「エルメスのバーキンの値段はいくら？」

「どうして値段が高くなっているの？」

このように考えていませんか？

 

エルメス（Hermès）を代表するシリーズであるバーキンは世界中で愛されており、需要が高い状態が続いています。

 

ただでさえ高価格帯なシリーズですが、2025年2月に値上げされ、さらに手の届きにくい存在となりました。

 

そのため、バーキンを購入したいと思っている方は、最新の値段や値上げされる理由が気になるでしょう。

 

この記事では、最新の価格情報・価格推移・値段が高騰している理由について解説します。購入できる場所についても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

【2025年】バーキンの値段一覧

バーキンはサイズによって以下の種類に分けられています。

バーキンはサイズだけではなく、素材によっても値段が異なる点が特徴です。それぞれの特徴と素材別の値段を紹介します。

 

※2025年6月時点で判明している素材の値段のみを紹介しています。

バーキン25

バーキン25は「W25×H20×D13」のコンパクトなサイズ感が特徴であり、ビジネスシーンだけではなく、カジュアルな装いにも合わせやすい点が特徴です。

 

近年、ミニバッグの流行とともに需要がさらに高まっており、非常に手に入りにくい状況が続いています。最新の値段は以下のとおりです。

バーキン30

バーキン30のサイズはA4サイズの書類が収納可能な「W30×H22×D16」。

 

ほど良い大きさでありながら、収納力と上品さを兼ね備えているため、初めてのバーキンとしても多くの方に選ばれています。最新の値段は以下のとおりです。

 

素材	値段
トゴ トリヨンクレマンス	2,057,000円
エプソン	2,013,000円

バーキン35

バーキン35は「W35×H25×D18」と収納力に優れており、小旅行や出張にも対応できるサイズです。

 

書類やタブレットも無理なく収納できるため、荷物が多い方やビジネスシーンで活躍する方にも最適でしょう。最新の値段は以下のとおりです。

 

素材	値段
トゴ トリヨンクレマンス	2,222,000円

バーキン40

バーキン40のサイズは「W40×H29×D21」。旅行やマザーズバッグ用など、多くの荷物を持ち運ぶ際に重宝するサイズです。

 

堂々とした佇まいが特徴で、ファッションアイテムとしてだけでなく、ステータスシンボルとしても存在感を放ちます。最新の値段は以下のとおりです。

 

素材	値段
トゴ トリヨンクレマンス	2,398,000円

バーキンの中古販売価格

バーキンの中古販売価格は需要と供給のバランスによって変動し、時には定価を上回る価格がつくことも珍しくありません。

 

特に、人気のサイズであるバーキン25・バーキン30・希少性の高い素材や限定カラーのものは、定価以上の価格で取引されています。

 

例を挙げると、バーキン25（トゴ）は定価が180万円台なのに対し、中古価格は200万～400万円台です。

 

中古販売価格は保存状態によっても左右されるため、幅がありますが、高額で取引されていることに違いはありません。

※あくまで一例であり、実際の販売価格を保証するものではありません。

なぜバーキンの値段は高いのか？

バーキンはエルメスが手掛けるアイテムの中でも高価格帯のアイテムです。新品・中古品問わず、バーキンの値段が高い理由について以下の点を解説します。

ひとつずつ見てみましょう。

ブランド力の強さ

エルメスは1837年に馬具工房として創業されて以来、最高品質の素材と卓越した職人技を追求してきました。

 

180年以上にわたって培ってきた技術と老舗としてのステータス性が、エルメスの揺るぎないブランド力を築き上げているのです。

 

特に、バーキンはエルメスの中でも象徴的なアイテムとして人気があります。

 

世界中のセレブや著名人に愛用されており、持つこと自体がステータスとして認知されているため、価値がさらに高まっているのが現状です。

 

時代を超えて受け継がれるエルメスの信頼とステータス性が、高い値段の要因と言えるでしょう。

流行に左右されない普遍性

バーキンは普遍的なデザインが特徴で、流行に左右されることがなく常に一定の価値を持つアイテムです。

 

シンプルでありながらも洗練されたフォルムは、どのようなスタイルやシーンにも自然と馴染みます。

 

時代を超えて愛される美しさは、一時的には人気が高まるものの時が経てば時代遅れとなるトレンドアイテムとは一線を画していると言えるでしょう。

 

一生ものとしても選ばれるバーキンの普遍性が、高い価値を保ち続けている理由に挙げられます。

簡単には手に入れられない希少性

バーキンは正規店に在庫がないことも珍しくありません。そのため、購入するには幾度も店舗へ足を運んで在庫を確認する「エルメスパトロール」が当たり前となっています。

 

「出会えたら奇跡」と言われるほどの入手困難さがさらに人気を呼び、中古相場を押し上げているのです。

 

手に入れるまでに多くの時間と労力がかかるため、購入できた際の喜びは一層大きなものになるでしょう。

資産価値が高い

バーキンは、単なるファッションアイテムとしてだけでなく、高い資産価値を持つアイテムとしても知られています。

 

需要が供給を大幅に上回っているため、中古市場では定価よりも高値で取引されるケースも珍しくありません。

 

特に希少な素材や限定品は価値が高く、投資対象として注目され、さらに需要が拡大しています。資産価値の高さもバーキンの値段を高めている要因と言えるでしょう。

昔は安価だった｜バーキンの価格推移と値上げが続く理由

高価格帯のアイテムが多く手が届きにくいバーキンですが、過去は今と比べて以下のように安価でした。

 

バーキンの価格推移
30年前	約75万円
20年前	約90万円
現在	約200万円

 

現代のバーキンは200万円以上するアイテムばかりであり、20〜30年前と比べて価値が高騰していることがわかるでしょう。

 

数十年で価値が高まっているバーキンですが、近年は毎年のように値上げを繰り返しています。エルメスが値上げを続けている理由は以下のとおりです。

ひとつずつ解説します。

理由①原材料費の高騰

エルメスは、厳選した高品質の素材を使用しています。原材料費の高騰が顕著である近年の状況が、バーキンの値上がりにつながっているのです。

 

特に希少なエキゾチックレザーなどは、供給量が限られているため、仕入れ値が高まっています。また、金具に使用される貴金属の価格も高騰傾向です。

 

エルメスは素材においても妥協しないため、コストの増加が価格に影響するのは必然と言えるでしょう。

理由②人件費・輸送費の高騰

近年は原材料費の価格だけではなく人件費や輸送費の高騰も目立っており、バーキンの値上げの要因となっています。

 

バーキンは職人の手作業によって作られているため、インフレなどの影響により、人件費が高騰すれば商品価格へ影響を及ぼすのです。

 

また、輸送のためのコストも増加傾向にあり、今後も値上げは続くと予想されています。

理由③為替レートの影響

エルメスのバーキンは主にヨーロッパで製造されており、日本で販売される際には為替の影響を受けます。

 

近年、円安の傾向が続いているため、輸入コストが増大しているのが現状です。

 

為替レートの影響は、直接的に商品の販売価格に反映されるため、日本国内でのバーキンの値段を押し上げる要因となっています。

バーキンを購入できる場所

バーキンを購入できる場所は以下のとおりです。

それぞれのメリット・デメリットを解説します。

正規店

エルメスは世界中に正規店を展開しています。最寄りの正規店は公式サイトから確認できるため、チェックしてみてください。

 

正規店のメリット・デメリットは以下のとおりです。

正規店は本物しか扱っていないため、偽物の心配はありません。

 

しかし、来店しても在庫がある可能性は低いため、時間・労力・費用を投じても確実に本物を購入したい方やアフターサービスを重視する方に向いていると言えるでしょう。

海外の正規店

バーキンは海外の正規店でも購入可能です。メリット・デメリットを見てみましょう。

海外の正規店ならではの魅力はありますが、確実に在庫があるとは限りません。

 

そのため「希望のバーキンを求めて海外店舗を渡り歩いたけど結局出会えなかった」という結果になる可能性も十分考えられるでしょう。

 

コストに対して見合ったリターンが得られない場合があるため、海外旅行や出張などのついでに立ち寄るくらいの気持ちで訪れるのがおすすめです。

中品古取扱店

中古品のバーキンは人気があり、活発に取引されています。中古品取扱店を利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。

中古品取扱店は、正規店では簡単にお目にかかれない品薄モデルと出会える可能性がある点が魅力です。

 

また、正規店よりも安価で購入できる可能性がありますが、近年は需要の増加によって反対に定価より高い価格で取引される傾向があります。

 

中古市場には偽物も出回っているため、信頼できるお店選びも重要です。

フリマサイト・ネットオークション

フリマサイトやネットオークションでもバーキンを購入できます。メリット・デメリットは以下のとおりです。

ほかの購入場所にはない魅力がありますが、偽物が流通しているうえに写真でしか品物の状態を確認できないため、偽物を見分けるのは難しいでしょう。

 

真贋を判断できる上級者向けの方法です。

【Q&A】バーキンの値段に関するよくある質問

バーキンの値段に関するよくある質問を紹介します。

ひとつずつ回答します。

Q.バーキンを定価で買うにはどうすればいいですか？

A.正規店に通う必要があります。

 

バーキンを定価で購入するためには、エルメスのブティックに足繁く通い、店員さんとの信頼関係構築が重要です。

 

何度も訪問したり、他のアイテムを購入したりして信頼を築けば、バーキンが入荷した際に案内してもらえる可能性が高まります。

 

しかし、すぐに手に入る保証はないため、定価で手に入れるには根気強く待つ姿勢が必要です。

Q.バーキンは値上がりし続けますか？

A.バーキンの値段は、今後も値上がりすると考えられます。

 

原材料費の高騰・職人の手作業による生産数の限界・世界的な需要の増加といった要因が続いているためです。

 

値上げの要因はすぐに解消できるものではないため、しばらくは高騰が続く可能性が高いでしょう。

Q.30分ルールとは何ですか？

A.正規店において、来店後30分以内に購入の意思を示す必要があるという非公式ルールです。

 

30分以内に店員さんへ購入の意思を示さなければ、購入機会が他の人に回るという意味から「30分ルール」と呼ばれています。

 

しかし、バーキンファンの間でささやかれる都市伝説のようなものであり、エルメスの公式が発表したものではありません。

【豆知識】そもそもバーキンとは

バーキンについて以下の点を解説します。

それぞれ見てみましょう。

歴史

バーキンが誕生したきっかけは、1984年に当時のエルメスの会長「ジャン＝ルイ・デュマ氏」が、航空機内で女優「ジェーン・バーキン氏」との出会いでした。

 

ジェーン氏の希望するバッグを作ることになり、完成したのがバーキンなのです。

 

誕生したバーキンは瞬く間に世界中の女性たちを魅了し、現在に至るまでエルメスを代表するアイコンバッグとしての地位を確立しました。

 

偶然によって誕生したバーキンの秘話も、魅力を高める要素のひとつとなっています。

特徴

バーキンの最大の特徴は、高い機能性と洗練されたデザインが両立している点です。

 

内側にはポケットが配されており、小物の収納に優れています。仕切りがないため、大きな物の収納も容易です。

 

また、バッグの下面には底鋲が付いているため、本体が地面に直接触れることなく美しい状態を保てます。細部にわたるこだわりが、バーキンを唯一無二の存在にしていると言えるでしょう。

素材・金具の種類

バーキンに使用されている主な素材と金具の種類は下表のとおりです。

バーキンは厳選された素材のみを使用しているため、いずれも高品質で上品な印象を与えるでしょう。

エルメスのバーキンに出会えるのは奇跡！購入資金を用意するなら『買取大吉』へ

正規店ではなかなか手に入らないバーキンは、中古市場でも高値で取引されているのが現状です。そのため、購入するにはまとまった資金が必要になります。

 

バーキンの購入資金が必要なら『買取大吉』におまかせください。ご自宅にあるブランド品・貴金属・時計・ジュエリー・骨董品などを『買取大吉』が買取します。

 

不要品を売って購入資金に充てれば、憧れのバーキンに一歩近づけるでしょう。

 

その他にも、古銭・切手・金券・ゲーム・遺品などの買取も可能です。『買取大吉』の査定は無料のため、ぜひお気軽にお試しください。

まとめ：バーキンの値段は今後も上昇する可能性が高い

バーキンの値段は年々上昇しています。今後も上昇する可能性が高いと予想されているため、購入するならさらに値上げする前がおすすめです。

 

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