万が一発覚した場合、業者だけでなく依頼者まで責任を問われかねません。
また、「買取もできます」とうたっておきながら、中古品売買に必要な「古物商許可」を取得していない悪質なケースもあります。
対応が不誠実
大切な品物の整理を任せるうえで、スタッフの対応は業者の信頼性を判断する重要な指標です。悪徳業者は対応に不誠実な点が目立ちます。
例えば、電話での問い合わせや見積もり訪問時の態度が雑・横柄・レスポンスが極端に遅いなどです。
また、料金や作業内容についてこちらが質問しても明確に回答せず、ごまかそうとする業者も注意が必要です。
不誠実に対応する業者は、実際の作業も雑に進める可能性があります。
残してほしいと伝えた品物を勝手に処分したり、貴重品を盗まれたりといった、深刻なトラブルに発展する可能性もあるため注意しましょう。
強引に契約しようとする
悪徳業者の典型的な手口として、依頼者の「早く決めないといけない」という不安につけ込み、強引に契約を迫ってくるケースが挙げられます。
例えば、見積もりに来た後何度も執拗に営業電話をかけてきたり、訪問時に高圧的な態度で「今日契約してくれるなら特別に安くします」などと、冷静に考える時間を与えずに決断を急がせたりします。
「ご予算はいくらですか?」としきりに聞き出し、上限額に合わせて見積もりを作ろうとする業者も、適正な価格を提示していない可能性があるため注意が必要です。
口コミ・評判が悪い
インターネット上の口コミや評判は、サービスの質を判断するための指標となります。
Googleマップのレビューや口コミサイトを調べた際に、明らかに悪い評価や「対応が雑だった」「不満が残った」といった口コミが多い業者は避けるのが無難です。
口コミの内容はよく確認しておきましょう。
「金銭トラブルになった」「貴重品がなくなった」「残してほしいと伝えた品物を勝手に処分された」など、具体的な被害報告が書かれている場合は悪徳業者の可能性があります。
評価が全くない業者や高評価しかない業者も鵜呑みにせず、複数のサイトで評判を確認することが大切です。
生前整理を業者へ依頼するメリット

生前整理は、自分ひとりでも進められる作業ですが、業者へ依頼する人は大勢います。本章では、依頼することでどのようなメリットがあるのか、以下のポイントを解説します。
- 一貫したサポートを受けられる
- 時間と手間がかからない
- 体力的な負担がかからない
- 不要品をまとめて処分できる
ひとつずつ見てみましょう。
一貫したサポートを受けられる
生前整理を業者に依頼するメリットは、単なる物の片付けや処分にとどまらない、一貫したサポートを受けられる点にあります。
自分で整理する場合、不要品の分別・大型家具の搬出・清掃など、すべて自分で作業するか、個別に手配しなければなりません。
その点、専門業者の多くは一連の作業を「ワンストップ」で提供しています。不要品の仕分け・適切な処分・作業後の掃除など、すべてひとつの窓口で完結できるのです。
業者の中には、専門家を紹介して財産目録の作成・デジタルデータの整理・遺言書の作成をサポートしている場合もあります。
さまざま業者へ別々に連絡・手配する労力が不要になるため、負担を大幅に減らせるでしょう。
時間と手間がかからない
自分で、家中の物の仕分け・梱包・大型家具の搬出・不要品の処分方法を調べるとなると、膨大な時間と労力がかかります。
一方、さまざまな現場を経験しているプロは作業の手際が良く、効率的に進めてくれます。
ひとりでは数日もかかる場合でも、業者へ依頼すれば1日で完了するケースも珍しくありません。
仕事や趣味などで忙しく、片付けにあまり時間を割きたくない人にとってスピーディに終わる点は大きな魅力でしょう。
また、遠方に住むご家族に手伝いを頼む必要もなくなり、家族の負担軽減にもつながります。
体力的な負担がかからない
生前整理では、家の中にある多くの品物を仕分け、不要なものを運び出す必要があります。
特に、タンス・冷蔵庫・ベッドといった大型の家具・家電の移動や処分は、体力を大幅に消耗する作業です。
自分で行えば無理をして腰を痛めたり、転倒してケガをしたりするリスクが伴います。
専門業者に依頼する大きなメリットは、体力的な負担が一切かからない点です。経験豊富なスタッフが、重い家具の分解・搬出・運搬をすべて代行してくれます。
体力に自信がなくなってきた人や身体が不自由な人でも、安心して整理を進められるのは大きな強みでしょう。
不要品をまとめて処分できる
生前整理を始めると、思っている以上に多くの不要品が出てくるものです。
家庭の不要品処分は、自治体によって分別方法や収集日が細かく定められています。粗大ごみは別途手続きが必要になるなど、ルールを調べて手続きするだけでも一苦労です。
専門業者に依頼すれば、大小さまざまな不要品をまとめて引き取ってもらえます。分別作業もすべて代行するため、自分は「必要なもの」と「不要なもの」を指示するだけです。
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生前整理を業者へ依頼するデメリット

業者への依頼はメリットだけではなく、デメリットも存在します。デメリットは以下のとおりです。
- 費用がかかる
- 大切なものを処分されるリスクがある
- 悪徳業者に注意が必要
それぞれ解説します。
費用がかかる
生前整理を業者に依頼する場合、自分で作業するのと比べて費用がかかる点が最大のデメリットです。
自分で作業する場合にかかる費用は、ゴミ袋の費用・粗大ごみの処分費用・家電リサイクル料金などであり、業者へ依頼する場合と比べて安価で済みます。
業者への依頼は、仕分ける物の量・作業に必要な人数や時間・トラックなどの車両費・不要品の処分費用などに応じた料金が発生します。
ハウスクリーニングやデータ整理などのオプションサービスを追加すれば、その分の費用も加算され、高額になるケースも珍しくありません。
業者へ依頼した際の具体的な費用は次章で紹介するため、参考にしてみてください。
大切なものを処分されるリスクがある
業者に依頼した場合、大切な品物や貴重品が誤って処分されるリスクも考慮しなければなりません。
悪質な業者の中には、作業中に発見した現金や貴金属などを盗難するトラブルが生じています。
悪徳業者ではなくても、依頼者と業者側の意思疎通がうまくいかず「残してほしい」と伝えた思い出の品が処分されてしまう可能性もゼロではありません。
大切なものを守るためにも、大切なものは依頼する前に取り分けておくことをおすすめします。
悪徳業者に注意が必要
生前整理業者へ依頼するなら、悪徳業者を選ばないように注意しなくてはなりません。悪徳業者に依頼してしまうと、深刻なトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
見積書の内訳が「作業一式」などと不明瞭で、作業後に高額な追加料金を請求されるケースが最も典型的な手口です。
また、必要な許可を持たずに営業し、回収した不用品を山などに不法投棄する業者もいます。
そのほか、強引に契約を迫ったり横柄な態度を取ったりする業者もいるため、慎重に業者を選ぶ必要があります。
生前整理を業者へ依頼したときの費用

生前整理を業者に依頼した際にかかる費用は、基本的に以下のように間取りをベースに計算されます。
| 間取り |
費用の相場 |
| 1R・1K |
3~8万円 |
| 1DK・2K |
5~13万円 |
| 1LDK・2DK |
7~25万円 |
| 2LDK・3DK |
12~40万円 |
| 3LDK・4DK |
17~50万円 |
| 4LDK以上 |
22~60万円 |
ただし、実際の費用は、物の量・必要な作業人数・作業時間・処分費用などによって大きく変動します。
エレベーターの有無・トラックの駐車スペースなどの作業環境も料金に影響する要素です。
同じ間取りでも物が多ければ人件費がかさみ、高層階であれば搬出の費用が変わるため、上記の金額は参考程度にとどめ、見積もりを取るようにしましょう。
また、オプションサービスを追加すれば以下のように費用がかかります。
| サービス内容 |
料金の目安 |
| 財産目録の作成 |
5万~10万円 |
| デジタル整理 |
数千~数万円 |
| ハウスクリーニング |
1.5万円~ |
| 特殊清掃 |
3万円~ |
| 遺言書の作成 |
10万~30万円 |
上記の金額も、作業内容・作業量などによって変動します。詳しい金額は実際に見積もりを取って確認してみてください。
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生前整理の費用を抑えるコツ

業者へ依頼すると高額な費用がかかるため、できるだけ費用を抑えたいと考える人は多いでしょう。費用を抑えるコツは以下のとおりです。
- できる範囲だけでも自分で片付ける
- 相見積もりを取る
- 不要品は買取に出す
ひとつずつ解説します。
できる範囲だけでも自分で片付ける
費用を抑えるには業者に依頼する作業量を減らすのが最も効果的です。体力的に可能な範囲だけでも自分で片付ければ、費用が低くなる場合があります。
衣類・雑誌・台所の小物など、通常の家庭ゴミとして処分できるものを事前にまとめたり、少しずつ捨てたりしておけば、当日の作業時間や業者が処分するゴミの量を減らせます。
大きな家具や重い荷物の搬出はプロに任せることを前提に、小さなスペースから手をつけておくと、費用の節約が期待できるでしょう。
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相見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は、費用を抑えるのに有効な手段です。
生前整理の料金やサービス内容は業者によって異なります。そのため、最低でも2〜3社に現地訪問してもらい、見積もりを依頼するのが鉄則です。
複数の見積もりを比較すれば、現況における適正な料金相場が把握でき、極端に高額、あるいは安すぎて後から追加料金が発生しそうな業者を避けられます。
依頼する際は、各社に同じ作業条件を伝えることが重要です。
また、提示された見積書が「作業一式」といった大雑把なものではなく、内訳まで詳細に記載されているかもしっかり確認しましょう。
不要品は買取に出す
費用を抑えたい人は、不要品を買取に出すことをおすすめします。
自分では不要だと思っている物の中にも、実は価値のある品物が眠っているかもしれません。
趣味で集めていたコレクション・使わなくなった貴金属・ブランド品・骨董品などが、思わぬ高値で買い取ってもらえる可能性は十分にあります。
生前整理業者の中にも買取サービスを実施しているところはありますが、必ずしも査定のプロとは限りません。
本来は価値がある品物でも、専門知識がないために安価で買い取られたり、単なる処分品として扱われたりする可能性もゼロではありません。
「餅は餅屋」という言葉があるように、生前整理はその道のプロへ、不要品の買取は買取のプロである「買取専門業者」へ依頼するのがおすすめです。
生前整理業者よりも高価買取できる可能性が高いため、査定に出してみることをおすすめします。
不要品の買取は『買取大吉』におまかせ

生前整理の費用をできるだけ抑えたいと考えているなら『買取大吉』におまかせください。
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「こんなものが売れるだろうか?」と思われるような物でも、思わぬ高値がつくケースは珍しくありません。
査定料は無料です。生前整理業者にまとめて処分を依頼する前に、まずは『買取大吉』で価値を確かめてみませんか?
不要品が多いときは『買取大吉』の出張買取が便利

実際に生前整理すると「お店に持っていくには量が多すぎる」「どれが売れるかわからないから、仕分けるのが面倒」と感じる人は大勢います。
そのようなときに便利なのが『買取大吉』の「出張買取」です。
出張買取なら、電話一本でプロの鑑定士がお客様のご自宅まで伺います。品物をわざわざ梱包したり、重い荷物をお店まで運んだりする必要はありません。
鑑定士がその場で、品物を一つひとつ丁寧に査定します。お客様はご自宅にいながら、査定結果をお待ちください。
出張料・査定料・万が一査定額にご納得いただけなかった場合のキャンセル料もすべて無料です。
『買取大吉』では店頭買取・宅配買取も実施しています。ぜひご都合の良い方法で気軽にご相談ください。
まとめ:生前整理業者を選ぶときはポイントを押さえておこう

記事では、優良な生前整理業者の選び方や・悪徳業者の特徴・費用を抑えるコツなどを解説しました。大切な品物の整理を任せるからこそ、業者選びは慎重にあるべきです。
費用を抑えるためには不要品を買取に出すことが効果的です。
『買取大吉』では、生前整理で出てきた貴金属・ブランド品・コレクション品などを無料で査定しています。
ご自宅まで伺う出張買取も便利です。処分してしまう前に『買取大吉』をぜひお試しください。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。