「金鉱脈ってどんな場所?」
「日本にもある?」
このように考えてはいませんか。
金鉱脈は、金が集まっている場所です。地下のマグマ活動や熱水の影響によって長い年月をかけて作られます。金鉱脈は世界各地の特定の地域に存在しています。近年、日本では新しい金鉱脈が見つかりました。
本記事では、金鉱脈ができる仕組みや見つかりやすい場所をわかりやすく解説します。日本や世界の代表的な金鉱脈についても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- 金鉱脈の定義やできる仕組み
- 金鉱脈が存在する場所や見つけ方
- 日本や世界の代表的な金鉱脈
金鉱脈とは

金鉱脈とは、採掘によって金を取り出せる場所です。金は自然の作用によって特定の場所に集まり、鉱脈が作られます。
本章では、金鉱脈の基本的な定義について解説します。
- 金鉱脈はまとまった金が採れる場所
- 金鉱脈ができる仕組み
順番に見ていきましょう。
金鉱脈はまとまった金が採れる場所
金鉱脈とは、地面の中で金がまとまって集まり、採掘すると利益が出る鉱床を指します。
「鉱床(こうしょう)」とは、地下や地表にある鉱物や金属が、経済的に採掘できるほどまとまって存在している地質体です。
岩石や土壌には微量の金が含まれている場合もあります。しかし、採掘して利益が出るほど金が集まっていない場合は鉱脈とは呼びません。
つまり、単に金が見つかる場所ではなく、資源として採掘する価値がある規模で金が集まっている場所を意味します。
金鉱脈ができる仕組み
金鉱脈の多くは、地下で起こるマグマ活動によって作られるのが特徴です。
まず、地下深くのマグマが冷えていく過程で、金などの金属成分を含んだ高温の熱水が発生し、岩石の割れ目や隙間へ入り込みます。
その後、熱水が地中を移動する中で温度や圧力が変化すると、溶けていた金が沈殿し、岩石の割れ目に付着します。
温度や圧力の変化が長い年月をかけて繰り返され、やがて採掘できる規模の金鉱脈が作られるのです。
金鉱脈が存在する場所や見つけ方

「鉱脈」や「採掘」というと、山をイメージする方もいるかもしれません。
金鉱脈は主に以下のような場所で見つかりやすいとされています。
- 火山付近の温泉地
- 砂金が採れる川の上流
- 熱水が噴き出す海底
一つずつ見ていきましょう。
火山付近の温泉地
火山活動が活発な地域の温泉地付近では、金が見つかりやすい傾向があります。
「鉱脈」は火山活動に関連しており、火山活動でマグマに含まれる金属成分が高温の熱水に溶け込み、それが地下水と混ざりながら岩石の隙間へ上昇します。その後、冷え固まり「鉱脈」となるのです。
地下深部で温められた熱水には、金などの金属成分が溶け込んでいる場合があります。
日本は火山が多い国のため、温泉地周辺の地質調査によって鉱脈が見つかることもあるかもしれません。
砂金が採れる川の上流
砂金が見つかる川の上流には、金鉱脈が存在している可能性があります。
山中の金鉱脈が長い年月をかけて風化や侵食を受けると、岩石に含まれていた金が粒状になり、川へ流れ出るためです。
金は水の流れによって運ばれ、川底の砂や砂利の中に堆積する場合があります。堆積して集まった金の粒が砂金です。
砂金が多く見つかる地域では、上流で金鉱脈が見つかる可能性があるでしょう。
熱水が噴き出す海底
海底には、地下から高温の熱水が噴き出す「熱水噴出孔」と呼ばれる場所があります。
金属成分が溶け込んだ熱水が、海水によって冷却されると、金属鉱物が沈殿して海底に堆積し、鉱床となる場合があります。
海底で熱水により形成されるのが「海底熱水鉱床」です。金のほか、銀・銅・鉛・亜鉛など複数の金属が含まれます。
近年は海底資源の研究が進み、将来的な鉱物資源としての可能性について世界各国で調査が進められています。
代表的な日本の金鉱脈

日本にも金鉱脈は存在します。古くから伝わる代表的な鉱脈と、近年新たに見つかった場所を見ていきましょう。
- 【70年ぶりに発見】鹿児島県|山ヶ野金山
- 新潟県|佐渡金山
- 北海道|鴻之舞鉱山
- 岩手県|玉山金山
- 大分県|鯛生金山
- 鹿児島県|菱刈鉱山
順番に解説します。
【70年ぶりに発見】鹿児島県|山ヶ野金山
山ヶ野金山は鹿児島県にある歴史ある金山で、1640年に見つかったと伝えられています。
江戸時代には採掘が盛んに行われ、1751年から1829年の間に採金量が全国1位を記録しました。
約70年前に閉山していましたが、2025年に再び金鉱脈が確認され、注目されています。
新潟県|佐渡金山
佐渡金山は、新潟県の佐渡島にある日本を代表する金山です。
16世紀末から19世紀半ばにかけて、徳川幕府の管理のもとで大規模な採掘が行われました。
最盛期には世界の金生産量の約10%を占めるほどの規模を誇り、伝統的な手工業による大規模な金生産は250年以上にわたって続きました。
現在は採掘を終了していますが、坑道や関連施設が保存され、歴史を学べる観光地として多くの人が訪れる場所です。
2024年には世界文化遺産にも登録され、歴史を学べる観光地としてさらに注目を集めています。
北海道|鴻之舞鉱山
鴻之舞鉱山は北海道紋別市にあった大規模な金鉱山です。
1916年に見つかり、当時は外国から資材を調達するために金の確保が重要とされていたことから、増産が進められました。
太平洋戦争直前の1940年には年間約2.8トンの金を産出し、国内トップの生産量を記録しました。町が形成されるほど発展したとされています。
資源の枯渇により1973年に閉山し、現在は採掘は行われていませんが、日本の金産業を支えた重要な鉱山の一つとして知られています。
岩手県|玉山金山
玉山金山は岩手県陸前高田市の歴史ある金山です。奈良時代の天平年間(729〜749年)、僧侶の行基によって見つかったという言い伝えが残っています。
気仙地方を代表する金山の一つで、古くから多くの金が採掘されてきました。
東大寺大仏の鋳造や奥州平泉の文化を支えたともいわれ、地域には行基にまつわる伝説や金山に関する史跡が今も残されています。
大分県|鯛生金山
鯛生金山は大分県日田市にある金山で、明治時代から昭和にかけて採掘が行われた九州有数の金山です。
最盛期には東洋一の金産出量を誇り、日本の近代鉱山として発展しました。現在は採掘が終了していますが、坑道の一部は「地底博物館」として公開されています。
実際の坑道を見学しながら、当時の採掘の様子や鉱山の歴史を学べる観光地となっています。
鹿児島県|菱刈鉱山
鹿児島県北部にある菱刈鉱山は、商業規模で操業している国内最大級の金鉱山として位置づけられています。
鉱石に含まれる金の品位が高く、鉱石1tあたりに含まれる量は、世界の主要金鉱山の平均と比べて約4〜7倍の水準です。
1985年に採掘が始まって以来、現在まで安定した金の生産が続いている鉱山です。
代表的な海外の金鉱脈

金鉱脈は世界中に点在しています。ここでは、採掘量と推定埋蔵量が多い国をそれぞれ5つずつ紹介します。
- 産出量が多い国トップ5
- 推定埋蔵量が多い国トップ5
順番に見ていきましょう。
産出量が多い国トップ5
金の産出量は国によって大きく異なるのが特徴です。
ここでは、U.S. Geological Survey(米国地質調査所)が公表している統計資料をもとに、産出量の多い国を紹介します(2024年時点)。
| 順位 |
国名 |
産出量 |
| 1 |
中国 |
約380t |
| 2 |
ロシア |
約310t |
| 3 |
オーストラリア |
約290t |
| 4 |
カナダ |
約200t |
| 5 |
米国 |
約160t |
ランキング上位の国はほとんどが先進国で、国土が広い国が上位を占めているのがわかります。
参考:U.S. Geological Survey「Mineral Commodity Summaries 2025」83ページ
推定埋蔵量が多い国トップ5
金の埋蔵量とは、地下に存在すると推定される資源量です。
推定埋蔵量が多いとされている国を5つ紹介します(2024年時点)。
| 順位 |
国名 |
推定埋蔵量 |
| 1 |
オーストラリア |
約12,000t |
| 1 |
ロシア |
約12,000t |
| 3 |
南アフリカ |
約5,000t |
| 4 |
インドネシア |
約3,600t |
| 5 |
カナダ |
約3,200t |
参考:U.S. Geological Survey「Mineral Commodity Summaries 2025」83ページ
金価格は高騰中|売却するなら今がチャンス

金は、2026年1月に1g30,000円台の最高値を記録しました。価格は短期的に上下しているものの、高騰傾向は続いています。
本章では、以下の2つのポイントを解説します。
- 金価格が高騰している理由
- 昔のアクセサリーを売却する人が増えている
一つずつ見ていきましょう。
金価格が高騰している理由
近年、金価格が高騰する背景には、世界的なインフレの進行や経済の先行きに対する不安の高まりがあるとされています。
金は株式や通貨と比べて価値が大きく変動しにくい資産と考えられており、経済情勢が不安定なときには「安全資産」として注目されやすい特徴があります。
さらに、金は地球上に存在する量が限られている希少な資源です。そのため、需要が増えると市場のバランスが変化し、価格が上昇しやすくなる傾向があります。
昔のアクセサリーを売却する人が増えている
金価格の上昇に伴い、使わなくなったアクセサリーを売却する人が増えています。
指輪やネックレス、ブレスレットなどは、壊れていたり古くなっていたりしても、金が含まれていれば素材として価値があるためです。
また近年では、アクセサリーだけでなく、金歯を買取に出すケースもあります。
回収された金製品は精錬によって純度が高められ、新しいアクセサリーや工業製品の材料として再利用されます。
使わなくなった金製品が自宅にある場合は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
金製品の買取は『買取大吉』におまかせ

金製品の売却を検討中の方は、ぜひ『買取大吉』にご相談ください。
『買取大吉』には以下の特徴があります。
順番に見ていきましょう。
状態が悪いものでも査定可能
『買取大吉』では、金やプラチナなどの貴金属に加えて、ブランド時計やバッグ、切手、古銭など幅広い品物の査定を行っています。
使用感があったり、破損していたりするものでも査定できます。不要品に思わぬ価値が付く可能性があるため、「売れないかも」と思うものでも、一度査定に出してみるのがおすすめです。
金製品を手放す際は、お気軽に無料査定をご利用ください。
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『買取大吉』では、3つの買取方法から利用しやすいものを選べます。
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買取方法の特徴は、以下の通りです。
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買取方法
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特徴
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店頭買取
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- 店頭に品物を持ち込んで査定・買取
- 予約不要でいつでも気軽に来店可能
- ご成約時はその場で現金化
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【Q&A】金鉱脈に関するよくある質問

金鉱脈に関するよくある質問にお答えします。
- Q.日本の埋蔵量は世界何位?
- Q.金はあと何年で枯渇しますか?
一つずつ回答していきます。
Q.日本の埋蔵量は世界何位?
世界の金埋蔵量ランキングでは、日本はトップ10にも入っていません。
2026年時点で採掘が続いているのは菱刈鉱山のみであり、国内の金資源は限られているとされています。
ただし、山ヶ野金山のように、閉山後に再び鉱脈が見つかる場合もあるため、今後の調査や採掘技術の進歩によっては、国内で新たな金資源が見つかる可能性もあるでしょう。
Q.金はあと何年で枯渇しますか?
金の枯渇時期についてはさまざまな見方があり、「10年で枯渇する」・「20年以内に採掘可能な金が減少する」といった意見もあります。
ただし、新しい鉱床が見つかる場合があり、採掘技術の進歩によって採掘可能な資源が増える可能性も否定できません。
そのため、金がいつ完全に枯渇するのかを正確に予測することは難しいと言えるでしょう。
まとめ:金鉱脈は自然が生み出す貴重な資源

金鉱脈は特定の特徴を持つ地域にのみ存在し、まとまった金が採れる場所です。世界中に点在しており、新たに鉱脈が見つかるケースもあります。
金価格は高騰が続いているため、金製品の売却を検討中の方は、今が絶好の売却タイミングといえます。
金製品の査定はぜひ『買取大吉』におまかせください。
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