「ルイ・ヴィトンのバッグのクリーニング方法や料金が知りたい」
「自分でできるメンテナンス方法はあるの?」
このように考えていませんか?
ルイ・ヴィトンのバッグを長く愛用するためには、日常のケアだけでなく、定期的なクリーニングも欠かせません。
しかし、汚れやカビが気になったとき、どこに依頼すれば良いのかやクリーニング費用が気になる人も多いでしょう。
本記事では、クリーニングを行っている修理専門店のサービス内容・料金相場を解説します。
また、自宅でできるお手入れ方法や正しい保管のコツも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- クリーニングでできること
- 修理専門店のクリーニングサービス料金相場
- 自宅でできるルイ・ヴィトンのバッグのお手入れ方法
ルイ・ヴィトン正規店ではクリーニングサービスはない

高級ブランドとして世界中で愛されるルイ・ヴィトンですが、意外なことに正規店ではバッグや財布などのクリーニングサービスは行っていません。
公式で受けられるのは、主に製品の修理やパーツ交換といったアフターケアです。
たとえば、金具の不具合やファスナーの故障、縫い目のほつれといった「機能面の修理」に対応してくれる一方で、汚れ落としや全体的なクリーニングは対象外となります。
参照:ルイ・ヴィトン公式「リペアサービス」
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ルイ・ヴィトン製品をきれいにクリーニングしたい場合は、ブランド品の修理やメンテナンスを専門に行う店舗へ依頼しましょう。
修理専門店は、素材ごとの特性を理解した上で適切なクリーニングを施してくれるため、正規店では対応できない汚れや黒ずみをきれいにできます。
クリーニングでできることは主に3つ

修理専門店では、単に汚れを落とすだけでなく、バッグや財布をより美しく長持ちさせるためのさまざまなサービスを受けられるのが特徴です。
受けられるサービス例として、以下の3つを紹介します
それぞれ見ていきましょう。
補色
補色とは、色あせやムラが目立ってきた部分を丁寧に塗り直し、購入当初の色合いに近づける作業です。
変色してしまったレザーも、新品に近い見た目を取り戻せます。
カラーチェンジ
クリーニングに合わせて、イメージを一新したい人は「カラーチェンジ」も可能です。
既存のカラーを活かしながら違う色味に仕上げることで、まるで新しいアイテムを手に入れたような気分を味わえます。
撥水加工
長く使い続けたい方におすすめなのが「撥水加工」です。
革製品は特に水や湿気に弱いため、表面に撥水効果を持たせておけば、汚れが付着しにくくなるだけでなく、カビや水染みからも守れます。
【独自調査】修理専門店のクリーニングサービス料金比較

修理専門店は、各社クリーニング費用が異なるため、料金が気になる人も多いでしょう。
以下の表では、クリーニング実績が多い修理専門店を中心に5社を比較しました。
他にも多くの修理専門店があるため、参考価格として参照してみてください。
修理専門店5社の料金比較 |
内容
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革研究所
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KOBA
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協和クリーニング
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REPAIR-SHOP HIRAISHIYA
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リナビス
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クリーニング
(バッグ)
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4,370円~
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13,750円~
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17,800円~
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15,000円〜
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27,000円~
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カラーチェンジ
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ベース価格+50%増し〜
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22,550円~
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49,800円~
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34,000円~
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14,960円~
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撥水加工
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ベース価格+50%増し〜
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1,430円
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2,400円
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上記料金にコーティング含む
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2,800円
|
※2025年8月25日調べ
ルイ・ヴィトンのバッグをクリーニングに出すタイミング

ルイ・ヴィトンのバッグには「何ヶ月に一度はクリーニングに出すべき」といった決まりはありません。
ただし、使用していく中で状態に変化が見られたときには、プロの手に任せるのが安心です。
たとえば、以下の状態のときはクリーニングを検討すると良いでしょう。
- 普段のお手入れでは落ちない汚れがついてしまったとき
- 革の一部が擦れて色ムラが出てきたとき
- 金具や縫い目が不具合を起こしているとき
- カビが発生してしまったとき など
乾拭きや革用クリームで対処できる軽い汚れなら自宅でも十分ですが、落ちにくいシミやカビが見られたら、早めに専門のクリーニングを利用するのがおすすめです。
プロの技術によって、バッグの美しさを取り戻すだけでなく、再発防止ケアまで受けられます。
【レザー別】自宅でできるルイ・ヴィトンのお手入れ方法

ルイ・ヴィトンを美しい状態で長く使用するには、自宅でのケアが欠かせません。
ここでは、レザー別に自宅でケアする方法を紹介します。
- ヌメ革
- カーフレザー・カウハイドレザー
- ヴェルニレザー
- モノグラム・ダミエキャンバス
- プリントを施したキャンバス
- エキゾチックレザー
順番に紹介します。
ヌメ革
ヌメ革は、植物タンニンを使った伝統的な鞣(なめ)しによって仕上げられており、表面にはコーティングがなく、天然皮革特有のしわや筋がそのまま残されているのが特徴です。
デリケートですが、使い込むほどに柔らかさを増し、徐々に深みのある飴色へと変化していきます。
水に濡れた場合は、白く毛羽立ちのない吸水性の高い布でやさしく水分を拭き取りましょう。
ミンクオイル・サドルソープ・レザーローションは、革を変色させる可能性があるため、注意が必要です。
シミができた場合でも、無理に落とそうとせず、革が自然に色づくのを待てば次第に周囲と馴染んで目立たなくなることがあります。
化学薬品を使ってしまうと、レザー本来の質感や色合いを損なってしまうため注意が必要です。
カーフレザー・カウハイドレザー
カーフレザーやカウハイドレザーは、しっとりとした手触り・繊細さ・しなやかな質感が特徴的なレザーです。
天然素材ならではの、細かな筋やしわが見られることもありますが、それこそが一点ごとの個性といえるでしょう。
市販のクリーナーは成分によっては革を傷める可能性があり、油分・化粧品・香水・クリーム・消毒用アルコールなどが付着すると、素材本来の美しさを損ねる原因になります。
表面に汚れを見つけた場合は、強くこすらず、水で軽く湿らせた柔らかい布でやさしく拭き取る程度にとどめておきましょう。
ヴェルニ レザー
1998年の春夏コレクションで登場した「モノグラム・ヴェルニ」は、華やかな光沢を放ち、女性らしさを象徴するラインとして人気を集めています。
美しい光沢が魅力の反面、扱いには注意が必要で、デニム・雑誌・他の革製品など、色移りしやすい素材に触れるとシミになる恐れがあるため、注意が必要です。
また、直射日光に長時間さらすと退色の原因になります。
淡い色合いの製品は日焼けに弱く、黄ばみや色あせが起こりやすいため、保管時の環境にも配慮が必要です。
モノグラム・ダミエキャンバス
ルイ・ヴィトンの代名詞ともいえるのがモノグラムとダミエキャンバスです。
1896年の誕生以来、ブランドの伝統やクラフツマンシップ、ラグジュアリーの象徴として受け継がれてきました。
高度に管理された製造工程によって作られるこの素材は、柔らかさと耐久性を兼ね備え、現代のライフスタイルにも対応できる優秀なキャンバスです。
お手入れの際は、中性洗剤を少量水に溶かし、柔らかい布を軽く湿らせて拭き取りましょう。
ミンクオイル・香水・アルコールを含む消毒ジェル・レザーローション・化学薬品などを使用すると、キャンバスを傷める可能性があります。
また、濃い染料が使われた素材と接触すると色移りが起こりやすいため、注意が必要です。
プリントを施したキャンバス
ルイ・ヴィトンのキャンバスに施されるプリントは、1854年の創業当初から受け継がれてきた技術です。
印刷技術の進化により、今では複雑でカラフルなデザインを表現できるようになり、コレクションごとに独自のプリントが取り入れられています。
インクを薄く重ねることで豊かな色彩とデザインを実現していますが、摩擦によって塗料が剥がれることがあるため、注意が必要です。
汚れがついた場合は、中性洗剤を少量水に溶かし、柔らかい布を軽く湿らせてプリント部分をこすらないよう丁寧に拭き取ります。
ミンクオイル・アルコール入りの消毒剤・レザーローション・強いクリーナーといった化学製品は、キャンバスに悪影響を及ぼし、劣化を早める恐れがあるため使用しないようにしましょう。
エキゾチックレザー
クロコダイル・パイソン・リザードなどのエキゾチックレザーは、とても繊細な素材で、湿気や水分に弱い性質があります。
濡れた状態で放置するとシミ・色移り・風合いの変化を招く恐れがあるため、注意が必要です。
アルコールを含む消毒液・スプレー類などの液体との接触も避けてください。
万一濡れてしまった場合は、吸水性の高い柔らかい布で、すぐにやさしく拭き取ることが大切です。
また、直射日光は退色の原因になるため、日の当たる場所での保管は控えましょう。
エキゾチックレザーは、湿度や熱にも敏感で、長時間放置するとウロコや斑の部分が剥がれ、元に戻せなくなる可能性があります。
また、クレンジングクリームなど油分の多い製品が付着するとシミが残ることがあるため注意しましょう。
メタリック加工が施されたレザーや、ビーズ・フェザー・スパンコール・プリントを使用した特別仕様のアイテムは、さらに丁寧なお手入れが必要になります。
繊細な装飾が施された製品は、柔らかく毛羽立ちのない白い布で軽く拭く程度にとどめ、強い摩擦やクリーナーの使用は避けましょう。
参照:ルイ・ヴィトン公式「製品を末永くご愛用いただくために – レザーグッズ」
ルイ・ヴィトンのバッグの汚れやカビへの対処法

大切なルイ・ヴィトンのバッグに汚れやカビが付いてしまったときは、自宅でもある程度の対処が可能です。
ただし、革素材は水にとても弱いため、水拭きは避けましょう。
【用意するもの】
- 乾いたクロスや柔らかい布(2~3枚程度)
- 革専用クリーナー
- 革用クリーム
カビを拭き取る際には胞子が飛び散る可能性があるため、必ず換気を行い、マスクを着用して作業してください。
お手入れの流れは以下の通りです。
- 1.乾いた布で、表面のカビや汚れを優しく拭き取る
- 2.別の布に革用クリーナーを少量含ませてなじませる
- 3.汚れている部分をクリーナーで拭く
- 4.さらに別の乾いた布でクリーナーをしっかり拭き取る
- 5.最後に、革用クリームを薄くクロスに広げ、バッグ全体に塗って保湿する
ケアの際は、以下の点に注意しましょう。
- カビを拭き取った布は再使用せず処分する
- クリーナーは強力なため、いきなり全体に使わず、まず目立たない箇所でテストしてから使用する
- クリーナーが残るとシミや変色の原因になるので、必ず拭き取りを徹底する
- 乾いたまま放置すると革が硬化し、ひび割れを起こすリスクがあるため、仕上げに保湿する
表面がきれいになったように見えても、カビは革の奥深くに根を張っている場合があります。
根が残っていると再び繁殖する恐れが高く、完全に防ぐのは難しいのが現実です。
確実に取り除きたい場合や、カビによる色の変化を元に戻したい場合には、修理専門店でクリーニング依頼すると良いでしょう。
後悔しない修理専門店の選び方

ルイ・ヴィトンのような高級ブランドバッグを預ける際には、価格の安さだけでお店を決めてしまうのは危険です。
大切なバッグを安心して任せるためには、以下の3つを意識して修理専門店を選ぶと、後悔するリスクを減らせます。
- 保証がある
- クリーニング実績が豊富
- 修理や補色サービスがある
ひとつずつ解説します。
保証がある
修理後に保証があるかは必ず確認しておきましょう。
- 仕上がりに不満がある場合にやり直してもらえる再仕上げ
- 再仕上げでも解決できなかった際の返金
- 万が一トラブルがあったときの補償制度 など
これらが整っている店舗なら、安心して依頼できます。
ただし、多くのお店では「受け取りから○日以内に連絡があった場合のみ再仕上げ可能」といった条件が設けられているため、あらかじめルールを把握しておくことが重要です。
また、問い合わせ窓口がしっかり整っている店舗であれば、万一の際にもスムーズに対応してもらえるのでしょう。
クリーニング実績が豊富
すべてのクリーニング店がルイ・ヴィトンのバッグを受け付けているわけではありません。
ルイ・ヴィトンのアイテムは、特殊な素材や加工が施されているため、一般的な店舗では取り扱いを断られることもあります。
そのため、ルイ・ヴィトンをはじめとするブランドバッグの実績が豊富にあるお店を選ぶことが大切です。
経験豊富な店舗であれば、素材の特徴を理解したうえでクリーニングしてもらえます。
注文する前に、公式サイトや口コミを確認して信頼できるかどうかをチェックしておくと安心です。
修理や補色サービスがある
クリーニングの際に見逃しがちなのが、修理や補色の対応力です。
持ち手が傷んでいたり金具が不具合を起こしている状態でそのまま洗浄すると、かえって劣化が進み、バッグの寿命を縮めてしまうこともあります。
修理も同時に行えるお店なら、バッグ全体を総合的にケアできるため安心です。
また、色あせやシミが気になる場合は補色に対応している店舗を選ぶと、新品に近い見た目を取り戻せます。
ただし、補色の範囲や料金は店舗によって異なり、バッグ全体の色直しになると追加費用が発生することもあるため、事前の確認は欠かせません。
【Q&A】ルイ・ヴィトンの修理についてよくある質問

ルイ・ヴィトンの修理に関してよくある質問は以下の通りです。
Q.ルイ・ヴィトンバッグのクリーニングにかかる期間はどれくらいですか?
Q.ルイ・ヴィトンの修理は正規店でできますか?
Q.ルイ・ヴィトンのバッグの正しい保管方法は?
ひとつずつ回答します。
Q.ルイ・ヴィトンバッグのクリーニングにかかる期間はどれくらいですか?
A.内容にもよりますが、早ければ1週間程度で仕上がることもあります。
ただし、革の染め直しや本格的なクリーニングなど、工程の多い作業が含まれる場合には、1ヶ月以上かかるケースもあります。
Q.ルイ・ヴィトンの修理は正規店でできますか?
A.ルイ・ヴィトンの正規店では、クリーニングは行っていませんが、修理の対応は受け付けています。
ただし、正規店以外で修理歴がある場合、受付してもらえない場合もあるため、注意が必要です。
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Q.ルイ・ヴィトンのバッグの正しい保管方法は?
A.革製のルイ・ヴィトンのバッグは、正しく保管しないとカビや変色を招いてしまうことがあります。
保管の際は以下の点に注意しましょう。
保管方法
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詳細
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直射日光を避ける
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革素材は日差しに弱く、長時間光を浴びると退色や日焼けによる色ムラが起きるため、直射日光の当たらない暗めの場所に置くことを心がけましょう。
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白い紙で中を詰める
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中に紙を詰めるとバッグの形崩れを防げます。ただし、新聞紙や色のついた紙はインクや染料が移る恐れがあるため避けましょう。
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不織布カバーで保護する
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ホコリはカビの原因になるため、収納時には必ずカバーをかけましょう。通気性の良い不織布や購入時についてきた布袋がおすすめです。
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通気性を確保する
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ファスナーを少し開けて保管しておくと、内部の空気がこもりにくくなります。湿度が高い時期には、クローゼットの扉を開けて換気したり、日陰で風通しの良い場所に数時間置いて湿気を逃がしましょう。
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ポイントを押さえておけば、ルイ・ヴィトンのバッグを長く美しく保ちやすくなります。
汚れが気になるルイ・ヴィトンのバッグはクリーニングして長持ちさせよう

ルイ・ヴィトンの正規店でクリーニングは受けられず、修理や部品交換のみの対応となります。
バッグをきれいに保ちたい場合は、ブランド品の取り扱い実績が豊富な修理専門店に依頼しましょう。
修理専門店では、汚れ落としに加えて補色・カラーチェンジ・撥水加工などのサービスも提供しており、料金は店舗によって異なります。
また、革の種類ごとに適したお手入れ方法や保管方法を知っておくことで、バッグの寿命を延ばすことが可能です。
保証・実績・修理対応の有無などを基準に信頼できるお店を選び、日常のケアと併用しながら、大切なルイ・ヴィトンのバッグを美しく長く愛用していきましょう。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。