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グランドセイコークォーツの寿命は何年?機械式との違いを徹底比較

グランドセイコークォーツの寿命は何年?機械式との違いを徹底比較

2025年7月28日

「グランドセイコークォーツの寿命は何年?」

「長く使う方法や注意点はある?」

このような疑問はありませんか?

 

グランドセイコークォーツは精度の高さや洗練されたデザインが、多くの人から支持されています。

 

しかし、高額な腕時計を購入するにあたって、時計がどれくらいの期間使えるのか疑問を抱く人も多いでしょう。

 

本記事では、グランドセイコークォーツの寿命や長期間使用するためのポイント、機械式との違いについて解説します。

 

グランドセイコークォーツの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

  • グランドセイコークォーツの寿命
  • オーバーホールの手順や費用
  • グランドセイコークォーツのおすすめモデル

グランドセイコークォーツの寿命

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコークォーツ時計には寿命があり、一般的に10~20年程度とされています。

 

寿命を迎える理由は、内部に搭載されている電子回路の経年劣化です。

 

電子回路が機能しなくなると、修理や交換が必要となり、時計としての寿命となります。

 

時計の寿命は、搭載されているムーブメントの種類によって大きく異なり、定期的なメンテナンスをきちんと行えば、寿命を延ばすことが可能です。

 

また、電池寿命は約3年とされており、定期的な交換が必要になります。

 

他モデルの寿命は、「機械式時計は50年」「光で駆動するソーラータイプは内部二次電池の交換目安が7〜10年」と考えられています。

 

購入時は、寿命の目安を把握した上で、どのタイプの時計が自分に適しているかを検討すると良いでしょう。

クォーツ時計が止まる原因

グランドセイコー クォーツ 寿命

クォーツ時計が止まる原因には、以下のものが考えられます。

  • 単なる電池切れ
  • 電池から液漏れが起こって内部のパーツに悪い影響を与えた
  • 磁気の影響を受けた
  • 潤滑油が劣化し歯車の動きが悪くなった
  • 内部の電子回路が寿命を迎えた

こうした要因が重なると、クォーツ時計が動かなくなることがあります。

 

すぐに改善できる場合もあれば、時間や費用を要する場合もあるため、原因がわからなければ、公式のカスタマーサービスや時計修理店で見てもらうのが良いでしょう。

 

状況により、修理やオーバーホールが必要となります。

グランドセイコークォーツのオーバーホールにかかる費用

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコークォーツのオーバーホールにかかる費用は、「58,300円(税込)~(2025年7月15日時点)」です。

 

参照:SEIKO「グランドセイコーのサービス

 

グランドセイコーでは、「コンプリートサービス」を提供しており、オーバーホールに加えて「ライトポリッシュ」と呼ばれる外装仕上げも行われます。

 

ライトポリッシュでは、ケースや金属ブレスレットの表面をなめらかに整え、艶を蘇らせることで、使用中に生じた小さな擦り傷を目立たなくし、美しい光沢を取り戻す仕上げが施されます。

【グランドセイコークォーツ】オーバーホールの概要

グランドセイコー クォーツ 寿命

オーバーホールは、人間で言うところの定期健診に近いものです。

 

クォーツ時計のオーバーホールは通常3~4年に一度が目安とされており、内部の機構を分解・洗浄・再組み立てを行います。

 

分解することで、普段は見えない部分の不純物を除去、劣化したパーツの発見や交換を行います。

 

オーバーホールは、メーカー独自の有償サービスで、修理保証とは異なり、搭載されているムーブメントの種類によって費用が変動するため、事前に確認しておくと安心です。

グランドセイコーオーバーホールの流れ

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコーの修理は、以下の形で進みます。

①申し込み
②配送
③検品~見積り
④作業
⑤お届け

順番に解説します。

①申し込み

オーバーホールを依頼する際は、「オンライン修理受付」で手続きします。

 

申し込みを進めるには、アカウント設定とログインが必要です。

 

希望する修理内容や時計の状態について情報を入力すると、おおよその修理費用が提示されます。これにより、依頼者は事前に予算の目安を知ることが可能です。

②配送

申し込みが完了すると、セイコーから発送専用のキットが自宅に届きます。

 

このキットは時計が輸送中に傷つかないよう配慮された特別仕様です。

 

発送キットには以下のものが含まれます。

  • 発送箱 1枚
  • 台紙 1枚
  • スポンジ 2個
  • ビニール袋 1枚
  • 発送袋 1枚
  • 送り状 1枚
  • 未開封シール 1枚
  • 手順書 1枚

※配送料金は全国一律1,650円(税込)が必要です。ただし、保証対象内の修理や修理完了後、12ヶ月以内に同一箇所(同症状)の不具合が生じた場合、送料は無料となります。

 

参照:SEIKO「発送キットの使用方法

③検品~見積り

時計を梱包し発送します。時計到着後は、申込内容の確認や状態の検査が行われます。

 

概算見積もりの範囲内であれば、そのまま作業に進みますが、見積額を超える場合は必ず事前に連絡が入り、修理を続けるかどうかを選択できます。

 

そのため、予期せぬ費用は発生しません。

④作業

見積もりに対して同意すると、オーバーホール・ライトポリッシュ作業が始まります。

 

公式サイトから進捗状況を確認できるサービスも用意されています。

⑤お届け

修理が完了すると、申し込み時に登録した住所へ時計が返送され、同時に修理費用と送料が請求されます。

 

あらかじめ一連の流れを知っておくことで、実際の手続きもスムーズに進められ、安心して大切な時計を預けられるでしょう。

【グランドセイコー】オーバーホールにかかる期間

グランドセイコー クォーツ 寿命

オーバーホールが完了する期間は、時計が届いてから約3~6週間必要です。

 

申込日ではなく、「到着から」となっている点には注意してください。

 

約1ヶ月半ほど手元から離れることになるため、日常で腕時計を使用している人は、代替品を準備しておきましょう。

 

参照:SEIKO「グランドセイコー修理メニュー・料金表

【おすすめモデル】クォーツを超えたと言われる「9Fクォーツ」の特徴

グランドセイコー クォーツ 寿命

ここからは、「クォーツを超えたモデル」9Fクォーツについて見ていきましょう。

  • 年差±10秒の驚異的な精度
  • 通常の2倍の駆動力
  • 瞬間日送り機能を搭載

それぞれ回答します。

年差±10秒の驚異的な精度

クォーツ式腕時計では、月におおよそ±15秒ほどの誤差が生じるのが一般的です。

 

しかし、9Fクォーツは年間でわずか±10秒の驚異的な精度を維持します。

 

年差±10秒の正確さを支えているのは、厳格な品質管理・先進的な技術・企業努力です。

 

製造前に3ヶ月もの間、安定性を確認するための慣らし運転が行われ、その中で精度に優れた水晶振動子だけが選び抜かれます。

 

さらに、搭載されているIC(集積回路)は、「540回/日」も温度を測定し、変化に応じて自動的に補正を行う仕組みで、環境に左右されにくい精度の維持を可能にしているのです。

 

そのため、9Fクォーツは一般的なクォーツ時計とは一線を画す存在となっています。

通常の2倍の駆動力

グランドセイコーは、腕時計における究極の完成度を目指し、「グランドセイコースタイル」と呼ばれる独自のデザイン哲学を築き上げてきました。

 

ケースの形状や仕上げだけでなく、針やインデックスに至るまで美しさと視認性を追求したルールが定められており、力強く重厚感のある太い針の使用が基本とされています。

 

しかし、一般的なクォーツ時計に搭載されるモーターでは、出力が小さいため重みのある太い針をスムーズに動かすことが困難でした。

 

課題を解決するために、9Fクォーツに「ツインパルス制御モーター」を採用しています。

 

ツインパルス制御モーターは、1秒間に2回の目に見えない高速で針を動かす制御を行い、通常のクォーツムーブメントの約2倍の駆動力を発揮

 

これにより、大きく重い針を力強く正確に動かしつつ、電力消費を最小限に抑え、相反する性能の両立を実現しているのです。

瞬間日送り機能を搭載

9Fクォーツには、日付表示の切り替えにおいても独自の工夫が施されており、代表的な技術が「瞬間日送りカレンダー」と呼ばれる機構です。

 

仕組みは、専用のカムとレバーが連動することで、日付の表示が一瞬で切り替わるよう設計されています。

 

瞬時の切り替えは、主に強い駆動力を持つ機械式時計に採用されてきました。

 

しかし、電子制御のクォーツ時計において瞬間日送り機能を実現したのは、グランドセイコーが初めてです。

 

日付が切り替わるタイミングは、深夜0時から5分以内の間に細かく設定されており、精密な調整は職人が手作業で丁寧に行っています。

【比較】グランドセイコー「クォーツ」と「機械式」はどっちがいい?

グランドセイコー クォーツ 寿命

「クォーツ」と「機械式」の違いを見ていきましょう。

「クォーツ」と「機械式」の違い

項目

クォーツ式(9Fクォーツ)

機械式(9S)

駆動方式

電池+高精度クォーツ制御

ゼンマイによる手巻き・自動巻き

精度の目安

年差 ±10秒

日差 +4~-2秒(高精度モデル)

オーバーホールの頻度

約6年に1回

約2~3年に1回

オーバーホール費用

(目安)

コンプリートサービス:58,300円~

コンプリートサービス:79,200円~

耐久性

部品摩耗を抑えた構造で長寿命

定期的なメンテナンス次第で50年以上使える

電池交換

必要(約3年ごと)

不要

秒針の動き

ステップ運針

(1秒ごとに動く)

スイープ運針

(連続的な動き、ただし目に見える段階的動き)

価格帯

比較的手頃

(高品質ながらコスト抑えめ)

中~高価格帯

リセールバリュー

やや低め

高め

ユーザー向け特性

実用性重視、精度とメンテナンスの手軽さを求める人向け

伝統を重視する時計愛好家向け

主なデメリット

・電池交換が必要

・機械式に比べて愛着や”ロマン”を感じにくい

・精度が環境要因に左右されやすい

・定期的なオーバーホールが必要

グランドセイコークォーツの寿命を縮めるダメな行動

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコーの寿命を縮める行動は以下の通りです。

  • 長期間放置する
  • 時計をつけたまま入浴する
  • 磁気を帯びる

ひとつずつ解説します。

長期間放置する

腕時計を長く快適に使い続けるためには、日常の扱い方に注意が必要です。

 

たとえば、長期間まったく使わずに放置していると、内部の潤滑油が固まってしまい、動きが悪くなったり不具合が起きたりすることがあります。

 

使用頻度が低い時ほど、定期的なメンテナンスやオーバーホールを心掛けましょう。

時計をつけたまま入浴する

腕時計を着けたまま入浴すると、時計の内部に湿気が入り込みやすく、内部に結露が発生したり、金属部品に錆が生じたりすることがあります。

 

時計の防水性を支えているパッキン(防水用のゴム部品)は、熱や湿気によって劣化が進み、次第に水分の侵入リスクが高まるため危険です。

 

また、石鹸やシャンプーに含まれる成分が時計のガラスコーティングやパッキンの素材に影響を与え、劣化を加速させる恐れもあります。

 

リスクを軽減するためには、入浴時には時計を外すことが確実で効果的な対策です。

磁気を帯びる

スマートフォン・タブレット・パソコンなど、磁力を発生させる電子機器の近くに長時間置くことで、磁気の影響を受け、時計内部にある繊細なパーツに干渉し、時刻のズレや動作不良を引き起こすことがあります。

 

特に、強力な磁石が内蔵された製品(スマートフォンのスピーカー部分・ワイヤレスイヤホンのケースなど)は、時計にとって大きな影響を与える可能性があるため注意が必要です。

 

強い磁力を発する機器とは距離をとって保管することで、時計の精度を守り、長く安心して使い続けられるでしょう。

【Q&A】グランドセイコーの寿命についてよくある質問

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコーの購入前に、気になるポイントを押さえておきましょう。

Q.グランドセイコーの電池はいつ交換すればいいですか?
Q.クォーツ時計は一生モノですか?
Q.グランドセイコークォーツの修理費用はいくら必要ですか?

順番に解説します。

Q.グランドセイコーの電池はいつ交換すればいいですか?

A.クォーツ時計は、「秒針が3〜4秒ごとに動く」「時間のずれが目立つ」となった場合は電池交換の時期といえます。

 

グランドセイコーの電池は、2~3年で寿命を迎えることが多い傾向です。

 

また、電池の交換時期が以前よりも早まっていると感じたときは、内部のメンテナンスが必要になっている可能性があります。

Q.クォーツ時計は一生モノですか?

A.一般的にクォーツ時計は、内蔵された電子回路に不具合が生じると、同じ回路の交換が必要です。

 

しかし、回路がすでに生産されていなければ修理は不可能となり、実質的に寿命を迎えます。

 

今回、紹介したグランドセイコーの「9Fクォーツムーブメント」は、優れた耐久性を誇る部品や、高い密閉性を備えた構造を採用しているため、長期間の使用に耐える設計となっています。

 

定期的なメンテナンスや適切なケアを行うことで、寿命を大きく延ばすことが可能です。

 

グランドセイコーでは、生産終了モデルであっても、10年間の部品保有期間を定めており、長期にわたって修理対応が期待できます。

 

定期的な電池交換やメンテナンスを怠らなければ、「一生モノ」としての価値を十分に持ち合わせているといえるでしょう。

Q.グランドセイコークォーツの修理費用はいくら必要ですか?

A.グランドセイコークォーツの修理費用は以下の通りです。

グランドセイコー修理費用一覧

サービス

修理箇所

費用(税込)

修理期間

外装リペアポリッシュサービス

ケース+バンド

77,000円~

約4~5週間

ケース

46,200円~

バンド

37,400円~

外装・バンド修理

外装修理

(ガラス・りゅうず交換など)

15,400円~

約2~3週間

バンド交換・修理

6,600円~

バッテリープラスサービス

電池・パッキン

11,000円~

約2週間

電池交換

電池

8,800円~

約2週間

【外装リペアポリッシュサービス】

時計のケースやメタルバンドにできた傷を、専門的な研磨技術で丁寧に修復します。

 

浅い傷だけでなく、これまで除去が難しかった深いキズにも対応しており、同じ素材の金属をレーザーで溶かして埋めることで、目立たなく仕上げることが可能です。

 

【外装やバンドの修理】

バンド部分だけでなく、クオーツ時計の電池交換も対象に含まれています。

 

【バッテリープラスサービス】

通常の電池交換に加えて、交換後の時計に対して1年間の精度保証が付き、さらにバンド部分の点検や調整といったメンテナンスも含まれます。

 

【電池交換サービス】

電池の入れ替え・パッキンの交換・ケースやバンドの洗浄・ブラッシング処理・防水機能の検査まで含まれており、時計を良好な状態に保つためのケアが一通り行われます。

 

※修理の際に部品の交換が必要になった場合は、部品代が別途必要です。

参照:SEIKO「グランドセイコー修理メニュー・料金表

グランドセイコーの購入資金は『買取大吉』で準備しよう

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコーを購入する際は、まとまった費用が必要となり、購入をためらってしまうかもしれません。

 

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不要品の売却で得たお金を、ぜひグランドセイコーの購入資金に充ててみてください。

 

後悔しないためにもこまめなメンテナンスを心掛けよう

グランドセイコー クォーツ 寿命

グランドセイコーの寿命を伸ばしたい場合は、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

 

また、少しでも時計に不具合があると感じたときは、グランドセイコーの正規販売店やサービス拠点に時計を持ち込んで診断を受けてみてください。

 

電池寿命の可能性もあり、電池交換のみなら比較的安価に可能です。

 

異常を放置することで、状態を悪化させ、結果的に大きな修理費用がかかるケースもあります。

 

購入の際は、ぜひ「買取大吉」で不要品の売却をしてみてください。

 

思わぬものが高額で売却でき、グランドセイコーの購入資金に充てられる可能性があります。

 

ぜひ、お気軽にお近くの『買取大吉』をご利用ください。

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