「エルメスのバーキンは、なぜあんなに高いの?」
「昔買ったバーキンは今いくらになるんだろう?」
バーキンは高級ブランドバッグの代名詞です。一方で、数百〜数千万円という価格を目にして、価格の高さに疑問を持つ方もいるでしょう。
本記事では、バーキンが定価越えで取引される理由と価格高騰の背景を解説します。価格の高さや資産価値が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- 数十年経過した古いバーキンが高値で売れる仕組み
- 資産としてのバーキンの価値と売り時
バーキンはなぜ高い?定価越えも納得の「7つの理由」

バーキンの価格が高騰する背景には、以下7つの理由が挙げられます。
- 「買いたくても買えない」入手難易度の高さ(エルパト)
順番に見ていきましょう。
徹底した「職人の手作業」と膨大な人件費
バーキンが高額である背景には、製造工程における膨大な人件費が価格に大きく反映されている点にあります。
エルメスでは分業制をとらず、1人の熟練職人が裁断から仕上げまでの全工程を担当します。高度な技術を要するため、職人の育成には長い年月が必要です。
具体的にどのような技術や背景が価格に関わっているのか、主な要素を以下にまとめました。
|
特徴
|
具体的な内容
|
|
サドルステッチ
(クウジュ・セリエ)
|
2本の針と1本のロウ引き糸を使い、クロスさせながら手作業で縫い合わせる伝統技法。機械縫いよりも圧倒的に堅牢で、糸が切れてもほつれにくいのが特徴。
|
|
ワンマンメイク(製作時間)
|
流れ作業ではなく、1つのバッグを1人の職人が責任を持って仕上げる。完成までには最低でも20時間以上を要すると言われ、物理的に大量生産ができない。
|
|
職人の
育成コスト
|
エルメスの職人として認められるまでには長い年月の修行が必要。高度な技術を持つ職人の人件費(技術料)が価格に反映されている。
|
他ブランドとは一線を画すブランドのこだわりが、高い品質を保つと同時に価格を押し上げる要因にもなっています。
高品質・希少素材の使用
厳選された最高品質の素材のみを使用している点も原価を高める要因の一つです。
エルメスは世界最高峰のタンナー(製革業者)からトップグレードの革を仕入れます。さらに、仕入れた革の中でも傷や血筋のないごく一部の美しい部分だけを製品に使用します。
妥協のない素材選びにより、数十年使える耐久性と美しい経年変化(エイジング)が実現しているのです。
圧倒的な「需給ギャップ」による市場価格の高騰
バーキンは職人の手作業による製造のため、年間生産数が限られます。一方で世界中の富裕層からの需要は増加の一途を辿っており、供給が追いついていません。
埋められない需給ギャップが、バーキンの価値を押し上げ続けています。
「買いたくても買えない」入手難易度の高さ(エルパト)
正規店での入手が極めて困難である状況は、中古市場の相場上昇にもつながっています。
特にバーキンは正規店の店頭に並ぶことが稀であり、購入には顧客としての信頼関係や実績が必要です。
正規店に通い詰める「エルパト(エルメスパトロール)」を行っても購入できるとは限りません。
「高くてもすぐに欲しい」という層が中古市場に流れると、定価を超える価格で取引されるようになります。
180年の歴史が裏付ける「ブランドのステータス」
180年以上の歴史に裏打ちされたブランドへの絶対的な信頼感が、価格に含まれています。
「バーキンを持っている」事実が社会的信用や成功の証として機能するため、無形資産としての価値が認められるようになります。
円安と原材料費高騰による「物理的コスト」の上昇
世界的な経済情勢の変化による物理的なコスト増が、定価に転嫁されています。主な要因は以下の通りです。
|
要因
|
影響
|
|
原材料費の高騰
|
上質なレザーや金属パーツの価格が世界的に上昇
|
|
輸送費の上昇
|
エネルギー価格高騰に伴う物流コストの増加
|
|
円安の影響
|
為替レートの影響による輸入品価格の上昇
|
コスト上昇分が反映されることで、市場価格全体が押し上げられています。
流行に左右されない「普遍的なデザイン」
時代を超えて愛されるデザイン性が、資産価値の維持に寄与しています。
バーキンのデザインは誕生以来ほとんど変わっておらず、10年前や20年前のモデルでも古さを感じさせません。
デザインが陳腐化しないため、時間が経過しても価値が目減りせず、安定した高値を維持できます。
【関連記事】
2025年も値上げ実施!「定価改定」が買取相場を押し上げる仕組み

バーキンの定価は上昇を続けており、2025年の大幅な価格改定は中古市場にも波及します。本章で解説するポイントは以下の通りです。
- 定価の値上げが引き金となり「買取相場」が上昇
- 「消費」ではなく「投資」となる資産形成の構造
それぞれ見ていきましょう。
定価の値上げが引き金となり「買取相場」が上昇
新品定価の引き上げは、中古価格を上昇させる直接的な要因です。定価改定が中古相場に与える影響は以下の通りです。
- 中古品の割安感や需要が増加
- 中古相場全体が連動して上昇
2025年2月の改定では、平均で9%の値上げが実施されました。新品価格の上昇と入手困難な状況が重なると、中古品への需要がさらに加速します。
市場全体の相場が引き上げられるため、数年前に購入したバーキンの買取価格が購入時よりも高くなる現象が発生するのです。
【関連記事】
「消費」ではなく「投資」となる資産形成の構造
バーキンは、使用しても価値が下がりにくい「投資」としての側面を持っています。
一般的なブランドバッグは購入直後から価値が下がる「消費財」ですが、バーキンは定価改定と希少性により、売却額が購入額を上回るケースが多発します。
一般的なバッグとバーキンを比較した場合の特徴をまとめると以下の通りです。
|
項目
|
一般的なバッグ
|
バーキン
|
|
分類
|
消費財
|
投資財
|
|
価値推移
|
購入後に下落
|
購入後に上昇する可能性が高い
|
|
リターン
|
購入額 > 売却額
|
購入額 < 売却額
|
保有しているだけで利益を生む可能性があるため、富裕層は単なるファッションアイテムとしてではなく、資産形成の一部としてバーキンを選択します。
数十年経過した「古いバーキン」でも高値がつく理由

古いバーキンや使用感のある状態でも高額査定が期待できるのは、中古市場における以下の特有の理由が存在するためです。
- プロは「修理後の価値」を見越して査定する
- 現代では再現できない「ヴィンテージ素材」のプレミア評価
順番に解説します。
プロは「修理後の価値」を見越して査定する
たとえボロボロの状態であっても、買取のプロは「今の状態」だけを見ているわけではありません。
エルメス製品は修理(リペア)の体制が整っており、メンテナンスをすれば新品同様に蘇ります。
したがって「修理にかかるコスト」と「修理後にいくらで売れるか」を計算し、利益が出ると判断すれば高値を提示できるのです。
現代では再現できない「ヴィンテージ素材」のプレミア評価
廃盤となった希少な素材が使用されている場合、現行品以上の価値が認められます。
環境規制や素材の枯渇により、現代では製造不可能な「ヴィンテージ素材」はコレクターからの需要が絶えません。代表的な廃盤素材は以下の通りです。
|
素材名
|
詳細
|
|
アルデンヌ
|
廃盤となった硬めで耐久性の高い雄仔牛革
|
|
ボックスカーフ
|
滑らかな表面と艶やかな光沢を持つ素材
|
|
クシュベル
|
ガラス加工が施された軽量で汚れに強い素材
|
製造から時間が経過していても、素材自体の希少性が評価されてプレミア価格で取引される可能性があります。
【Q&A】バーキンに関するよくある質問

バーキンにまつわる疑問や噂について、以下のQ&A形式で解説します。
- Q1. 巷で聞く「バーキンの30分ルール」とは何ですか?
- Q2. バーキンを買える人の年収目安は?庶民には無理ですか?
- Q3. バーキンの値段は1000万円を超えるって本当ですか?
- Q4. バーキンのデメリットはありますか?
それぞれの質問に回答します。
Q1. 巷で聞く「バーキンの30分ルール」とは何ですか?
A.「在庫がない」と案内された後、30分程度店内に滞在していると「入荷した」と声をかけられるケースを指します。
ファンの間で広まった一種の都市伝説であり、エルメスの公式ルールではありません。
確実な攻略法ではありませんが、店員との信頼関係やタイミングによって稀に発生する現象として知られています。
Q2. バーキンを買える人の年収目安は?庶民には無理ですか?
A.庶民には不可能ではありませんが、正規店では購入実績が重視されます。
従って、年収数千万円クラスで過去に何度もエルメスを購入している顧客が優先される傾向にあります。
一方、中古市場や専門店では実績は問われません。貯蓄をして購入する会社員や主婦の方も存在します。
Q3. バーキンの値段は1000万円を超えるって本当ですか?
A.事実です。素材や装飾によっては1,000万円を大きく超えます。一般的な牛革モデルと、特殊なモデルの価格差は以下の通りです。
|
モデル
|
価格帯イメージ
|
|
通常モデル(牛革)
|
180〜300万円台
|
|
エキゾチックレザー
|
500万円〜1000万円超
|
|
ダイヤモンド装飾
|
数千万円〜
(歴史的なモデルは数億円単位になることも)
|
特に「ヒマラヤ」のダイヤモンド入りモデルなどは、オークションで記録的な高値で取引されます。
【関連記事】
Q4. バーキンのデメリットはありますか?
主なデメリットとして「重量感」と「開閉の手間」が挙げられます。
上質な厚い革と金属パーツを使用しているため、バーキン30(トゴ素材)で約900gと、何も入れていない状態でも重みがあります。
また、防犯性が高いフラップ(蓋)構造は出し入れがしづらいため、蓋を内側に折り込んでオープントートとして使用するスタイルが一般的です。
バーキンの価値を最大限に引き出すなら『買取大吉』へ

もし、ご自宅で眠っているバーキンがありましたら、ぜひ一度『買取大吉』にご相談ください。古いバーキンや、傷がある状態でも高価買取が期待できます。
『買取大吉』が選ばれる理由は以下の通りです。
- 豊富な販路が実現する「高額提示」の根拠
- 傷や変色があっても安心な「状態不問」の受入体制
それぞれ紹介します。
「資産価値」を正確に見抜くプロの査定眼
『買取大吉』には、エルメス製品に精通した鑑定士が多数在籍しています。
バーキンの査定は非常に繊細で、製造年を示す「刻印」や、「素材の違い」「トレンドカラー」によって査定額が数百万円単位で変わることも珍しくありません。
私たちは、単に中古バッグとして価格をつけるのではなく、最新の市場動向と照らし合わせ、「金融資産」としての価値も正確に見極めます。
知識のない業者では見落とされがちなプラス査定のポイントも拾い上げ、お客様に還元いたします。
豊富な販路が実現する「高額提示」の根拠
国内だけでなく、海外にも広がる独自の販売ネットワークを持っている点が、他店にはない強みです。
豊富な販路を持つことで在庫リスクを最小限に抑え、その浮いたコストを買取価格に上乗せする仕組みを構築しています。
「どこよりも高く買う」自信には、こうした明確な根拠があります。
傷や変色があっても安心な「状態不問」の受入体制
「ハンドルが手垢で黒ずんでいる」「角が擦り切れている」「箱や保証書がない」
このような状態でも、決して諦める必要はありません。『買取大吉』では、他店で断られる品物でも買取可能な場合があります。
例えば以下のような例が挙げられます。
|
内容
|
買取可能な状態例
|
|
使用感・ダメージ
|
角スレ・ハンドルの黒ずみ・内側の汚れ・型崩れ
|
|
経年劣化
|
革のベタつき・カビ・変色・金具のサビ
|
|
付属品の欠品
|
箱なし・保存袋なし・カデナ(鍵)なし
|
「ボロボロだから恥ずかしい」と遠慮なさらず、まずは一度、無料査定をお試しください。予想以上の価値がつくかもしれません。
まとめ:バーキンはなぜ高い?理由を知った今こそ無料査定へ

バーキンは単なる消費財ではなく、時が経つほどに価値が増す可能性を秘めた「実物資産」です。
クローゼットに眠っているバッグは、購入時以上の価値を持つ宝物となっているかもしれません。
「現在の価値を知りたい」「高く売れるなら手放したい」とお考えの方は、ぜひ『買取大吉』の無料査定をご利用ください。経験豊富な鑑定士が丁寧に鑑定いたします。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。