「世界で一番高い切手の値段は?」
「持っている古い切手、もしかしたら価値がある?」
このように考えていませんか?
世界には1枚で9億円を超える切手があり、古い切手は予想外の価値があるかもしれません。
しかし、価値がある切手の特徴を知らないと、手放すこともあるでしょう。
この記事では、世界一高い切手や世界の高額な切手、価値を間違えやすい切手の特徴について解説します。
切手の価値を知り、正しい判断材料を得るために、最後までご覧ください。
〈この記事でわかること〉
- 世界と日本の高額切手ランキング
- 価値のある切手に共通する3つの特徴
- 価値を判断する際の「間違いやすいポイント」と高く売るコツ
世界一高い切手は9億7000万円!その正体とは?

世界で最も高額な切手は、「British Guiana One Cent Black on Magenta(英領ギアナ1セント・マゼンタ)」であり、2014年に948万ドル(約9億7000万円)で落札されました。
ただし、2021年のオークションでは830万7000ドルの落札となり、前回の落札価格を下回っています。
この切手は1856年に英領ギアナ(現在のガイアナ)で発行され、世界で1枚しか残っていません。
八角形をしているマゼンタの紙に、黒で「Damus Petimus Que Vicissim(与えよう、見返りを求めて)」の文字と帆船が描かれている切手です。
世界に1枚しか現存しない希少性から、コレクターの間では特別な存在となっています。
日本と世界の高額切手

「British Guiana One Cent Black on Magenta(英領ギアナ1セント・マゼンタ)」以外にも、世界中で高額切手は存在します。
高額で取引されている切手を【日本編】と【世界編】に分けて、代表的な切手を紹介します。
【日本編】日本の高額プレミア切手
日本国内で発行された切手の中でも、特に高額な価値を持つ切手は以下のとおりです。
- 竜文切手(1871年発行)
- 見返り美人(1948年発行)
- 月に雁(1949年発行)
一つずつ見ていきましょう。
1位:竜文切手(1871年発行)
竜文切手は、1871年に日本初の切手として発行され、日本で最も価値のある切手と言われています。
額面の単位が「文」で、竜がデザインされているため、竜文切手という名前が付けられました。
竜文切手は、以下の4種類です。
- 500文切手
- 200文切手
- 100文切手
- 48文切手
当時は距離と重量で切手の料金が決まっており、複数種類の切手がありました。
竜文切手は1871〜1872年の間でしか発行されておらず、発行枚数や現存数が少ないため、高額での買取が期待できます。
2位:見返り美人(1948年発行)
見返り美人切手は、1948年に記念切手として発行された浮世絵切手です。
切手コレクター向けの「切手趣味週間シリーズ」の第2弾として発行されており、縦6.7cm×横3cmの大きく縦長なサイズで作られました。
1948年・1991年・1996年と3回にわたり発行されましたが、発行された時期によって額面が異なるため、発行時期の見分けは容易です。
3種類の中では、初版の1948年版が累計150万枚しか発行されておらず、他の種類と比較して高額で取引されています。
3位:月に雁(1949年発行)
月に雁は、1949年の「切手趣味週間シリーズ」の第3弾として発行された切手です。
歌川広重の浮世絵「月に雁」が、図案として採用されました。
発行枚数は200万枚で、見返り美人と並ぶ人気の高いプレミア切手です。
【世界編】その他の高額プレミア切手
海外の高額な価値を持つ有名な切手を、以下の3つ紹介します。
- 赤猿切手(中国)
- 逆さまジェニー切手(アメリカ)
- ペニー・ブラック切手(イギリス)
一つずつ見ていきましょう。
赤猿切手(中国)
赤猿切手は、中国で最初に発行された年賀切手です。
正式名称は「子ザル」で、赤色の背景に猿の子が描かれており、金粉がまぶされています。
発行枚数が少なく、文化大革命の影響で現存している切手が少ないことから、価値が高い切手です。
バラ1枚でも10万円前後、状態が良好で金粉の残っているものはさらに高額になります。
逆さまジェニー切手(アメリカ)
逆さまジェニー切手は、1918年にアメリカで発行された航空切手です。
「カーチス・ジェニー」の図柄が逆さまのままで、100枚のシートのみが発行されました。
発行された100枚のうち、現在もほぼ全ての所在が確認されている希少な切手です。
過去には、1枚約3億円の値段が付いたことがあります。
ペニー・ブラック切手(イギリス)
ペニー・ブラック切手は、1840年にイギリスで発行された世界初の切手です。
切手の図案にはヴィクトリア女王の横顔が描かれており、偽造防止として王冠模様の透かしが入っています。
世界初の切手として歴史的価値があり、現在でもコレクターに注目されています。
なぜ高い?価値のある切手に共通する3つの特徴

価値のある切手に共通する特徴は、以下の3つです。
- 特徴1:発行枚数が少なく、希少性が高い
- 特徴2:歴史的背景がある
- 特徴3:エラープリントなど偶然の産物
一つずつ解説します。
特徴1:発行枚数が少なく、希少価値が高い
価値ある切手の特徴は「希少性」です。
発行枚数が少ない切手ほど、市場に出回る枚数が限られるため、コレクターの間で高額で取引されます。
初期の切手や限定発行された記念切手などは、希少性があり高額で取引されます。
特徴2:歴史的背景がある
歴史的な出来事を記念して発行された切手は、歴史的価値が高まります。
オリンピックや万博などの国際的なイベントや著名な人物を描いた切手は、歴史的な価値も持ち合わせているでしょう。
特徴3:エラープリントなど偶然の産物
意図しない印刷ミスやエラーが生じた切手も、珍しさから高額な値段がつくことがあります。
製造過程で取り除かれるはずの「失敗作」が、逆に貴重な存在となるのです。
「逆さまジェニー」のようなエラー切手は、通常の切手にはない希少性を持つため、コレクターの間で高く評価されています。
価値を間違いやすい切手の3つのポイント

切手の価値を判断する際に、間違いやすいポイントは以下の3つです。
- ポイント1:古いだけで高いとは限らない
- ポイント2:記念切手には価値がない
- ポイント3:「中華民国」は中国切手ではない
それぞれ解説します。
ポイント1:古いだけで高いとは限らない
古いというだけで、価値があるとは限りません。
切手収集において、40〜50年前のものは「古い」とは見なされないケースが多くあります。
古い切手でも、安価な切手は年月が経っても価値は上がりません。
古さに関わらず、近年の切手でもコレクターが集めた切手であれば、コレクター需要の高い価値ある切手の可能性があります。
ポイント2:記念切手には価値がない
記念切手だからといって、高額とは限りません。
戦後に発行された記念切手は発行枚数が多く、希少価値がない切手がほとんどです。
昭和30年以降の記念切手はプレミア切手とみなされないため、注意しましょう。
ポイント3:「中華民国」は中国切手ではない?
切手に「中華民国」と書かれているものは台湾の切手であり、中国の切手ではありません。
「中華人民郵政」または「中国人民郵政」という文字が記載されている切手が、中国切手です。
中国切手と台湾切手の違いを知らないと、価値の判断を誤る可能性があります。
間違いを避ける唯一の方法は、専門家による無料査定

間違いを避け、正しい価値を知るためには、切手の専門知識を持った査定士による評価が必要です。
買取大吉では、豊富な知識と経験を持つ専門査定士が、切手の価値を無料で査定いたします。
切手の価値を高く買い取ってもらう3つのコツ

切手を高く買い取ってもらうコツは、以下のとおりです。
- 「シート」は絶対に切り離さない
- 触らずに、そのままの状態で見せる
- 価値を見抜ける「専門家」に依頼する
一つずつ紹介します。
コツ1:「シート」は絶対に切り離さない
シート状の切手は、バラの切手よりも高額で取引されます。
シートの状態を保つと、コレクターからの評価が高くなり、高く買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
切手の価値を最大限に引き出すためにも、切り離さずにシートの状態を保つようにしましょう。
コツ2:触らずに、そのままの状態で見せる
自分で修復を試みるのは避けましょう。
誤って破損させたり、修復の跡が目立ったりすると、切手の価値が下がってしまいます。
修復するのではなく、そのままの状態で丁寧に保管し、買取に出すようにしましょう。
コツ3:価値を見抜ける「専門家」に依頼する
切手の価値を正しく評価するためには、豊富な買取実績を持つ専門店を選ぶことが重要です。
買取専門店は、切手の専門知識を持ったスタッフが査定を行うため、適正な価格での買取が期待できます。
古い切手やレアな切手は、価値を正しく評価してもらうために、専門業者へ依頼するようにしましょう。
切手の価値に関するよくある質問

切手の価値でよくある質問は、以下のとおりです。
- 世界で一枚しかない切手は?
- 天皇陛下の切手に価値はありますか?
- 家にある記念切手は、ほとんど価値がない?
一つずつ回答します。
Q世界で一枚しかない切手は?
世界で一枚しかない切手は、British Guiana One Cent Black on Magenta(英領ギアナ1セント・マゼンタ)です。
一枚だけという希少性こそが、2014年のオークションでは、9億7000万円という落札価格につながりました。
Q天皇陛下の切手に価値はありますか?
明治と大正時代に発行された天皇陛下記念切手は、発行枚数が少ないため高額査定が期待されます。
代表的な天皇陛下記念切手は、以下のとおりです。
- 明治天皇銀婚記念切手
- 東宮御婚儀祝典記念切手
- 大正御婚儀記念切手
- 大正天皇銀婚切手
- 大正大礼記念切手
- 昭和御帰朝切手
これらの切手は歴史的価値が高く、状態によっては高額査定が期待できます。
Q家にある記念切手は、ほとんど価値がない?
発行時期が戦後の記念切手に関しては、額面以上の価値がつくものはほとんどありません。
戦後に発行された記念切手は発行枚数が多く、希少価値が低い傾向にあります。
ただし、全ての切手に価値がないわけではないため、専門店での査定をおすすめします。
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古い切手や記念切手、海外の切手など価値がなさそうに見えるものでも、専門的な評価により、想定を上回る査定額となることがあります。
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