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【金バブル】金貨の価格推移は?金地金との違いや高く売るコツを解説

【金バブル】金貨の価格推移は?金地金との違いや高く売るコツを解説

2024年7月30日

「金貨の価格推移を知りたい」
「金相場や金貨の価値が今後どうなるか知りたい」

 

このようにお考えではありませんか?

 

新型コロナの蔓延や世界的な低金利の影響により上昇した金相場は、2024年7月現在も高値を維持しています。

 

金と連動して価値が高くなっている金貨には、素材の価値だけでなく付加価値がつくものが存在するのをご存じでしょうか。

 

本記事では金相場が高騰した理由と金地金との違いや価値を高めるコツを解説します。

 

今後の価格推移も予測していますので、金貨の売却を検討中の方は参考にしてみてください。

 

<この記事でわかること>

  • 金の相場推移
  • 金が高騰した理由と今後の予測
  • 金貨を高く売るコツ

金相場はバブル中?高騰した理由と今後の予測を解説

金相場(年ごとの最高額)推移

 

参考:田中貴金属工業

上記グラフからわかる通り金相場は高騰しており、バブル状態といって過言ではありません。

 

20年前と比較して約6倍以上の価格になっており、特にこの1〜2年は相場の高騰は顕著です。しかしバブル(泡)と聞くと、いつはじけるのか不安になってしまうかも知れません。

 

本章では、金が高騰した理由と今後の推移を予測します。

 

  • 金相場はなぜここまで高騰したのか
  • 金相場は今後どうなるのか

 

一つずつ見ていきましょう。

金相場はなぜここまで高騰したのか

金相場高騰の大きな理由は、安全資産として金需要が高まる一方で、埋蔵量が限られ採掘コストも増大しているためです。加えて、円安の影響も大きいといえるでしょう。

 

地球上に存在する金の埋蔵量には限りがあり、残っている金の総量は競技用プール約1杯分程度ともいわれます。

 

すでに浅い地層にある金は掘りつくされてしまいました。そのため、地中奥深くの金鉱から採掘せざるを得ず、採掘にかかるコスト増加に拍車をかけているのです。

 

安全資産として絶大な人気を誇る金は、世界情勢が不安定になると価値が高まります。

 

例えば近年、新型コロナウイルスの蔓延、ロシアとウクライナあるいは中東地域での紛争によって緊張が高まりました。

 

世界が安定を欠くことで通貨への不安感が増し、各国の中央銀行も金の保有量を増やしている状況です。

 

また、金取引はドル建てのため、ドルでの金相場が上がっていなくても円安であれば円換算後の金相場は上がります。

 

例えば1,000ドル分の金を購入する場合、1ドル90円のタイミングであれば90,000円、130円であれば130,000円支払う必要があります。

 

世界中で金相場は上昇し、日本では円安によってさらに高騰しているのです。

金相場は今後どうなるのか

金相場の正確な予測は専門家でも難しいといわれます。

 

しかし、金の埋蔵量が限られていること、金需要が減少する要素がないことから、多くの専門家は「今後も金相場は緩やかに上がっていく」と予測しています。

 

一方、相場は上昇と下落のジグザグを刻みながら推移するのが一般的です。

 

そのため、長期的には上がると予測される一方で、短期・中期的には相場が一度落ち着く可能性が高いでしょう。

 

例えば、円安傾向が続いているものの、アメリカの政策金利の引き下げが行われれば円高に転じ、金相場は下がります。

 

そのため、金相場は数ヶ月~数年単位では下がる可能性がありますが、10~20年の長期で見れば上昇すると考えられます。

金貨の価値の考え方|金地金との違いや付加価値を解説

金の純度が高い金貨の場合、金相場の影響を強く受けるため、今後も価値は上昇する見込みです。

 

一方、金貨は金地金(ゴールドバー)とは異なる特徴があります。以下2つのポイントを理解しておくとよいでしょう。

 

  • 金貨と金地金は価格が異なる
  • 金貨には付加価値がつく可能性がある

 

金貨と金地金の価格の違いから解説します。

金貨と金地金は価格が異なる

一般的に金貨の価格は、金地金より高く設定されています。

 

金地金は金そのものの価格ですが、金貨は各国の造幣局が製造し、さまざまなデザインを施してあります。

 

そのため、加工費・輸送費などの諸経費が価格に上乗せされるのです。

 

令和6年年7月19日時点の金地金・金貨の販売価格を見てみましょう。

 

金地金の店頭小売価格が13,579円/g、1/10オンス(2.84g)のメイプルリーフ金貨の店頭小売価格は48,363円です。

 

金相場で計算すると13,579円×2.84g=38,564円なので、1万円ほど金貨が高くなります。

 

参考:田中貴金属工業

また、金相場はK24(純金)の相場です。金貨には24KではなくK22で製造されるものも存在します。

 

そのため、所有する金貨の純度を把握しておかないと、相場より買取価格が低く感じるかもしれません。

金貨には付加価値がつく可能性がある

希少性の高い金貨には、プレミア価値が期待できます。金貨は大きく地金型金貨と収集型金貨に分けられます。

 

地金型金貨は、金相場に連動した価値がある投資用の金貨です。一方、収集型金貨は、金が含まれること以外にも希少性を持つ金貨です。

 

収集型金貨とは、記念硬貨として発行された金貨やかつて流通していたアンティークコインなどを指します。

 

発行数が限られていたり、流通量が少なかったりするためコレクターアイテムとしての価値が期待できる金貨もあるでしょう。

 

また、地金型金貨でも、付加価値が期待できる金貨があります。

 

例えば過去に地金型金貨として発行されたキャット金貨は、すでに発行が停止されているため希少価値が高まり、高額で取引されているのです。

 

ひとまとめに「金貨」といってもさまざまです。コレクター需要が高い一部の金貨は、保存状態も買取価格に影響します。

 

そのため、金相場だけで金貨の価値を認識しても、査定に出してみないと実際の価値がわからない場合もあるのです。

 

お手元の金貨の価値を知りたい場合、『買取大吉』に査定依頼してみてはいかがでしょうか。

 

査定依頼は、画像を送るだけで査定額が返信されるLINE査定が便利です。

金貨を高く売却するためにできること

金貨を高く売却するポイントを3つ解説します。

 

  • 円安のタイミングを狙う
  • 手入れをせず付属品と一緒に売却する
  • 鑑定士が在籍する買取専門店で売却する

 

売却のタイミングから見ていきましょう。

円安のタイミングを狙う

円安は、金貨を高く売却するにはまたとない機会です。

 

前述の「金が高騰している理由」で解説した通り、金取引は基本的にドル建てです。

 

円安の場合、ドルを円に換える際に支払う金額が増えるため、日本国内の金相場が上がります。そのため円安は金の購入には大きなデメリットです。

 

しかし、金を売却する場合は有利に働きます。金貨を売るには、円安は絶好のタイミングといえるでしょう。

 

金相場は永久に上がり続けることはなく、下落するタイミングがいずれ訪れます。その前に、不要な金貨は売却を検討するのが得策です。

手入れをせず付属品と一緒に売却する

金貨は、過度な手入れをせずに付属品と一緒に査定に出せば、買取価格のアップが見込めます。

 

買取価格アップを意図して磨いてしまうケースがありますが、避けたほうが無難です。一見金貨の光沢が増したとしても、細かなキズがついて価値を損ねるリスクが生じます。

 

特に収集型金貨の場合、コレクターはキズや汚れにも歴史や価値を見出す傾向にあるため、表面の汚れを落とすのは逆効果になる場合があるのです。

 

また、記念の箱や説明書などの付属品は、すべて揃えて出すと買取価格アップにつながります。箱や説明書がある場合、一緒に査定に出しましょう。

鑑定士が在籍する買取専門店で売却する

金貨の売却は、鑑定士が在籍する買取業者を選びましょう。金地金であれば、ショップが公開している金買取価格は実際の買取額の参考になります。

 

しかし金貨は、金そのものの価値に加えてコレクションアイテムとしての付加価値が期待できるケースがあるのです。

 

金貨の種類は多く、同じ種類でも発行された年やデザインによってプレミア価値がついたり、保存状態によって査定額が変わったりします。

 

また偽物も存在するため、買取実績が多い鑑定士のいる買取業者に売るのが適切です。

 

経験豊富な鑑定士が常駐する『買取大吉』なら、お持ちの金貨の価値を正確に鑑定いたします。

 

 

【Q&A】金や金貨についてよくある質問

インターネット上でよく検索される金貨についての質問を解説します。

 

  • Q.20年前の金の値段はいくらでしたか?
  • Q.金が一番安い時代はいつですか?

 

ひとつずつ、見ていきましょう。

Q.20年前の金の値段はいくらでしたか?

A.20年前、2004年の金の相場は最高額が1,548円/g、最低額が1,403円/gでした。

 

一方、2024年7月現在の最新相場は、13,579円/gです。金相場は20年間で驚くほど上がりました。

 

例えば、1/4オンス(7グラム)の金貨が鋳造コストや輸送コストなどの上乗せ分を無視して10,500円(1,500円/g換算)程度で購入できたとします。

 

それが今や、91,000円(13,000円/g換算)の価値になっています。

 

参考:田中貴金属工業

Q.金が一番安い時代はいつですか?

A.1999~2000年ごろです。金相場の価格推移グラフを確認すると、1999~2000年にかけて1,000円/gを下回る相場が見られます。

 

金相場は1980年に一時的に高値を記録したものの20年ほど下落し続けたため、1999~2000年ごろがもっとも金が安い時代でした。

 

当時、いずれは上昇に転じると判断して金投資に踏み切った人も、約25年後にここまで高騰するとは予測していなかったでしょう。

【まとめ】金貨の売却は買取実績が豊富な『買取大吉』におまかせ

2024年も金相場は高値を維持し続けています。金相場の高騰に伴い、金貨の価値も高まっているため、手放したい方には売却に適した時期といえるでしょう。

 

一方、金貨には希少性が高く付加価値が期待できる場合があります。金貨の価値を適正に鑑定するには、買取業者に査定するのがおすすめです。

 

『買取大吉』では、金貨の買取を強化しています。店頭買取宅配買取出張買取の3つの買取方法から選べるため、ご自身にあった方法でご依頼ください。

 

査定依頼は、LINEから画像を送るだけのLINE査定が便利です。また、いつでも査定依頼や相談ができるWEB査定もぜひご活用ください。

 

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