永楽通宝の価値はいくら?買取相場・高く売れる種類・本物の確認ポイントを解説
2026年6月16日
「永楽通宝が出てきたけど、これって価値があるの?」
「銅製に見えるけれど、うちのものはどれくらいの値段になるんだろう。」
遺品整理や自宅の片付けで古銭が見つかり、このような疑問を抱える方もいるでしょう。
永楽通宝は、一般的な銅銭であれば高額になりにくい一方、希少書体・金銀製と確認された品・来歴が明確な品には価値がつけられる古銭です。
ただし、見た目だけで本物や素材を判断するのは難しく、磨きや自己判断によって価値を下げてしまうこともあります。
この記事では、永楽通宝の価値の目安・評価が上がる条件・偽物や参考品への注意点・査定前に避けるべき行動を解説します。
<この記事でわかること>
- 永楽通宝の一般的な価値と、個別確認が必要な品
- 価値が高くなる特徴と確認ポイント
- 本物か確認するときのポイント
- 査定前にやってはいけない注意点
※買取相場は市場動向・真贋・種類・書体・保存状態などで変動します。記事内の金額は公開されている買取・販売事例や市場情報をもとにした参考情報であり、個別の買取価格を保証するものではありません。
永楽通宝の価値を確認する前に見るべき3項目

※掲載画像は記事内容をイメージしたもので、真贋や書体を判定するための資料ではありません。
永楽通宝の価値は、次の3項目を組み合わせて判断されます。まずは手元の品について、以下の点を確認してみましょう。
| 種類 |
価値 |
価値が高くなる条件 |
注意点 |
| 銅銭 |
一般品は10〜1,000円程度 |
希少書体・文字や輪郭が鮮明・来歴が明確 |
流通量が多く通常品は低評価になりやすい |
| 銀製 |
個別評価(数万円以上の場合も) |
素材・真贋・来歴の確認ができる |
銀色でも銀製とは限らない |
| 金製 |
個別評価(高額の可能性あり) |
素材・製法・真贋・来歴の確認ができる |
メッキや複製品に注意 |
| 希少書体 |
種類と状態により個別評価 |
一般に出回りにくい書体・未使用に近い状態 |
書体の特定に専門知識が必要 |
市場で多く見られる一般的な銅銭の買取相場は10〜1,000円程度にとどまることが多い傾向です。
一方、希少書体や金銀製と確認された品は個別評価となります。
種類別に見る永楽通宝の買取相場

※買取相場は市場動向・真贋・種類・書体・保存状態などで変動します。特殊な品は取引例が少なく、一律の価格帯を示せません。
永楽通宝の評価は、素材だけでなく、鋳造地・書体・製作技法・保存状態・真贋によって変わります。以下では、一般的な銅銭と、専門家による確認が必要な品を分けて整理します。
- 銅銭の価値(流通量が多く、通常品は10〜1,000円程度)
- 希少書体の価値(分類と真正性の確認が必要)
- 金・銀製とされる品(素材分析と来歴確認が必要)
- 日本の鋳写し銭(中国本銭とは別の分類・評価が必要)
順に見ていきましょう。
| 種類 |
相場目安 |
価値が高くなる条件 |
注意点 |
| 銅銭 |
一般品は10円〜1,000円程度が中心。 |
希少書体・文字や輪郭が鮮明・来歴が明確 |
流通量が多く通常品は低評価になりやすい |
| 銀製とされる品 |
銀製と確認された品は個別評価。買取・販売事例では数万円以上の価格が示されることもある。(素材・真贋・来歴で大きく変動) |
素材・真贋・来歴を確認できる |
銀色でも銀製とは限らない |
| 金製とされる品 |
金製と確認された品は高額評価の可能性があるが、公開取引例が限られるため外観だけで相場を判断できない。 |
素材・製法・真贋・来歴を確認できる |
メッキや複製品に注意 |
| 希少書体(銅銭) |
種類と状態により個別評価。 |
一般に出回りにくい書体・未使用に近い状態 |
書体の特定に専門知識が必要 |
銅銭の価値(流通量が多く、通常品は10〜1,000円程度)
銅銭は永楽通宝の中でもっとも数が多く残っており、通常の状態での買取相場は10〜1,000円程度が一般的です。
永楽通宝は日明貿易によって大量に日本に流入し、江戸時代初期まで日本国内で広く流通していた貨幣です。流通量が多かった分、現在も多く残っており、一般的な状態の品であれば高額になりにくい傾向があります。
ただし、文字や輪郭が鮮明に残っている品や、後述する希少書体に当たる品は、同じ銅銭でも評価が上がる場合があります。
銀製とされる永楽通宝の価値(分類と真正性の確認が必要)
銀製とされる品は、素材・製法・真贋・保存状態・来歴を確認したうえで個別評価の対象です。
銀製とされる品は一般的な銅銭より取引例が少なく、外観だけでは判断できません。金銭・銀銭と呼ばれる品の多くは日本国内で鋳造されたとされ、中国本銭とは別の分類・評価が必要です(日本銀行金融研究所貨幣博物館の図録)。
【中国本銭とは】
中国で実際に発行・流通していた本物の古銭を指します。
銀製と確認された品は個別評価となり、買取・販売事例では数万円以上の価格が示されることもありますが、素材・真贋・来歴によって大きく変動します。必要に応じて専門機関での確認が必要になる場合もあります。
書体の名称は素材を示すものではないため、素材分類と書体分類を混同しないことが大切です。
金製とされる永楽通宝の価値(素材分析と来歴確認が必要)
金製とされる品は、金の品位だけでなく、製作時期・製法・真贋・来歴によって評価が大きく変わります。
「金色である」「重い」といった特徴だけでは金製とも真正品とも判断できません。金製と確認された品は高額評価の可能性がありますが、公開取引例が限られるため、外観だけで相場を判断することは避けるべきです。高額な模造品を避けるためにも、売買前に古銭の知識を持つ専門家へ相談し、必要に応じて素材分析を受けましょう。
希少書体の永楽通宝の価値(中国本銭とは別の分類・評価が必要)
希少な書体と確認された永楽通宝は、一般的な銅銭とは異なる評価になる場合があり、正確な分類が重要です。
永楽通宝には、文字の形・書き方の癖・大きさなどによってさまざまな書体のバリエーションがあります。一般に流通した標準的な書体とは異なる「珍しい書体」に当たる品は、同じ銅銭でも評価が上がります。
ただし、書体の種類を正確に特定するには専門的な知識が必要なため、素人目には見分けが難しいでしょう。
| 書体・分類 |
見るポイント |
注意点 |
| 垂足宝 |
「宝」の足の形状 |
摩耗で判別しにくい |
| ノム楽 |
「楽」の文字形状 |
通称名のため資料によって表記差あり |
| 中正 |
文字配置・字形 |
素人判断は危険 |
| 曲永 |
「永」の形状 |
鋳写し銭との判別が必要 |
| 曲永大字 |
文字サイズ・バランス |
写真だけで断定しない |
永楽通宝は、同じように見えても書体・鋳造地・素材・保存状態によって評価が変わります。「銅銭か金銀銭かわからない」「希少書体か確認したい」という場合は、磨いたり洗ったりせず、そのままの状態で査定に出すことをおすすめします。
価値が高い永楽通宝の特徴

永楽通宝で高額査定が期待されるケース
同じ種類の永楽通宝でも、以下の条件を備えているものは査定額が高くなる傾向があります。
- 希少な書体や種類に該当する
- 文字や輪郭が鮮明に残っている
- 分類や来歴を裏付ける情報がある
- 鑑定書や箱などの付属品がある
それぞれ詳しく見ていきます。
| 確認ポイント |
高評価になりやすい条件 |
低評価になりやすい条件 |
| 素材 |
金・銀(希少素材) |
銅(一般流通品) |
| 書体 |
希少書体(垂足宝・ノム楽・中正など) |
一般的な標準書体 |
| 保存状態 |
文字・輪郭が鮮明・さびや汚れが少ない |
文字が摩耗・さびや汚れが多い |
| 来歴・分類 |
入手経緯や分類を裏付ける資料がある |
来歴が不明で分類根拠がない |
| 付属品 |
鑑定書・箱・来歴書類がある |
付属品なし |
希少な書体や種類に該当する
永楽通宝の書体は複数あり、中でも希少な書体に当たるものは通常の銅銭と比べて高い評価がつく場合があります。
書体とは、文字の形やバランス・書き方のスタイルのことです。永楽通宝では「永」「楽」「通」「宝」の各文字の形が書体によって少しずつ異なります。特定の書体は製造数が少なかったり、現存数が限られていたりするため、コレクターからの需要が高い傾向です。手元の品の書体が標準的なものかどうか、まずは専門家に見せて確認することをおすすめします。
文字や輪郭が鮮明に残っている
永楽通宝は文字や縁(輪郭)がはっきりと残っているほど、保存状態がよい品として評価されやすい古銭です。
古銭は長い年月を経て文字がすり減ったり、さびや汚れで判読しにくくなったりする場合があります。状態が良好なほど査定額が上がる傾向のため、見つけた古銭はできるだけ手を加えずそのままの状態で保管することが大切です。磨いたり洗ったりすると、かえって価値を下げる原因になります。
分類や来歴を裏付ける情報がある
旧蔵者・入手経緯・鑑定記録などが残っている品は、分類や真贋を検討する際の参考になります。
永楽通宝は鋳造による個体差があるため、形のずれや文字の崩れがあるだけで、現代硬貨のような「エラーコイン」と断定することはできません。珍しい特徴に見えても、鋳造時のばらつき、摩耗、後世の加工などを含めて専門的に確認する必要があります。
鑑定書や箱などの付属品がある
専門機関の鑑定書や保管箱・来歴を示す書類が揃っていると、査定時に品物の信頼性を証明しやすい材料です。
付属品は品物そのものの価値に直結するわけではありませんが、発行元を確認できる鑑定書や来歴資料は、分類や真贋を検討する際の参考になります。鑑定書自体の真正性も確認が必要なため、それだけで本物と断定はできません。付属品は捨てずに品物と一緒に査定へ持ち込みましょう。
永楽通宝の本物・偽物は自己判断せず専門査定で確認する

永楽通宝には後世の複製品や観賞用の参考品もあり、見た目だけで真贋を判断するのは困難です。
特に金・銀製に見える品や希少書体とされる品は、自己判断で「本物」「偽物」と決めつけず、専門家に確認してもらうことが重要です。確認ポイントとして、以下の3点を押さえておきましょう。
- 書体や文字の形を確認する
- 重さやサイズだけで真贋を断定しない
- 高額品ほどレプリカや参考品に注意する
それぞれ解説します。
書体や文字の形を確認する
永楽通宝は「永樂通寳」の文字が上下左右にありますが、文字配置だけで真贋を判断することはできません。
永楽通宝は円形で中央に正方形の穴があり、方孔をはさんで上下に「永楽」、右左に「通宝」の字が刻まれた方孔円銭です。確認時は、文字の形だけでなく、鋳肌、輪郭、方孔の仕上げ、摩耗や腐食の状態などを総合して見ます。
自宅でできる一次チェックとして、以下の2点を参考にしてみてください。
| チェック項目 |
内容 |
注意点 |
| 磁石への反応 |
強く反応する場合は鉄を含む可能性がある |
反応しないことは真正品の証明にはならない |
| 色調・表面 |
不自然な光沢・均一すぎる着色・表面の剥離を確認 |
経年変化や洗浄の影響もあるため断定には慎重さが必要 |
ただし、これらの確認だけで本物と断定することはできません。最終的な真贋の判断は必ず専門家に依頼してください。
重さやサイズだけで真贋を断定しない
重さやサイズが規格値に近くても、それだけで本物と断定することはできません。
日本銀行金融研究所の研究資料によると、永楽通宝の平均的な輪外径は約24.9mm、重量は約3.18gとされています。ただし、日本の鋳写し銭では直径20mm程度のものも現存しており、個体差があります。また、精巧なレプリカは数値を模倣して作られていることがあるため、重さやサイズだけで本物と判断するのは危険です。
高額品ほどレプリカや参考品に注意する
金・銀製や希少書体とされる品には、精巧なレプリカや観賞用の参考品が含まれることがあります。
「参考品」とは、本物を元に作られた研究・観賞用の複製品のことです。見た目は本物に近くても買取対象にならないケースがあります。フリマアプリやオークションで購入した永楽通宝や、来歴が不明な品は特に注意が必要です。「本物かどうか確信が持てない」場合は、自己判断せずに専門家に確認してもらうことが最善です。
永楽通宝を高く売るための注意点

永楽通宝を少しでも高く売るためには、査定前にやってはいけない行動を知っておくことが重要です。注意すべき点は以下の3つです。
- 汚れやサビを無理に落とさない
- フリマ・オークションはトラブルに注意する
- ほかの古銭や鑑定書も一緒に査定へ出す
それぞれ確認しましょう。
汚れやサビを無理に落とさない
古銭の汚れやさびを素人が無理に落とそうとすると、表面を傷つけて価値を下げる原因になりかねません。
「きれいにしてから査定に出した方がいい」と思いがちですが、古銭の場合は逆効果になることがあります。所有者による洗浄や磨きで表面が損傷すると買取価格が下がる可能性があります。汚れを無理に落としたり表面をこすったりせず、現状のまま通気性のよいケースなどで保管しましょう。
フリマ・オークションはトラブルに注意する
フリマアプリやネットオークションで永楽通宝を売ると、真贋トラブルや適切な価格がつかないリスクがあります。
フリマアプリやオークションサイトでは、購入者が「偽物だった」と主張してトラブルになるケースがあります。また、古銭の正確な価値を把握していなければ、相場より大幅に低い価格で手放してしまうケースも少なくありません。以下の表で売却方法の違いを確認してみましょう。
| 売却方法 |
メリット |
リスク・デメリット |
| フリマ・オークション |
自分で価格設定できる |
真贋トラブルが起きやすい・相場より低く手放すリスクがある・手数料がかかる |
| 専門業者(店頭・出張・宅配) |
現物を確認してもらえる・査定内容について質問できる・売買手続きを任せられる |
価格交渉の余地が限定的な場合がある |
古銭の価値を正しく評価してもらうためにも、古銭の知識と査定経験を持つ専門業者に依頼することをおすすめします。
フリマ出品前に真贋を確認したい場合も、『買取大吉』で無料査定できます。
ほかの古銭や鑑定書も一緒に査定へ出す
永楽通宝だけでなく、一緒に見つかった古銭や付属書類もまとめて査定に出すと、査定判断の材料になる場合があります。
古銭は、鑑定書・保管箱・旧家の品であることを示す書類などが一緒にあると、真贋の証明や価値の裏付けとして査定に役立ちます。「これは関係ないかな」と思うものでも、念のため一緒に持ち込んでおくと安心です。
永楽通宝とは?歴史や当時の価値

永楽通宝がどのような貨幣なのかを理解すると、なぜ種類や書体によって価値が変わるのかが見えてきます。歴史的な背景を以下の4点に分けて解説します。
- 明朝で鋳造された渡来銭
- 室町時代から江戸初期まで日本で流通した
- 織田信長の旗印にも使われた
- 寛永通宝とは時代や発行背景が異なる
それぞれ見ていきましょう。
明朝で鋳造された渡来銭
永楽通宝は中国・明朝の第3代皇帝・永楽帝の時代に鋳造が始まった銅銭で、日本では「渡来銭」として重宝されました。
鋳造開始年は資料によって異なり、九州歴史資料館の資料では明1403年初鋳とされ、買取市場の複数の解説では永楽9年(1411年)頃からとされています(諸説あり)。
渡来銭とは中国から輸入された銭貨のことで、当時の日本は独自に銅銭を鋳造する能力がなく、中国産の銭貨に頼っていました。永楽通宝は明銭(みんせん)の代表格として、洪武通宝よりも質がよい貨幣として評価されたとされています。
室町時代から江戸初期まで日本で流通した
永楽通宝は日明貿易を通じて大量に日本に流入し、室町時代から江戸時代初期まで主要な通貨として使われました。
日本銀行金融研究所貨幣博物館の年表によると、江戸幕府は1608年(慶長13年)に永楽銭の通用を禁じました。
織田信長の旗印にも使われた
戦国武将・織田信長が永楽通宝の図柄を自身の旗印に採用していたことは、当時の貨幣経済の中心的存在だったことを示す根拠のひとつです。
日本銀行金融研究所貨幣博物館の図録によれば、織田信長が永楽通宝を家紋として用いたことが知られており、『長篠合戦図屏風』には織田家の旗印として永楽通宝が描かれています。
ただし、その意図を「貨幣経済を重視したため」とする説明は解釈のひとつです。歴史的背景と現在の市場価値は分けて考え、個々の古銭は種類や状態に基づいて評価する必要があります。
寛永通宝とは時代や発行背景が異なる
永楽通宝と寛永通宝はどちらも古銭ですが、発行された時代・国・目的がまったく異なります。
| 比較項目 |
永楽通宝 |
寛永通宝 |
| 発行国 |
中国(明朝) |
日本(江戸幕府) |
| 発行時期 |
1403〜1411年頃(諸説あり) |
1636年(寛永13年)〜 |
| 日本での流通時期 |
室町時代〜江戸初期 |
江戸時代〜明治初期 |
| 発行背景 |
日明貿易による輸入 |
日本独自の国産銅銭として鋳造 |
| 価値の見方 |
種類・書体・素材で大きく異なる |
種類・素材・書体・状態で異なる |
寛永通宝は江戸幕府が永楽通宝の廃止後に日本独自に鋳造した国産銅銭です。見た目は似ていますが、発行された時代・国・経緯がまったく異なります。手元にある古銭が永楽通宝なのか寛永通宝なのかわからない場合は、寛永通宝の価値もあわせて確認し、専門家に見てもらいましょう。
永楽通宝とあわせて確認したい古銭の価値

自宅や遺品整理で永楽通宝が見つかった場合、ほかの古銭も一緒に出てくることがあります。種類ごとの価値を把握しておくと、まとめて査定に出す際に役立ちます。あわせて確認したい古銭は以下の3種類です。
- 寛永通宝の価値
- 天保通宝の価値
- 小判や記念硬貨の価値
寛永通宝の価値
寛永通宝は江戸時代に大量鋳造された銅銭で、一般的な品は数十〜数百円程度ですが、希少な種類は高額になる場合があります。
寛永通宝も種類・素材・書体によって価値が変わります。永楽通宝とセットで見つかることも多い古銭のひとつです。詳しい相場や見分け方については、以下の記事をご覧ください。
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天保通宝の価値
天保通宝は楕円形の特徴的な形状の古銭で、状態・書体・種類によって価値が異なります。
天保通宝は江戸時代後期に発行された百文銭で、楕円形のデザインが特徴的です。永楽通宝とは発行時代が異なりますが、古銭コレクターの間では人気のある品のひとつです。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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小判や記念硬貨の価値
小判や記念硬貨も古銭と同様、種類・状態・素材によって査定額に差が出る品です。
遺品整理や古い家屋の片付けでは、永楽通宝と一緒に小判や記念硬貨が出てくることがあります。これらもまとめて専門業者に査定してもらうことで、全体の価値を適切に把握できます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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永楽通宝を査定に出す前のチェックリスト
永楽通宝を査定に出す前に、以下の5点を確認しておきましょう。
| チェック項目 |
内容・理由 |
| 洗わない |
水洗いや洗剤は表面を傷つけ、価値を下げる原因になる |
| 磨かない |
研磨は文字や輪郭を削り、査定額に悪影響を与える |
| 鑑定書を捨てない |
付属の鑑定書や来歴資料は品物と一緒に保管する |
| 一緒に見つかった古銭も保管 |
寛永通宝など、同時に出てきた古銭もまとめて査定へ出せる |
| フリマ出品前に真贋確認 |
本物かわからない状態での出品はトラブルの原因・損失につながる |
永楽通宝は、同じように見えても書体・鋳造地・素材・保存状態によって評価が変わります。「銅銭か金銀銭かわからない」「希少書体か確認したい」「売る前に価値だけ知りたい」という場合は、磨いたり洗ったりせず、そのままの状態で査定に出すことをおすすめします。
永楽通宝の査定・買取は『買取大吉』にお任せ

『買取大吉』では、永楽通宝をはじめとする古銭・硬貨の査定に対応しています。査定時には、素材・書体・保存状態・真贋・来歴などを総合的に確認し、査定理由をその場で質問できる体制を整えています。ライフスタイルに合わせて選べる3つの買取方法を提供しているため、ぜひ都合の良い方法で試してみてください。
それぞれの方法を詳しくご紹介します。
店頭買取
予約不要で相談でき、その場で査定から現金化まで進めやすいのが店頭買取の強みです。
「査定理由を直接聞きたい」「売却まで対面で進めたい」という場合は、店頭買取が選択肢になります。対応品目や予約の要否は店舗によって異なる場合があるため、来店前に各店舗の案内をご確認ください。
出張買取
品数が多い場合や家から持ち出すのが不安な場合は、自宅で完結できる出張買取が便利です。
鑑定士が自宅を訪問し、玄関先などで査定から買取手続きまでを行います。移動の手間や運搬リスクを減らしたい方に合った方法です。
宅配買取
店舗に行く時間がない場合は、非対面で進められる宅配買取が選択肢になります。
宅配キットで送付し、査定結果に承諾すれば指定口座へ振り込みとなる流れです。自分のペースで手続きしたい方に適しています。
永楽通宝の価値に関するよくある質問

Q.永楽通宝は磨いてから査定に出してもよいですか?
磨くことはおすすめしません。古銭を磨くと表面が削れ・文字や輪郭・自然な経年変化が失われる可能性があります。
洗浄や磨きによる表面損傷は買取価格の低下につながりやすいため、そのままの状態で相談するのが安全です。
Q.永楽通宝はレアですか?
種類によって希少性が大きく異なります。一般的な銅銭は現存数が多く、買取市場では10〜1,000円程度となることが多く、必ずしも希少ではありません。
一方、希少書体と確認された品や、金・銀製と確認された品は一般品と異なる評価になる場合があります。手元の永楽通宝がどの分類に当たるかは、専門家に確認してもらうことが正確な判断につながります。
Q.永楽通宝には何種類ありますか?
分類方法によって種類数は変わるため、「全部で何種類」と単純には数えられません。素材で分ける方法のほか、中国本銭と日本の鋳写し銭・書体・製法など複数の分類軸があります。
Q.永楽通宝と寛永通宝の違いは何ですか?
発行国・発行時期・流通背景はまったく別物です。永楽通宝は中国・明朝が鋳造した渡来銭で、室町時代から江戸初期にかけて日本に流通しました。
日本銀行金融研究所貨幣博物館の年表によれば、1608年(慶長13年)に永楽銭の通用は停止されています。一方、寛永通宝は江戸幕府が1636年(寛永13年)から鋳造した日本独自の国産銅銭です。どちらも形状は似ていますが、刻まれた文字が異なるため区別できます。
Q.偽物の永楽通宝でも買取対象になりますか?
偽物(本物に見せかけた複製品)は、一般的に買取対象外です。ただし、観賞・研究を目的に作られた「参考品」や、歴史的価値のある時代物の複製品は別途判断される場合があります。
「本物かどうかわからない」という場合は、まず専門家に確認を依頼してください。
まとめ:永楽通宝の価値は種類や状態によって大きく変わる

※買取相場は市場動向・真贋・種類・書体・保存状態などで変動します。記事内の金額は公開されている買取・販売事例や市場情報をもとにした参考情報であり、個別の買取価格を保証するものではありません。
一般的な永楽通宝の銅銭は高額にならないこともありますが、鋳造地・書体・保存状態・来歴・真贋によって評価は変わります。
金・銀製に見える品や珍しい特徴がある品ほど、外観だけで判断しないことが重要です。磨いたり洗ったりせず、付属品や一緒に見つかった古銭も保管したまま、専門家へ相談してください。