「価格が高いのはバーキンとケリーのどっち?」
「それぞれの違いが知りたい」
このように考えていませんか?
バーキンとケリーはどちらも高級ファッションブランド「エルメス(Hermès)」の人気ラインです。それぞれ特徴や使い勝手などが異なりますが、見た目が似ているため、よく比較されています。
この記事では、バーキンとケリーの違い・価格や人気が高いのはどちらか解説します。
両者のSNSでのイメージや買い方も紹介するため、エルメスのバッグを購入する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- バーキンとケリーの違い
- バーキンとケリーの共通点
- バーキンとケリーの購入方法
バーキンとケリーの違い

バーキンとケリーの違いについて以下の点を解説します。
それぞれ見てみましょう。
名前の由来
バーキンとケリーはどちらも人の名前が由来です。バーキンの名前は、イギリスの女優「ジェーン・バーキン」からきています。
航空機内でたまたま隣り合わせた当時のエルメスの社長が、バーキン氏の希望にかなったバッグを制作したのが誕生のきっかけです。
一方、ケリーの名前は、女優でありモナコ公妃でもあった「グレース・ケリー」が使用したことに由来します。
妊娠中だったケリー氏が、エルメスの「サック・ア・クロア」という名称のこのバッグで、パパラッチからお腹を隠しました。
ケリー氏と一緒に写った「サック・ア・クロア」は写真をとおして一躍有名になります。この機会を逃さず、当時のエルメスの社長はバッグの名前を「ケリー」へと変更したのです。
形状
バーキンは丸っぽいシルエットに対し、ケリーは台形のように角ばっています。
バーキンは、開口部が広く、荷物の出し入れがしやすい点が大きな特徴です。フラップ(バッグの蓋)を開けたままにしても美しいフォルムを保てるため、利便性に優れています。
サイドのベルトによってマチ幅の調整ができ、バッグ本体に直接ハンドルが取り付けられている点も特徴です。
一方、ケリーは台形のようなかっちりとしたフォルムが特徴的です。フラップを閉じて持つことが前提のデザインで、よりフォーマルな印象を与えます。
また、ショルダーストラップを備えているため、用途に応じて使い分けが可能です。
利用シーン
バーキンはカジュアルよりのシーンに適しており、ケリーはフォーマルシーンに適しています。
バーキンは、収納力と利便性の高さから普段使いに最適です。荷物が多くなりがちなショッピングなど、カジュアルなシーンで活躍します。
ビジネスシーンでも、書類やPCをスマートに持ち運べ、機能性と上品さを兼ね備えているでしょう。
一方、ケリーは、かっちりとしたデザインから、フォーマルな場面にふさわしいバッグと言えます。
結婚式やパーティーなどの華やかな席はもちろん、入学式や卒業式といったセレモニーにも最適です。
ショルダーストラップを活用すれば、両手を自由に使えるため、ストレスなく使用できます。
サイズ・重さ
バーキンとケリーのサイズ・重さの違いは以下のとおりです。
種類 |
サイズ(横×縦×マチ) |
重さ |
バーキン25 |
25×21×13cm |
約600g |
バーキン30 |
30×22×16cm |
約900g |
バーキン35 |
35×27×18cm |
約1,200g |
バーキン40 |
40×30×21cm |
約1,500g |
※サイズや重さには、多少の誤差が生じます。
種類 |
サイズ(横×縦×マチ) |
重さ |
ケリー15 |
15×11×8cm |
約120g |
ケリー20 |
20×16×9cm |
約240g |
ケリー25 |
25×17×10.5cm |
約500g |
ケリー28 |
28×22×11.5cm |
約850g |
ケリー32 |
32×23×12cm |
約850g |
ケリー35 |
35×25×13cm |
約1,000g |
ケリー40 |
40×28×16cm |
約1,500g |
ケリー50 |
50×34×25cm |
約1,960g |
※サイズや重さには、多少の誤差が生じます。
バーキンと比べて、ケリーの方がサイズ展開が多い点が特徴です。重さは素材によって異なる場合があるため、参考程度にご覧ください。
バーキンとケリーの共通点

バーキンとケリーの共通点は以下のとおりです。
- フラップとクロアがデザインされている
- カデナ(南京錠)が付属している
- クロシェット(鍵を収納する革ケース)が付属している
フラップとクロアにより、中の荷物をしっかりと保護してくれます。また、単なる機能だけでなく、デザインのアクセントとしての役割を果たしているパーツです。
さらに、バーキンとケリーには、エルメスの象徴であるカデナ(南京錠)とクロシェット(鍵を収納する革ケース)がセットで付属する点も共通しています。
バーキンとケリーのイメージ

バーキンまたはケリーの購入を考えているなら、両者が周囲からどのようなイメージを持たれているか気になるかもしれません。
バーキンとケリーに関するSNSの口コミを集めたため、参考にしてみてください。
バーキン
バーキンに関する口コミは以下のとおりです。
「収納力に優れている」「高級ブランド」「とても高価」というイメージがあるようです。
バーキンはステータスシンボルとなるアイテムとして知られており、特別な人だけが手にできるバッグという認識が浸透しています。
ケリー
ケリーに関する口コミは以下のとおりです。
「バーキンよりもキレイめ」「エルメスの中でも特別」といった口コミが見られました。
端正なフォルムのケリーは、フォーマルな装いによく合い、洗練された大人の女性の魅力を引き立てるバッグです。そのため、上品でエレガントなイメージが持たれるのでしょう。
【どっちが高い?】バーキンとケリーを徹底比較

バーキンとケリーの価値や認識の違いについて、以下の項目で比較します。
- 定価
- 中古価格
- 資産価値
- 知名度・人気
- レア度・希少価値
それぞれ見てみましょう。
定価
定価は素材や金具の種類によって異なりますが、一般的にバーキンの方が高価な傾向があります。実際の金額を比較してみましょう。
種類 |
定価 |
バーキン25(トゴ) |
1,881,000円 |
ケリー25(トゴ) |
1,859,000円 |
種類 |
定価 |
バーキン35(トリヨンクレマンス) |
2,057,000円 |
ケリー35(トリヨンクレマンス) |
2,035,000円 |
バーキンの方が高価とは言ったものの、価格の差は数万円程度です。
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中古価格
中古価格は、定価と同様にバーキンの方が高価な傾向にあります。特に需要が高いとされるバーキン25や30は、定価を大きく上回るプレミア価格で取引されることも珍しくありません。
一方、ケリーも中古市場において人気が高く、高値で取引されますが、バーキンほどのプレミアはつきにくい傾向があります。
しかし、限定品や希少な素材のケリーは、バーキンに匹敵するか、それ以上の価格で取引されるケースも存在します。
資産価値
資産価値もバーキンの方がより高い傾向です。特に人気のサイズや素材のバーキンは、時間が経過しても価値が下がりにくく、購入時よりも価値が上昇するケースも多く見られます。
ケリーも高い資産価値を保持していますが、バーキンほどの大幅な価格上昇は期待しにくい傾向があります。
しかし、限定品や特別な素材のケリーは、コレクターの間で人気が高く、将来的にも安定した価値を保ち続けるでしょう。
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知名度・人気
知名度や人気においてもバーキンに軍配が上がります。
テレビドラマや映画、セレブリティの愛用品として頻繁にメディアに登場するため、ファッションに詳しくない人でもバーキンの名前は耳にしたことがあるでしょう。
その結果、バーキンは「高級バッグの代名詞」としての地位を確立しています。ケリーもエルメスのアイコンバッグとして高い人気を誇りますが、バーキンに一歩譲っている状況です。
しかし、ファッション感度の高い層やエルメス愛好家の間では、ケリーのエレガントなデザインと歴史が深く評価されています。
レア度・希少価値
ケリーの方が生産数は少なく、レア度・希少価値は高いと言えます。
エルメスは、両バッグとも生産数に限りがあり、需要に対して供給が追いついていないのが現状です。
バーキンは人気の高さから生産数は多い傾向ですが、依然として簡単には手に入れられません。
ケリーは生産数が少ないうえに、近年は人気度が高まっているため、以前よりも出会える確率は下がっていると言われています。
そのため、レア度・希少価値の点ではケリーの方が高いと言えるでしょう。
バーキン・ケリーの買い方

バーキン・ケリーを購入する方法は以下のとおりです。
- 正規店で購入する
- 並行輸入店で購入する
- 中古品取扱店で購入する
それぞれ見てみましょう。
正規店で購入する
エルメスの正規店は、東京や大阪などの主要都市に展開しています。正規店で購入するメリット・デメリットは以下のとおりです。
<メリット>
- 本物を購入できる
- アフターサービスが充実している
- エルメスの世界観を楽しめる
正規店で購入する最大のメリットは、商品の品質が保証されているため偽物の心配がない点です。
ただし、デメリットとしてバーキンやケリーのような人気商品は在庫がない場合が多く、購入できるまでに時間がかかる点が挙げられます。
並行輸入店で購入する
並行輸入店とは、非正規ルートから仕入れた品物を扱うお店です。
非正規ですが、仕入れ先は海外正規店などの場合が多いため、基本的には新品の本物を扱っています。メリット・デメリットは以下のとおりです。
<メリット>
- 正規店より安価な場合がある
- 希少なモデルに出会える可能性がある
<デメリット>
- 人気モデルは正規店より高価な場合がある
- 公式のアフターサービスが受けられない可能性がある
- 偽物の可能性がある
並行輸入店は非正規ルートから仕入れているため、正規店では品薄なモデルが見つかる可能性があります。海外からの仕入れにより、正規店より安価なケースも珍しくありません。
ただし、需要の高いモデルは並行輸入店でも品薄の場合があるうえに、正規店より高くなる可能性もあります。また、仕入れルートが非正規のため、偽物のリスクがある点も注意が必要です。
中古品取扱店で購入する
中古品取扱店は、リサイクルショップやブランド専門の中古販売店として全国に多数存在します。メリット・デメリットは以下のとおりです。
<メリット>
- 正規店・並行輸入店より安価な場合がある
- 希少なモデルに出会える可能性がある
<デメリット>
- 傷・汚れ・使用感が気になる場合がある
- 公式のアフターサービスが受けられない可能性がある
- 偽物の可能性がある
中古品を購入する最大のメリットは、定価よりも安くバーキンやケリーを手に入れられる可能性がある点です。
ただし、商品の状態が一点ごとに異なるため、傷や使用感が気になる場合があるのがデメリットです。また、信頼できる店舗を選ばないと、偽物を購入してしまうリスクも考えられます。
【Q&A】バーキンとケリーに関するよくある質問

バーキンとケリーに関するよくある質問を紹介します。
- Q.バーキンを買える人の年収は?
- Q.ケリーで一番人気なサイズは?
- Q.バーキンを買うなら何サイズがいいですか?
それぞれ回答します。
Q.バーキンを買える人の年収は?
A.一般的には3,000万円以上の人が無理なく購入できる目安とされています。
バーキンは単価が高く維持費もかかるため、経済的な余裕がある方が安心して所有できるでしょう。
ただし、個人の資産状況やライフスタイルによって購入の判断は異なります。
Q.ケリーで一番人気なサイズは?
A.一番人気のあるサイズは、25・28・32cmです。
日本人の身長には、小さめサイズの25・28cmが適していると言われています。32cmは収納力があり、ビジネスシーンにも使用できる点が魅力的で、人気があります。
Q.バーキンを買うなら何サイズがいいですか?
A.バーキンを購入するなら、用途に合わせてサイズを選ぶことが重要です。
普段使いや荷物が多い方には、収納力のある30cmが適しています。サイズと収納力のバランスが良く、最も人気の高いサイズと言えるでしょう。
小柄な方や、フォーマルなシーンで使いたい方には、コンパクトな25cmが適しています。
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まとめ:バーキンとケリーはどちらも人気のバッグ

バーキンとケリーはどちらも人気があり、高価なアイテムです。購入資金が必要なら『買取大吉』にお任せください。
どのような品物でも大歓迎です。査定は無料のため、お気軽にお試しください。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。