【金相場高騰中】身近にある金でできているものとは?貴金属を高く売るコツも解説
2024年9月19日
「金でできている身近なものが知りたい」
「金が含まれているなら、買取してもらえるのか知りたい」
このようにお考えではありませんか?
金相場が高騰している現在、金でできている身近なものも高く売れる可能性があり注目されています。
本記事では、身近にある金でできているものや、銀やプラチナが含まれているものを解説します。金が活用される理由や高く売るコツも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- 身近にある金でできているものは何か
- 身近にある銀やプラチナが含まれるものは何か
- 金やプラチナなどの貴金属を高く売るコツ
身近にある金でできているものとは?
金は、ジュエリーやアクセサリー、または投資対象のイメージが強い傾向にあります。しかし私たちの身近には、金でできているものがいくつかあるのをご存じでしょうか。
主に、以下3つのカテゴリに分類できます。
それぞれ、どれほどの価値があるのかも紹介します。一つずつ、見ていきましょう。
※金買取相場は12,705円/gとして算出(2024年9月13日時点)
家電
金は精密工業製品には欠かせない素材として、主に家電の電子回路にごく少量使用されています。
金は薄く伸ばせる上に変質しにくく、電気を通しやすい金属です。金の特性は電子機器と相性がよく、現代人にとって手放せないスマホ・パソコン・ゲーム機・デジカメなどにも活用されています。
1台の電子機器に含まれる金は、ごくわずかです。しかし、都市部の家電に含まれる金をすべて集めると鉱山にも匹敵する量になるため「都市鉱山」として注目されています。
少し前のデータになりますが、2008年における日本の都市鉱山の規模は金が6,800トン(全世界の16%)にも及ぶとされています。
含まれる金は、スマホ1台で約0.05g、ノートパソコンで約0.3gのため、スマホ100台の金を集めれば、現在の金相場で約63,000円の価値になる計算です。
しかし、個人が電子機器に使われている金を取り出して売却するのは現実的ではありません。そのため、リサイクルして有効活用するのがよいでしょう。
医療機器
金は医療分野でも有効活用されている素材です。金属の中でもっとも生体適合性が高い金属の一つであるためです。
金は皮膚や臓器などの人体の組織と接触しても害がなく、機器を体内に挿入したあとの術後感染症のリスクを低減できます。また錆びにくく、機器の長期的な安全性や性能に影響を与えません。
そのため、金歯やインプラント、また心臓の働きを助けるペースメーカーなどに利用されています。医療機器として使用される場合、純金ではなく、製品に膜を張る金メッキとして使用されるのが一般的です。
金が含まれる医療機器の中では、はずした金歯が買取に出されるケースがよく見られます。
装身具など
金は日常的に身につける装身具や文房具にも含まれています。以下3点について解説します。
一つずつ、見ていきましょう。
めがね
現在は少なくなったものの、昔のめがねには金縁フレームが使われるケースが多い傾向でした。そのため、家の片付けや遺品整理などで金縁めがねが発見される場合があります。
純金では柔らかすぎて強度が保てないため、金縁めがねのフレームに使われるのは主にほかの金属を混ぜて作られるK18やK14です。
フレームの重さは約10~20gのため、18Kの場合、最新金相場から算出すると約127,000~254,000円の価値が期待できます。
万年筆
万年筆のペン先には、金を使用しているものもあります。ニブと呼ばれる万年筆のペン先は、モンブランやパイロットなどではK18素材のものが発売されています。
ニブも買取業者に持ち込まれるアイテムの一つです。一般的に約0.3~0.4gのため、1本で約3,800~5,000円の価値が期待できるでしょう。
金素材であればニブにも金の品位が刻印されています。万年筆をお持ちの方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
仏具
若い世代の自宅に置かれることは少なくなりましたが、仏壇の周りにも金でできているものがあるかもしれません。
例えば、おりん・線香さし・水入れ・ろうそく立て・香炉などの仏具は、純金や18Kでできているケースがあり、中には金仏壇と呼ばれる、内部に金箔が施された仏壇もあります。
仏具を売却するのは一般的ではないと感じるかも知れません。しかし、空き家の整理や解体に伴って仏壇や仏具を処分されるケースは多々あります。
仏具の買取については以下の記事を参考にしてみてください。
金が身近なものでよく使われる理由
金が身近なものにもよく使われる理由は、金に電気伝導率が高い・アレルギーが起きにくい・酸化しにくいといった特徴があるためです。
金は電気をよく通す上に柔らかいため加工しやすく、薄く延ばせます。複雑な製造にも柔軟に対応できるため、家電製品の部品に使われているのです。
また、金は化学的に安定した性質を持ち、アレルギー反応が起きにくい金属でもあります。体内で有害な反応を起こさないため、インプラントやペースメーカーに活用されています。
空気に触れても酸化速度が非常に遅く、錆びにくい性質も金が利用される理由の一つです。強酸や強アルカリでも腐食させるのが困難なほど安定性が高いため、長期に渡って体内に存在しても影響を与えません。
このように、金は特異な性質を持つためさまざまなものに活用されているのです。
【金以外】希少な金属は身近にある
貴金属とは一般的に「高価で貴重な金属」だと認識されがちです。しかし、正確にはイオン化傾向が小さく、酸やアルカリに反応しにくい安定している金属を指し、金や銀・プラチナなどが該当します。
本章では、銀とプラチナを含む身近なものについて解説します。
- 銀が含まれる身近なもの
- プラチナが含まれる身近なもの
銀から見ていきましょう。
銀が含まれる身近なもの
金以上に身近なのが銀です。銀は多くの人が日常的に使うものにも活用されています。以下2つについて解説します。
一つずつ、見ていきましょう。
殺菌効果を生かした製品や鏡
夏に使用頻度の高い制汗剤には、銀イオンが活用されているケースがあります。また、抗菌薬や防臭剤には塩化銀が使われています。
銀は殺菌効果が高く、銀イオンや塩化銀は細菌の繁殖を防ぐため、除菌アイテムや制汗剤などさまざまな製品に活用されているのです。
毎日使う鏡も、銀を活用しています。ガラスの裏側に銀をコーティングし、銀の光の反射率を利用して鏡の前にある物体がはっきり映るようにしています。
食器
食器にも銀の特性が生かされています。ヨーロッパの上流階級で1870~1900年代半ばに流行した銀食器です。当時、銀は非常に高価だったため、富の象徴でもありました。
銀食器を使用する裕福な家庭に生まれれば一生食べ物に困らないことから「銀のスプーンをくわえて生まれた赤ちゃんは幸せになる」という言い伝えがあるほどです。
また、銀はヒ素に反応して黒くなるため、高貴な人々が身を守るアイテムでもありました。銀食器は富の象徴として、また魔除けやお守りとして、ヨーロッパを中心に廃れぬ人気を誇ります。
制汗剤や除菌剤は銀アイテムとして売却するのは難しいものの、銀食器はしっかりした買取額が期待できるでしょう。銀製品の買取については、以下の記事も参考にしてみてください。
プラチナが含まれる身近なもの
プラチナが活用されている身近なものの代表格は、自動車です。プラチナは排気ガスを浄化するための触媒として使われており、排ガス規制によって使用量は増加しつつあります。
触媒としてのプラチナは、水素と酸素を化学反応させて発電する仕組みの燃料電池にも欠かせません。中でも、燃料電池車(FCV)は、1台につき100gものプラチナを必要とします。
医療分野ではペースメーカーやカテーテルなどの医療機器、また抗がん剤としても活用されています。
また、プラチナをナノ化した白金ナノコロイド(機能性食品)は、強い抗酸化力があるため、アンチエイジング効果を期待できる素材です。
ジュエリーでもプラチナの存在は大きいでしょう。特に日本では、ブライダルジュエリーにはプラチナが定番です。
日本はブライダルジュエリーはシルバーカラーが選ばれるケースが多い傾向にあり、黄味が残るホワイトゴールドより白銀に輝くプラチナの需要が高いのです。
プラチナの買取価格における今後の動向や高く売るポイントは、以下の記事で解説しているため、参考にしてみてください。
金をはじめとした貴金属は絶好の売り時
貴金属の中でも、近年価値が高まっているのはやはり金です。
約20年前の2001年に約1,100円/gだったのが、2024年9月時点で約10倍以上になる12,842円/gとなり、現在も高水準を維持しています。
参考:田中貴金属工業
金は埋蔵量が限られている上、需要が減る要素も少ないため、今後も緩やかに高騰していくと予測されています。そのため、所有している金のアイテムを売却するためにさらに価値が上がるのを待っている方もいるでしょう。
しかし、相場は細かく変動するのが一般的です。下がり幅も予想が難しいため、急落する可能性もあります。
また、金の価格は世界共通でドル表示のため、円安になると買取価格が高くなります。現在の金相場の高騰は、円安の影響も大きいのです。現在、円安の状況が続いていますが、円高に転じれば金相場も下がってしまいます。
プラチナの相場も持ち直しているため、金やプラチナのアイテムは売ろうと思ったタイミングで売却するのが得策といえるでしょう。
貴金属を高く売るためにできること
金やプラチナなどの貴金属を売る場合、以下4点を意識すれば査定アップが期待できます。
- 付属品を揃えて売却する
- 複数点まとめて売却する
- 相場が高いタイミングで売却する
- 貴金属の価値をしっかり鑑定できる買取業者に売却する
一つずつ、見ていきましょう。
付属品を揃えて売却する
ジュエリーやアクセサリー・万年筆・食器などいずれの場合も、残っている付属品はすべて一緒に査定に出しましょう。
付属品が揃っているとアイテムが本物であるという裏付けとなります。付属品があるアイテムは次の顧客につながりやすくなるため高額査定になりやすいのです。
特にコレクターのいるアイテムの場合、化粧箱・説明書・袋など、新品で購入した時についている付属品が揃っているとより価値が高まります。
また、宝石のついたジュエリーの場合、鑑定書や鑑別書は高額査定につながるポイントのため、必ず一緒に査定に出しましょう。
複数点まとめて売却する
売却したいアイテムが複数ある場合、まとめて売却するのも査定額を上げるコツです。買取業者に複数点まとめて売却すると、査定額が上がるケースが多いためです。
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「ブランドもののめがね+K18のピアス+K14の指輪」などの組み合わせでも適用されるため、活用して高額査定につなげてください。
相場が高いタイミングで売却する
買取相場は買取価格に直結するため、相場が高いタイミングで売却するのが鉄則です。
貴金属を売却する場合、事前に純度をチェックしておきましょう。金製品の場合、金の含有率によって買取相場が変わります。
K24は99.99%が金ですが、K18の金の割合は75%が金です。一般的に金相場はK24の相場になるため、K18は相場より低い買取価格になるのです。
相場が高いタイミングを狙う一方、どんなものも基本的には劣化すれば査定額が下がるため、より相場が上がるのを待つのはリスクでもあります。
金相場が高水準を維持している2024年9月現在は、金製品の売却には適した売り時といえるでしょう。
貴金属の価値をしっかり鑑定できる買取業者に売却する
売却する貴金属の価値をしっかり鑑定できる買取業者を選ぶのも重要です。
買取業者によっては、ジュエリーに付属する宝石やデザインによる付加価値を買取価格に反映していない場合があります。
そのため、貴金属の価値をしっかり鑑定できる買取業者を利用するのがおすすめです。買取業者を選ぶ際は、買取実績を確認してみてください。
買取実績が豊富であれば、経験値の高い鑑定士が在籍している可能性が高いため、適正な価格で売却できます。
まとめ:身近な貴金属を売るなら『買取大吉』におまかせ
高い相場を維持している金は、スマホやパソコンなどの家電を筆頭に、めがねや万年筆のペン先などさまざまな身近なものに含まれています。
金を含有していれば高価買取が期待できるため、査定に出してみてはいかがでしょうか。
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