ギャランティカードとは?使用する場面や売却時の影響について解説
2024年9月22日
「ギャランティカードの使い方は?」
「売却時にギャランティカードは必要?」
このように考えていませんか?
ギャランティカードは、ブランド品の品質を保証する大切な証明書で、売却時の査定額にも影響を与えるアイテムです。
しかし、すべてのブランドで発行されているわけではありません。
本記事では、ギャランティカードの役割や使用する場面、売却時の影響について解説します。
ブランド品の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ・ギャランティカードの特徴
- ・ギャランティカードが売却時に与える影響
- ・ブランド品を高く売る方法
ギャランティカードとは
ギャランティカードには以下の特徴があります。
- ブランドが正規品であること(本物)を証明
- 正規店で購入した時のみ発行される
- 記載される情報
- カードの形状
- 再発行は難しい
ひとつずつ見ていきましょう。
ブランドが正規品であること(本物)を証明
ギャランティカードは、商品が正規品(本物)であることを証明するカードです。
買取に出す際には、ギャランティカードがあることで商品の信頼性が高まり、査定額に影響することがあります。
近年、ギャランティカードの偽造が問題となっているため、ホログラム加工やUVライトを当てると模様が浮かび上がるなどの対策が施されているものもあります。
正規店で購入した時のみ発行される
ギャランティカードは、ブランドの公式店舗や百貨店内のブランドショップなど、正規店でのみ発行されます。
一方で、並行輸入店でブランド品を購入する場合、ギャランティカードが付いていないことが多い傾向です。
仮にカードが付いていたとしても、直営店舗での買い付け時に発行されたもので、購入者の名前や購入店舗の情報が記載されていない・保証期間が短いことがあります。
記載される情報
ブランドによって多少の違いはありますが、主に以下の情報が記載されています。
- ・購入店舗名
- ・購入日
- ・購入者の名前
- ・シリアルナンバー
正規店では、情報が記載されているギャランティカードを提示すれば、メンテナンスや修理が受けられます。
カードの形状
ギャランティカードの形状はブランドごとに異なります。
例えば、シャネルのギャランティカードは、ブランドロゴが印刷された小さなプラスチック製のカード型です。
ハイブランドのギャランティカードはデザインにも存在感があり、ブランド品とともに購入者の所有欲を満たしてくれます。
再発行は難しい
ギャランティカードはどのブランドでも再発行が困難です。
一般的にひとつの商品に対して1枚のみ発行され、販売した日・場所の証明になります。
ブランド店としては、後から商品だけ持ち込まれても、正規ルートで購入されたかどうか判断できないため、再発行には対応できません。
そのため、メンテナンスや売却時に困らないよう、ギャランティカードは必ず大切に保管しておきましょう。
ギャランティカードを使う場面
ギャランティカードを使用する場面は以下の通りです。
それぞれ見ていきましょう。
アフターケアを受けるとき
ギャランティカードは、ブランド品のアフターケアを受ける際に必要となるアイテムです。
ブランドショップや正規店で修理やメンテナンスを受ける際に、ギャランティカードを提示することで、無料になったり優遇されたサービスを受けたりできます。
カードがあることで、購入日・場所が証明され、正規品であることが確認できるためです。
特にハイブランドでは、カードの有無によって、修理費用の軽減や保証期間内の無償修理など、受けられるサービスに大きな違いが出ることがあります。
売却するとき
ギャランティカードの有無は、ブランド品を売却する際の査定額に影響します。
ギャランティカードは、正規ルートで購入された商品だと証明するため、査定がスムーズに進み、買取価格も高くなる傾向です。
カードが揃っていれば、再販時にも購入者の信頼を得やすくなり、買取業者にとっても高評価のポイントとなります。
ギャランティカードの有無はブランドごとに異なる
ギャランティカードは保証書と同じ役割を持つ大切なものですが、すべてのブランドで発行されているわけではありません。
以下は主な海外ブランドの発行状況です。
発行されるブランド
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発行されないブランド
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プラダ
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グッチ
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ブルガリ
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コーチ
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クロムハーツ
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バレンシアガ
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クロエ
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セリーヌ
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ディオール
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ロエベ
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ドルチェ&ガッバーナ
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エルメス
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ロレックス
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ルイ・ヴィトン
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オメガ
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シャネル
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カルティエ
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シャネル
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上記表の通り、有名なハイブランドでもギャランティカードを発行していない場合があります。
ギャランティカードが無いからといって本物かどうか分からなくなることはありません。
たとえば、ルイ・ヴィトンの古い商品にはシリアルナンバーが刻印されています。
最近ではスマートキーなどに使われる「RFID(Radio Frequency Identification)」を導入し、タグにID情報を埋め込むことで商品管理を行っています。
他にも、エルメスでは、商品の一つひとつに刻印が施されており、作られたアトリエや手掛けた職人が分かるようになっています。
つまり、「ギャランティカードがない=偽物」とはならないのです。
売却時にギャランティカードは必要?
ギャランティカードがないと本物の証明ができず、売却ができないと考える方もいます。
ギャランティカードがないブランド品を売却する際は、以下のポイントを理解しておきましょう。
- ギャランティカードがなくても売却可能
- 査定額が低くなる可能性がある
- ギャランティカードがないときは代わりのものを準備
それぞれ見ていきましょう。
ギャランティカードがなくても売却可能
国内の正規店で購入した商品であれば、ギャランティカードがなくても基本的に買取の対象となります。
査定額は買取業者の基準によって異なり、ギャランティカードの有無で多少の差が出ることもあります。
ただし、ギャランティカードがないからといって買取を断られることはありません。
『買取大吉』では、経験豊富な鑑定士が商品の状態を丁寧に査定し、適正な価格で買取しています。
どのような状態のブランド品でも歓迎していますので、ぜひ一度『買取大吉』の無料査定をご利用ください。
査定額が低くなる可能性がある
ギャランティカードがあると、買取価格が高くなりやすい傾向です。
カードがあれば正規品であることがすぐに確認できるため、次の購入者にも信頼されやすく、結果として高く売れる可能性が高まります。
ブランド品を売却する際は、ギャランティカードがないか確認しておきましょう。
ブランドによってはギャランティカードがない場合もあるため、他に買取価格に影響する箱や保証書などがないか探してみてください。
ギャランティカードがないときは代わりのものを準備
ギャランティカードが発行されていないブランドの場合、購入店や購入日時が記載された領収書がカードの代わりとして役立つこともあります。
領収書は丁寧に保管し、売却する際にまとめて査定に出しましょう。
また、中古品は、購入時に近い状態であるほど高く売れやすくなります。
購入時に近い状態とは、付属品がすべて揃っている・汚れや大きな傷がない状態のことです。
そのため、箱・内袋などの付属品も領収書と一緒に査定に出すとよいでしょう。
ギャランティカードの悪用に注意
ブランド品の売買において、注意すべきポイントがあります。
それは、ギャランティカードを悪用する犯罪手口です。
ギャランティカードは、ブランド品が「本物」であることを証明するアイテムですが、インターネットを通じて「ギャランティカードのみ」を購入できる機会が増えています。
そのため、偽物のブランド品に本物のギャランティカードを添付し、信頼度を高めて売却する手口が見られます。
正規店以外でブランド品を取引する際には、以下の点に注意が必要です。
- ギャランティカードだけで本物かどうか判断しない
- ギャランティカード以外で本物かどうかを確認できない場合は取引を避ける
以上のポイントを押さえて、安全に取引しましょう。
ギャランティカードがなくても『買取大吉』では売却可能
ギャランティカードは、ブランド品が本物であることを証明する重要なアイテムです。
しかし、ギャランティカードがなくても売却は可能で、他の付属品や領収書がカードの代わりになることもあります。
ブランド品の価値を最大限に引き出すためには、購入時の付属品が重要です。買取に出す際は一緒に査定に出しましょう。
『買取大吉』では、ギャランティカードの有無に関わらず、熟練の鑑定士が適正な価格で査定を行います。
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