「24kgpは売れるの？」
「24kgpの価値が知りたい」
このように考えていませんか？
一見すると高級な純金製品のなかには「24KGP」という刻印が入っていることがあります。「24kgp」は金メッキ製品を意味する刻印です。
金メッキ製品は、買取市場において価値がつきにくく、買取を断られることもあるのが現状です。
24kpgの特徴を知ることで、売れるor売れない製品を事前に見極められます。
本記事では、24kpgは売却できるのかや買取市場で評価されやすい金メッキ製品の種類、高く売れる可能性のあるポイントまで解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
＜この記事でわかること＞
- 24kgpの特徴
- 高価買取が期待できる金メッキ製品
- 金と金メッキの見分け方
24kgpとは
24kgpの刻印がある製品は、一見豪華な金製品に見えますが、実際は金ではなく、「金メッキ」製品です。
「24KGP」の刻印には、以下の意味があります。
- 24K ：24金（純金）
- GP：「Gold Plated」の略
つまり「24KGP」とは、純金を表面に薄くコーティングした製品という意味です。
あくまでも中身は別の金属で、表面にほんの少しだけ純金が使われていることになります。
本体部分のほとんどは、鉄やアルミニウムなどの安価な金属で作られており、見た目の豪華さに比べて、素材そのものの価値は高くありません。
また、金メッキに使われる金の量は非常に少なく、1gあたりに含まれている金は、わずか0.01g程度です。
24kgpは売れるのか？
結論から言うと、「24KGP」の製品は買取が難しい、もしくは値段がつかないことも多い傾向です。
理由として、金の含有量が少ない点が挙げられます。
金メッキ製品に使われている金は、非常に微量で金製品としては、ほとんど評価されません。
また、本体が鉄・アルミ・銅などの金属で作られているため、金属自体に高い価値はなく、リサイクル目的でもあまり需要がありません。
そのため、24kgp製品には価値が少なく、買取を断る業者もあるのが実情です。
買取されやすい24kgp製品
買取可能な24kgp製品も存在します。
買取市場で見かけることの多い代表的な金メッキ製品は以下の通りです。
- 金杯
- ジュエリーやアクセサリー
- 食器
- 仏具
- 茶道具
- 置物
それぞれ紹介します。
金杯
金メッキ製品としてよく見られるものが「金杯」です。
一般的な杯（さかずき）は陶器やガラス製が多いですが、祝賀行事や神事の場面では、金色に輝く金杯が縁起物として選ばれることがあります。
金杯のなかには、希少な純金製のものも存在しますが、多くは金メッキによって作られているのです。
金メッキにすることで、見た目の豪華さを損なわずに製造コストを抑えられます。
耐久性にも優れるため、実用性と美しさを兼ね備えた品として人気があります。
ジュエリー・アクセサリー
金メッキを施したアクセサリーも、買取市場で頻繁に見かけるアイテムです。
本物の金に比べて価格を抑えられるため、ファッション性を重視する方や、気軽に楽しみたい方に人気があります。
手頃な価格で高級感を味わえる点から、日常使いのアイテムとしても評価が高く、幅広い年代層に支持されています。
食器
食器の中でも、金メッキ製のカトラリー（ナイフ・フォーク・スプーンなど）にはメッキが施されているものがあります。
たとえば、フランスの老舗ブランド「クリストフル」が手がける金メッキのカトラリーは、エレガントなデザインと質感で人気です。
また、日本の有名食器ブランド「ノリタケ」でも、上質な金メッキのカトラリーが販売されており、贈り物などに選ばれています。
仏具
仏具には、メッキ加工された製品が数多くあり、金の仏像やおりんは仏間を豪華に彩ります。
金の重厚感と輝きが空間に格調を与えるため、仏間・茶室のインテリアや、和室の装飾としても人気です。
特に、装飾に凝った製品や希少性のあるものは、骨董品として一定の評価を受けることもあります。
仏具については、以下の記事でも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
茶道具
金メッキが施された茶道具は、格式と美しさを兼ね備えた特別な道具として、多くの茶人に愛されています。
茶杓や茶入れ・風炉などは、儀礼的な茶会や特別な席で用いられることが多く、実用性と芸術性の両面を持ち合わせています。
見た目の華やかさだけでなく、精神性や礼儀作法が重んじられる茶道において、金メッキの茶道具は重要なアイテムのひとつといえるでしょう。
置物
金メッキの置物は、見た目の豪華さや縁起の良さから、インテリアとしてだけでなく贈り物や開業祝い・記念品としても人気があります。
特に、鶴・亀・龍・招き猫・七福神などの縁起物のモチーフは、金の輝きによって神聖な印象を放ち、それらを飾るだけで空間全体の雰囲気を華やかにしてくれるでしょう。
素材としては樹脂・陶器・アルミ・鉄などに金メッキ加工が施されているものが主流で、本物の金と比較するとはるかに軽く、価格も手頃です。
高級感を演出しつつもコストを抑えたい場面にぴったりのアイテムとして選ばれています。
高価買取が期待できる24kgp製品
金メッキ製品は、高価な素材を使用していないため、一般的には買取価格が低くなりますが、なかには高値で取引されるものも存在します。
高価買取が期待できる金メッキ製品は以下の通りです。
- 人気のあるブランド製品
- 人気デザインのメッキ製品
- 宝石付きのメッキ製ジュエリー
ひとつずつ紹介します。
人気のあるブランド製品
高く売れやすい金メッキ製品の代表例として挙げられるのが、一流ブランドによって作られた金メッキ製品です。
例えば、ハイブランドが手がけた金メッキのアクセサリーや「クリストフル」のカトラリーなどは、素材の価値以上にブランドそのものの価値が評価されます。
ブランド製品は、金メッキであってもファッション性や希少性が高く、中古市場でも需要が安定しているため高値で買取される可能性があるのです。
人気デザインの金メッキ製品
デザイン性も、金メッキ製品の価値を左右する大切なポイントです。
特に、流行のものや人気のあるモチーフを取り入れた製品は、需要が高くなりやすいため、買取価格がアップする可能性があります。
流行は常に移り変わるため、トレンド感のあるデザインのアイテムは、できるだけ早めに売却すると良いでしょう。
新しいシリーズやモデルが登場する前に手放せば、より良い条件で買い取ってもらえるかもしれません。
宝石付きの金メッキ製ジュエリー
金メッキ製ジュエリーは、素材としての価値は低いため、単体で高額買取は難しい場合が多い傾向です。
しかし、ダイヤモンド・エメラルド・ルビーなどの宝石があしらわれている場合は、宝石そのものに価値があるため、高く買い取ってもらえる可能性があります。
本物の宝石が使われているのであれば、金メッキ製でも数万円単位の買取になることも珍しくありません。
金と24kgpを見極める方法
一見すると金メッキ製品と金製品はそっくりですが、実際の価値には大きな差があります。
見た目だけで判断するのは難しいですが、ポイントを押さえれば、ある程度は見分けが可能です。
ここでは、金メッキ製品と金を見分けるための代表的な方法を4つ紹介します。
- 刻印を確認する
- 磁石を近づけて反応を見る
- 比重を調べる
- 買取専門店で査定を受ける
それぞれ紹介します。
刻印を確認する
もっとも手軽に判別できる方法のひとつが「刻印のチェック」です。
金製品には素材を示す刻印が施されており、純金の場合は「24K」「K24」などの刻印があります。
一方、金メッキ製品には「GP（Gold Plated）」の表記があるため、すぐに見分けられるでしょう。
他にも、電気メッキを意味する「GEP」や、比較的厚めのメッキ加工を施した「HGE」、また金張り加工を表す「GF」や「RGP」などの刻印も存在します。
磁石を近づけて反応を見る
磁石を使ったチェック方法も、金メッキ製品を見分ける方法のひとつです。
純金は非磁性金属のため、磁石に引き寄せられることはありません。
磁石に反応すれば、その製品には金以外の磁性金属が含まれていると判断できます。
ただし、金メッキ製品の中には、磁石に反応しない銅や真鍮を土台に使っているものもあるという点です。
そのため、磁石によるテストはあくまで目安として考えましょう。
比重を調べる
金の純度を調べるには、「比重」を測ることである程度の判断ができます。
比重とは、物体が水と比べてどれくらい重いかを示す数値です。
＜比重の調べ方＞
- 1.調べたい製品の重さを正確に量る
- 2.次に、水を入れた容器に計量器をセットし、表示をゼロに調整する
- 3.金属を細い糸などに吊るし、水の中に静かに沈める。（金属の表面が容器の内側や底に触れないように注意が必要）
- 4.水中で量った重さを測定し、「空気中での重さ÷水中での重さ」で比重を計測する
- 5.得られた比重の数値を以下の表と照合する
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刻印
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金の純度
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比重（g/㎠3）
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K24
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99.9%以上
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19.32
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K22
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91.7%
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17.45〜18.24
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K20
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83.3%
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16.03〜17.11
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K18
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75%
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14.84〜16.12
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K14
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58.3%
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12.91〜14.44
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K10
|
41.7%
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11.42～13.09
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正確な測定は難しい場合もあるため、次に紹介する方法を利用すれば確実に金メッキ製品かどうかがわかります。
以下の記事でも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
『買取大吉』なら無料で金属を判別できる
『買取大吉』では、無料で買取査定を実施しているため、本物の金かどうかを見極められます。
『買取大吉』の特徴は以下の通りです。
- ライフスタイルに合わせた3つの査定方法
- 予約不要ですぐに査定可能
- 他社で断られた商品でも買取可能
ひとつずつ見ていきましょう。
ライフスタイルに合わせた3つの査定方法
『買取大吉』では、お客様のライフスタイルに合わせた3つの査定方法を選べます。
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買取方法
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特徴
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店頭買取
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直接店舗に持ち込んでその場で査定・買取
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宅配買取
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無料の宅配キットを利用して自宅から送るだけで、査定・買取が完了
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出張買取
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専門スタッフが自宅まで訪問し、その場で査定・買取
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金メッキ製品の場合、買取できない可能性もございますあります。
まずはお気軽に無料査定をご利用ください。
予約不要ですぐに査定可能
『買取大吉』の店頭買取では、買取実績が豊富な鑑定士が常駐しており、予約なしでもご利用いただけます。
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※出張買取、宅配買取は事前申し込みが必要です。
他社で断られた商品でも買取可能
「他店で断られてしまった」「金メッキ製品でも売れる？」といった不安がある品物でも、買取大吉なら対応できる可能性があります。
これまでにも、金メッキ製品や刻印のないアイテム、破損しているアクセサリーなど、通常は買取対象外となるような品を買取してきた実績があります。
以下のボタンから買取実績が確認できるため、ぜひ参考にしてみてください。
【Q&A】24kgpについてよくある質問
24kgp製品についてよくある質問は以下の通りです。
Q.24kgpは何gの金が含まれていますか？
Q.24kgpは純金の可能性がありますか？
Q.24kgpの盃は買取できますか？
順番に見ていきましょう。
Q.24kgpは何gの金が含まれていますか？
A.「24kgp」と刻印された製品は、見た目は豪華ですが、実際の金の含有量はごくわずかです。
たとえば、金の重さが1gだとしても、その中に含まれる金の量は約0.01g程度といわれています。
金メッキ製品から金だけを取り出すには専門的な技術や手間がかかるため、一般的な買取店では、金の含有量にかかわらず金として評価されません。
Q.24kgpは純金の可能性はありますか？
A.「kgp」などの刻印があれば、純金の可能性はないでしょう。
反対に、金メッキとしての刻印がない場合、純度を偽っている粗悪品があるため、注意が必要です。
刻印がないものや、金かどうかわからないものは、『買取大吉』の無料査定にお持ち込みください。
Q.24kgpの仏像は買取できますか？
A.需要に合わせた価格で買取可能です。
買取の有無は、需要に合わせて変わることがあるため、気になる品は一度買取査定に出してみてください。
24kgp製品の価値は『買取大吉』の無料査定で確かめよう
24KGP製品は、見た目の豪華さに反して金の含有量が非常に少ないため、一般的には高額買取が難しいのが現実です。
しかし、ブランド品やデザイン性が高いもの、宝石がほどこされているジュエリーなど、条件次第では買取価格がつくケースもあります。
また、金の価値は自分では判断しづらいため、買取専門店の無料査定を受けるのがおすすめです。
『買取大吉』では、予約不要・査定無料を実施しており、金メッキ製品の買取実績も多数あります。
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