「憧れのオーデマピゲ ロイヤルオーク、今いくらで買えるのだろう?」
「正規店で定価購入する方法はないの?」
このような疑問を持つ方もいるでしょう。
時計界の頂点に君臨するオーデマピゲのロイヤルオークは圧倒的な存在感と価値から、多くの時計愛好家がいつかは手にしたいと願う特別なモデルです。
そのため価格は高騰し、店頭での新品在庫は常に少ない状況が続いています。
この記事では、ロイヤルオークのモデル別の最新価格・入手困難といわれる正規店での購入方法・価格が高騰し続ける理由を解説します。
ロイヤルオークの購入を検討している方は参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ロイヤルオークが特別な存在であり続ける3つの理由
- ロイヤルオークのモデル別最新価格(定価と実勢価格)
- 価格が高騰し続ける具体的な要因
- 【資産価値で選ぶ】今「買い」のおすすめモデル
- 不要品を売却して購入資金を賢く準備する方法
ロイヤルオークはなぜ特別なのか?

ロイヤルオークが人々を強く惹きつけ、特別な存在であり続ける理由を以下の3点から解説します。
- 世界三大時計「オーデマピゲ」とロイヤルオークの歴史
- 八角形ベゼルと一体型ブレスが象徴する唯一無二のデザイン
- 投機対象にもなった圧倒的な資産価値の高さ
それぞれ見ていきましょう。
世界三大時計「オーデマピゲ」とロイヤルオークの歴史
ロイヤルオークの特別性は、世界三大時計ブランドという権威を背景に、高級時計の常識を覆した革新的な歴史にあります。
オーデマピゲは1875年の創業以来、複雑機構や高度なムーブメントの開発で時計業界を牽引してきた名門ブランドです。
1972年に発表した「ロイヤルオーク」は、当時常識だったゴールド製のドレスウォッチではなく、ステンレススティールを用いた大型のラグジュアリースポーツウォッチという全く新しい概念を確立し、時計史に革命を起こしたのです。
八角形ベゼルと一体型ブレスが象徴する唯一無二のデザイン
誕生から半世紀以上たった今も色褪せない、唯一無二のデザインがロイヤルオークを特別な存在にしています。
船の舷窓から着想を得たビス留めの「八角形ベゼル」やケースから流れるように「一体化したブレスレット」は、天才時計デザイナーとして知られるジェラルド・ジェンタ氏が生み出したものです。
優れた装着感と洗練された美しさを両立させた独創的なデザインが、他のいかなる時計とも異なる絶対的な個性を放っています。
投機対象にもなった圧倒的な資産価値の高さ
ロイヤルオークは、もはや単なる時計ではなく「資産」として認識されている点で、他の時計とは一線を画す特別な存在です。
生産数が限られているため正規店での入手は極めて難しく、二次流通市場では常に定価を大幅に上回る価格で取引されています。
近年では純粋な時計愛好家のみならず投資家からも注目を集めており、安定して価値が上昇し続ける有力な資産の一つと見なされているのです。
【2025年最新】ロイヤルオークの定価と実勢価格

ロイヤルオークは実勢価格が定価を上回る「プレミア価格」の状況が続いています。従って、購入を検討する際は市場価格を把握しておくことが重要です。
本章では以下の3点からロイヤルオークの価格を紹介します。
- 人気モデル別の最新価格表
- メンズ・レディース・ミニサイズの価格動向
- 中古相場とプレミア価格の実態
順番に見ていきましょう。
人気モデル別の最新価格表
特に人気の高い主要モデルについて、現在の定価と実勢価格の目安は以下の表の通りです。
モデル名
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型番
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定価(税込)
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実勢価格(税込)の目安
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ロイヤルオーク オートマティック
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15510ST
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4,125,000円
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約700万円〜
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ロイヤルオーク クロノグラフ
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26240ST
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5,555,000円
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約900万円~
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ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラシン
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16202ST
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5,225,000円
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約1,300万円~
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参照:オーデマピゲ公式
※価格は2025年9月時点の調査に基づく目安であり、市場動向により常に変動します。
メンズ・レディース・ミニサイズの価格動向
価格高騰はメンズモデルに限定されません。近年ではレディースモデルやミニサイズも同様に需要が高まり、資産価値の観点からも注目されています。
特に34mmや37mmといったユニセックスなサイズは人気が高く、中古市場において高値で取引される傾向です。
かつてはメンズモデルほどのプレミア価格ではなかったレディースモデルも価値を大きく上げており、市場全体の人気の高さがうかがえます。
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中古相場とプレミア価格の実態
ロイヤルオークを現在手に入れる最も現実的な方法は、二次流通市場(中古・未使用品販売店)で「プレミア価格」を支払って購入することです。
プレミア価格は、時計の状態や年式・付属品の有無・市場の需要によって常に変動します。
特に人気の文字盤カラーや生産数の少ない希少モデルは、定価の2倍以上の価格で取引されることも珍しくありません。
【入手困難】ロイヤルオークは正規店で定価購入できるのか?

ロイヤルオークを正規店で定価購入することは、不可能ではないものの、極めて困難です。本章ではロイヤルオークの定価購入に関して、以下の3点を解説します。
- 正規店の予約から購入までの基本的な道のり
- ロイヤルオークが定価で買えない理由
- 定価購入の可能性を高める具体的な方法と注意点
順番に見ていきましょう。
正規店の予約から購入までの基本的な道のり
正規店での購入は、単なる予約手続きではなく、店舗スタッフとの時間をかけて信頼関係を構築していくことが基本です。
現在、多くのオーデマピゲブティックでは、ロイヤルオークの新規予約自体を受け付けていないか、極めて長いウェイティングリストを抱えています。
そのため、特定の店舗に何度も足を運び、ブランドへの深い理解と情熱を示すことが第一歩です。
仮に運良く購入の機会を得られたとしても、希望のモデルをすぐに手にできる保証はありません。
ロイヤルオークが定価で買えない理由
定価での購入が困難なのは、世界的な需要に対し生産数が圧倒的に少ないためです。
オーデマピゲは高い品質を維持するため、年間生産本数を約4〜5万本程度に制限しています。
同じく市場での価値が高まっているロレックスでさえ、年間100万本程度を生産するといわれており、極めて少ない数字です。
希少性に加えて世界中に購入希望者がいるため、正規店に入荷した個体は、長年ブランドを愛好してきた優良顧客へ優先的に案内されるのが実情です。
参考:WATCHNAVI Salon【インタビュー】オーデマ ピゲCEO「昨年の時計市場は異常だったが本質的な価値が下がることはない」
定価購入の可能性を高める具体的な方法と注意点
定価購入のわずかな可能性を高めるには、正規店に対して「転売目的ではない純粋な愛好家である」と行動で示す必要があります。
具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 特定の店舗に継続して通い、担当者との信頼関係を築く
- ブランドが主催するイベントに参加し、ブランドへの理解を深める
- ロイヤルオーク以外のモデルを購入し、購入実績を作る
正規店から転売目的と見なされた場合は購入の機会を失うため、あくまでも純粋な時計愛好家としての姿勢が厳しく求められます。
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ロイヤルオークの価格はなぜ高騰しているのか?

ロイヤルオークの価格が高騰し続ける主な理由は以下の3つが挙げられます。
- 原材料・人件費・地政学リスクによる度重なる価格改定
- 需要過多と供給不足による市場でのプレミア化
- コレクション性と投資対象としての需要拡大
順番に紹介します。
原材料・人件費・地政学リスクによる度重なる価格改定
価格高騰の一因は、ロイヤルオーク自体の「定価」が定期的に引き上げられていることです。
近年、貴金属などの原材料費やスイスの時計職人の人件費の上昇に加え、地政学リスクも、オーデマピゲ本社が定価を改定する大きな要因となっています。
地政学リスクとは、戦争や紛争など特定の地域の政治的・軍事的な緊張が、世界経済に悪影響を及ぼす可能性のことです。
具体的な以下のような要因でコスト増に繋がります。
- エネルギーコストの高騰
- サプライチェーン(部品供給網)の混乱
例えば、紛争によってヨーロッパのエネルギー供給が不安定になると、時計製造に必要な工場の光熱費などが高騰します。
また、制裁などによって貴金属や部品の調達ルートが滞れば、原材料の確保にかかるコストも上昇します。
オーデマピゲは以上のような世界的なコスト増を製品価格に反映させるため、定価を定期的に引き上げているのです。
<補足> 加えて、日本のような輸入国では、スイスフランに対する円安が進むと、同じ価格の時計でも円換算での仕入れ値が上昇するため、国内の販売価格がさらに引き上げられます。
需要過多と供給不足による市場でのプレミア化
価格高騰の最も直接的な原因は需要に対して供給が全く追いついていないことによる、二次流通市場での「プレミア化」です。
前述の通り、オーデマピゲはブランド価値を守るために意図的に生産を制限しています。
この希少性が「誰もが簡単には手に入れられない」という特別な価値を生み出し、定価を大幅に上回るプレミア価格を形成しているのです。
コレクション性と投資対象としての需要拡大
実用時計としてだけでなく、コレクションや投資の対象として新たな需要が拡大していることも、価格高騰に拍車をかけています。
芸術的なデザインはコレクションの対象として、そして価値が下がりにくい性質は投資の対象として、世界中の富裕層を惹きつけています。
株式や不動産と同様に、資産の一部としてロイヤルオークが求められるようになったのです。
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どのモデルが「買い」か?

これからロイヤルオークを手に入れるなら、以下のモデルがおすすめです。
- 15510ST(ステンレスモデル)の王道的価値
- クロノグラフやオフショアの価格と評価
- レディース・ミニサイズの注目度と資産性
順番に見ていきましょう。
15510ST(ステンレスモデル)の王道的価値
最初の1本を選ぶなら、ロイヤルオークの普遍的なデザインの魅力を最も純粋に体現した定番の3針モデル「15510ST」がよいでしょう。
ビジネスからカジュアルまで対応できる汎用性の高さと、非常に安定した資産価値を両立しており、長期的に所有する喜びと安心感を与えてくれます。
クロノグラフやオフショアの評価
より複雑でスポーティーな個性を求めるなら、「クロノグラフ」や、派生コレクションの「オフショア」も魅力的な選択肢です。
クロノグラフはメカニカルな魅力と高いステータス性を示し、オフショアはより大きく堅牢なデザインで圧倒的な存在感を放ちます。
15510STより高価ですが、独自のファン層と市場を確立しており、資産価値の面でも有力です。
メンズ・レディース・ミニサイズの注目度と資産性
将来的な価値の伸びを重視するなら、近年市場での注目度が上昇している34mmや37mmといった小径サイズのモデルは選択肢の一つです。
手首の細い男性や、パートナーとの共有を考える層からの需要が世界的に高まっています。
また、2024年に復活して大きな話題を呼んだ23mmの「ロイヤルオーク ミニ」も注目の存在です。
小ぶりながらも存在感のあるデザインは絶大な支持を集めており、今後の価格動向が非常に楽しみなカテゴリーといえるでしょう。
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不要品売却でオーデマピゲ ロイヤルオークの購入資金に

憧れのロイヤルオークを手に入れるため、ご自宅に眠る不要品を売却して購入資金に充てるのも一つの方法です。
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- 昔使っていたブランドのバッグや財布
- サイズが合わなくなった指輪やネックレス
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まとめ:ロイヤルオークの価格は高騰中!購入計画は早いほど有利

ロイヤルオークは、単なる「高価な時計」ではなく、価値が上昇し続ける「資産」です。迷っている間にも、価値は上がり続けるため購入計画は早いほど有利に働きます。
憧れを現実に変えるため、まずはご自宅に眠る不要品を資金に変えることから始めてみませんか。
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