「日本人形はいくらで買取してもらえる?」
「ガラスケースに入ったままでも売れる?」
このような疑問はありませんか?
日本人形はガラスケースに入ったままでも査定でき、有名作家の作品や骨董品としての価値が認められるものは数万円〜100万円以上で取引されています。
一方で、お土産用の量産品は数百円〜数千円にとどまり、値段がつかない場合もあります。価格を分けるのは、ガラスケースではなく人形本体の作家・時代・保存状態です。
この記事では、日本人形の種類別・作家別の買取相場を一覧表で示したうえで、高価買取される条件・7つの処分方法・供養にかかる費用・高く売るコツまで解説します。
※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
<この記事でわかること>
- 日本人形の種類別・作家別の買取相場
- 高価買取される日本人形の4つの条件
- ガラスケース入り日本人形を処分する7つの方法と費用
- 日本人形を高く売るためのコツ
日本人形の買取はガラスケース入りのままでも可能

ガラスケース入りの日本人形は、ケースに入れたままの状態で査定・買取できます。価値の高い日本人形であれば、数十万円で取引されるケースも珍しくありません。
ただし、すべての日本人形に値段がつくわけではありません。観光地のお土産として販売されていた量産品は希少性が低く、買取価格が数百円程度になるか、値段がつかない場合もあります。
また、ガラスケース自体に価値が見出されるケースは稀有です。買取価格は人形本体の作家・制作年代・保存状態で決まるという点を、まず押さえておきましょう。
逆に言えば、ケースが黄ばんでいる・木枠に傷があるといった理由で売却をあきらめる必要はありません。ケースの状態が査定額を大きく左右することはないためです。
日本人形の種類別・作家別の買取相場

※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
日本人形の買取相場は、量産品なら数百円〜3万円前後、有名作家の作品や骨董品としての価値が認められるものなら数万円〜100万円以上が目安です。まず種類ごとの価格帯を一覧で確認してください。
| 種類 |
量産品・作家不明の相場 |
有名作家・骨董品の相場 |
代表的な作家・種別 |
| 雛人形 |
数千円〜3万円前後 |
5万円〜50万円 |
享保雛・次郎左衛門雛・真多呂人形・千匠 |
| 五月人形 |
1,000円〜5,000円前後 |
3万円〜8万円前後 |
平安住一水・鈴甲子雄山・加藤峻厳 |
| 木目込み人形 |
数千円〜1万円前後 |
10万円〜20万円 |
野口園生・加茂人形・田中秀代 |
| こけし人形 |
数百円〜3,000円前後 |
1万円〜30万円 |
棟方志功・佐藤正廣・戦前の希少品 |
| 市松人形 |
数千円〜1万円前後 |
5万円〜15万円、最上位は100万円以上 |
平田郷陽・山川永徳斎・大木平蔵 |
| 御所人形 |
3,000円〜1万円前後 |
数万円〜20万円 |
伊東久重・島田耕園 |
| 博多人形 |
1,000円〜5,000円前後 |
5万円〜10万円以上 |
中村信喬・宗田源造・井上あき子 |
| 奈良人形(一刀彫) |
数千円〜1万円前後 |
33万円〜45万円 |
森川杜園・中尾忠信 |
※2026年7月時点の参考買取相場です。金額は目安であり、実際の買取価格は作家の真贋・制作年代・保存状態・付属品の有無・市場動向によって変動するため、買取価格を保証するものではありません。
本章で扱う日本人形は以下の8種類です。
- 雛人形(ひな人形)
- 五月人形
- 木目込み人形
- こけし人形
- 市松人形
- 御所人形
- 博多人形
- 奈良人形
雛人形(ひな人形)

雛人形の買取相場は、量産品で数千円〜3万円前後、有名作家の作品や江戸期の骨董品で5万円〜50万円が目安です。女の子の成長を願って飾る桃の節句の人形であり、日本人形のなかでも査定依頼の多い種類にあたります。
高値がつきやすい雛人形の例は以下のとおりです。
- 享保雛は〜50万円
- 次郎左衛門雛は〜30万円
- 千匠作は9万円前後
- 真多呂人形・柴田家千代作は5万〜10万円
江戸時代に作られた享保雛や次郎左衛門雛は骨董品としての価値が認められており、高額で取引されています。面長で切れ長の目、豪華な衣装が特徴で、段飾りが欠けていても評価される場合があります。
一方、久月・吉徳大光といった現代の量産ラインは、状態がよくても3万円前後が上限になりやすい傾向です。
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五月人形

五月人形の買取相場は、量産の鎧飾り・兜飾りで1,000円〜5,000円前後、有名作家の作品で3万円〜8万円前後が目安です。男の子の成長を願って飾る人形で、需要が春先に集中する点も価格に影響します。
有名作家が手掛けた五月人形は以下が買取相場の目安です。
- 平安住一水は3万〜5万円以上
- 鈴甲子雄山は5万〜8万円前後
- 加藤峻厳の江戸甲冑は8万円前後
四代続く雅号を持つ平安住一水や、伝統工芸士に認定されている鈴甲子雄山の作品は高価買取される傾向にあります。作家名は兜の裏や櫃、収納箱の底に記されていることが多いため、査定前に確認してください。
なお、作家名が確認できない五月人形は買取が難しく、値段がつかない場合もあります。
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木目込み人形
木目込み人形の買取相場は、量産品で数千円〜1万円前後、有名作家の作品で10万円〜20万円が目安です。木彫りの胴体に溝を彫り、布地を押し込んで仕上げる技法で作られており、丸みを帯びたかわいらしい形が特徴となります。
高価買取される木目込み人形の例は以下のとおりです。
- 野口園生は〜20万円
- 加茂人形は〜10万円
- 田中秀代は〜15万円
1986年に衣裳人形の分野で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された野口園生の作品は、文化的な価値が非常に高く評価されています(参考:公益社団法人日本工芸会「人間国宝紹介」)。
また、木目込み人形の起源とされる江戸期の加茂人形も、骨董品として価値のある種類です。
こけし人形

こけし人形の買取相場は、近年の土産品で数百円〜3,000円前後、有名工人の作品や戦前の希少品で1万円〜30万円が目安です。東北地方で生まれた木製の人形で、丸い頭と円筒状の胴体が特徴となります。
価値のあるこけし人形と買取相場は以下のとおりです。
- 棟方志功は〜10万円
- 佐藤正廣は2万〜30万円
- 盛秀太郎・宮本永吉は1万〜5万円
とくに、佐藤正廣は「宮城伝統こけし」を手掛ける工人として知られており、状態のよいものであれば数十万円で買取されることもあります。胴体の底面には工人の署名が入る場合が多く、産地・工人を特定する手がかりになります。
市松人形

市松人形の買取相場は、量産品で数千円〜1万円前後、有名作家の作品で5万円〜15万円、最上位では100万円以上が目安です。おかっぱ頭と愛らしい顔立ちが特徴で、江戸時代の歌舞伎役者「佐野川市松」に似せて作られたことが名前の由来とされています。
市松人形の作家別の買取相場は以下のとおりです。
- 平田郷陽は100万円以上
- 山川永徳斎は〜15万円
- 二代 大木平蔵は数万円〜5万円
1955年に衣裳人形の分野で人間国宝に認定された平田郷陽の作品は、100万円以上で取引されることもあります。山川永徳斎の作品も高い評価を受けており、共箱や作家の落款が残っていれば査定額が伸びやすくなります。
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御所人形
御所人形の買取相場は、量産品で3,000円〜1万円前後、有名作家の作品で数万円〜20万円が目安です。ふっくらとした体つきと丸い頭が特徴で、愛らしい子どもの姿を再現した人形として江戸時代の京都で誕生しました。
高価買取される作家と金額は以下のとおりです。
江戸時代中期から続く京都の人形司の家系である伊東久重の作品は高く評価されており、高値で取引されています。桐塑に胡粉を重ねた白い肌の艶が損なわれていないかが、査定の分かれ目になります。
博多人形

博多人形の買取相場は、土産用の量産品で1,000円〜5,000円前後、有名作家の作品で5万円〜10万円以上が目安です。福岡県博多地区で作られる伝統工芸品で、素焼きの人形に直接彩色する点が特徴となります。
以下の作家による博多人形は、高価買取される傾向にあります。
- 中村信喬は10万円以上
- 宗田源造は〜5万円
- 井上あき子は〜5万円
人形師の家に生まれた中村信喬の作品は10万円以上で取引されることもあり、博多人形のなかでも評価が高い部類です。福岡県の重要無形文化財に認定された宗田源造の作品も、同様に高値で売買されています。
いわゆる博多美人を表現した人形は種類が豊富で、なかでも作家の落款や共箱が残っているものが評価されやすくなります。
奈良人形
奈良人形の買取相場は、量産品で数千円〜1万円前後、有名作家の作品で33万円〜45万円が目安です。ノミで力強く彫られた大胆なタッチが特徴で、奈良の一刀彫とも呼ばれ、その歴史は平安時代までさかのぼるとされています。
有名な作家と買取相場は以下のとおりです。
幕末から明治にかけて活躍した森川杜園の作品は非常に高く評価されており、40万円以上で取引されることもあります。一刀彫の中尾忠信の作品も高値がつく傾向です。
高価買取される日本人形の特徴

高価買取される日本人形には、作家・制作年代・入手経路・保存状態という4つの共通点があります。日本人形は作者・品質・希少性で価値が変わるため、査定を受けるまで明確な買取価格はわかりません。
ただし、以下の特徴を持つ日本人形は価値が認められやすく、買取価格が高くなる傾向にあります。
- 有名作家・人間国宝が手掛けたもの
- 江戸時代より前に作られたもの
- 入手経路が明確にわかるもの
- 保存状態がよい
有名作家・人間国宝が手掛けたもの
有名作家や人間国宝が手掛けた日本人形は、高価買取が期待できます。人間国宝は重要無形文化財保持者として国に認定された人物であり、生み出す作品は文化的価値が非常に高く、比例するように買取価格も高くなる傾向です。
人形の分野では、衣裳人形・桐塑人形・紙塑人形の3区分で計7名が認定されています。市松人形の平田郷陽、木目込み人形の野口園生などが代表例です。
そのため、たとえ状態が悪くても、有名作家・人間国宝の作品であれば高値がつくことも少なくありません。
作者によって価値が大きく変わるため、人形本体だけでなく、作者の名前が書かれた箱や由来書といった付属品も一緒に保管しておきましょう。
江戸時代より前に作られたもの
江戸時代よりも前に作られた日本人形も、高価買取が期待できます。昔の人形は現存する数が少ないため、それだけで希少性が高くなるのです。
また、当時の素材である江戸ちりめん・錦織などの貴重な古布が使われている点も、価値を高める要因となります。
古い人形は多少の傷や汚れがあってもコレクターからの人気が高く、高額で取引されるケースも珍しくありません。制作年代の判断は難しいため、自分で古いと決めつけず査定士に確認してもらってください。
入手経路が明確にわかるもの
いつ・どこで購入したかなどの入手経路がはっきりしている日本人形は、買取価格が上がる傾向にあります。
入手経路が明確だと制作された時代や場所を特定しやすくなるため、人形の価値を正確に判断できる可能性が高まるのです。
とくに古い人形は、わずかな情報でも価値の証明につながります。いつ・誰から譲り受けたかを覚えている場合は、事前に情報をまとめておきましょう。
家族や親戚に確認しておくことも、価値を証明するうえで大切です。
保存状態がよい
保存状態のよい日本人形も、高価買取される傾向にあります。状態がきれいな人形はコレクションとしての価値が高まるためです。
反対に、顔のひび割れ・髪の乱れ・衣装のシミなどがあると査定額が下がってしまいます。とくに顔と髪は真っ先に確認される部分のため、購入時の状態をどれだけ保てているかが評価を分けます。
日本人形の保管方法は後述するため、ぜひ参考にしてみてください。
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ガラスケース入り日本人形を処分する7つの方法

ガラスケース入り日本人形の処分方法は、費用がかからず現金化もできる買取を軸に、供養・寄付・自治体のごみ・回収業者を組み合わせて選びます。主な選択肢は以下の7つです。
- 知人に譲る
- ゴミに捨てる
- フリマアプリ・オークションへ出す
- 福祉施設に寄付する
- 供養してから処分する
- 不用品回収業者を利用する
- 買取に出す
知人に譲る
処分方法に迷ったら、親戚や知人に譲る方法も選択肢になります。大切にしてくれる人がいれば、費用をかけずに手放せるでしょう。
ただし、人形は持ち主の厄を引き受けると言われており、厄を一緒に渡してしまうと考える人もいます。
そのため、厄除けのために購入した人形は、譲る前に一度相手へ確認してみてください。ガラスケースごと運ぶ場合は破損しやすいため、受け渡し方法も事前に決めておくと安心です。
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ゴミに捨てる
日本人形は、お住まいの自治体のルールに従えば家庭ごみとして処分できます。
人形本体が自治体指定のゴミ袋に収まるサイズであれば、追加費用なしで捨てられる場合が多いでしょう。
しかし、ガラスケースが大きく規定のサイズをオーバーする場合は粗大ごみとして扱われ、処理手数料がかかることがあります。多くの自治体では一辺30cmまたは50cmを超えるものが粗大ごみの目安です。
ガラスケース・木枠・人形の小物などは、素材ごとに分別が必要になるケースもあります。捨てる前に自治体のホームページで分別区分と手数料を確認しましょう。
フリマアプリ・オークションへ出す
フリマアプリやネットオークションでは自分で自由に値段を設定できるため、思わぬ高値で売れる可能性があります。
とくに有名作家の作品や希少価値の高いものは、マニアやコレクターに高額で買ってもらえるチャンスです。一方で、出品・梱包・発送の手間がかかる点はデメリットと言えます。
また、すぐに買い手が見つからない場合の保管場所・配送中の破損・購入者とのトラブルなどのリスクも考慮しなければなりません。ガラスケース入りの人形は割れ物として厳重に梱包する必要があり、送料も大きくなりがちです。
福祉施設に寄付する
思い入れのある日本人形を処分する代わりに、福祉施設や団体へ寄付する方法もあります。
寄付された人形は国内外の施設や子どもたちの元へ届けられるため、社会貢献の一環として役立てられるでしょう。
ただし、寄付できる人形には状態やサイズの条件があることが多く、ガラスケースは受け付けていない団体も見られます。事前に寄付先の受付条件と送料の負担区分を確認しておいてください。
供養してから処分する
思い出が詰まった人形を捨てることに抵抗がある方は、供養してから手放す方法を選べます。費用の目安は以下のとおりです。
| 供養の方法 |
費用の目安 |
特徴 |
| 神社・お寺へ持ち込む |
1体あたり500円〜3,000円程度 |
段飾りなど大型のセットは1万円前後になることもある |
| 郵送でお焚き上げを依頼する |
段ボール1箱で5,000円〜1万円程度 |
持ち込みが難しい場合に選べる。送料は別途かかる |
| 日本人形協会の供養代行サービス |
1箱5,000円+ゆうパック料金(2箱目以降は1箱2,000円) |
毎年10月頃の人形感謝(供養)祭で供養される |
| 自分で供養する |
実質無料 |
供養後は自治体のルールに従って処分する |
※2026年7月時点の一般的な目安です。金額・受付条件は神社・寺院・団体によって異なるため、依頼前に必ず確認してください。
神社やお寺で供養してもらうのが一般的ですが、人形の種類やガラスケースの有無によっては受け付けてもらえない場合があるため、ホームページなどで事前に確認しておきましょう。
近くに受け入れ先が見つからないときは、一般社団法人日本人形協会の「人形感謝(供養)代行サービス」という選択肢もあります。申し込みは一年中受け付けており、送られた人形は毎年10月頃の東京大神宮の人形感謝(供養)祭で供養されるという流れです。
自分で供養することもできます。和紙の上に人形を置いて塩をふり、感謝の気持ちを込めて祈りを捧げましょう。供養後は、自治体のルールに従ってゴミとして処分してください。
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不用品回収業者を利用する
手間をかけずに処分したい場合は、不用品回収業者を利用する方法があります。
不用品回収業者は、日本人形だけでなくガラスケースや段飾りなど、付属品もまとめて回収してくれる点が大きなメリットです。家から運び出す作業も任せられるため、時間や労力をかけずに処分できます。
ただし、依頼先の許可の有無は必ず確認してください。家庭から出る廃棄物の収集運搬には市区町村の一般廃棄物処理業の許可が必要で、環境省も無許可業者を利用しないよう注意を呼びかけています。古物商許可や産業廃棄物処理業の許可だけでは家庭ごみを回収できません。
不法投棄や高額請求のトラブルを避けるため、料金体系と許可番号を事前に確認したうえで依頼しましょう。
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買取に出す
費用をかけずに手放したいなら、買取業者への売却が有力な選択肢です。処分費用や供養料がかからないうえ、値段がつけば現金化もできます。
専門の鑑定士がいる買取店なら人形の価値を正しく見極められるため、思わぬ高値がつく可能性があります。ガラスケースの処分に悩む必要もありません。
大切にしてきた人形が次の誰かへ受け継がれるだけでなく、臨時収入も得られるかもしれません。
『買取大吉』でも日本人形を査定しています。作家がわからない人形や、長年しまい込んでいた人形もお気軽にご相談ください。
日本人形を高く売るためのコツ

日本人形を高く売るコツは、付属品をそろえ、状態を保ったまま、人形の査定に慣れた業者へ複数依頼することに尽きます。押さえておきたいポイントは以下の5つです。
- 付属品を揃える
- 適切に保管する
- 無理に掃除・修理しない
- 日本人形の買取実績がある業者を利用する
- 複数の買取業者に査定依頼する
付属品を揃える
日本人形を高く売るためには、購入時の付属品をできるだけ揃えることが重要です。付属品が揃っていると人形の価値がより高まると判断されるためです。
とくに、有名作家の作品は模作が出回っている場合もあるため、本物であることを示す保証書や由来書があると査定がスムーズに進みます。
共箱・説明書・立札・道具類などが残っていれば、作家名や制作年がわかり、査定額アップにつながる可能性もあるでしょう。ガラスケースの木枠に貼られたラベルも手がかりになります。
適切に保管する
日本人形は、色あせや劣化を防ぐために日の当たらない場所で保管することが大切です。
直射日光が当たる窓際や湿気の多い場所は避けましょう。高温多湿の環境は人形の傷みやカビの原因となり、買取価格が下がってしまう可能性があります。
風通しのよい押し入れの上段・日の当たらない棚などで、乾燥剤を使って保管することをおすすめします。防虫剤は種類によって衣装を変色させるため、人形用のものを選んでください。
無理に掃除・修理しない
人形にひび割れや欠けなどの傷みがあっても、無理に修理や掃除をしないことが大切です。
不慣れな手入れは、かえって人形の状態を悪くしてしまい、買取価格の減額につながる可能性があります。とくに顔の胡粉は水拭きで剥がれやすく、衣装のシミ抜きも生地を傷める原因になりがちです。
買取に出す際は、人形やガラスケースのホコリを乾いた柔らかい布で拭き取る程度にしておきましょう。
日本人形の買取実績がある業者を利用する
日本人形を高く売りたいなら、買取実績が豊富な業者を選ぶことも大切です。
買取実績のある店には査定経験が豊富な鑑定士が在籍する場合が多く、人形の作家性や時代背景まで踏まえた評価を受けられます。
無名作家の作品でも価値を正しく判断してもらえる可能性があります。買取実績はホームページに掲載されている場合が多いため、事前に確認するとよいでしょう。
複数の買取業者に査定依頼する
より高く日本人形を売りたいのであれば、複数の買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。
業者によって査定の基準や得意な分野が異なるため、同じ人形でも買取価格に差が出ます。1社だけの査定では、金額が妥当かどうか判断できません。
複数の見積もりを取れば、人形の価値をより正確に把握できます。最低でも2社以上に依頼し、査定額だけでなく評価の根拠まで説明してくれるかを比べてみてください。
なお、こちらが依頼していないのに突然訪問して買い取ろうとする業者には注意が必要です。訪問購入には特定商取引法のルールがあり、事業者名や勧誘目的の明示義務、8日間のクーリング・オフ、物品の引渡しを拒む権利などが定められています(参考:国民生活センター「訪問購入(訪問買い取り)のトラブルを防ぐには」)。
日本人形を手放す前に必ず確認
査定を依頼する前に、共箱・保証書・立札などの付属品と、いつ誰から譲り受けたかの記録を手元にそろえてください。査定料・出張料・宅配の返送料といった費用の有無も、申し込み前に確認しておくと安心です。
日本人形の査定・買取は『買取大吉』にお任せ

『買取大吉』では、日本人形・雛人形・五月人形・アンティークドールを査定しています。ガラスケースに入れたままの状態でも問題ありません。
破損している・汚れている・付属品がない・作家がわからないといったお品物も、まずはご相談ください。ライフスタイルに合わせて選べる3つの買取方法をご用意しています。
- 店頭買取|予約不要でお近くの店舗へ持ち込み
- 出張買取|鑑定士が自宅へ訪問し出張料も無料
- 宅配買取|送料・査定料無料で店舗へ送るだけ
店頭買取|予約不要でお近くの店舗へ持ち込み
予約不要で相談でき、その場で査定から現金化まで進められるのが店頭買取の強みです。
店舗は駅の近くや商業施設内にあるため、お出かけのついでに気軽にお立ち寄りいただけます。熟練の鑑定士が常駐しており、査定額にご納得いただけましたら、その場で現金をお渡しします。
査定は無料です。ガラスケースごと持ち込んでいただいて構いませんので、ぜひ気軽にご来店ください。
出張買取|鑑定士が自宅へ訪問し出張料も無料
店舗まで持ち運ぶのが難しい日本人形や、量が多い場合でも安心してご利用いただけるのが出張買取です。
鑑定士がご自宅へ直接お伺いします。メールやLINEでご都合のよい日時をお知らせください。
査定後、金額にご納得いただけたら、すぐに現金をお支払いします。出張費用や査定料はかかりません。
宅配買取|送料・査定料無料で店舗へ送るだけ
近くに店舗がない方や、忙しくて時間が取れない方には宅配買取が向いています。
お申し込み後、無料で送付キットをお届けします。人形を梱包して送るだけで査定を受けられるため、ご自身のペースで手続きを進められるでしょう。
査定額にご納得いただけましたら、指定の口座へお振込みいたします。送料・査定料はすべて無料です。
【Q&A】日本人形の買取に関するよくある質問

日本人形の買取で寄せられることの多い質問をまとめました。
Q.日本人形はいくらで売れますか?
量産品なら数百円〜3万円前後、有名作家の作品や骨董品なら数万円〜100万円以上が目安です。
市松人形の平田郷陽作のように100万円以上で取引される例がある一方、作家不明の土産品は数百円にとどまります。金額の幅が大きいため、種類別の相場表を確認したうえで査定を受けてください。
Q.ガラスケースに入ったままでも買取してもらえますか?
はい、ガラスケースに入れたままでも買取できます。
ケースから出す作業は不要です。査定額は人形本体で決まるため、ケースの黄ばみや木枠の傷が理由で減額されることは基本的にありません。無理に取り出すと人形を傷める恐れがあるため、そのままお持ちください。
Q.作家名がわからない日本人形でも買取できますか?
はい、作家名がわからなくても査定は可能です。
作家名は共箱の蓋裏・人形の背中や底面の落款・立札などに記されている場合があります。見当たらない場合でも、素材・技法・衣装の生地から制作年代を推定して評価します。心当たりのある箱や書類があれば一緒にお持ちください。
Q.汚れや破損がある日本人形は買取してもらえますか?
状態が悪くても買取できる場合があります。
有名作家の作品や古い時代の人形は、多少の傷みがあっても価値が認められることが少なくありません。自分で修理や染み抜きをすると、かえって減額の原因になります。手を加えず、そのままの状態で査定を受けてください。
Q.買取と供養はどちらを選ぶべきですか?
値段がつく可能性がある人形はまず買取査定を受け、値段がつかなかった場合に供養を検討する順番がおすすめです。
供養には1体500円〜3,000円程度、段ボール1箱の郵送で5,000円〜1万円程度の費用がかかります。買取であれば費用は発生せず、値段がつけば現金化もできます。気持ちの整理を優先したい場合は、供養を選んで差し支えありません。
Q.雛人形や五月人形もまとめて買取してもらえますか?
はい、雛人形・五月人形・日本人形をまとめて査定できます。
段飾りや鎧兜は点数が多く運びにくいため、出張買取を選ぶと負担が少ないでしょう。雛人形は桃の節句前、五月人形は端午の節句前に需要が高まる傾向があり、時期によって評価が変わる場合もあります。
Q.日本人形を売るときに本人確認書類は必要ですか?
はい、買取時には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。
中古品の売買は古物営業法にもとづいて行われ、買取業者には相手方を確認する義務があります。有効期限内の書類をご用意ください。未成年の場合は保護者の同意が必要になります。
Q.フランス人形や西洋人形も買取対象ですか?
はい、フランス人形やビスクドールなどの西洋人形も買取対象です。
西洋人形の相場は数千円〜数万円が中心で、著名メーカーのアンティークドールは数十万円以上で取引されることもあります。頭部の刻印やメーカー名が価値の判断材料になるため、確認できる範囲でお伝えください。
日本人形の売却は焦らず比較検討を
その場で契約を急かされても、査定内容に納得できるまで即決を避けてください。評価の根拠を詳しく説明してもらい、同じ条件で複数の査定を比べることが、後悔しない売却につながります。
まとめ:日本人形の買取相場は作家と時代で決まる

※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
日本人形の買取相場は、量産品で数百円〜3万円前後、有名作家の作品や骨董品として価値が認められるもので数万円〜100万円以上が目安です。ガラスケースに入ったままでも査定でき、価格を決めるのは人形本体の作家・時代・保存状態となります。
ごみとして処分することに抵抗がある方は、費用のかかる供養や回収を選ぶ前に、まず買取査定を試してみてください。『買取大吉』は、どのような日本人形も大歓迎です。
査定料は無料のため、『買取大吉』で無料査定をしてみてはいかがでしょうか。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。