「テレカの買取価格は？」

「高く売れる種類が知りたい」

このように考えていませんか？

 

平成初期までは連絡手段として公衆電話が使われるのが一般的だったため、テレカ（テレホンカード）を持ち歩くのが当たり前でした。

 

しかし、スマホが普及するようになってからは公衆電話の使用機会が減っています。

 

参考：総務省HP｜ユニバーサルサービスとしての公衆電話の見直し

 

現代では必要ないと思われがちですが、災害時など、スマホが使えないときの連絡手段として公衆電話が利用されています。

 

よって、今でもテレカは一定数の需要があり、買取専門店などで買取可能です。

 

当記事では、テレカの買取価格や、プレミアテレカの種類を紹介しています。売却を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

テレカ（テレホンカード）の種類

テレカは今まで2つのタイプが発行されています。

それぞれ紹介します。

磁気タイプ

テレカは公衆電話での通話料金に使えるカードとして1980年代に登場しました。当時から使われていたのが磁気タイプです。

 

磁気タイプは、銀行のキャッシュカードや、クレジットカードなどのように、裏面にある黒いテープによって情報を読み書きします。

 

現代のテレカも磁気タイプが採用されており、最も親しみ深いカードともいえるでしょう。

ICタイプ

表面に「IC」の文字が、裏面には有効期限が記載されたカードです。

 

磁気タイプカードの偽造対策として作られており、セキュリティが高い反面、従来の公衆電話では使用できない点がデメリットです。

 

ICタイプに対応した公衆電話では磁気タイプが使えないため使い勝手が悪く、普及しないまま2006年3月に廃止されました。

 

参考：NTT東日本HP

 

現在、ICタイプのテレカは使用できないうえに、NTT東日本でも交換を終了しているため、買取に出しても換金できない可能性が高いでしょう。

テレカの度数

テレカの度数は以下のとおりです。

度数ごとに7種類ありますが、2024年5月時点では50・105度しか使用できません。そのほかの度数についてはテレホンカード交換センターにて交換できます。

テレカの買取価格

テレカは、通話可能な度数・保存状態・デザインなどによって買取価格が変わります。綺麗な状態が保たれている場合は、最大で額面の80%ほどの金額で買取可能です。

 

300度以上の種類は、使用するには交換が必要なため、買取価格は低くなる可能性があります。

 

額面の高い種類は、テレホンカード交換センターで50・105度に交換してから査定に出すとよいでしょう。

 

テレカの詳しい買取価格は実際に査定してみなくてはわからないため、ぜひ『買取大吉』の無料査定をお試しください。

 

 

プレミア価格で買取されるテレカの種類

プレミア価格で取引される可能性が高い種類は以下のとおりです。

ひとつずつ紹介します。

アイドル・俳優系

人気アイドル・俳優の姿がデザインされている種類は高価買取される可能性があります。

 

ただし、人気アイドル・俳優がデザインされたものすべてが高値で取引されているわけではありません。

 

抽選・イベント・雑誌の付録などで手に入れられる、発行数の少ないものが高値で取引されています。

 

人気アイドル・俳優でも、発行枚数が多い種類は高価買取されない傾向です。

 

ゲーム・アニメ系

人気アニメ・ゲームのキャラクターがデザインされた種類もあります。アイドル・俳優系と同様に、発行数の少ない希少価値の高い種類が高価買取される傾向です。

 

スポーツ系

野球・プロレス・競馬などのスポーツに関するデザインのテレカも発行されています。とくに、選手の直筆サインが入った種類は高価買取される傾向です。

 

電電公社発行

「電電公社」と記載されたテレカは高価買取の対象です。

 

電電公社（日本電信電話公社）とは、現在のNTTグループ（日本電信電話株式会社）となる前の会社です。

 

1985年に民営化され、NTTグループへと名称変更されており、現在「電電公社」と記載されたテレカは発行されていません。

 

流通数が少なくなっているため、希少価値が高いテレカとして高値で取引されています。

買取できないテレカの特徴

中には買取不可と判断される種類もあります。以下の特徴が当てはまる種類は、売れない可能性があるため、事前に確認してみてください。

それぞれ紹介します。

使用済み

テレカは再販を目的として買取されます。そのため、残りの度数が無い使用済みのテレカは需要がなく、買取できない場合があるのです。

 

また、度数が残り少ないものも需要が少ないため、買取価格が下がったり、買取不可と判断されたりする可能性もあります。

 

残り度数は、公衆電話に挿入した際に開けられる穴で判断できます。穴が開いていなければ未使用を、穴が開いていれば、一度でも使用したことを示します。

磁気が消失している

磁気が消失したテレカは、公衆電話で使用できません。そのため、需要がなく買取できないと判断される可能性があります。

 

磁気が消失して使用できないものは交換の対象となるため、テレホンカード交換センターに問い合わせてみてください。

状態が悪い

キズ・汚れ・折れなどが見られる保存状態の悪いものは買取価格が下がる傾向です。状態があまりにも悪いものは、買取不可と判断する業者もいます。

 

折れなどによって公衆電話で使用できなくなった場合は、交換できる可能性があります。

 

交換した新しいテレカは買取できるため、テレホンカード交換センターに問い合わせてみましょう。

ホワイトテレカ

表面が白く、何も描かれていないのが特徴のカードです。カードに自分で絵を描いたり、印刷したりしてオリジナルカードを作れます。

 

業者によっては買取不可として扱われる場合があるため、買取に出す前に確認してみるとよいでしょう。

ICタイプのテレカ

現在、ICタイプは廃止されています。ICタイプに対応している公衆電話もすべて撤去されており、使用できません。

 

NTT東日本では磁気タイプへ交換していましたが、期限は2019年9月30日と過ぎているため、現在は換金する手段が無くなりました。

 

参考：NTT東日本HP

 

よって、多くの買取業者はICタイプのテレカを買取していません。

使用済みでも買取できる可能性あり

使用済みテレカは、通話料金に使えないため需要がなく、買取できません。しかし、コレクションとして需要のある種類は使用済みでも買取できる可能性があります。

 

先ほど紹介した、人気アイドル・俳優系やアニメ・ゲーム系などは、一定数のコレクターがいるのです。

 

使用済みでも換金できる可能性があるため、ぜひ『買取大吉』の査定に出してみてください。

 

 

買取業者の選び方

少しでも高く売るには、優良な買取業者を選ぶ必要があります。利益を得ようと、相場よりも安く買取する悪徳業者もいるため、ご自身で見極めなくてはいけません。

 

買取業者を見極める際は、買取実績を見てみてください。

 

買取実績が豊富な業者は、査定経験が豊富にあることを意味します。また、それだけ多くのお客さまから選ばれた証でもあるため、優良なサービスを提供している可能性が高いのです。

 

買取実績は、業者のホームページに掲載されているため、チェックしてみてください。『買取大吉』の買取実績は下のボタンからご確認いただけます。

 

未使用テレカは通話料金に充当できる

未使用に限り、テレカは固定電話のダイヤル通話料金に充当できます。ここでは、以下の点を解説します。

それぞれ見てみましょう。

条件

通話料金には、50・100度のみ充当できます。その他の度数は一度交換する必要があります。

 

充当できるのは、固定電話のダイヤル通話料のみです。回線使用料やスマホの料金には充てられません。

 

また、通話料金に充当する際は、カード1枚につき55円（税込）の手数料がかかります。枚数が多い場合は手数料も増えるため、通話料金に充当する前に計算してみてください。

対象回線

通話料金に充当できるのは、以下の回線です。

	NTT加入電話	ISDN	ひかり電話	ひかり電話オフィスタイプ
通話料	〇	〇	〇	〇
携帯・PHS通話料	〇	〇	〇	〇
国際通話料	✕	✕	〇	〇

※ひかり電話の月額基本料は対象外

 

すべての回線の通話料に充てられるわけではないため、一度ご自身の契約内容をご確認のうえ、申し込んでみてください。

 

参考：NTT東日本｜テレホンカードによる通話料金のお支払（テレカ充当）

テレカを売るなら高価買取できる『買取大吉』へおまかせください

スマホによって連絡を取るのが当たり前となった現代では、テレカの需要は下がる一方です。しかし、必要としている人が一定数いるため、中古市場では数多く取引されています。

 

また、価値が高いプレミアテレカは、コレクションとして需要があるため、額面以上で取引されるのも珍しくありません。

 

お持ちのテレカにプレミア価格がついて高価買取される可能性もあります。ぜひ買取実績が豊富な『買取大吉』へ査定に出してみてください。

 

査定料は無料のため、初めて査定に出す方でも安心してご利用いただけます。