「金の手数料ってどれくらい引かれるのが普通なの?」
「少しでも高く売って、手元にたくさんの現金を残したい」
このように考えていませんか?
本記事では、証券会社や買取店など売却先ごとに異なる手数料の仕組みを解説し、手数料の罠を回避して手取り額を増やすための方法を紹介します。
各業者が手数料を引く理由や、損をしないための具体的な計算方法がわかります。
「どこに持ち込めばいいか」という悩みが消え、納得のいく最も高い価格で金を手放せるようになるでしょう。金の売却を検討中の方は参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
- 査定時に費用が引かれる事情や「無料」アピールに潜む罠
- 手元に残る現金を一番多くするための依頼先を見極めるポイント
- 金を手放して一定の利益が出た際に知っておくべき税金面のルール
金の手数料相場と業者別の違い(証券会社・地金商・買取店)

金にかかる手数料の相場は、取引対象が「現物」か「ペーパー資産」かによって分かれます。
業者種別の違いをまとめると以下の通りです。
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取引対象
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手数料の目安・相場(売却時)
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発生する主な手数料の種類
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証券会社(SBI・楽天など)
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ペーパー資産(金ETF・積立など)
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売却時は無料(0円)
※購入時は1.65%程度
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取引手数料(買付時など)
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地金商(田中貴金属など)
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現物資産(金地金・インゴット)
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500g未満の売却でバーチャージ発生
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バーチャージ(小分け手数料)
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一般の買取店
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現物資産(インゴット・ジュエリー)
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買取価格の10〜30%程度
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査定料、買取手数料、目減り料など
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次節以降でそれぞれ解説します。
証券会社の手数料:SBI・楽天などは約定代金に応じた費用
証券会社を通じた金取引は、純金積立や金ETFといった現物を伴わない「ペーパー取引」が主流です。
SBI証券や楽天証券などのネット証券における純金積立等の取引では、買付時に約定代金の1.65%(税込)程度の手数料がかかるのが一般的です。
一方で、売却(売付)時の手数料は無料(0円)に設定されていることが多く、コストを抑えて換金できます。
証券会社での取引は実物を保管する金庫代や鑑定の手間がかからないため、比較的手数料が安く抑えられています。
価格の動きを見て細かく売買を繰り返す投資目的の場合は、証券会社での取引が一般的です。
※なお、同じ「純金積立」というサービスでも、証券会社ではなく田中貴金属などの「地金商」で契約する場合は手数料体系が異なります。例えば田中貴金属を例として挙げると、購入額に応じて2.8%、2.2%、1.6%など段階的な手数料が設定されるケースが一般的です。
買取店・地金商の手数料:買取価格の1〜3割程度が相場
インゴットや18金ジュエリーなど手元にある実物を査定に出す場合、証券会社よりも手数料は高くなります。
一般的に、現物の買取では買取価格全体の1割から3割程度が手数料として差し引かれます。
店舗で鑑定するスタッフの人件費や、本物かどうかを見極める検査の手間などが発生するためです。
また、1gあたり数百円といった料金体系で、固定の「目減り料」や「精錬手数料」が引かれることもあります。
現物を扱う以上、人の手による作業が多く発生するため、どうしても手数料が重くのしかかります。
(参考)現物の購入手数料:500g未満はバーチャージに注意
店舗で金を購入する際は、バーチャージ(小分け手数料)と呼ばれる手数料が発生することがあります。
バーチャージとは田中貴金属などの地金商で、500g未満のインゴットを購入・売却する際にかかる手数料です。
大きな金の塊を小さく分割・成形するための製造コストが、金の購入代金とは別に請求されます。
100gあたりのバーチャージの金額は、以下のとおりです。
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業者
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100gあたりの手数料
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田中貴金属
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16,500円
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三菱マテリアル
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11,000円
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日本マテリアル
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無料(100g以上)
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また小さいバーほど「割高」になる点に注意が必要です。
5gや10gといった小さいバーは、絶対額の手数料自体は安くなります(例:田中貴金属で4,400円)。
しかし、1gあたりに換算すると割高になるため、少量ずつ購入する場合はコストに注意が必要です。
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なぜ?金の現物買取に手数料や目減り料がかかる3つの理由

買取額から手数料を引かれてしまう背景には、主に以下の3つの理由が存在します。
- 理由2:溶解・精製時に発生する「目減り」を補填するため
- 理由3:純度分析や再加工にかかるコストを補うため
査定額を下げる要因となるコストを理解しておけば、提示された金額が妥当かどうか判断しやすくなるでしょう。
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理由1:買取業者が再販で利益を確保するため
買取店は顧客から買い取った金を、別の専門業者や市場へ転売して事業を成立させています。
金を転売する際、相場が急落するリスクを回避するため、あらかじめ引き下げ額を手数料として確保する必要があります。
また、広告費や店舗の家賃、スタッフの人件費といった運営コストも、事業利益の中から捻出されるのです。
理由2:溶解・精製時に発生する「目減り」を補填するため
指輪やネックレスなどのジュエリーを売却する場合、「目減り」と呼ばれる現象が起こります。
加工製品から純金だけを取り出すために高温で溶かすと、混ざっていた不純物が蒸発して全体の重量が減少する仕組みです。
溶解によって消えてしまう数パーセント分の重量損失を、業者はあらかじめ「目減り料」として買取額から差し引きます。
とくに14金や18金などの合金製品は、純金(K24)よりも不純物が多く含まれるため目減りの幅も大きくなるのが特徴です。
理由3:純度分析や再加工にかかるコストを補うため
刻印のない金製品やブランド不明の品物は、専門の機械を使った正確な純度分析が必要です。
また、買い取った後そのままでは再販できず、クリーニングや修理を施さなければならない品物もあります。
特殊な成分分析の検査費用や、傷を消すための作業コストも査定額を押し下げる要因です。
美しい状態のインゴットと違い、古いジュエリーなどは純度分析や修繕にかかるコストがかさみやすいため、手数料が設定されます。
要注意!「手数料無料」の業者が優良店とは限らないからくり

「手数料一切無料」と大々的に宣伝している業者が、必ずしも高く買い取ってくれる優良店とは限りません。
手数料無料に潜むからくりとして、以下のケースを紹介します。
- 大口買取のみ対象など条件付きで無料になるケースがある
- 査定料・分析料など別名目で差し引かれるケースもある
見かけ上は手数料を取っていなくても、別の方法で実質的な利益を確保しているケースもみられるため、注意が必要です。
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グラム単価を低く抑えて手数料分を回収している
買取にかかる手数料をゼロと宣伝しつつ、ベースとなるグラム単価を相場よりあえて低く設定する手口があります。
買取店は慈善事業ではないため、買取価格差の中で利益を出さなければ経営が成り立ちません。
手数料などの名目で費用を取らない代わりに、本来1gあたり10,000円の相場価格を9,000円に下げて買い上げるといった具合です。
結果的に、手数料を払って相場通りの高い単価で売る場合よりも、最終的な手取り額が少なくなってしまう罠が潜んでいます。
大口買取のみ対象など条件付きで無料になるケースがある
広告には「手数料無料」と大きく書かれていても、実際には厳しい対象条件が隠されていることがあります。
「インゴット500g以上の買取に限り無料」などと、大口顧客しか無料の対象にならない設定が一般的です。
数グラムのジュエリーや少額の金貨を持ち込んだ場合は適用外となり、通常通り高い手数料を引かれてしまいます。
小さく書かれた「※条件あり」といった表記を見落とさないよう、無料適用条件の事前確認が不可欠です。
査定料・分析料など別名目で差し引かれるケースもある
名目上「買取手数料」は無料としていながら、別の名目にすり替えて金額を差し引く悪質なパターンもあります。
「査定料」「純度分析料」「目減り勘案料」「銀行振込手数料」といった名目で査定額から引かれるのが実情です。
買取手数料以外の名目で差し引かれればお客様が損をする仕組みが作られています。
無料という言葉だけで安心せず、どの項目の費用がどこまで無料になるのかを徹底的に突き詰める姿勢が大切です。
手取り額を最大化する優良業者の選び方

見せかけの数字に騙されず、自身が一番得をする買取業者を選ぶには明確な基準が存在します。
手取り額を最大化する選び方の基準は以下の通りです。
- 手数料ではなく「単価×重量=手取り額」の総額で比較する
- 当日の買取単価を明確に公開している業者を選ぶ
- 費用内訳を記した見積書を発行してくれる業者を選ぶ
複雑な計算式や難解な相場を追う必要はありません。誰でも実践できる見極め方を紹介します。
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手数料ではなく「単価×重量=手取り額」の総額で比較する
業者を選ぶ際、手数料の有無や割合だけで判断するのは危険です。最終的な「手取り額」の総額を比較対象にする必要があります。
計算式は極めてシンプルで、「業者が提示するグラム単価 × 品物の重量 = 手取り額」となります。
算出された手取り額の計算結果に納得できるかどうかが、優良業者かどうかを見破る最も確実な指標です。
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当日の買取単価を明確に公開している業者を選ぶ
純度ごと(K24・K18など)のグラム買取単価を、店舗や公式サイトで毎日更新している業者は信頼がおけます。
相場は毎日変動するため、今日の単価を包み隠さず提示している店は透明性が高く安心です。
単価を公開せず「実物を拝見してから決めます」とごまかす店舗は、理由をつけて安く買い叩く傾向があります。
来店前に本日の単価を確認できる業者を優先的に選びましょう。
費用内訳を記した見積書を発行してくれる業者を選ぶ
口頭だけのどんぶり勘定ではなく、正確な見積書を提示してくれる買取店を選ぶことも重要です。
優良店であれば「重量・単価・手数料の有無」をすべて明記した書類を印刷し、丁寧に説明してくれます。
疑問点があれば持ち帰って検討したいと伝えても嫌な顔をせず、見積書を快く渡してくれる店舗を利用すべきです。
納得しないまま店舗の空気に流されて売却してしまうのが、一番もったいない手放し方です。
金を売る前に知っておきたい税金の基礎知識

金を換金して利益が出た際にもう一つのコストとして考えなければならないのが「税金」の存在です。
まとまった現金が手に入る喜びの裏で、税金の仕組みを理解していないと思わぬ出費に驚くことになります。
知っておくべき税金のポイントは以下の通りです。
- 売却益が年間50万円の控除を超えると課税対象になる
- 買取店での現物売却は自身で確定申告が必要
それぞれ見ていきましょう。
※税金に関する詳細は、国税庁のホームページや税理士に必ずご自身でご確認ください。
売却益が年間50万円の控除を超えると課税対象になる
個人の現物を売却して得た利益は「譲渡所得」とみなされます。
金売却の利益を含め、1年間(1月~12月)の譲渡所得が50万円の特別控除額を超えた場合、超えた金額が課税対象です。
ここで重要になるのが、「保有期間が5年を超えるかどうか」で税負担が大きく変わるというルールです。
- 保有期間が5年以内の場合(短期譲渡所得) 課税対象額 = 譲渡益 - 特別控除50万円
- 保有期間が5年を超える場合(長期譲渡所得) 課税対象額 = (譲渡益 - 特別控除50万円)× 1/2
このように、5年以上保有してから売却すると課税対象額が半分になります。
税金は「売却の総受取額」全体ではなく、購入時の価格や各種売却費用を差し引いた「利益」に対して計算されます。
昔安く買った金が高値で売れて大きな利益が出た場合などは、特別控除額とともに保有期間を意識しておくことが大切です。
参考:No.3161 金地金の譲渡による所得|国税庁
買取店での現物売却は自身で確定申告が必要
利益が特別控除枠である50万円を超えて税金が発生した場合、翌年の2〜3月にご自身で確定申告を行わなければなりません。
証券会社での取引(特定口座の源泉徴収あり)と違い、一般の買取店で現物を売った場合は自動で税金が引かれません。
売却時の明細書や、購入当時のレシートなどを保管しておくことが大切です。
なお重要な例外として、会社員などの給与所得者(年収2,000万円以下)の場合、金売却による利益を含む「給与以外の所得が年間20万円以下」であれば、所得税の確定申告は不要とされています。
※詳細は国税庁または税理士へご確認いただくようお願いいたします。
参考:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁
金・貴金属の高価買取・査定は『買取大吉』へ

手数料の罠や悪質な買い叩きの不安を払拭し、お客様の利益を最大化できるのが『買取大吉』です。
複雑で不明瞭な業界の慣習を取り払い、どこよりも高く、そして分かりやすく金を買い取ります。
『買取大吉』に安心してお任せいただける理由は以下の通りです。
- 査定料・目減り料など各種手数料が完全無料
- 独自の販売ルートで手数料無料と高いグラム単価を両立
- 状態が悪い金・刻印なしの金も買取OK
それぞれ見ていきましょう。
査定料・目減り料など各種手数料が完全無料
『買取大吉』では、ご提示した買取金額から後になって別の手数料を引く対応は一切行いません。
査定料はもちろん、他店で発生しがちな目減り料や純度分析料といった名目での請求も完全無料です。
純粋に「ご提示する買取金額 = お客様の手取り額」となる明朗会計を徹底しています。
最初から最後まで分かりやすい料金体系で、お客様に損をさせない仕組みを整えています。
独自の販売ルートで手数料無料と高いグラム単価を両立
『買取大吉』最大の強みは、手数料を無料にしながらも業界トップクラスの高いグラム単価をご提示できる点にあります。
日本国内だけでなく世界中に独自の販売ルートを構築し、最も高く売れる場所へ直接卸すことが可能です。
自社の店舗間でメンテナンスまで完結させ無駄な中間マージンを省き、浮いたコストをお客様の買取額に上乗せしています。
国内外を網羅する広大な販売網こそが、他店には真似できない「手数料無料で高価買取」を実現する理由です。
状態が悪い金・刻印なしの金も買取OK
千切れたネックレス・片方だけのピアス・デザインが古くて使っていないジュエリーなども喜んでお買取りします。
「どうせ売れないだろう」と諦めてしまうような刻印のない金製品も、目利きのプロによる正確な純度分析が可能です。
綺麗なインゴットでなくても全く問題なく、素材としての価値をしっかりと見出し現金化いたします。
どのような状態でも丁寧に査定いたします。「とりあえず持っていく」という気軽な気持ちでご相談ください。
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まとめ:まずは無料査定で金の正しい価値を確かめよう

金の売買には多くのコストが潜んでいますが、正しい知識を持てば手取り額は確実に引き上げられます。
「手数料無料」のからくりに惑わされず、買取手数料がいっさい掛からない安心の業者を選ぶことが大切です。
複雑な計算なしに、まずは自分の品物がいくらになるのか「現金として受け取れる総額」を確認するところから始めましょう。
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