「ルイ・ヴィトンのバッグ、久しぶりに出したら内側がベタベタ」
「また使いたいけど、修理の値段がわからない。」
このように考えていませんか?
革製のバッグを長期保管するとベタつきが生じる場合があります。
適切に扱えばベタつきが起こるリスクを抑えられますが、保管方法だけが原因とは限りません。
この記事では、ベタつきが起こる原因や「正規店」と「修理専門店」のそれぞれの修理にかかる値段や期間、メリット・デメリットを徹底的に解説します。
後悔しない修理を選択し、正しくケアして美しい状態を保つためにも、ぜひ最後までご覧ください。
<この記事でわかること>
- ルイ・ヴィトンのバッグがベタつく原因
- 正規店と修理専門店の修理料金・期間の目安
- 修理後にベタつきを再発させないための保管方法
ルイ・ヴィトンのベタつきは日本の気候が原因?

ルイ・ヴィトンのバッグのベタつきは、高温多湿な環境が原因に挙げられます。
内装の合成皮革が、空気中の水分と反応する「加水分解」と呼ばれる現象を起こし、ベタつきが生じるのです。
本章ではルイ・ヴィトンのバッグに起こるベタつきについて以下の点を解説します。
- 加水分解とは?
- 何年でベタつきが出る?
- ベタつきで修理を断られることはあるの?
それぞれ見てみましょう。
加水分解とは?
加水分解とは、物質が空気中の水分と化学反応を起こし、分子構造が変化することで起こる現象です。
ルイ・ヴィトンの内装に使われている合成皮革も加水分解を起こすため、ベタつきが起こる可能性は十分あります。
特に日本は湿度が高く、ルイ・ヴィトンが製造されているヨーロッパとは気候条件が大きく異なるため、加水分解が起こりやすい環境です。
何年でベタつきが出る?
ベタつきが発生する年数は断言できません。
使用方法や保管環境によって大きく変化するためです。
雨に濡れたまま放置したり、湿度の高い場所で保管したりすると、購入から数年でベタつきが生じる場合もあります。
一方で、適切な環境で保管すれば、10年以上経っても美しい状態を保つことが可能です。
ベタつきで修理を断られることはあるの?
正規店でもベタつきで修理を断られるケースがあります。
実際にベタつきで修理が断られるかどうかは、問い合わせすることを推奨します。
以下のような場合は、修理対象外となる可能性が高いでしょう。
- 発売から相当な年数が経っているモデル
- 限定商品や廃盤モデル
- 損傷が著しく激しい場合
正規店で修理を断られた場合は、修理専門店に相談してみることをおすすめします。
正規店か修理専門店か?ルイ・ヴィトンのベタつき修理、値段と期間の目安

ルイ・ヴィトンのベタつき修理を依頼する際は、「正規店」と「修理専門店」の2つの選択肢があります。
それぞれの特徴を表で比較してみましょう。
判断材料
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正規店
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修理専門店
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修理料金
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高額(20,000~40,000円)
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比較的安価(12,000~30,000円)
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修理期間
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長い(1か月~)
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短い(数日~2週間)
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使用パーツ
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純正パーツ
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非純正パーツ
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ブランド価値
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維持される
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低下する可能性あり
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おすすめな人
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品質と安心感を重視
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費用と期間を重視
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正規店と修理専門店の特徴は以下のとおりです。
- 品質と安心の「正規店」を選ぶメリット・デメリット
- 価格・納期・柔軟性の「修理専門店」を選ぶメリット・デメリット
それぞれ解説します。
品質と安心の「正規店」を選ぶメリット・デメリット
正規店での修理には、確実性と安心感がある一方で、コストや時間の面でのデメリットも存在します。
メリット:純正パーツの安心感・ブランド価値の維持
正規店で修理する最大のメリットは、純正パーツを使用した修理です。
ブランドの価値を損なうことなく、新品同様の状態に戻せます。
また、修理後も公式のサポート対象となるため、万が一のトラブルにも対応してもらえる安心感があります。
デメリット:料金が高額・長い納期
一方で、修理料金は2~4万円と高額になる傾向があります。
また、修理期間は1か月以上かかる場合が多く、お気に入りのバッグをすぐに使いたい方には不向きかもしれません。
価格・納期・柔軟性の「修理専門店」を選ぶメリット・デメリット
修理専門店は、コストパフォーマンスと修理期間の短さが魅力的ですが、注意すべき点もあります。
メリット:正規店よりもリーズナブル、短い納期
修理専門店の最大の魅力は、料金が12,000~30,000円と、正規店と比べて安価な点です。
修理期間も数日から2週間程度と短く、急いでバッグを使いたい方にとって心強い選択肢となります。
デメリット:非純正パーツの使用、サポート対象外
修理には非純正パーツが使用されるため、質感や色味が異なる場合があります。
また、一度でも非正規店で修理すると、その後は正規店のサポート対象外となる点にも注意が必要です。
修理専門店を選ぶときに後悔しないための3つのチェックポイント
修理専門店を選ぶ際は、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。
チェックポイント
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理由
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ルイ・ヴィトンの修理実績が豊富か
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公式サイトやSNSで過去の修理事例を確認することで、お店の技術力を判断できます。
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料金体系や見積もりが明確か
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追加料金の有無や詳細な見積もりを事前に提示してくれるお店は、信頼性が高いと言えます。
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口コミや評判が悪くないか
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実際に利用した人の「生の声」は、お店の信頼性を測る最も手軽な指標です。
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修理後の美しさを保つ!今日からできる正しい保管方法

修理後も美しい状態を保つためには、適切な保管が重要です。
通気性の良い場所での保管が最も大切なポイントになります。
クローゼットや箱の中での密閉保管は避け、風通しの良い場所に保管しましょう。
また、バッグの内部にも除湿剤を入れるなど、湿気対策を徹底すれば、加水分解の再発を防げます。
定期的にバッグを取り出し、陰干しすることも効果的な予防策です。
ルイ・ヴィトンのベタつきをどう処理する?4つの選択肢

ベタつきが発生したルイ・ヴィトンには、以下の4つの選択肢があります。
- 自分で修理する
- ルイ・ヴィトン正規店で依頼する
- 修理専門店に依頼する
- 売却して新しいバッグの資金にする
それぞれ解説します。
①自分で修理する
「費用を抑えたいから自分で何とかしたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、以下の理由から、自分で修理するのはおすすめできません。
- 完全に元通りにならない可能性が高い
- さらに損傷が拡大する恐れがある
- ブランド価値が失われる
インターネット上にはさまざまな「自分でできる修理方法」が紹介されています。
ただし、失敗した時の損失を考えると、専門家に依頼する方が結果的に経済的です。
②ルイ・ヴィトン正規店で依頼する
確実性と安心感を求める方には、正規店での修理がおすすめです。
純正パーツを使用した高品質な修理により、ブランド価値を維持できます。
料金は高額になりますが、長期間愛用したい場合は費用を投じる価値があるでしょう。
③修理専門店に依頼する
コストを抑えて修理したい方や、正規店で断られた場合は修理専門店が有効な選択肢となります。
技術力の高いお店を選べば、正規店に劣らない仕上がりが期待できます。
ただし、事前に評判を調べ、信頼できるお店を選ぶのが重要です。
④売却して新しいバッグの資金にする
修理費用が高額になる場合や、他のモデルに興味がある場合は、売却も選択肢の一つです。
ベタつきがある状態でも、『買取大吉』では専門の査定士が価値を適正に評価いたします。
査定は無料のため、一度相談してみてはいかがでしょうか。
あなたのルイ・ヴィトンに最適な修理方法を見つけよう

ルイ・ヴィトンのベタつきは、日本の気候による自然な現象です。
修理方法は「自分で修理」「正規店」「修理専門店」「売却」の4つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
何を重視するかによって最適な選択は変わるため、後悔のない決断をしてください。
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