「オーデマピゲの時計を手に入れたい」
「定価はどれくらい？」

 

このように考える方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし購入を検討しようにも、最新の定価や入手困難な理由といった情報は、簡単には見つからないのが実情です。

 

本記事では、2025年9月時点の最新定価一覧・価格が高騰し続ける理由・入手が困難な背景・今後の資産価値を解説します。

 

「いつか手に入れたい」と憧れを持つ方や資産価値に興味がある方は、参考にしてみてください。

 

【2025年最新】オーデマピゲのモデル別定価一覧表

価格の高い順から、オーデマピゲの主要モデルにおける2025年9月時点の国内定価（税込）を一覧表にまとめました。

 

参考：オーデマピゲ公式

 

※上記は2025年9月時点での参考価格です。ブランドによる価格改定は頻繁に行われるため、最新の情報は公式サイトまたは正規販売店にご確認ください。

次節ではそれぞれのモデルの概要を紹介します。

ロイヤルオーク・オートマティック 18KPG ｜15510OR

ケースとブレスレットの素材に18Kピンクゴールドを贅沢に使用した、ラグジュアリーモデルです。

 

ステンレススティールモデルとは一線を画す、華やかで温かみのある輝きが特徴です。

 

圧倒的な高級感とステータス性は、所有する喜びを格別なものにし、成功者の証としてふさわしい存在感を持ちます。

ロイヤルオーク クロノグラフ 41mm ｜26240ST

ロイヤルオークの象徴的なデザインに、スポーティーなクロノグラフ機能を融合させた人気モデルです。

 

ストップウォッチ機能を司る3つのインダイヤルが配置された文字盤は、メカニカルな印象を際立たせています。

 

高級感と実用性を兼ね備えており、アクティブなライフスタイルを送る方に最適な一本です。

ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラシン ｜16202ST

1972年に誕生した初代ロイヤルオークの意匠を最も色濃く受け継ぐ、歴史的価値の極めて高いモデルです。

 

39mmという絶妙なケースサイズと、極薄のケース厚から「ジャンボ」の愛称で呼ばれています。

ロイヤルオーク オフショア・ダイバー ｜15720ST

ロイヤルオークをより堅牢・大胆に進化させた「オフショア」コレクションに属する、本格的なダイバーズウォッチです。

 

300mの防水性能を備え、水中での時間計測を可能にする回転式インナーベゼルを搭載しています。

 

また、42mmの大型ケースはプロフェッショナルツールとしての機能美も兼ね備えています。

ロイヤルオーク・オートマティック 41mm ｜15510ST

ロイヤルオークの誕生50周年を機に、デザインがより洗練された現行の基幹モデルです。

 

人間工学に基づいてケースのエッジなどが再設計され、41mmという存在感のあるサイズながら、装着感が大幅に向上しています。

 

文字盤には、精緻な「グランドタペストリー」模様が施されており、力強さとエレガンスを両立させています。

ロイヤルオーク・オートマティック 37mm｜15550ST

やや小ぶりな37mmのケースサイズで、性別を問わず幅広い層から支持を集めるモデルです。

 

腕への収まりが良く、ビジネスシーンから日常使いまで対応できる汎用性の高さが魅力といえるでしょう。

 

鮮やかなブルー・クールなグレー・上品なシルバーなど、豊富なカラーバリエーションが展開されており、個性に合わせて選べます。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ｜15210ST

ロイヤルオークの八角形とは異なる、円形のケースを持つ現代的なコレクションです。

 

最大の特徴は、ラウンド型のベゼルとケースバックと八角形のミドルケースを組み合わせた独創的な構造にあります。

 

ブランドの伝統を守りつつ、未来へ向けた革新的なデザインに挑戦した、オーデマピゲの新たな一面を象徴するモデルです。

ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ｜26574ST

オーデマピゲが誇る世界最高峰の時計製造技術が凝縮された、超複雑機構搭載モデルです。

 

閏年も自動で判別し、2100年まで日付調整が不要な「パーペチュアルカレンダー」を備えています。

 

また、月の満ち欠けを示す「ムーンフェイズ」も搭載されており、時計愛好家の憧れの的となっています。

 

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オーデマピゲの資産価値

オーデマピゲの時計は、優れた「実物資産」としての側面を持ち合わせています。

 

購入価格（定価）を市場での売却価格（リセールバリュー）が上回ることも珍しくありません。

 

そのため、株式や不動産と同様に、価値ある投資対象として世界中の富裕層やコレクターから認識されています。

 

本章では以下の観点から資産価値について紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

特に資産価値が高い人気モデル

オーデマピゲの中でも、特に資産価値が高いとされるモデルを定価と実勢価格（中古美品相場）と比較して3つ紹介します。

 

モデル名	型番	定価 （税込）	実勢価格 （中古美品相場）	価格乖離額	プレミア率
ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラシン	16202ST	5,225,000円	11,000,000円	+5,775,000円	+111%
ロイヤルオーク・オートマティック 37mm	15550ST	3,960,000円	6,900,000円	+2,940,000円	+74%
ロイヤルオーク・オートマティック 41mm	15510ST	4,125,000円	6,030,000円	+1,905,000円	+46%

 

※プレミア率（%）＝価格乖離額÷定価×100

 

特に上記は長期的に見ても価格が下がりにくい、「鉄板」といえるモデルでしょう。

 

生産数が少ない一方で、世界中からの需要が絶えないため、中古市場では定価よりも高い価格で取引されることが一般的です。

オーデマピゲに定価割れモデルは存在するのか

2025年9月現在、オーデマピゲの人気モデルにおいて「定価割れ」が発生している例はほとんどありません。

 

世界的な需要がブランドの供給量を上回っているため、中古市場価格が定価を下回ることは考えにくい状況が続いています。

 

しかし、時計市場全体の相場は経済情勢の影響などを受けて常に変動します。

 

ブランドの中核をなすロイヤルオークも、今後の市場動向によっては「定価割れ」のリスクが全くないとは断言できません。

 

資産価値を重視する場合は、常に最新の市場動向を注視することが重要です。

なぜ価値が落ちない？オーデマピゲの資産価値を支える3つの理由

オーデマピゲの時計の価値が落ちにくく、価格が上昇し続ける背景には、主に3つの理由があります。

順番に紹介します。

理由1 ：時計史の革命児「ロイヤルオーク」が持つ圧倒的なブランド価値

オーデマピゲの価値の根幹には、1972年に発表された「ロイヤルオーク」の歴史的な功績があります。

 

当時、高級時計といえばゴールド素材が常識だった時代に、ステンレススティールを用いた八角形ベゼルの斬新なデザインで登場しました。

 

ロイヤルオークの誕生は「ラグジュアリースポーツウォッチ」という一大ジャンルを確立する革命的な出来事でした。

 

時計史における不動の地位と、誕生から半世紀以上を経ても色褪せない普遍的なデザインは、オーデマピゲというブランドに揺るぎない価値を与えています。

 

そのため「ロイヤルオークを所有すること」は、時計史の一部を所有することと同義と見なされているのです。

理由2：職人技術を守るための徹底した少量生産

オーデマピゲの資産価値を支えるのは、ブランド哲学を反映した少量生産体制と、生産体制から生まれる圧倒的な希少性です。

 

たとえば、ロレックスの年間生産本数が約100万本とされている一方、オーデマピゲの生産数はわずか約5万本に留まります。

 

オーデマピゲは、生産数を限定することで、最高の品質と職人技術を守っているのです。

 

結果として市場における希少性を生み出し、オーデマピゲの資産価値を盤石なものにしています。

理由3：世界中の富裕層が求めるステータスシンボルとしての需要

世界中の富裕層がオーデマピゲを「ステータスシンボル」として求める盤石な需要も、資産価値が落ちない大きな理由です。

 

世界の成功者や富裕層にとって、オーデマピゲの時計は時間を知る道具以上に、自らの審美眼や地位を表現するアイテムなのです。

 

ブランドの持つ歴史・卓越した品質・高い入手難易度が、時計のステータス性をさらに高めています。

オーデマピゲを定価で購入する方法と厳しい現状

オーデマピゲは、購入実績のない新規顧客が人気モデルを定価で購入することは極めて困難です。

 

ショーケースに人気モデルが並ぶことはなく、在庫はブランドが長年大切にしてきた優良顧客のために確保されています。

 

一方で、可能性を高めるための方法も存在します。購入に関する現状を以下のポイントから見ていきましょう。

順番に解説します。

定価購入のために最低限求められる条件とは

定価購入の可能性を高めるには、ブランド側から「特別な顧客」として認められる必要があります。

 

明確な基準は公表されていませんが、一般的に以下の条件が重要とされています。

最も重要な条件はオーデマピゲの購入実績です。比較的入手しやすいモデルから購入し、ブランドへの忠誠心を示すことが、人気モデルへの第一歩となります。

 

ブティックとの良好な関係も欠かせません。

 

定期的に店舗へ足を運び、スタッフとコミュニケーションを取ることで、単なる客ではなく「ブランドのファン」として認識してもらう必要があります。

 

ブランドへの深い理解と情熱を自身の言葉で語れることも重要です。

 

なぜオーデマピゲが欲しいのか、ブランドの歴史や哲学をどれだけ理解しているかを示すことは、転売目的でないことを伝える上でも不可欠といえます。

 

上記の条件を満たし、ブランド側から所有者にふさわしいと認められて初めて、人気モデルの購入機会が与えられる可能性があります。

 

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【現実的な代替案】信頼できる二次流通店の見つけ方

正規店での定価購入が極めて困難なため、多くの方にとって最も現実的な選択肢は、二次流通市場（中古・並行輸入市場）での購入です。

 

価格は定価を上回りますが、憧れのモデルを確実に入手できます。

 

ただし、高額な商品だからこそ、慎重に店舗を選ぶ必要があります。信頼できる店舗を見つける際は、以下の点を確認しましょう。

長年の販売実績と豊富な在庫は、信頼できる店舗を見極める上での重要な指標です。

 

多くの時計を扱ってきた実績は、真贋を見極める確かな目を持ち、安定した経営を行っている証拠といえます。

 

専門知識を持つスタッフが在籍しているかも確認しましょう。

 

時計に関する専門的な質問にも的確に答えられるスタッフがいれば、購入前の不安を解消でき、納得のいく一本を選べます。

 

独自の保証やアフターサービスが充実しているかどうかも見逃せないポイントです。

 

購入後のメンテナンスや万が一の際の保証制度は、安心して高額な時計を所有するための重要な要素です。

オーデマピゲの定価は今後どうなる？2025年以降の価格動向を予測

優れた資産でもあるオーデマピゲは、今後の価値も注目されます。2025年以降の価格動向について、以下の2つのポイントから予測を紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

今後も定価の値上げは続く可能性が高い

今後もオーデマピゲの定価は上昇し続ける可能性が高いと考えられます。主な理由として、以下の3点が挙げられます。

世界的なインフレーションによって、時計の素材である金・ステンレスや製造に関わるエネルギーコストは増大しており、製品価格への反映が避けられません。

 

最高品質の時計を生み出す熟練職人の技術を維持・継承するための人件費も年々増加しています。

 

また、オーデマピゲは希少性を高めることでブランド価値を維持しており、定期的な価格改定もブランド戦略の一環です。

 

複数の要因から、オーデマピゲの公式定価は今後も定期的に値上げされていくと予測されます。

資産価値が特に期待できるモデルの傾向

二次流通市場における価格、つまり資産価値の観点では、今後も以下の特徴を持つモデルが価値を維持、あるいは上昇させていくと考えられます。

ロイヤルオークのステンレススティールモデルは、時代や流行に左右されない普遍的な価値を持ち、需要が途切れることは考えにくいでしょう。

 

従って、今後も資産価値の中核を担うと見られます。

 

また、生産が終了した人気モデルは、新品では手に入らない希少性から、コレクターズアイテムとして価値が上がりやすい傾向にあります。

 

生産本数が限られている記念モデルなどの限定品は、市場に流通する数が少ないため、将来的に価値が上昇する可能性が高いモデルです。

 

資産価値を重視するならば、上記のような特徴を持つモデルの市場動向を注視することをおすすめします。

不要品売却でオーデマピゲの購入資金に

オーデマピゲの定価は数百万円から、モデルによっては1,000万円を超えます。

 

高額な購入資金を用意するのは、決して簡単なことではありません。しかし、諦める前に一度、身の回りを見渡してみてはいかがでしょうか。

 

例えば、以下のようなご自宅に眠る品々が、想像以上の資産価値を持っている可能性があります。

眠っている資産を売却して現金化し、新たな資産であるオーデマピゲの購入資金に充当することは、「資産の組み替え」という一つの方法です。

『買取大吉』で不要品を売却する方法

「資産の組み替え」を具体的に進める上で、信頼できるパートナー選びは非常に重要です。

 

経験豊富な鑑定士が在籍し、相場以上の買取価格を実現できる『買取大吉』にぜひお任せください。

 

『買取大吉』では、お客様のライフスタイルに合わせて3つの便利な買取方法を用意しています。

順番に紹介します。

店頭買取

「思い立ったときに、すぐに現金化したい」という方におすすめなのが店頭買取です。

 

お近くの『買取大吉』の店舗に品物をお持ち込みいただければ、その場で専門の鑑定士が丁寧に査定し、金額にご納得いただければ即現金をお支払いします。

 

出張買取

「品物が大きくて運べない」「点数が多くて店舗まで持っていくのが大変」という方には、出張買取が便利です。

 

お電話一本で鑑定士がご自宅まで伺い、玄関先で査定から現金でのお支払いまでを完結します。出張料や査定料などは一切かかりません。

 

宅配買取

「近くに店舗がない」「忙しくて時間を合わせるのが難しい」という方には、非対面で完結する宅配買取がおすすめです。

 

無料の宅配キットをお取り寄せいただき、品物を詰めて送るだけで査定が完了します。

 

査定結果にご了承いただけましたら、ご指定の口座へ迅速にお振込みいたします。

 

【Q&A】オーデマピゲ購入に関してよくある質問

オーデマピゲの購入に関して、特に多く寄せられる質問にお答えします。

順番に見ていきましょう。

Q. オーデマピゲで一番安いモデルはいくらですか？

A.2025年9月現在、現行モデルで最も定価が安いのは「ロイヤルオーク・オートマティック」34mmステンレスモデル（77450ST）で、定価は379万円〜です。

 

ただし、記載の価格はあくまで定価です。正規店での新品購入は困難なため、実際には二次流通市場において定価を上回るプレミア価格（500万円〜）で取引されています。

 

参照：オーデマピゲ公式「ロイヤル オークオートマティックRef. 77450ST.OO.1361ST.02」

Q. 購入できる人の年収はどれくらいですか？

A.オーデマピゲの購入に明確な年収の基準はありません。

 

しかし、最も安いモデルでも定価が379万円以上することを考慮すると、一般的に世帯年収1,000万円以上が一つの目安とされています。

 

年収はあくまで目安であり、資産状況やライフスタイルによって大きく異なります。

 

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Q. なぜ正規店では予約を受け付けていないのですか？

A.多くの正規店で予約を停止しているのは、生産数を大幅に上回る注文を抱えているためです。

 

これ以上予約を受け付けても、顧客に時計をいつ届けられるか約束できない状況にあるため、入荷待ちリストへの登録を停止しています。

 

顧客に対して誠実であり続けるための、ブランドとしての責任ある判断といえます。

まとめ：オーデマピゲは計画次第で手が届く最高の資産

オーデマピゲは、単に時を刻む道具ではなく、所有者のステータスを象徴し、長期的な資産ともなり得る特別な存在です。

 

定価での購入は極めて困難ですが、時計が持つ本質的な価値と希少性を正しく理解し、計画を立てることで、憧れのモデルを手に入れる可能性は見えてきます。

 

購入計画の第一歩となる資金準備にお悩みであれば、まずはご自宅に眠る不要品の価値を確かめることから始めてみませんか。

 

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