古いウイスキーの買取価格は？高価買取が期待できる銘柄や価値がある理由を解説

「古いウイスキーに価値はある？」

「買取価格の目安を知りたい」

このように考えていませんか？

 

自宅に長年保管しているウイスキーがあっても、「古いから価値はない」と考えている方は多いかもしれません。

 

しかし、銘柄や年代・保存状態によっては、古いウイスキーが高額で取引されるケースもあります。

 

本記事では古いウイスキーの買取価格の目安や高く売れる理由・売却方法について解説します。

 

ウイスキーの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

古いウイスキー買取価格表｜一覧で紹介

古いウイスキーの買取価格は「数千円〜数十万円以上」と幅があります。銘柄ごとの参考買取価格は以下のとおりです。

 

※本記事で提示した買取価格は、一般的なものであり『買取大吉』における実際の査定額を約束するものではありません。

 

山崎25年、響30年、ザ・マッカラン25年など長期熟成の銘柄は特に需要があり、買取価格も高い傾向です。詳しくは次章で解説します。

古いウイスキーにも価値がある｜高価買取が期待できる銘柄

古いウイスキーと一口にいっても多岐にわたり種類があります。本章では、特に人気の高い5つの銘柄を紹介します。

 

それぞれ見ていきましょう。

山崎

山崎は1923年に着工した日本初のモルトウイスキー蒸溜所「山崎蒸溜所」で製造されています。蒸留所でウイスキーづくりを始めて60年以上が経過した1984年に誕生しました。

 

日本の風土を活かした繊細で複雑な味わいが特徴で、国内外から非常に高い評価を受けています。

 

特に山崎12年・18年・25年といった長期熟成品は流通量が限られており、中古市場では常に高い需要があります。

 

また、終売や出荷制限が相次いだことで希少性が高まり、投資対象としても注目される存在です。旧ラベルやピュアモルト表記のボトル、ベビーボトルなどもコレクター人気が高く、状態次第では想像以上の価格がつくケースも少なくありません。

 

山崎は古くても価値が高いウイスキーの代表格といえます。

 

響

響（ひびき）はサントリーが手がけるプレミアムブレンデッドウイスキーで、日本独自の美意識と技術力を体現した銘柄です。

 

多彩な原酒を高度にブレンドすることで生まれる調和の取れた味わいが特徴で、海外のウイスキーコンペティションでも数々の賞を受賞しています。

 

響12年・17年はすでに終売となっており、その他の長期熟成品も市場流通量が極めて少ないため、高価買取が期待できます。

 

特に響30年は数十万円以上で取引されることも珍しくありません。加えて、美しいボトルデザインも評価が高く、箱や替え栓など付属品が揃っている場合は査定額アップにつながります。

 

白州

白州は南アルプスの自然に囲まれた「森の蒸溜所」で造られるシングルモルトウイスキーです。

 

爽やかで軽快なスモーキーさが特徴で、山崎とは異なる個性を持つ銘柄として高い人気を誇ります。

 

特に白州12年・18年・25年といった熟成年数表記のあるボトルの人気は高く、入手が難しい銘柄です。

 

ジャパニーズウイスキー全体の需要高騰により、白州も例外なく相場が上昇しています。熟成年数の長い18年や25年は特に供給量が限られているため、未開封・箱付きであれば高額査定が期待できます。

 

古いボトルであっても希少性が高く、保管状態が良いものほど高評価となるため、一度査定を受ける価値があるでしょう。

 

軽井沢

軽井沢は2000年に蒸溜所が停止され、現在は生産されていないことから「幻のウイスキー」と呼ばれる存在です。

 

市場に出回る数が極めて少ないため、コレクターからの需要が非常に高くなっています。

 

特にシングルカスクや長期熟成の軽井沢は、数十万円から数百万円で取引されることもあり、世界的なオークションでも高額落札が続いています。

 

過去には2023年のロンドン・サザビーズオークションで約5,600万円もの高額落札もありました。

 

ラベルデザインや熟成年数によって価格差は大きいものの、「軽井沢」という銘柄自体が高評価されやすい点が特徴です。

 

古いウイスキーの中でも、資産価値という観点で群を抜いた存在といえるでしょう。

イチローズモルト

イチローズモルトは、酒造メーカー「ベンチャーウイスキー」によって、埼玉県の秩父蒸溜所で造られるクラフトウイスキーです。

 

近年急速に評価を高めており、ウイスキーの世界大会であるWWA（ワールド・ウイスキー・アワード）で6度の最高賞を受賞しています。

 

少量生産ながら品質の高さが評価され、国内外のウイスキーファンや投資家から注目されています。

 

特にイチローズモルト15年・20年といった銘柄は、製造されていた羽生蒸留所が2004年に閉鎖されているため貴重なシリーズです。

 

限定ボトルや長期熟成品は希少性が高く、発売当初の定価を大きく上回る価格で取引されるケースもあります。

 

古いイチローズモルトは市場流通量が少ないため、状態が良ければ高価買取が期待できます。

 

ザ・マッカラン

ザ・マッカランは、スコットランドを代表する高級シングルモルトウイスキーで、世界中に熱心なファンを持つ銘柄です。

 

シェリー樽で熟成する伝統の製法によって生み出される芳醇な香りと重厚な味わいが特徴で、長期熟成品ほど評価が高くなります。

 

18年・25年・30年といった熟成年数の高いボトルや、デキャンタ仕様の限定品は特に人気が高く、中古市場でも高額で取引されています。

 

ラベルの状態が良い箱付きの品物は、20〜40万円程度の値が付くケースもあるほどです。

 

日本国内だけでなく海外需要も強いため、古いマッカランをお持ちの方は、査定に出してみると良いでしょう。

古いウイスキーの買取価格を左右するポイント

 

古いウイスキーの買取価格はさまざまな要素によって決定づけられます。本章では特に関連のある以下の3つの要素を紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

銘柄の希少性

古いウイスキーの買取価格を大きく左右するのが、銘柄の希少性です。

山崎・響・白州といった人気銘柄や、すでに終売となっているウイスキーは市場流通量が限られているため、高値がつきやすい傾向にあります。

 

また、軽井沢のように蒸溜所自体が閉鎖されている銘柄は、「もう造れない」という点が価値を押し上げます。

同じ銘柄でも熟成年数や限定リリース、シングルカスクなどの条件によって評価は大きく変わる点も押さえておきましょう。

 

年代が古いからといって必ずしも高価買取されるわけではありませんが、希少性の高い銘柄であれば、想像以上の査定額になるケースもあるのです。

保存状態

保存状態は、古いウイスキーの買取において重要なポイントです。

 

基本的に買取対象となるのは「未開封」のボトルであり、開封済みの場合は買取不可、または大幅な減額となるのが一般的です。

 

また、未開封でも、コルクの劣化により中身が蒸発する『天使の分け前（エンジェルズ・シェア）』が進んでいる場合があります。

 

直射日光を避け、温度変化の少ない場所で保管されていたウイスキーは、状態が良好と判断されやすく、高価買取につながる傾向です。

付属品の有無

箱や替え栓・冊子などの付属品の有無も買取価格に影響します。特に高級ウイスキーの場合、購入時の箱や専用ケースが揃っていれば、コレクター需要が高まり、査定額が上がることがあります。

 

鑑定書や箱書きが付属する限定品・記念ボトルは、付属品自体に価値があると判断されるケースもあります。

 

一方で、箱がないからといって買取不可になるわけではありません。銘柄や状態次第では、ボトル単体でも十分に買取対象となります。

 

付属品が見当たらない場合でも自己判断せず、査定に出すことが大切です。

古いウイスキーに価値がある理由

古いウイスキーは「年数が経っているだけ」と思われがちですが、実は現在の市場環境によって価値が高まっているケースも多くあります。

 

本章では、古いウイスキーが今も高く評価される主な理由を以下の3つの観点から解説します。

 

ひとつずつ見ていきましょう。

ジャパニーズウイスキーの世界的な人気

古いウイスキーに価値がある理由のひとつが、ジャパニーズウイスキーの世界的な人気です。山崎や響・白州といった銘柄は、海外のウイスキーコンペティションで高い評価を受け、世界中の愛好家から注目されています。

 

近年は海外需要の高まりにより、日本国内だけでなく国際的な市場で取引されるケースも増えています。その影響で、以前は国内向けに流通していた古いボトルの価値が見直されるようになりました。

 

特に終売品や熟成年数の長いウイスキーは供給が限られているため、価格が上昇しやすい状況です。

生産終了・限定品による希少性の高さ

すでに生産が終了しているウイスキーや、限定本数で販売されたボトルは希少性が高く、買取価格が上がりやすい傾向です。

 

また、記念ボトルや限定リリース品は、発売当時の定価を大きく上回る価格で取引されることもあります。特に旧ボトルは現行品と見た目やデザインと異なるため、コレクションとしての価値を見出す方もいるのです。

 

古いウイスキーであっても、こうした背景を持つボトルはコレクターからの需要が高く、査定額に反映されやすくなります。

時間が経つことで価値が上がるケースがある

ウイスキーは、時間の経過によって価値が上がる場合があります。

 

特に長期熟成品は原酒の確保が難しく、同じ品質・年数のウイスキーを新たに生産できません。そのため、市場に残っている古いボトルの価値が相対的に高まります。

 

ただし、すべての古いウイスキーが値上がりするわけではありません。銘柄や需要・保存状態などが総合的に評価されます。

 

それでも、一定の条件を満たしたウイスキーであれば、購入当時より高値で取引される可能性がある点は知っておくと良いでしょう。

古いウイスキーを売る方法

古いウイスキーの売却方法にはいくつかの選択肢があります。本章では代表的な方法として以下の3つを紹介します。

自分に合った方法を選ぶために、それぞれの違いを把握しておきましょう。

ネットオークション

ネットオークションは、希少なウイスキーが高値で落札される可能性がある売却方法です。

 

実際に古酒や限定ウイスキーが多数出品されており、コレクター同士の競争によって価格が上がるケースも見られます。一方で、出品作業や写真撮影・説明文の作成・落札後のやり取りなど、手間がかかる点には注意が必要です。

 

梱包や配送時の破損リスク、クレーム対応も自己責任となるため、ウイスキーの価値や取引に慣れている方向けの方法といえるでしょう。

フリマアプリ

フリマアプリは、スマートフォンから手軽に出品できる点が魅力です。アプリ上で古いウイスキーを検索すると多くの商品が出品されており、価格を自分で設定できるメリットもあります。

 

相場以上の金額で売れる可能性があるため、納得のいく金額で売れる可能性があります。

 

一方、購入者との価格交渉や質問対応が発生することも多く、スムーズに取引が進むとは限りません。相場を見誤ると安値で売ってしまう可能性があるため、ウイスキーの価値に詳しくない場合は注意が必要です。

買取専門店

買取専門店は、古いウイスキーを安心して売却したい方に適した方法です。専門知識を持つ鑑定士が銘柄・状態・市場相場を踏まえて評価するため、価値を見落とされにくい点が特徴です。

 

出品や交渉の手間がなく、査定から売却までがスムーズに進みます。

 

また、箱がない、年代が不明といった場合でも査定対象になるケースが多く、自己判断で処分してしまうリスクを避けられます。

 

相場変動を把握している店舗であれば、現在の適正価格を提示してもらえる可能性が高いため、初めてウイスキーを売る方にも向いているでしょう。

古いウイスキーを売るなら『買取大吉』がおすすめな理由

古いウイスキーを売却する際は、安心して任せられる買取店を選ぶことが重要です。本章ではウイスキーの買取先として『買取大吉』が選ばれる理由を、以下の3つの観点で紹介します。

 

それぞれ確認してみましょう。

年代不明・古いウイスキーも査定対象

『買取大吉』では年代がわからない古いウイスキーや、長年自宅で保管されていたボトルも査定対象です。

 

「ラベルが古い」「購入時期を覚えていない」といった理由で、価値がないと判断してしまう方も少なくありません。しかし、実際には希少性や市場需要によって高く評価されるケースもあります。

 

お酒の査定ができる資格を持つ査定員が在籍しているため、銘柄や状態を一つひとつ丁寧に確認し、適正な価格を提示できます。

 

自己判断で処分してしまう前に、一度査定を受けてみることで、思わぬ価値が見つかる可能性もあるでしょう。

お酒に詳しくなくても気軽に相談できる

ウイスキーに詳しくない方にとって、「このボトルは売れるのか」「高いのか安いのかわからない」といった不安はつきものです。

 

『買取大吉』では、そうした疑問にも丁寧に対応しており、専門用語ばかりの説明ではなく、わかりやすい案内を心がけています。

 

査定は無料で、相談だけでも利用できるため、「とりあえず価値を知りたい」という段階でも気軽に問い合わせが可能です。

 

無理に売却を勧めることはありません。初めてウイスキーを売る方も安心して無料査定をご利用いただけます。

3つの買取方法をライフスタイルに合わせて選択できる

『買取大吉』では以下の3つの買取方法をご用意しております。それぞれの特徴は以下のとおりです。

 

買取方法	特徴	おすすめのケース
店頭買取	・品物を直接店頭に持ち込み、その場で査定。 ・査定額に納得できれば即現金支払い。	・スピーディな売却を希望する方
宅配買取	・全国どこからでも買取キットを利用して売却。 ・送料・返送料も無料。	・日々忙しい方 ・自分のタイミングで売却を進めたい方
出張買取	・鑑定士が自宅に伺い、その場で査定。	・重量のある品物を売却したい方 ・複数の品物がある方

 

ライフスタイルに合わせて、お好きな買取方法をお選びください。

【Q&A】古いウイスキー買取でよくある質問

古いウイスキーの買取でよくある3つの質問にお答えします。

 

ひとつずつ見ていきましょう。

Q.30年前に買ったウイスキーは飲めますか？

A.ウイスキーは蒸留酒の一種であり瓶内の劣化が進みにくいため、長期保存に適しています。30年前に購入したウイスキーでも未開封の場合は飲むことができます。

 

ただし、正しく保管されなかったものは劣化が進んでいる場合もあるため注意が必要です。

Q.山崎12年700mlの買取価格はいくらですか？

A.山崎12年700mlは未開封なら25,000円程度の買取価格がつく場合があります。箱や袋などの付属品やボトルの状態によって買取価格が変動するため、気になる方は査定に出してみると良いでしょう。

Q.高く売れるウイスキーは？

A.山崎・響・白州などのサントリーが製造するウイスキーのほか、イチローズモルト・軽井沢といった種類も高く売れる場合があります。

 

ジャパニーズウイスキーは世界で高く評価されており、銘柄によっては10万円以上で取引されるものもあります。

まとめ：古いウイスキーを高く売るなら『買取大吉』の無料査定へ

古いウイスキーは、銘柄や年代、保存状態によっては想像以上の価値がつく可能性があります。

 

山崎・響・白州・軽井沢などの人気銘柄や生産終了・限定品は市場での需要が高く、高価買取が期待できます。一方で、見た目だけでは価値を判断しにくく、自己判断で処分してしまうと本来の価格を知る機会を失ってしまうこともあるでしょう。

 

『買取大吉』では、年代不明や古いウイスキーも丁寧に査定しており、お酒に詳しくない方でも安心して相談可能です。査定は無料で、売却を無理に勧められる心配もありません。

 

自宅に眠っているウイスキーの価値を知るためにも、まずは『買取大吉』の無料査定を利用してみてはいかがでしょうか。