お年玉切手シートの買取相場を紹介!おすすめの買取方法と高く売るポイント
2025年1月29日
「お年玉切手シートがどれくらいで売れるのか知りたい」
「どこで買取してもらえるの?」
このように考えていませんか?
お年玉切手シートは、毎年異なるデザインで発行される特別な切手です。
入手できる期間が限られているため、コレクター需要が高く、なかにはプレミアがつく切手もあります。
自宅にあるお年玉切手シートを売却すれば、想像以上の価格がつくかもしれません。
本記事では、お年玉切手シートの特徴や価値、高く売るポイントについて解説します。
切手売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- お年玉切手シートの特徴
- 高く売れるお年玉切手シート
- お年玉切手シートを高く売る方法
お年玉切手シートの特徴
お年玉切手シートは毎年異なるデザインで発行される切手シートです。
特徴を以下の点から見ていきましょう。
- 毎年異なるデザインで発行される小型シート
- 年賀切手との違い
- お年玉くじの景品のため非売品
- 近年のお年玉切手の買取相場が低い
それぞれ紹介します。
毎年異なるデザインで発行される小型シート
お年玉切手シートとは、お年玉年賀状の景品(3等)として受け取れる年賀切手の小型シートです。
当せん確率は2018年までは50本につき1本の確率でしたが、2019年以降は100本につき3本と高くなったため、入手した方も多いでしょう。
当せん確率が高く現存数も多いため、高額買取は期待しにくいのが現状です。
しかし、一部のお年玉切手シートは、希少価値が高く高価買取が期待できます。
年賀切手との違い
年賀切手とお年玉切手シートには以下の違いがあります。
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年賀切手
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お年玉切手シート
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特徴
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ハガキや封書用に使われる期間限定で販売される切手
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お年玉くじの景品として提供される小型の切手シート
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初回発行
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昭和10年(1935年)
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昭和25年(1950年)
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入手方法
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郵便局で購入
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お年玉くじで当せん
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お年玉くじの景品のため非売品
お年玉切手シートは、お年玉くじの景品のため非売品です。
なかでも、昭和25~30年(1950~1955年)に発行されたお年玉切手シートは、人気が高く高額で取引されています。
近年のお年玉切手の買取相場が低い
近年では年末年始にかけて、郵便局のネットショップでもお年玉切手シートが購入できるようになったため、希少価値が下がり買取相場は低くなっています。
近年発行されたお年玉切手シートは以下の通りです。
発行年
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特徴
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額面
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令和7年(2025年)
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寿の象徴である亀甲(きっこう)模様をデザイン。
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110円・85円
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令和6年(2024年)
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華やかで縁起の良い束ね熨斗(のし)をデザイン。
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63円・84円
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令和5年(2023年)
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干支にちなんだ、2羽のうさぎのデザインです。
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63円・84円
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令和4年(2022年)
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干支のトラをデザイン。
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63円・84円
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令和3年(2021年)
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鶴と亀をモチーフにした縁起の良いデザイン。
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63円・84円
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令和2年(2020年)
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「福」と「寿」の2文字をテーマにした正月らしいデザイン。
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63円・84円
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令和元年|平成31年(2019年)
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対になる2匹の招き猫をデザイン。
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62円・82円
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近年は年賀状を出さない方が増えており、コレクター以外の需要も低下しています。
高価買取が期待できる初期発行のお年玉切手シート
初期に発行されたお年玉切手シートは以下の通りです。
- 応挙の虎|昭和25年(1950年)
- 少女と兎|昭和26年(1951年)
- 翁の面(おきなのめん)|昭和27年(1952年)
- 三番叟人形(ことぶきしきさんばそう)|昭和28年(1953年)
- 三春駒(みはるこま)|昭和29年(1954年)
- 加賀起き上がり|昭和30年(1955年)
- こけし|昭和31年(1956年)
- だんじり|昭和32年(1957年)
- 犬張子(いぬはりこ)|昭和33年(1958年)
- 鯛えびす|昭和34年(1959年)
- 米喰ねずみ|昭和35年(1960年)
- 赤べこ|昭和36年(1961年)
それぞれの特徴を見ていきましょう。
応挙の虎|昭和25年(1950年)
1950年に発行されました。円山応挙の名画「龍虎図」のうち虎をモチーフにした力強いデザインが特徴です。
当時の印刷技術で再現が難しかった繊細な毛並みが見事に表現され、美術的価値も高いデザインとされています。
少女と兎|昭和26年(1951年)
うさぎを抱いた少女を描いた温かみのあるデザインで、多くのコレクターに愛されています。
昭和26年はうさぎ年でしたが、デザインされたのは偶然という説もあるおもしろい切手です。
翁の面(おきなのめん)|昭和27年(1952年)
日本の伝統芸能・能楽で使用される「翁の面」のデザインが特徴です。
能楽の代表的な曲「翁」に使われ、長寿や平和を象徴する神聖なものとされています。
この年から、お年玉切手シートのセット枚数が5枚から4枚に変更されました。
三番叟人形(ことぶきしきさんばそう)|昭和28年(1953年)
三番叟人形は、新年の祝いの舞「三番叟」を題材とした華やかなデザインです。
三番叟は五穀豊穣を祈る舞で、衣装をまとった人形の姿が切手に描かれています。
三春駒(みはるこま)|昭和29年(1954年)
三春駒は、福島県三春町の郷土玩具をモチーフにした切手シートです。
図案には九代目「橋本彦治」による三春駒が採用され、シンプルで力強いデザインで人気があります。
加賀起き上がり|昭和30年(1955年)
石川県の伝統工芸品「加賀起き上がり」が描かれたお年玉切手です。
この年から切手の印刷にカラーが採用され、より鮮やかなデザインとなりました。
こけし|昭和31年(1956年)
宮城県の郷土玩具である「こけし」と「えじこ」がデザインされています。
この年以降のお年玉切手シートの買取相場は上記の6年間に比べ低い傾向です。
だんじり|昭和32年(1957年)
だんじりは、長崎の郷土玩具「鯨のだんじり」をモチーフにしたものです。
玩具は地元では「クジランショヒキ」とも呼ばれ親しまれています。
犬張子(いぬはりこ)|昭和33年(1958年)
犬張子は東京の玩具が題材で、切手には「いせ辰」の版元がデザインされています。
初日カバー(発行初日の消印付き)であればさらに高値が期待できます。
鯛えびす|昭和34年(1959年)
鯛えびすは、高松発祥の嫁入り人形として知られる玩具がモチーフです。
現在では郷土玩具として親しまれています。
米喰ねずみ|昭和35年(1960年)
米喰ねずみは金沢の郷土玩具を題材にした切手です。
ねずみは子をたくさん生むことから「お金が増える」願掛けとしても知られています。
赤べこ|昭和36年(1961年)
赤べこは、福島と岩手の郷土玩具「赤べこ」と「金のべこっこ」をモチーフにしており、初めて複数県の玩具が採用されたお年玉切手です。
「赤べこ」は、安産や育児のお守り、「金のべこっこ」は、商売繁盛を願う縁起物として、親しまれています。
昔の切手については以下の記事でも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
お年玉賞品が当せんした際の引き換え方法
お年玉切手シートは、年賀はがきで当せんすることで手に入る特別な切手です。
まだ引き換えていない方は、以下の手順を参考に引き換えてみてください。
1. 当せん番号を確認する
はがきの宛名面に記載されている6桁の番号を確認します。
番号が当せんしているかどうかは、日本郵便の公式サイトや郵便局の窓口、新聞などでチェックしてください。
参考:日本郵便「2024(令和6)年用年賀はがきおよび寄付金付お年玉付年賀郵便切手当せん番号の決定」
2. 郵便局で引き換える
当せんしていたら、該当するはがきを持参して郵便局の窓口へ行きましょう。
お年玉賞品の引き換えは、1月から7月までの約半年です。
引き換え時期を過ぎると無効になるため、忘れずに受け取りましょう。
また、1等や2等の賞品を引き換える際には、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類が必要になる場合があるため、一緒に持参してください。
『買取大吉』切手の買取実績
『買取大吉』では、これまでも多くの切手を高価買取してきました。
豊富な買取実績は、多くのお客様にご利用いただいた証です。
お年玉切手の他にも人気のある記念切手やレア切手など、幅広い種類の切手も取り扱っています。
以下のボタンから『買取大吉』の買取実績をご覧いただけるため、ぜひ確認してみてください。
以下の記事では、特徴のある切手の価値や買取について紹介しています。
お年玉切手シートを高く売るポイント
お年玉切手シートを高価で売却するには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 保存状態を良好に保つ
- シートのまま査定を受ける
- 買取専門店で売却する
買取額アップが期待できるため、ぜひお試しください。
保存状態を良好に保つ
お年玉切手シートの価値を保つためには、切手の保存状態が重要です。
湿気や直射日光にさらされると、切手が劣化したり、色あせやシミが発生したりする可能性があります。
専用の切手アルバムや透明な保護シートに入れ、乾燥した涼しい場所で保管すると良いでしょう。
また、指で直接触れると油分や汚れが付着するため、扱う際は手袋やピンセットを使用するのがおすすめです。
シートのまま査定を受ける
お年玉切手シートは、切り離さずにシートのまま査定に出すことが高価買取のポイントです。
シートの周囲にある余白部分や耳紙(タイトルや印刷所が書かれた部分)が残っていることもコレクターにとって重要で、印刷された情報やデザインも商品の一部と考えられています。
買取専門店で売却する
お年玉切手シートを高値で売却するには、切手の買取実績が豊富な買取専門店を選ぶことが重要です。
リサイクルショップや金券ショップでは、切手の価値を正確に査定できない場合があり、損してしまう可能性があります。
買取専門店では、切手の価値や希少性を熟知した鑑定士が査定するため、適正価格を提示可能です。
『買取大吉』では、無料査定を実施しています。切手の価値が気になる方は、ぜひお気軽におためしください。
『買取大吉』選べる3つの買取方法
『買取大吉』ではお客様のライフスタイルに合わせた3つの買取方法を実施しています。
それぞれの買取方法を紹介します。
店頭買取
『買取大吉』へお越しいただき、店内で査定・買取する方法です。
予約不要で来店可能なため、仕事や買い物の帰りにご利用いただけます。
店内には熟練の鑑定士が常駐しており、不安や疑問をその場で質問できるため、初めて査定に出す方でも安心です。
査定料は無料で、買取価格にご納得いただけない場合でも査定料はかかりません。
下のボタンから最寄りの店舗を確認できるため、お気軽にご利用ください。
宅配買取
宅配便で商品をお送りいただくだけで査定・買取できる方法です。
品物を段ボールもしくは宅配キットに入れて送るだけのため、査定に立ち会う時間がない方でも簡単に売却できます。
宅配料・査定料は一切かかりません。査定が終わり次第、メールまたは電話にて買取価格をお知らせいたします。
ぜひお気軽にお試しください。
出張買取
鑑定士がお客様のご自宅へ伺い査定・買取する方法です。
ご自宅で査定するため、店舗まで品物を持っていくのが難しい方でも気軽にご利用いただけます。
安心してご利用いただくために、玄関先での査定も承っております。
査定料・出張料は無料です。ご成約とならなくても費用はかからないため、ぜひお試しください。
【Q&A】お年玉切手を売却するときによくある疑問
お年玉切手を売却する際によくある疑問は以下の通りです。
Q.お年玉切手シート以外にも高く売れる切手はありますか?
Q.1枚だけでも売却できますか?
Q.使用済みの切手の使い道はありますか?
それぞれ回答します。
Q.お年玉切手シート以外にも高く売れる切手はありますか?
A.額面以上の価値がつく切手はお年玉切手シート以外にも数多く存在します。
以下の表は、額面以上の買取が期待できる切手の一例です。
切手名
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特徴
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国宝シリーズ切手
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日本の国宝をモチーフにしたシリーズ切手は、国内外のコレクターから高い人気を誇ります。
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ドラえもん切手
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国民的キャラクターを描いたドラえもん切手は、若い世代からも人気です。
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ポケカ切手BOX
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ポケモンカードと切手がセットになったBOXで、限定販売されたため希少性が高く、発売当初の価格以上の価値がつきます。
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月に雁(うたげ)切手
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日本を代表する古切手のひとつで、希少価値が非常に高く高額で取引されています。
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これらの切手をお持ちの場合は、『買取大吉』で査定を受けてみてください。
Q.1枚だけでも売却できますか?
A.多くの買取専門店では、1枚から査定・買取を受け付けています。
ただし、バラ切手の場合は価値が下がるため、シートの状態で保存されている場合はそのまま査定に出すのがおすすめです。
バラ切手しかない場合でも、希少価値が認められる切手は十分な価格がつく可能性があるため、諦めずに査定に出してみましょう。
Q.使用済みの切手の使い道はありますか?
A.使用済み切手でも活用方法はあります。
使用済み切手は、通常の郵便料金としての価値はありませんが、以下のような使い道があります。
活用方法
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詳細
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寄付
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NPO法人や一部の団体では、使用済み切手を集めているケースがあります。
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クラフトやコレクション
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使用済み切手をアート作品やクラフト素材として再利用する人もいます。特にデザイン性の高い切手は、アルバムや装飾品としても人気です。
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売却
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希少価値の高い切手や、消印がある切手はコレクターからの需要があり、使用済みでも売れる場合があります。
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使用済み切手は「もう価値がない」と思いがちですが、コレクターや団体にとっては意外な需要があるため、ぜひ活用方法を検討してみてください。
売却については以下の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
お年玉切手シートの売却は買取実績が豊富な『買取大吉』におまかせ
お年玉切手シートは、初期発行のものや発行枚数が少ないものであれば高価買取が期待できます。
また、保存状態を良好に保ち買取専門店を利用すれば、買取価格をさらにアップさせることが可能です。
『買取大吉』では、経験豊富な鑑定士による無料査定を実施しており、初めての方でも安心して利用できます。
ぜひ一度、お近くの『買取大吉』をご利用ください。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。