金の純度を表す文字とは?純度ごとの単位や特徴・買取方法も紹介
2023年6月18日
「金の純度を表す文字を知りたい」
「純度ごとの特徴は?」
このように考えていませんか?
金の購入で気になるのは、金の純度ではないでしょうか。
純度ではK24やK18がポピュラーですが、特徴を知らない方も多いでしょう。
純度別の特徴を知ることにより、金の価値が分かります。本記事では、金の特徴を純度ごとに詳しく解説します。
<この記事でわかること>
- 金の純度について
- 純度ごとの特徴
- 金の本物と偽物の見分け方
- 『買取むすび』で利用できる3つの買取方法
金の純度とは?
金製品の価値を決める要素に「純度」があります。数字が高いほど純度が高く、その分価値も高くなる傾向です。
しかし、純度が高すぎると柔らかさが増し、変形しやすくなるデメリットもあります。
高純度の金はアクセサリーなどの加工品には向かないため、他の金属と混ぜ合わせて強度を高めます。
種類の違う金属を混ぜ合わせることを「合金」と言い、金の割合が低いほど硬度は増しますが、特有の美しい輝きや価値は低下する傾向です。
そのため、製品の用途や求められる特性に合わせて、最適な純度が選択されます。
金の純度を表すK刻印について
純度は一般的に、K(カラット:karat)という単位で表されます。
カラットは、100%を24とした24分率で表される金の割合です。
たとえば、K24は純度ほぼ100%を指します。ほぼと表現したのは、日本では100%ではなく99%以上の純度をK24としているからです。
K18の場合は75%の金と25%の他の金属からできています。細工のしやすさなどから日本でもっともポピュラーな金の割合といえます。
ジュエリー(金製品)に使われる純度とは?
金は用途に応じて様々な場面で使用されます。日本でみられる純度は、以下の5種類です。
それぞれ見ていきましょう。
K24
K24は、純度ほぼ100%の純金のことです。純金でできているため、腐敗や変色などのリスクがありません。
そのため、資産として長期間保有するのにおすすめです。一方、強度は低いため加工するような金製品には向いていません。
K24の買取については、以下の記事で解説しています。売る予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
K22
K22は、金の純度が91.6%を意味しています。
K24と比較すると知名度は劣りますが、頑丈で独特の雰囲気を味わえることから、ジュエリーとして利用されます。
ただし、傷が付きやすく変形しやすいデメリットです。
装飾品としての保管時やファッションで身に付ける時は、取り扱いに気を付けてみてください。
K18
K18は、純金よりも硬く、変形しにくい特徴を持つため、ジュエリーに最適な素材として知られています。
金の含有率が75%と高いため、高級感がありながらも、アレルギーを起こしにくいのが特徴です。
ネックレスや指輪はもちろん、時計やスマホケースなど、身の回りにはK18で作られた製品がたくさんあります。
K14
金の純度が58.5%の金属をK14と表記します。
金の他に多くの金属が混合されているK14は、価格が安く手に入れやすい特徴があります。
金の含有量が減るので、金特有の輝きが失われたり変色したりしやすくなる点がデメリットです。
強度は高いので、日常使いの文房具などに加工されます。
K14の買取については、以下の記事で解説しています。K14で売りたいアイテムがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
K10
もっとも含有量が低いのがK10です。純度は41.6%で、加工しやすく手頃な価格なため、安価なジュエリー製品として販売されています。
ただし、金独自の輝きは弱く、変色やサビなども起きやすくなります。また、純度が低くなると金属アレルギーを発症するリスクも高くなるため、肌が弱い方はK18以上を身に付けるのがおすすめです。
K10の買取価格や高く売る方法については、以下の記事で解説しています。少しでも高く売りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
金と他の金属を混ぜる理由
金と他の金属を混ぜるのには強度を高める以外にも、3つの理由があります。
- カラーを変えるため
- 強度を高めるため
- コストを削減するため
それぞれ見ていきましょう。
カラーを変えるため
金は黄色く輝かしい特徴的な色を持っていますが、時には異なる色合いが求められる場合もあります。
そこで、他の金属との混合により金の色合いを変えるのです。
例えば、金に銀を混ぜてできるのがホワイトゴールド、パラジウムを加えるとピンクゴールドになります。
そのほかのカラーゴールドは、以下のとおりです。
強度を高めるため
金は非常に柔らかく、変化しやすいデメリットがあります。
宝飾品や貨幣などの実用的な用途には金の割合を減らす必要があります。
他の金属(銀や亜鉛)と金を混ぜることで、金の強度が向上するのです。
コストを削減するため
金は非常に高価な貴金属ため、他の金属を混ぜることにより、製造コストを削減できます。
ジュエリーでは、純度の低い金でも十分な性能を提供できるため、経済的な選択となります。
金の偽物を調べる方法
ここまで金の純度を解説しましたが、高価な金には偽物も多く存在します。偽物を見分ける方法として有名なのは、以下の2つです。
それぞれ見ていきましょう。
刻印を確認する
ジュエリーなどの金製品にはK18をはじめとした刻印がされています。刻印があれば本物の可能性があります。
ただし、刻印があるからといって100%本物という保証はできないため、他の確認方法も一緒に試すことがおすすめです。
また、海外で購入した製品には、1000分率で表記されている場合があり、K18は「750」K14は「585」と表記されてます。
日本と海外では刻印の表記が違う点も注意が必要です。
金の刻印の種類は、以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
磁石を利用する
金は磁石に引き寄せられないという性質があります。
そのため、金製品に磁石を近づけてもくっつかない場合、偽物の可能性が高いと考えられます。
しかし、この方法だけでは、必ずしも本物かどうかを断定できません。金以外にも磁石に反応しない金属があるためです。
例えば、銀やプラチナなども磁石に引き寄せられません。
本物か正確に判断したい方は、専門の買取業者に査定してもらうことをおすすめします。
『買取大吉』では、鑑定士が金の査定を行っております。無料で査定いたしますので、お気軽にご利用ください。
金の買取は今が大チャンス
金の買取をお考えの方は、今がまさに大チャンスといえます。
金の価値は上がり続けており、2018年と比較すると1グラム当たり約7,000円高くなっています。
コロナウイルスから始まった世界情勢への不安視によって、金の価格が上昇したためです。
近年は円安の影響もあり、国内の金相場は歴代最高値となっています。
金を売るなら、今が絶好のタイミングです。
金の買取について詳しく知りたい方は、『買取大吉』の公式HPをご覧ください。
参考:田中貴金属工業公式HP
『買取大吉』での買取方法
『買取大吉』で利用できる買取方法を紹介します。
ご自身にあった方法を選択してみてください。
店舗買取
「店舗に行ってその場で現金化したい」方は、店舗買取がおすすめです。
商品をお持ちいただければ、金の査定額をその場でお伝えいたします。
成約されますと、お車でお越しの方に限り駐車場代は弊社で負担いたします。
ぜひ、以下のリンクからお近くの店舗を探してみてください。
宅配買取
「家にいながら査定結果を聞きたい」方は、宅配買取がおすすめです。
以下のリンクからお申し込みいただくと、専用の宅配キットをご自宅まで郵送いたします。
金と身分証の写しなどを同封し、着払いでお送りいただくと鑑定士が高額査定いたします。
買取金額の詳細についても、丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。
出張買取
「店舗に行く時間がない」「すぐに現金化したい」という方は、出張買取が便利です。
電話やお問い合わせフォームからお申し込みいただくと、鑑定士がご自宅までお伺いします。
家に人を入れたくない方は、玄関先での査定も可能です。
鑑定士がその場で査定し、現金にてお支払いいたします。
まとめ:持っている金の純度を知って買取に出してみよう
純度は大きく5段階に分かれており、投資用に購入・所持するならK24の金がもっとも価値が高いといえます。
純度の特徴を知れば、持っている金がどのくらいの価値になるのか予想が付くため、買取に出す際の目安となるでしょう。
『買取大吉』では、金の買取を強化中です。LINEを使った査定も行っているので、ぜひ以下のリンクから試してみてください。
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