「バーキンの定価はいくら?」
「バーキンの購入方法がわからない」
このように考えていませんか?
エルメスのバーキンは、ラグジュアリーバッグの象徴として、世界中の人々に愛されているアイテムです。
熟練した職人の手作業によって生み出される完成度の高さは、まさに「一生モノ」の名にふさわしいバッグといえるでしょう。
しかし、定価は年々上昇を続け、入手難易度も右肩上がりの状況です。
本記事では、2025年6月時点の最新バーキン定価をサイズ・素材別に紹介します。
バーキンの購入方法や資金作りについても解説するため、購入を検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。
<この記事でわかること>
- バーキン各サイズの定価
- バーキンを定価で買う方法
- バーキンの購入資金を準備する方法
【エルメス】バーキンの定価価格|2025年6月時点

バーキンは毎年のように値上がりを続けています。2025年も2月に値上げが行われました。
値上げ後の価格について、以下のサイズを紹介します。
- バーキン25の定価
- バーキン30の定価
- バーキン35の定価
- バーキン40の定価
特徴と合わせて見ていきましょう。
バーキン25の定価
バーキンの中でも最もコンパクトなモデルが「バーキン25」です。
横幅25cmの小ぶりなサイズ感は、軽やかで扱いやすく、まさに高級バッグでありながらもアクセサリー感覚で持てる一品として人気を集めています。
コンパクトでありながら、しっかりとエルメスらしい気品と存在感を備えたバッグです。
主な素材
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定価(2025年6月時点)
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トリヨンクレマンス
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1,881,000円
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トゴ
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1,881,000円
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エプソン
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1,969,000円
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バーキン30の定価
バーキン30は、中間サイズにあたるモデルとして人気があります。
横幅30cmのは、日常使いからちょっとしたお出かけまで幅広く対応できる汎用性の高い万能サイズです。
また、バーキン25に比べてハンドル部分がやや長く設計されているため、手に持つだけでなく腕に通して持ち運ぶこともできます。
大きすぎず、かといって物足りなさもない絶妙なバランスで、エレガントな印象を保ちつつもカジュアルな装いにも自然に馴染む点が魅力です。
主な素材
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定価(2025年6月時点)
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トリヨンクレマンス
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2,057,000円
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トゴ
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2,057,000円
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エプソン
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2,013,000円
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バーキン35の定価
バーキン35は、国内外で高い人気があります。
B5サイズの書類もすっきりと収まる余裕のある容量を備えており、日常使いはもちろん、ビジネスシーンにも最適なサイズ感です。
実用性と高級感を両立したバーキン35は、日々の生活に華やかさと品格を添えてくれることでしょう。
主な素材
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定価(2025年6月時点)
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トリヨンクレマンス
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2,222,000円
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トゴ
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2,222,000円
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エプソン
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1,991,000円
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バーキン40の定価
バーキン40は、幅40cmの「ビッグサイズ」として知られており、A4サイズの書類や雑誌などもすっきり収納できるため、ビジネスバッグやデイリーユースとしても便利です。
スタイリッシュな見た目と確かな機能性を兼ね備えたバーキン40は、より洗練された大人の雰囲気を演出してくれます。
使い込むほどに革の風合いが深まり、自分だけの風格が加わっていく過程も楽しめる一品です。
素材
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定価(2025年6月時点)
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トリヨンクレマンス
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2,398,000円
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トゴ
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2,398,000円
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【エルメス】バーキンの定価推移

エルメスは年に複数回、価格の見直しが行われており、バーキンも例外ではありません。
発売当初、バーキンの価格はおよそ50万円前後だったとされていますが、時代とともに物価や原材料費が上がり、それに伴い定価も上昇してきました。
現在では、当時の価格と比べて3倍以上に跳ね上がっているケースも珍しくありません。
価格上昇の背景には、世界的な物価上昇に伴う素材コスト・人件費の増加・為替相場の影響・世界全体での需要拡大といった複数の要素があります。
特にアジアを中心とした地域では、エルメス製品への関心が一層高まっており、需要に対して供給が追いつかない状況です。
こうした環境が続く限り、バーキンの価格がさらに上がる可能性は高いといえるでしょう。
購入を検討している方にとっては、早めの判断が大切です。
バーキンは入手難易度が高いアイテム

バーキンは製品そのものの価値はもちろんですが、希少価値の高さも注目されています。
入手難易度が高くなっている理由は以下の通りです。
- 流通量が制限されている
- 定価の上昇
- 購入実績が必要
ひとつずつ解説します。
流通量が制限されている
バーキンは生産数が限られており、エルメスの正規店にも頻繁に入荷するわけではありません。
また、他の高級ブランドとは違い、バーキンは発売日に店頭に並ぶこともなく、在庫の案内すら公にはされないこともあります。
商品はごく限られた常連顧客にだけ紹介されるスタイルが取られており、選ばれた人だけが購入のチャンスを得られるのが現状です。
定価の上昇
定価の上昇にはさまざまな要因がからんでいます。
定価が上昇する理由は以下の通りです。
- 為替の影響
- 原材料・人件費・物流コストの上昇
- ブランドの価値と希少性
順番に見ていきましょう。
為替の影響
バーキンの価格が高騰している背景のひとつに、為替レートの変動が挙げられます。
とくにユーロ円相場の影響を受けやすく、ヨーロッパから日本へ輸入される際の価格に大きな差が出ることがあります。
現在は円安・ユーロ高の傾向があり、定価上昇の要因のひとつです。
今後、円高に転じれば国内価格が多少下がる可能性も考えられますが、円安傾向が続く限り、価格の上昇は避けられないといえるでしょう。
原材料・人件費・物流コストの上昇
バーキンの価格上昇には、製造に関わるコストの増加も大きく影響しています。
バーキンに使われる革は希少で、素材の調達自体に多くのコストが必要です。
さらに、エルメスのバッグは大量生産せず、熟練した職人の手作業によって1点ずつ丁寧に仕立てられているため、人件費の上昇やインフレの影響が価格に直接反映されます。
加えて、世界情勢の不安定化やエネルギー価格の高騰により、輸送コストも上がっており、全体として商品の定価が下がる見込みは低い状況です。
ブランドの価値と希少性
エルメスは、ラグジュアリーブランドの中でも抜群の信頼性とステータス性を誇っており、なかでもバーキンはバッグとしてだけではなく、資産価値のあるアイテムとして注目されています。
人気ゆえに、バーキンは年間2個までという購入制限が設けられており、買いたくても買えない状況が続いています。
供給よりも需要がはるかに上回っていることが、価格や希少価値の上昇に拍車をかけているのです。
購入実績が必要
エルメスのバーキンを定価で購入するのは、ハードルが高いのが現状です。
一般的には、多くの購入実績を積んできた顧客や、百貨店の外商ルートを通じた特別な紹介がなければ、正規店でバーキンを手に入れるのは難しいとされています。
同じ店舗へ何度も足を運び、財布・スカーフ・アパレルなどのアイテムを継続的に購入し、店員に顔を覚えてもらうことが定価購入の第一歩です。
そのため、バーキンを手に入れるまでに数十万〜数百万円の「実績づくり」が必要になるケースも珍しくありません。
「バーキンが高額」と言われるのは、バッグそのものの価格だけではなく、購入に至るまでの過程にかかる費用や労力も含まれているのです。
バーキンを買うには

エルメスのバーキンは、世界中で愛され続けているラグジュアリーバッグの象徴です。
しかし、希少性と入手難易度の高さから、正規価格で購入するのは非常に難しいとされています。
バーキンを手に入れるための主な方法は以下の通りです。
- 常連顧客になる
- バーキンの入荷状況を把握する
- 並行輸入品を購入する
- 海外の店舗で購入する
それぞれ見ていきましょう。
常連顧客になる
バーキンを正規店で購入するために最も確実で王道な方法は、前述の通り店舗における「常連顧客」になることです。
常連顧客として認識されると入荷のタイミングで、バーキンの紹介を受けられる可能性があります。
バーキンの入荷状況を把握する
もうひとつ重要なのが、バーキンの入荷タイミングを把握することです。
エルメスの店舗では、バーキンやケリーなどの人気バッグがいつ、どのモデル・カラーで入荷するかといった情報は公開されていません。
しかし、店舗ごとに入荷の傾向や周期がある程度存在するため、通い慣れている常連客であればパターンをつかめる場合があります。
また、スタッフとの信頼関係が築かれていれば、「近々入荷する予定です」といった非公開な情報を教えてもらえる可能性もあります。
並行輸入品を購入する
早く手に入れたい、もしくは常連としての実績を積む時間や予算がないという方には、並行輸入品という選択肢もあります。
並行輸入品は海外の正規店などから仕入れた商品を、国内の専門店やセレクトショップが販売しているもので、多くの場合は正規価格よりも高額で販売されています。
並行輸入品のメリットは、在庫がわかりやすく気に入ったデザインやカラーをすぐに購入できることです。
定価と同等で購入の難易度は高いことに変わりありませんが、中古品も販売されており、状態やモデルによっては定価に近い価格で購入できる可能性もあります。
ただし、偽物が紛れ込んでいる可能性も否定できないため、口コミや販売実績から信頼のおけるショップを選ぶことが重要です。
海外の店舗で購入する
本場フランスやヨーロッパの一部店舗では、日本よりも入荷数が多かったり、為替レートによっては価格が割安になる場合があります。
ただし、運やタイミングに左右される面が大きく、渡航したとしても確実に手に入れられる保証はありません。
また、購入できた場合でも、合計20万円以上の商品を購入した場合、関税がかかるため、旅費と税金分の追加費用が必要なことは理解しておくと良いでしょう。
参照:税関「海外旅行者の免税範囲」
【Q&A】バーキン購入に関してよくある質問
バーキンの購入に関してよくある質問は以下の通りです。
Q.バーキン購入時の30分ルールとはなんですか?
Q.バーキンはなぜ売ってくれないの?
Q.バーキンを買うなら何サイズがいいですか?
ひとつずつ回答します。
Q.バーキン購入時の30分ルールとはなんですか?
A.「バーキン30分ルール」とは、エルメスのブティックで運よくバーキンを案内された場合、その場で30分以内に購入の意思を伝えるべきとされる暗黙のルールです。
ブランド愛好家たちの間で語り継がれているルールであり、エルメスが正式に設けているわけではありません。
バーキンは人気が高く、在庫もごく少数です。そのため、迷っている間に他のお客様へ案内が回ることもあるでしょう。
また、基本的に取り置きやキープは受け付けていないため、チャンスを逃せば次の機会がいつ訪れるかわからないのが現実です。
そのため、「気になったら即決」が、バーキンを手に入れるための鉄則とも言えるでしょう。
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Q.バーキンはなぜ売ってくれないの?
A.エルメスのバーキンは常連顧客を優先して販売する傾向があります。
しかし、初来店でもバーキンを購入することは不可能ではありません。
エルメスで扱われるバーキンには、大きく分けて2種類の流通パターンがあり、すでに購入者が決まっている、いわゆる「常連顧客」と、特定の顧客に割り当てられていない「フリー在庫」のバーキンです。
フリー在庫が店頭にあるタイミングに偶然居合わせることができれば、初来店でも購入できるチャンスがあります。
とはいえ、バーキンはもともと入荷数が限られているうえ、常に高い需要があるため、フリー在庫と巡り合うのはまさに奇跡的とも言えるほどの幸運が必要です。
Q.バーキンを買うなら何サイズがいいですか?
A.世界的に見ると、収納力が高く存在感のあるバーキン35が人気を集めていますが、国内では少し事情が異なります。
特に日本人女性から支持を集めているのは、バーキン25とバーキン30の2種類です。
なかでもバーキン30は、「ジャパンサイズ」とも呼ばれ、日本人の体格に合わせて持ちやすいバランスを考慮してデザインされたとも言われています。
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バーキンは、定価が数百万円を超えるため、簡単に手が届くものではありません。
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バーキンは毎年定価が上がっているため早めに入手しよう

2025年現在、バーキンの定価は素材やサイズによって大きく異なり、最小モデルでも180万円台、大きなサイズでは220万円超となっています。
入手困難という圧倒的な希少性の高さから、中古市場でも高額取引が続いており、今後さらに価格がさらに上がってしまうかもしれません。
そのため、購入を検討している方は早めの行動が肝心です。
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