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過去の金価格(相場)から今後の価格を予想|初心者でも始めやすい投資方法を解説

過去の金価格(相場)から今後の価格を予想|初心者でも始めやすい投資方法を解説

2025年12月30日

「金への投資を検討しているが、今が買い時か待った方が良いのかわからない」

「金相場の推移を理解したうえで初心者にも始めやすい投資方法が知りたい」

このように考えていませんか?

 

金は長い歴史のなかで、経済危機・通貨不安・インフレといった局面ごとに相場が上下してきた資産です。

 

値動きの仕組みや投資方法を正しく理解しないまま始めてしまうと、不安や後悔につながることもあります。

 

本記事では、過去50年の金価格(相場)の推移を振り返りながら、価格が動いた背景や今後の見通しを解説します。

 

また、初心者でも無理なく始めやすい金投資の方法や現在の相場環境で意識しておきたいポイントも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

<この記事でわかること>

  • 過去50年の金価格(相場)変動
  • 金価格(相場)に影響を与えたできごと
  • 金価格(相場)の見通し

本記事は、金価格(相場)に関する一般的な情報をお伝えすることを目的としたものであり、特定の投資手法や売買を勧める意図はありません。実際に投資を行うかどうかの判断については、リスクを十分に理解したうえで、ご自身の責任にて行ってください。

【価格高騰中】金は今が売り時

金 相場 推移

2025年12月21日現在の金価格(相場)は、円建て価格において史上最高値圏にあり、1gの相場が23,000円を超えています。

 

金価格(相場)が高騰している状況は、所有している金や貴金属を売却する絶好のチャンスです。

 

金の売却を検討している方は、現在の高値を逃さないよう、相場動向に影響する、世界情勢や地政学リスクについて情報を集め、分析する必要があります。

金価格(相場)の変動を確認|過去50年の推移グラフ

金 相場 推移

参照:田中貴金属

 

上記表は、過去50年間(1975~2024年)の価格推移です。

 

金の価格はこれまで、世界経済の仕組みや国際情勢の変化と深く結びつきながら、大きな値動きを繰り返してきました。

 

年代ごとの詳しい状況を確認していきましょう。

  • 1930〜1940年代|戦争と恐慌が招いた最初の上昇期
  • 1970年代|ニクソンショック後の第二次上昇局面
  • 1980〜1990年代|金融引き締めによる停滞期
  • 2000年代以降|金融緩和と新興国成長による長期上昇トレンド
  • 2025年|金の価格相場が過去最高額を更新

順番に紹介します。

1930〜1940年代|戦争と恐慌が招いた最初の上昇期

1930〜1940年代、世界恐慌や戦争といった不安定な時代が続きました。

 

この時期、各国は金本位制を維持できなくなり、通貨の発行量を増やす方向へと転換します。

 

その結果、通貨価値への不安が高まり、金の価値が見直され価格が上昇しました。

1970年代|ニクソンショック後の第二次上昇局面

大きな転換点は1970年代です。1971年に起きたニクソンショックをきっかけに、金とドルの交換が停止され、固定相場制から変動相場制へと移行します。

 

通貨の裏付けが金から切り離されたことで、先進国を中心に金融緩和が進み、金は再び価値保存の手段として注目を集め、価格が大きく上昇しました。

1980〜1990年代|金融引き締めによる停滞期

1980〜1990年代にかけては状況が落ち着きます。

 

アメリカの高金利政策によってインフレが抑えられ、主要国でも金融引き締めが進んだことで、金価格(相場)は長く低迷しました。

 

日本国内では1999年に、1gあたり900円台という歴史的な安値を記録しています。

2000年代以降|金融緩和と新興国成長による長期上昇トレンド

2000年代に入ると、再び流れが変わります。

 

ITバブル崩壊後の大規模な金融緩和や、基軸通貨ドルへの信頼低下、新興国の経済成長などが重なり、金は長期的な上昇トレンドへと入りました。

 

その後、国内小売価格は2020年に7,000円台を突破します。

 

また、2020年の新型コロナウイルスまん延以降、金価格(相場)は大きく高騰し、歴史的な高水準を現在も保っています。

2025年|金の価格相場が過去最高額を更新

2025年は、歴史的な金の価格高騰を記録する象徴的な一年となりました。

 

年初には1gあたり13,000円前後だった金価格(相場)は、年末には23,000円を超える史上最高値が記録されています。

 

価格が高騰した背景については次章で解説します。

過去最高額を更新した要因

金 相場 推移

金価格(相場)の変動を左右する要因は、主に以下の通りです。

  • 金利の低下
  • 世界的な政治不安や経済危機
  • 中央銀行による金の大量購入
  • 円安の進行

ひとつずつ見ていきましょう。

金利の低下

国際的な金価格は米ドルで取引されるため、ドル建てで見た金の価格は、アメリカの金利環境と強く結びついてきました。

 

とくに注目されるのが、国債の利回りから物価上昇率を差し引いた「実質的な金利水準」です。

 

アメリカで金融引き締めが進み金利が上昇すると、ドルの魅力が高まるため、金に資金が向かいにくくなり、結果として金価格(相場)は下がりやすくなります。

 

一方で、実質金利が低下する局面では、利息を生まない金の相対的な価値が高まり、価格が上昇しやすくなります。

世界的な政治不安や経済危機

金は、株式や債券のように発行元の経営状態の影響を受けません。破綻リスクがほとんどないため、安全性の高い資産として扱われています。

 

国際情勢が不安定になったり、金融市場に大きな混乱が起きたりすると、投資家は通貨や金融機関への不安から、価値が国に依存しない金を選ぶ傾向が強まるのです。

 

実際に、2023年3月にアメリカやスイスで銀行の経営破綻が相次いだ際には、金融システムへの信頼が揺らぎ、安全資産としての金に資金が流れ込んで相場が大きく上昇しました。

中央銀行による金の大量購入

金価格(相場)の上昇には、各国の中央銀行が金の保有量を増やしていることも大きく関係しています。

 

通常、世界で取引される金のうち中央銀行が占める割合は一定水準にとどまりますが、近年では平常時の数倍にまで拡大しました。

 

一因として、ウクライナ情勢以降に続くインフレへの警戒があります。

 

通貨価値の目減りを防ぐため、各国が外貨準備の中身を見直し、金の保有を厚くする動きが強まりました。

 

こうした対応は、制裁リスクや国際情勢の不安定化を意識したものであり、金需要を押し上げる一因となっています。

円安の進行

円建ての金価格(相場)が記録的な水準まで上昇した理由のひとつに、急激な円安の進行があります。

 

金の国際的な価格が大きく変わらなくても、円とドルの為替レートが円安方向に動くと、日本円で見た金の価格は自然と高くなるのです。

 

実際に、2023年以降はドル高・円安が進んだことで、国内の金価格(相場)はこれまでの最高値を次々と更新しました。

金価格(相場)に影響を与えた最近のできごと

金 相場 推移

金価格(相場)は、経済的・政治的な危機が発生した際にその価値が認められる「有事の金」と呼ばれており、過去の大きなできごとが相場に影響を与えてきました。

 

近年、金価格(相場)に影響を与えた主なできごとは以下の通りです。

金価格(相場)に影響を与えたできごと

主なできごと

金価格(相場)への影響・背景

2001年

アメリカ同時多発テロ

地政学リスクが急上昇し、アメリカへの信認が低下。「有事の金買い」のニーズが強まり、安全資産として意識されるようになった。

2003年

イラク戦争

戦争突入などの有事局面では、安全資産への資金移動が起こりやすく、金価格(相場)は上昇しやすい傾向を示した。

2007年

サブプライム住宅ローン危機

金融不安の拡大により、信用不安が高まり、金が価値の保存手段として買われる動きが強まった。

2008年

リーマンショック

各国の大規模金融緩和で通貨発行量が急増。紙幣価値の相対的低下を背景に、金価格(相場)は大きく上昇し、安全資産としての地位を確立した。

2013年

アベノミクス

世界的には金価格(相場)が下落するなか、日本では円安進行により円建て価格が上昇。為替が国内金相場に強く影響することを示した。

2020年

コロナショック

世界的な経済混乱を受け、金価格(相場)は急騰し、史上初めて2,000ドル/オンスを突破。

2022年

ロシアのウクライナ侵攻

地政学リスクの高まりにより金価格(相場)は高止まり。制裁リスクを警戒した各国が、外貨準備をドルから金へ移す動きを強めた。

金価格(相場)の今後はどうなる

金 相場 推移

金価格(相場)が今後どのように推移するのか世界中から注目されています。

  • 短期的な予想
  • 長期的な予想

それぞれ解説します。

短期的な予想

短い期間で見ると、金価格(相場)が一時的に伸び悩んだり、下落したりする場面は十分に考えられます。

 

世界経済や国際情勢が安定してくると、リスク回避として金を保有していた投資家が利益確定に動くこともあるためです。

 

その結果、短期間で価格が落ち着く局面が生じる可能性があります。

 

ただし、こうした動きはあくまで一時的なもので、金の「数に限りがある貴重な資源」という本質的な価値が失われるわけではありません。

 

売却や投資を判断する際は、短期の値動きだけに左右されず、より長い視点を持つことが重要です。

長期的な予想

長期的な視点では、金は今後も価値を維持、あるいは高めていく可能性が高いと見られています。

 

その背景には、自然界から採掘できる金の量に限りがあり、時間の経過とともに希少性が高まっていくためです。

 

現在の採掘ペースを基準にすると、経済的に採算が取れる金の量は将来的に減少すると考えられており、供給面の遅れから希少性が高まります。

 

もちろん、技術革新によって新たな鉱床が利用可能になる可能性はありますが、供給が急激に増えるとは考えにくいのが実情です。

 

こうした理由から、金は長期にわたって価値が保たれやすい資産として評価されています。

初心者でも始めやすい金投資方法

金 相場 推移

初心者でも始めやすい金投資方法は以下の通りです。

  • 現物投資
  • 金投資信託
  • 金ETF

ひとつずつ解説します。

 

【関連記事】

現物投資

金の投資方法のなかでも、実物を手にして保有する「現物投資」にはいくつかの選択肢があります。

 

代表的な現物購入の投資方法は以下の通りです。

 

投資方法

内容

メリット

デメリット

金地金

貴金属商や宝石商、商社などで金の延べ棒を購入し、実物として保有する方法。

実物を手元に置ける安心感がある。金そのものの価値を直接保有できる。

盗難・紛失リスクがある。貸金庫などの保管コストがかかる場合がある。売買時の手数料が比較的高い。

金貨

外国政府が発行する金貨を購入・保有する方法。

少額から始めやすい。種類によってはコレクション価値が期待できる。

保管リスクがある。地金同様に売買手数料が高め。

純金積立

毎月一定額で金を継続的に購入し積み立てる方法。

1,000円程度から始められる場合がある。自動積立で手間がかからない。

積立時に手数料が発生する。短期売却には不向き。

 

現物投資に共通する点は、利子・配当金が発生しない点です。値上がりによる利益だけを狙う投資方法という点は覚えておきましょう。

 

【関連記事】

金投資信託

金の値動きに連動するタイプの投資信託で、金そのものを保有せずに価格変動の恩恵を受けられる投資方法です。

 

運用は専門家が行うため、日々の相場を細かく確認しながら売買する必要がなく、他の資産と組み合わせた分散投資としても選ばれています。

 

商品によっては定期的に分配金が支払われる場合もあります。

 

一方で、一般的な投資信託と同様に運用管理費用が発生し、価格変動によっては元本を下回る可能性がある点には注意が必要です。

 

【関連記事】

金ETF

金ETFは投資信託の一種ですが、証券取引所に上場しているため、株式と同じように市場の価格を見ながらリアルタイムで売買できる点が特徴です。

 

一般的な投資信託と比べて運用コストが抑えられているケースが多く、コスト面を重視する人に向いています。

 

一方で、金価格(相場)の変動がそのまま反映されるため、短期間で価格が上下しやすく、タイミングによっては損失が出る可能性がある点には注意が必要です。

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【Q&A】金の相場についてよくある質問

金 相場 推移

金の相場についてよくある質問は以下の通りです。

Q.金の高騰はいつまで続くのでしょうか?
Q.2040年の金価格(相場)はいくらになる予想ですか?
Q.金を今買わない方がいいのはなぜですか?

ひとつずつ回答します。

Q.金の高騰はいつまで続くのでしょうか?

A.長い目で見ると、金価格(相場)は今後も高い水準を保ち、上昇基調が続く可能性があると考えられています。

 

ただし、先行きはさまざまな要因に左右されるため、常に予想通りに進むとは限りません。

Q.2040年の金価格(相場)はいくらになる予想ですか?

A.2040年の金価格(相場)を断定的に見通すことはできませんが、長期で見れば価格は上昇する可能性が高いと考えられます。

 

金は産出できる量に限りがあるうえ、新しい鉱山開発はコストや環境への配慮から簡単には進みません。

 

一方で、電子機器や電気自動車、再生可能エネルギー分野での利用が広がり、新興国を中心に宝飾品としての需要も拡大しています。

 

こうした供給の制約と需要の増加を踏まえると、2040年には現在よりも高い価格水準に達している可能性があると言えるでしょう。

Q.金は今買わない方がいいのはなぜですか?

A.現在は金価格(相場)が高水準にあるため、購入よりも売却の時期です。

 

購入を意識する人も増えていますが、世界の相場環境と為替の流れを見極めながら、長期保有を前提に最適なタイミングを判断していく姿勢が求められます。

 

投資を検討する際は、世界の金価格(相場)だけでなく、日本円との為替動向も踏まえたうえで、生活に無理のない範囲で長期的な視点を持つことが大切でしょう。

まとめ:金価格(相場)をチェックして売却時期を見極めよう

金 相場 推移

金価格(相場)は、金融危機・金融政策の転換などの世界的なできごとと強く結びつきながら、長期的に見ると上昇トレンドを描いてきました。

 

近年は、低金利・地政学リスクの高まり・中央銀行による金の買い増し・円安の進行などが重なり、円建て価格は歴史的な高値圏にあります。

 

短期的には調整や下落の可能性もありますが、金は供給量に限りがあり、インフレや通貨不安への備えとして、長期的な価値が評価されやすい資産です。

 

そのため、目先の値動きだけで判断するのではなく、長期的な視点を持つことが重要といえるでしょう。

 

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