「ロレックスアイスブルーってどんな時計?」
「いくらくらいで買えるの?」
このような疑問はありませんか?
世界中から多くの支持を集めるロレックス。
ロレックスが展開する時計はどれも人気がありますが、その中でも特に注目されているのが「ロレックスアイスブルー」のモデルです。
今回は、ロレックスアイスブルーとはどのような時計なのか解説します。また、魅力や高い人気のあるモデルも紹介するため、ぜひ買い替える際の参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ロレックスアイスブルーの特徴
- ロレックスアイスブルーの人気モデル
- ロレックスアイスブルーを購入する方法
ロレックスアイスブルーとは?

ロレックスアイスブルーとは、淡い青色で仕上げた文字盤の時計を指します。
ロレックスの時計はブラック・ホワイト・グリーンなど、さまざまな文字盤を展開していますが、その中でもアイスブルーは特別美しい存在として注目を集めています。
アイスブルー文字盤の時計が誕生したのは1990年頃。デイデイトRef.18206に採用されたのが始まりです。その後、チェリニウムやコスモグラフデイトナなどにもラインアップされ、徐々に人気を集めました。
そんなロレックスアイスブルーについて以下の3つを紹介します。
- ロレックスアイスブルーの魅力
- アイスブルー”と”ブルー”の違い
- ロレックスアイスブルーの資産価値
まず、ロレックスアイスブルーの魅力からチェックしましょう。
ロレックスアイスブルーの魅力
一番の魅力は、繊細かつ透明感のある上品な青色です。表面の光沢も相まって、ほかの文字盤では表せない高級感があります。
ロレックスの多くの時計は、時代を超えて人気を集めるシンプルなデザインです。それゆえに、遠くから見ると何のモデルなのか判別しづらい場合があります。
しかし、アイスブルーは溢れ出る高級感から、遠くからでもひと目で上位モデルだと分かります。そのため、身に着ける人のステータスを表す時計として多くの人から愛されているのです。
また、アイスブルーは、金属の最上位といわれるプラチナを使用したモデルにのみ使われている点も特徴です。淡い青色とプラチナの輝きがシナジーを起こし、ただの時計ではなく美術品のような魅力を醸し出しています。
“アイスブルー”と”ブルー”の違い
ロレックスは、ブルーの文字盤も人気があります。アイスブルーとの違いを以下の表にまとめました。

ブルーは、ステンレススチールやホワイトゴールドとの組み合わせに適した、深みのある濃い青色です。一方、アイスブルーは、プラチナに合うように計算された淡い青色を採用しています。
“アイスブルー”と”ブルー”は色が異なるだけですが、それぞれの金属素材と調和が取れるように調整されているのです。
ロレックスアイスブルーの資産価値
一例として、絶大な人気を誇るデイトナ Ref.116506は、2019年頃の定価が約800万円でした。しかし、その希少性と人気から価格は高騰を続け、生産終了後の現在では、状態の良い中古品が1,300万円前後、あるいはそれ以上で取引されることも珍しくありません。
注:買取相場は市場の動向、お品物の状態、付属品の有無などにより変動します。実際の買取価格を保証するものではありません。
アイスブルーのモデルは、新品・中古を問わず常に高い需要があり、その供給量は限られています。この需給バランスから、今後も高い資産価値を維持、あるいはさらに上昇する可能性を秘めた時計といえるでしょう。
ロレックスアイスブルーの人気モデル

アイスブルー文字盤を採用した時計はいくつかありますが、今回はその中でも人気の高いモデルを3つ紹介します。
- コスモグラフデイトナRef.116506
- デイデイトRef.118296
- デイデイトRef.118366
それぞれの特徴や現在の価格相場について見ていきましょう。
コスモグラフデイトナRef.116506

ロレックスアイスブルーの象徴として、最も高い知名度を誇るのが「コスモグラフ デイトナ Ref.116506」です。
キング・オブ・クロノグラフと称されるデイトナのスポーティーなデザインに、プラチナ製のケースとブレスレット、そしてアイスブルーの文字盤が見事に融合した、まさに特別な一本です。
2013年のバーゼルワールドで発表されて以来、多くの時計ファンの憧れの的となってきました。
2023年に新型のRef.126506が登場したことで生産終了となりましたが、その人気は衰えることを知りません。
生産終了したことによる希少価値も加わり、現在の中古市場では約1,200万円~1,500万円という高値で取引されています。
新型の登場後も、完成されたデザインを持つこのモデルを求める声は多く、高い資産価値を維持しています。
デイデイト Ref.118296
ロレックスの最上級ラインに位置づけられるデイデイトの「Ref.118296」。プラチナケースにアイスブルー文字盤という基本構成はそのままに、このモデルはラグ(ケースとブレスレットの接合部)にダイヤモンドが敷き詰められているのが特徴です。
文字盤やケースは比較的シンプルなデザインでありながら、さりげなくセッティングされたダイヤモンドが気品を添えます。淡い青色とダイヤモンドの輝きの組み合わせが、高級感をさらに増幅させています。
現在は生産が終了しているため、入手するには中古市場で探すことになります。2025年現在の市場価格は、おおよそ550万円~650万円ほどで取引されており、ラグジュアリーモデルでありながら、デイトナと比較すると少し手が届きやすい価格帯も魅力の一つです。
デイデイトRef.118366

デイデイトの中でも、特に豪華絢爛な輝きで注目を集めるのが「Ref.118366」です。このモデル最大の特徴は、ベゼルにセッティングされた24個ものバゲットカットダイヤモンドです。
インデックスにダイヤモンドを配置したモデルは数多く存在しますが、ベゼル全体にこれほど大粒で質の高いダイヤモンドをあしらったモデルは稀有な存在といえます。
寸分の狂いなく配置されたダイヤモンドと、文字盤の澄んだアイスブルーが織りなすコントラストは、まさに圧巻の一言。手元で比類なき気品と存在感を放ちます。 こちらも現在は生産を終了しており、中古市場では約900万円~1,100万円前後で取引されています。
ロレックスアイスブルーを購入する方法

ロレックスの人気モデルは世界中から需要があるため、入手が難しい場合があります。アイスブルー文字盤のモデルはより高い人気があるため、さらに困難かもしれません。
アイスブルーの魅力に惹きつけられて「どうしても欲しい」という方は以下の方法を試してみてください。
それぞれ解説します。
正規販売店に行く
生産しているモデルなら、正規販売店で購入できます。しかし、必ず購入できるとは限りません。ロレックスの人気モデルは需要に対して供給量が追いついていないため、在庫がない可能性があるのです。
ロレックスは予約購入を実施していないため、在庫があるタイミングで店頭に行かなくてはなりません。そのため、欲しい時計を手に入れるために複数の店舗を巡る「ロレックスマラソン」をする人もいるほどです。
ぜひ正規販売店に足を運んで購入のチャンスを掴みましょう。
中古品を狙う
中古品と聞くと状態を心配されるかもしれませんが、中には傷や汚れがほとんどない未使用に近いコンディションの時計も流通しています。場合によっては新品で購入するよりも安価に入手できる可能性もあるため、強いこだわりがなければ、ぜひ信頼できる中古販売店を探してみてください。
ただし、中古市場には残念ながら偽物や不正品が紛れ込んでいる可能性もゼロではありません。購入する際は、長年の実績がある、国内外に販路を持つ、専門知識が豊富な鑑定士が在籍しているなど、信頼できる販売店を選ぶことが極めて重要です。
ロレックスアイスブルーは資産価値が伸びている今が買い時

ロレックスアイスブルーは、文字盤の淡く美しい青色と、最高級素材であるプラチナが完璧な相乗効果を生み出し、もはや時計の域を超えた美術品のような魅力を持つ特別な存在です。
所有者のステータスを雄弁に語るアイテムとして、世界中の成功者から愛されています。しかし、その生産数は極めて少なく、高い需要と相まって入手は非常に困難な道のりかもしれません。
もし本気で手に入れたいモデルが見つかったなら、正規販売店へ情熱を持って通い続ける、あるいは信頼できる中古販売店で状態の良い個体を探すなど、積極的に行動を起こしましょう。
その希少性と普遍的なデザインから、ロレックスアイスブルーの資産価値は今後も安定して推移、あるいは上昇していくと期待されています。まさに「欲しい時が買い時」と言える、特別な一本ではないでしょうか。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。