「クローゼットに吊るしたままの毛皮のコート、今いくらで売れるのだろう」
「20年以上前に買った古い毛皮でも、買取してもらえるのだろうか」
そんな疑問や不安を抱えている方も多いでしょう。
この記事では、毛皮の参考買取相場と査定で見られる条件、買取できない毛皮の見分け方、富士市で売るときの進め方までを解説します。
読み終える頃には、手元の1着について何を確認すればよいのかが分かり、店頭に持ち込むか出張査定を依頼するかを選べるようになります。
※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
<この記事でわかること>
- ミンクコートの形態別・ブランド別の参考買取相場
- セーブル・フォックス・ムートン・ラビットで査定時に見られる点
- 買取価格を左右する4つの条件と、自分で確認できる範囲
- 品質表示タグから毛皮の種類を確かめる手順
- 古い毛皮・傷んだ毛皮を査定に出す前に確認すること
- ワシントン条約・種の保存法に関わる毛皮の扱い
- 富士市の店舗情報と、持ち込み・出張の選び方
毛皮の買取相場は種類と形態で決まる

毛皮の買取相場は、毛皮の種類・形態・ブランドの有無・状態の組み合わせで決まります。今回の調査で金額まで公開情報を確認できたのはミンクのコートで、ほかの種類は個別査定で確認する形になります。
購入したときの価格が、そのまま現在の買取価格になるわけではありません。毛皮は中古品として再び販売できるかどうかで評価されるため、購入価格と買取価格は別のものとして考えてください。
次の表は、種類ごとに「金額の公開情報を確認できたかどうか」と「査定で確認される主な点」を整理したものです。
| 種類 |
参考買取相場(円) |
査定で確認される主な点 |
確認日 |
| ミンク(コート) |
5,000円〜400,000円(形態とブランドの有無で分かれる。内訳は下の表) |
毛並みのそろい方・裏地や革の傷み・原皮ラベルやブランドタグの有無 |
2026-09-15 |
| セーブル |
公開されている金額を確認できていないため個別査定 |
産地や品質の表示・毛先の光沢・毛の抜けや裏地の傷み |
2026-09-15 |
| フォックス |
公開されている金額を確認できていないため個別査定 |
毛色の表示・毛足の絡みや寝ぐせ・変色の範囲 |
2026-09-15 |
| ムートン |
公開されている金額を確認できていないため個別査定 |
革面のひび割れ・毛のつぶれ・産地や品種の表示 |
2026-09-15 |
| ラビット |
公開されている金額を確認できていないため個別査定 |
毛抜けの程度・毛足のつぶれ・製品ブランドの有無 |
2026-09-15 |
※上記は買取市場の公開情報をもとにした参考買取相場です。金額は目安であり、実際の買取価格は状態・付属品・市場動向によって変動するため、買取価格を保証するものではありません。
※「個別査定」は、金額の公開情報を今回の調査(2026年9月15日)で確認できなかったという意味であり、買取できないという意味ではありません。
ミンクのコートについては、形態とブランドの有無ごとの参考買取相場が公開されています。内訳は次のとおりです。
| 形態 |
ノーブランド |
ブランド品 |
確認日 |
| ロングコート |
30,000円〜60,000円 |
100,000円〜400,000円 |
2026-09-15 |
| ハーフコート |
20,000円〜50,000円 |
200,000円〜300,000円 |
2026-09-15 |
| ショートコート |
5,000円〜10,000円 |
100,000円〜200,000円 |
2026-09-15 |
※上記は買取市場の公開情報をもとにした参考買取相場です。金額は目安であり、実際の買取価格は状態・付属品・市場動向によって変動するため、買取価格を保証するものではありません。
※金額はミンクコートの買取相場を解説したページで公開している参考買取相場です(2026年9月15日確認)。ブランド品はブランドや状態によって幅があります。
※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
ストール・マフラー・襟といった小物は、コートとは毛皮の使用面積が異なります。コートの金額をそのまま当てはめることはできないため、個別に査定で確認してください。
種類と形態ごとのポイントは、次の5点に整理できます。
- ミンクは毛質と縫製で評価が分かれる
- セーブルは産地・品質・状態を確認する
- フォックスは色と毛足の長さで差が出る
- ラビット・ムートンは値がつきにくい
- ストール・マフラー・襟だけでも査定を相談できる
ミンクは毛質と縫製で評価が分かれる
ミンクのコートの参考買取相場は、ノーブランドのロングコートで30,000円〜60,000円、ブランド品のロングコートで100,000円〜400,000円です(2026年9月15日確認)。
ミンクは毛が短くそろっているのが特徴で、毛先が乾いてパサついた個体は、同じミンクでも査定額が低くなります。毛並みの状態は査定でまず確認される点です。
縫製の違いも価格に表れます。細長く裁った毛皮をつなぎ合わせる「レット・アウト」と呼ばれる手間のかかる仕立ては、毛の流れがまっすぐ縦に通るのが特徴で、査定時の確認対象になります。
着丈も見られる点の一つでしょう。ロングコートはショートコートより毛皮の使用面積が多く、公開されている参考買取相場でも形態ごとに金額の幅が異なります。
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セーブルは産地・品質・状態を確認する
セーブルはクロテンの毛皮で、産地と品質の表示、毛先の状態が査定で確認されます。金額の公開情報は今回の調査では確認できませんでした。
セーブルのなかでもロシア産のものは「ロシアンセーブル」と表示される場合があります。産地の表示はタグや保証書で確認できることがあるため、残っていれば査定時に伝えてください。
毛先の見え方も手がかりになります。セーブルは毛先に銀色がかった光沢が出るといわれますが、光沢だけで種類や金額が決まるわけではないため、あくまで参考にとどめましょう。
ストールやマフラーの形でも査定の相談はできます。金額がつくかどうかは素材・状態・受付先の基準によって異なるため、持ち込む前に品物の状態を伝えて確認すると確実です。
フォックスは色と毛足の長さで差が出る
フォックスは毛色の表示と毛足の状態で評価が分かれます。金額の公開情報は今回の調査では確認できませんでした。
フォックスは毛足が長くボリュームがあるのが特徴です。シルバーフォックス・ブルーフォックス・シャドーフォックスといった毛色の表示があれば、査定時の判断材料になります。
毛足の状態も確認されます。長い毛が絡まっていたり、ハンガー跡で肩の毛が寝てしまったりすると、ボリュームという特徴が失われて査定額に影響するでしょう。
白系のフォックスは経年で黄色く変色することがあります。変色は襟元や袖口など肌に触れる部分から広がりやすいため、範囲を見える範囲で確かめておいてください。
ラビット・ムートンは値がつきにくい
ラビットとムートンは、状態によっては値段がつかない場合があります。金額の公開情報は今回の調査では確認できませんでした。
ラビットはウサギの毛皮で、軽くて柔らかい反面、毛が抜けやすい素材です。毛抜けが進んだものは再び販売することが難しく、値段がつかないケースもあります。
ムートンは羊の毛皮を毛が付いたままなめした素材です。スペイン産のメリノ種やイタリア産のトスカーナ種といった産地・品種の表示が残っていれば、査定時に伝えておきましょう。
ラビットやムートンは、ブランドのアパレル製品として販売されたものであれば、毛皮ではなく洋服として評価される場合があります。ブランドタグが残っているかどうかも確認してください。
ストール・マフラー・襟だけでも査定を相談できる
毛皮のストール・マフラー・襟だけでも査定の相談はできますが、金額がつくかどうかは素材・状態・再販の可否・受付先の基準によって異なります。
コートを持っていなくても、毛皮の小物を査定に出すことは可能です。ただし種類や状態によって扱いが変わるため、「査定を相談できること」と「金額がつくこと」は分けて考えてください。
コートから取り外した襟や、ジャケットの袖口に使われている部分使いの毛皮は、受付の可否が店によって分かれます。持参や発送の前に、品物の状態を伝えて受け付けてもらえるかを確認しましょう。
複数点をまとめて相談すること自体は問題ありません。まとめれば必ず金額がつくわけではないため、点数と種類を先に伝えたうえで相談するのが確実です。
毛皮の買取価格を左右する4つの条件

毛皮の買取価格は、種類と毛質・品質表示タグとブランド・サイズと仕立て・保管状態の4条件を中心に判断されます。同じ種類のコートでも、この4条件の差で査定額は変わります。
査定前に自分で確認できる4条件は次のとおりです。
- 種類と毛質の状態
- 裏地の品質表示タグとブランドの有無
- サイズと仕立ての再販しやすさ
- 保管状態と経年による劣化
種類と毛質の状態
毛皮の査定では、まず素材の種類が確認され、次に同じ種類のなかでの毛質の状態が評価されます。
毛質は、毛の密度・毛先の艶・毛のまとまりで判断されます。毛をかき分けたときに地肌の革が見えにくいほど密度が高い状態です。
毛先の艶は保管環境で変わります。直射日光が当たる場所に長く吊るしていた毛皮は毛先が白茶けることがあり、艶が失われた個体は評価に影響するでしょう。
確認するときは、毛を引っ張ったり強く逆撫でしたりしないでください。傷んだ毛皮は毛が抜けやすく、無理に触ると状態を悪化させてしまいます。見える範囲を写真に撮り、査定先へ伝える方法が安全です。
裏地の品質表示タグとブランドの有無
裏地に縫い付けられた品質表示タグの有無は、素材を示す情報として査定額に影響します。
品質表示タグには素材名が記載されており、毛皮の種類を確かめる根拠になります。タグがない毛皮は素材を示す情報が減るため、評価が低くなりやすい傾向です。
ブランドタグの有無も判断材料になります。サガミンク・サガフォックスといった原皮ブランドの表示や、アパレルブランドのタグが残っていれば、査定時に伝えてください。
購入時の保証書・ギャランティカード・購入店の袋が残っている場合は、一緒に査定へ出しましょう。付属品がそろっているほど、素材やブランドを示す材料が増えます。
サイズと仕立ての再販しやすさ
毛皮は再販市場で売れやすいサイズ・デザインかどうかが査定に影響します。
買取価格は、その毛皮が次の持ち主に渡るまでの売りやすさで決まります。一般的に着られるサイズと比べて極端に小さい、あるいは大きいものは、買い手が限られると考えてください。
デザインの流行も関係します。肩パッドが大きく入った仕立ては現在の好みと離れているため、素材がよくても評価が伸びにくい面があるでしょう。
一方で、着丈が長く毛皮の使用面積が多いロングコートは、素材としての需要が残る場合があります。デザインが古いという理由だけで処分を決める必要はありません。
保管状態と経年による劣化
毛皮は湿気と乾燥に弱く、保管状態の差が査定額の差になります。
毛皮の土台は動物の革であり、時間とともに油分が抜けて硬化します。硬くなった革は無理に折り曲げず、そのままの状態で査定に出してください。
湿気の多い場所で保管した毛皮は、カビや保管臭が発生しやすくなります。においはクリーニングで改善する場合もありますが、内部まで染みついていると減額の要因になるでしょう。
虫食いの穴も確認しておきたいポイントです。裏地をめくらずに見える範囲で、脇や裾など傷みやすい部分に穴が空いていないかを確かめておくと、査定額の見通しが立てやすくなります。

品質表示タグで毛皮の種類を確認する方法

毛皮の種類は、裏地の内側に縫い付けられた品質表示タグで確認できる場合があります。タグを読むときは、表示が「毛皮部分」「表地」「裏地」のどの部位を指しているかを合わせて確かめてください。
タグの確認方法は次の2つに分けて解説します。
- タグの位置と読み方
- タグがない毛皮を見分ける手がかり
タグの位置と読み方
毛皮の品質表示タグは、裏地の脇の縫い目付近や内ポケットの内側に縫い付けられていることが多く、位置は製品によって異なります。
コートを裏返し、脇下から裾に向かう縫い目をたどってください。細長い布製のタグが縫い込まれており、素材名・原産国・取扱い表示が記載されています。
タグを読むときは、表示の対象部位に注意しましょう。品質表示の欄に「アクリル」「ポリエステル」と書かれていても、それが裏地や基布の組成を指している場合があるため、毛皮部分の表示と読み分ける必要があります。
タグの「MINK」「SABLE」「FOX」という英語表記は、それぞれミンク・セーブル・フォックスを表す表示です。「SAGA MINK」「SAGA FOX」は原皮ブランドの表示で、アパレルブランドのタグとは役割が異なります。
タグの文字が薄れて読めないときは、スマートフォンのカメラで接写し、画面上で拡大すると判読できることがあります。読み取れた内容は査定時に伝えてください。
タグがない毛皮を見分ける手がかり
タグがない毛皮は、毛足の長さ・毛先の艶・革の質感が手がかりになりますが、これだけで種類を確定することはできません。
毛足が長くふわりと広がるものはフォックス、毛足が短くそろっているものはミンクが候補になります。ただし毛足の長さには製品ごとの幅があるため、寸法だけで種類を決めないでください。
毛が付いている面の裏側、つまり毛皮の革部分を見る方法もあります。革が薄く柔らかいか、厚く羊革のような質感かで候補は絞れますが、縫い目をほどいて確認する必要はありません。
種類を確定できない場合でも査定は受けられます。見える範囲の写真とタグ情報を査定先へ示し、専門の担当者に判定してもらう方が確実です。
古い毛皮・傷んだ毛皮は買取してもらえるか

年代だけで毛皮の買取可否が決まるわけではありません。毛皮は素材の種類と現在の状態で評価されるため、古くても査定の相談はできますが、状態やデザインによっては値段がつかない場合もあります。
状態別の扱いは、次の3つのケースに分けられます。
- 毛が抜ける・革が硬い毛皮の扱い
- 保管臭・黄ばみがある毛皮の扱い
- リフォーム済み・サイズ直し済みの毛皮の扱い
毛が抜ける・革が硬い毛皮の扱い
毛が抜ける毛皮や革が硬くなった毛皮も査定の相談はできますが、劣化の範囲が広いほど値段がつきにくくなります。
撫でたときに手のひらに少し毛が付く程度は、経年変化の範囲といえるでしょう。軽く触れただけで毛がまとまって抜け落ちる場合は、土台の革が傷んでいる状態です。
革の硬化は裾や袖口から進みます。硬くなった革を折り曲げると割れてしまうため、状態を確かめるために曲げる行為は避けてください。
劣化が進んだ毛皮を部分素材として再利用できるかどうかは、受付先の方針によって異なります。持参や発送の前に、毛の抜け方や革の状態を伝えて受け付けてもらえるかを確認しましょう。
保管臭・黄ばみがある毛皮の扱い
保管臭や黄ばみがある毛皮も査定の相談はできますが、においや変色の程度によって評価は変わります。
長期間クローゼットにしまっていた毛皮は、防虫剤のにおいが移っていることがあります。風通しのよい日陰で数時間陰干しすると軽減する場合があるため、査定前に試してみてください。
白系・アイボリー系の毛皮は、皮脂や紫外線で黄ばむことがあります。襟元や袖口など肌に触れる部分から変色が始まり、範囲が広いほど査定額に影響するでしょう。
カビが発生している場合は、自分でこすらないでください。カビのある品物は受付の可否が店によって分かれるため、持参や発送の前に状態を伝えて確認しておくと確実です。
リフォーム済み・サイズ直し済みの毛皮の扱い
リフォームやサイズ直しをした毛皮も査定の相談はできますが、元の仕立てのままの状態とは評価が変わります。
コートからジャケットへ仕立て直した毛皮は、毛皮の使用面積が減ります。さらにブランドや品質表示のタグが外れていると、素材を示す情報も少なくなるでしょう。
丈詰めや身幅調整といったサイズ直しの場合、どの程度評価に影響するかは仕立ての状態によって異なります。いつ、どのような直しをしたかを査定時に伝えてください。
リフォーム時に取り外したタグや余り布を保管している場合は、一緒に査定へ出しましょう。素材とブランドを示す材料になります。
買取できない毛皮と売る前に確認すること

買取できない毛皮には、法令で取引が制限される種類と、素材として評価対象にならないものの2種類があります。手元の毛皮が該当しないかを、査定に出す前に確認しておきましょう。
売る前に確認しておきたいのは次の3点です。
- ワシントン条約で取引が制限される種類
- フェイクファーは毛皮として評価されない
- 査定前に自分でクリーニングしないほうがよい理由
ワシントン条約で取引が制限される種類
ワシントン条約の附属書Iに掲載された種の毛皮は、国内での譲渡し等についても種の保存法にもとづく規制を受け、登録を受けることで取引が可能になる制度があります。
ワシントン条約とは、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約です。環境省のワシントン条約の解説(2026年9月15日確認)によると、規制の内容は附属書I・II・IIIの3区分に分かれています。
附属書Iは絶滅のおそれが高い種を掲載しており、商業目的の国際取引は原則禁止です。同ページでは、附属書I掲載種は国内の取引についても種の保存法にもとづく国際希少野生動植物種として規制を受けると示されています。
国内では譲渡し等が原則禁止となる一方、登録を受けることで取引できるようになる制度があります。
環境省の個体等の登録制度のページ(2026年9月15日確認)では、登録の対象に毛皮などの器官の加工品が含まれること、登録機関が一般財団法人自然環境研究センターであることが示されています。
古い毛皮であれば自動的に売れるわけではなく、登録証があれば必ず買い取ってもらえるわけでもありません。まずは対象の種かどうか、取得の経緯、登録を受けられるかどうかの順に確認してください。
該当する種かどうかは、種名・亜種・個体群の条件まで含めて最新の附属書一覧で確かめる必要があります。附属書の区分は締約国会議で改定されるため、この記事に種名は掲載していません。
フェイクファーは毛皮として評価されない
フェイクファーは化学繊維で作られた人工素材のため、天然の毛皮としての評価対象にはなりません。
フェイクファーとは、動物の毛皮に似せて化学繊維で作られた素材です。品質表示タグを見るときは、その組成表示が毛の部分を指しているのか、裏地や基布を指しているのかを読み分けてください。
タグがない場合は、毛をかき分けて根元を見る方法があります。天然の毛皮は根元がなめした革でできているのに対し、フェイクファーは布地に毛が植え付けられており、格子状の織り目が見えるはずです。
フェイクファーであっても、ブランドの衣類として受け付けてもらえる場合があります。天然毛皮としての評価とは別の扱いになるため、ブランドタグが残っていれば査定時に伝えましょう。
査定前に自分でクリーニングしないほうがよい理由
毛皮は一般のクリーニングで風合いが損なわれる可能性があるため、査定前に洗ったり出したりしないでください。
毛皮の土台はなめした革であり、水や一般的な溶剤に触れると硬化・縮み・毛抜けが発生します。通常の衣類と同じクリーニングに出すと、査定額が低くなるリスクがあるでしょう。
事前のクリーニング費用を自己負担しても、その分が査定額に上乗せされるとは限りません。手入れをしてから出すかどうかは、事前に受付先へ相談してください。
査定前にできるのは、表面のほこりを柔らかいブラシで毛の流れに沿って払うことと、風通しのよい日陰で陰干しすることの2つです。これ以上の手入れは専門業者に任せましょう。
査定の結果、値段がつかなかった場合の選択肢も整理しておきます。
| 次の選択肢 |
確認すること |
| あらためて相談する |
毛皮の取扱い範囲と、部分素材やリフォーム品を受け付けてもらえるかを事前に伝えて確認する |
| 手元に残す・リフォームする |
リフォームの費用と仕上がりを先に見積もる。費用を回収できるとは限らない |
| 処分する |
お住まいの自治体の分別区分を確認する。富士市は衣類・ふとん類の出し方を公開している(2026年9月15日確認) |
| 規制対象の可能性がある |
売却・譲渡の前に、種の保存法の規制対象かどうかと登録の要否を確認する |
毛皮を売る方法の選び方

毛皮を売る方法は、買取専門店・フリマアプリ・ネットオークション・リサイクルショップの4つに分かれます。
手間をかけずに現金化したいなら買取専門店、時間をかけてでも自分で価格を決めたいならフリマアプリが選択肢になります。
次の表は、4つの売り先を「向いている人」「向かない人」の観点で比較したものです。
| 選択肢 |
向いている人 |
向かない人 |
費用・期間の確認方法 |
| 買取専門店 |
種類が分からない毛皮を見てもらいたい人・その場で金額を確認したい人 |
自分で価格を決めて売りたい人 |
査定料・出張料・キャンセル料の有無は店ごとに異なる。『買取大吉』の条件ははじめての方へで確認できる(2026年9月15日確認) |
| フリマアプリ |
出品・梱包・発送を自分で行える人・売り急いでいない人 |
スマートフォンの操作や購入者とのやり取りに不安がある人 |
販売手数料と送料はサービスごとに異なる。売れるまでの期間も決まっていないため、手数料と送料を差し引いた手取りで比べる |
| ネットオークション |
入札での価格変動を許容できる人 |
落札額が読めないリスクを避けたい人 |
落札システム利用料はサービスごとに異なる。出品前に各サービスの公式情報で料率と出品期間を確認する |
| リサイクルショップ |
毛皮以外の衣類や家財もまとめて手放したい人 |
毛皮の素材ごとの説明を受けたい人 |
毛皮の査定体制があるかは店ごとに異なる。持ち込む前に毛皮を取り扱っているかを確認する |
※費用・期間は各サービスの公式情報で最新の条件を確認してください。業態だけで金額の高低や売却までの早さが決まるわけではありません。
売り先を選ぶときは、毛皮の取扱いがあるか、個体ごとに説明を受けられるか、費用はいくらか、買取できなかった場合はどう扱われるかの4点を比べると判断しやすくなります。
なお、種の保存法の規制対象になる可能性がある毛皮は、確認が済むまでフリマアプリやオークションに出品しないでください。
買取専門店を選ぶ場合、さらに店頭へ持ち込むか出張査定を依頼するかを決める必要があります。それぞれの向き不向きは以下のとおりです。
店頭に持ち込む場合
店頭への持ち込みは、査定額に納得できればその場で現金を受け取れる点が利点です。
毛皮のコートは1着でもかさばります。自分で持ち運べる量におさまり、店舗まで車で行ける場合は店頭査定が選びやすいでしょう。
査定担当者と直接対話できるのも店頭の利点です。評価された部分や減額の要因になった箇所をその場で確認でき、金額の根拠を理解してから判断できます。
持ち運ぶ際は、毛皮を大きめの袋に入れて毛が押しつぶされないようにしてください。ビニール袋に密閉すると湿気がこもるため、不織布のカバーを使う方が安全です。
出張査定を依頼する場合
出張査定は、複数点の毛皮を自宅から運び出さずに査定してもらえる点が利点です。
まとめて相談したい場合や、車がなく店舗まで運ぶのが難しい場合は、出張査定が適しています。実家の整理や遺品の片づけで、衣類をまとめて見てもらいたいときにも使いやすい方法です。
訪問による買取には、法律で消費者を守る仕組みが設けられています。
消費者庁の特定商取引法ガイド(2026年9月15日確認)によると、訪問購入とは購入業者が店舗等以外の場所で契約を締結して行う物品の購入を指します。
同ガイドでは、特定商取引法の対象となる訪問購入について、法律で定められた書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録による通知でクーリング・オフができると示されています。
この制度は訪問購入が対象であり、店頭買取や宅配買取には適用されません。
ただし、営業のために締結するもの、いわゆる御用聞き取引や常連取引など、法律が適用されない場合もあります。自分の取引が対象になるかどうかは、同ガイドで確認してください。
クーリング・オフ期間内は事業者への物品の引渡しを拒めること、勧誘の要請をしていない相手への訪問勧誘が禁じられていることも、同ガイドに示されています。
富士市周辺で毛皮を売るときの進め方

富士市で毛皮を売る場合は、持ち物をそろえてから店舗へ持ち込むか、出張査定を申し込む流れになります。『買取大吉』は富士市水戸島のマックスバリュ富士水戸島店で査定を承っています。
| 項目 |
内容 |
| 店舗 |
『買取大吉』マックスバリュ富士水戸島店 |
| 所在地 |
〒416-0921 静岡県富士市水戸島303-1 |
| 営業時間 |
10:00〜19:00(年末年始休業) |
| アクセス |
JR「富士駅」南口より徒歩約5分 |
| 駐車場 |
マックスバリュエクスプレス富士水戸島店の共用駐車場を利用可能 |
※店舗情報はマックスバリュ富士水戸島店の店舗ページで確認しています(2026年9月15日確認)。最新の営業時間は来店前にご確認ください。
出張買取を申し込む場合は、住所・品目・点数を伝えたうえで対応の可否を確認してください。個別の傷みや部分素材の受付についても、申込時に状態を伝えておくと当日の行き違いを防げます。
準備から当日までの流れは次の2点に整理できます。
- 持ち込む前にそろえておくもの
- 査定当日の流れと必要な本人確認書類
持ち込む前にそろえておくもの
毛皮を持ち込む前にそろえたいのは、本人確認書類・毛皮本体・購入時の付属品の3点です。
本人確認書類は、はじめての方へ(2026年9月15日確認)で運転免許証・マイナンバーカード・在留カードが案内されています。
健康保険証は2025年12月2日以降、身分証明書として利用できないと同ページに記載があります。
書類は有効期限内のものを原本で用意し、記載の住所が現住所と一致しているかを確認してください。転居後に住所変更をしていない場合は、事前に店舗へ問い合わせておくと安心です。
毛皮本体は、品質表示タグを切り取らずそのままの状態で持ち込みます。タグは素材を示す情報になるため、見た目を整えるためでも外さないようにしましょう。
購入時の保証書・ギャランティカード・ブランドの保存袋が残っていれば、あわせて持参してください。査定の判断材料が増えます。
査定当日の流れと必要な本人確認書類
査定当日は、受付・査定・金額提示・契約手続きの順に進み、成約時に本人確認書類を提示します。
受付では品物の点数と種類を伝えます。担当者が毛皮の種類・毛質・タグ・保管状態を確認したうえで金額を提示する流れです。

所要時間は点数・状態・店舗の混み具合によって変わります。複数点をまとめて相談する場合は、時間に余裕を持って来店してください。
提示された金額に納得できない場合は、契約せずに持ち帰ることができます。査定は無料のため、相場を知るために査定だけ受けるという使い方も可能です。
『買取大吉』では毛皮の買取事例を公開しています。
イトーヨーカドー静岡店の毛皮のコートの買取実績(2026年1月5日掲載)や、逗子店の毛皮コートの買取実績(2025年11月1日掲載)で、実際に取り扱った品物を確認できます。
毛皮の査定・買取は『買取大吉』にお任せ

『買取大吉』では、ライフスタイルに合わせて選べる3つの買取方法を提供しています。
いずれの方法も査定料は無料です。店頭買取は予約不要、出張買取は出張料・キャンセル料無料、宅配買取は全国から利用でき、発送料・返送料も無料です。
- 店頭買取|予約不要で気軽に来店できる
- 出張買取|自宅でそのまま査定でき出張料も無料
- 宅配買取|全国対応で送料無料
それぞれの方法を詳しくご紹介します。
店頭買取|予約不要で気軽に来店できる
査定無料・予約不要で相談でき、成約時はその場で現金を受け取れるのが店頭買取の強みです。
「即座に現金を手にしたい」「査定担当者から直接説明を聞きたい」という場合は、店頭買取が最適です。最寄りの『買取大吉』へ品物を持ち込むだけで、予約不要で査定を受けられます。気軽にご来店ください。
出張買取|自宅でそのまま査定でき出張料も無料
査定料・出張料・キャンセル料が無料で、自宅や玄関先で相談できるのが出張買取の強みです。
鑑定スタッフが自宅を訪問し、玄関先などで査定から買取手続きまでを行います。査定額に納得できず不成立になった場合も、査定料・出張料・キャンセル料はかかりません。
宅配買取|全国対応で送料無料
全国から利用でき、発送料・査定料に加えて、査定額に納得できない場合の返送料も無料です。
手持ちの箱または無料の宅配キットで着払い発送し、査定結果に承諾すれば指定口座へ振り込まれます。店舗へ行かず、自分のペースで進めたい方に適しています。
【Q&A】毛皮の買取相場に関するよくある質問

毛皮の買取相場について、検索されることの多い質問に回答します。
- 毛皮はいくらで売れるか
- 買取できない毛皮はあるか
- 売ってはいけない毛皮はあるか
- ストールやマフラーだけでも買取してもらえるか
- 何十年も前の毛皮でも値段はつくか
- 毛皮の買取はどこに出すのがよいか
- 出張買取を頼んで断ることはできるか
Q.毛皮はいくらで売れますか?
金額まで公開情報を確認できたのはミンクのコートで、ノーブランドのショートコート5,000円からブランド品のロングコート400,000円までの幅があります(2026年9月15日確認)。
セーブル・フォックス・ムートン・ラビットは、金額の公開情報を確認できなかったため個別査定になります。種類ごとの内訳は記事前半の相場表をご覧ください。
実際の金額は状態・付属品・市場動向で変わります。正確な価格は無料査定で確認するのが確実です。
Q.買取できない毛皮はありますか?
はい、あります。フェイクファーは天然の毛皮としての評価対象にならず、状態によっては天然の毛皮でも値段がつかない場合があります。
フェイクファーは化学繊維で作られているため、毛皮としての素材価値がありません。ブランドの衣類として受け付けてもらえる場合はあるため、タグが残っていれば伝えてください。
カビが全体に広がっている毛皮や、革が割れて形を保てない毛皮は、受付の可否が店によって分かれます。持参や発送の前に状態を伝えて確認しましょう。
Q.売ってはいけない毛皮はありますか?
はい、ワシントン条約の附属書Iに掲載された種の毛皮は、国内での譲渡し等についても種の保存法にもとづく規制を受けます。
国内では譲渡し等が原則禁止となる一方、登録を受けることで取引できるようになる制度があります。
登録の対象には毛皮などの器官の加工品も含まれると環境省の個体等の登録制度のページ(2026年9月15日確認)に示されています。
該当するかどうかが分からないうちは、フリマアプリやオークションへ出品しないでください。まず対象の種かどうかを最新の附属書一覧で確認するのが先です。
Q.毛皮のストールやマフラーだけでも買取してもらえますか?
査定の相談はできますが、金額がつくかどうかは素材・状態・受付先の基準によって異なります。
小物はコートと毛皮の使用面積が違うため、コートの相場をそのまま当てはめることはできません。ストール・マフラー・襟の金額は個別に確認してください。
コートから取り外した襟や袖口の部分使いは、受け付けているかどうかが店によって分かれます。持参や発送の前に、品目と点数を伝えて確認しましょう。
Q.何十年も前の毛皮でも値段はつきますか?
年代だけでは買取の可否は決まりません。状態やデザインによっては値段がつかない場合もあります。
毛皮は製造年よりも、素材の種類と現在の状態で評価されます。革の硬化・虫食い・カビが進んだ個体は、年代にかかわらず評価が下がるでしょう。
保管環境の差がそのまま状態の差になります。古さを理由に処分を決める前に、状態を伝えて査定の相談をしてみてください。
Q.毛皮の買取はどこに出すのがよいですか?
毛皮を取り扱っていて、個体ごとに評価の理由を説明してくれる店を選ぶのが基本です。
比べる軸は、毛皮の取扱いの有無・査定の方針・費用・買取できなかった場合の扱いの4点です。業態の違いだけで金額の高低が決まるわけではありません。
フリマアプリやオークションを使う場合は、出品・梱包・発送・購入者とのやり取りをすべて自分で行うことになります。手数料と送料を差し引いた手取りで比べてください。
Q.出張買取を頼んで断ることはできますか?
はい、断れます。査定額に納得できなければ、契約せずに終えられます。
契約する前に断ることと、契約したあとに解除することは別の手続きです。契約前であれば、金額を聞いたうえでその場で断って問題ありません。
契約したあとについては、消費者庁の特定商取引法ガイド(2026年9月15日確認)で、特定商取引法の対象となる訪問購入なら書面を受け取った日から数えて8日以内に書面または電磁的記録で解除できると示されています。
適用されない取引もあるため、詳細は同ガイドをご確認ください。
『買取大吉』の出張買取は、査定料・出張料・キャンセル料が無料です。不成立になった場合も費用はかかりません。
まとめ:毛皮の相場を確かめて納得できる手放し方を選ぼう

※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
毛皮の買取相場のうち、金額まで公開情報を確認できたのはミンクのコートで、ノーブランドで5,000円〜60,000円、ブランド品で100,000円〜400,000円が目安です(2026年9月15日確認)。
ほかの種類は、金額の公開情報を確認できなかったため個別査定で確認します。
査定で見られるのは、種類と毛質・品質表示タグとブランド・サイズと仕立て・保管状態の4条件です。査定前は自分でクリーニングへ出さず、タグを付けたまま持ち込むと評価の材料が残ります。
ワシントン条約の附属書Iに掲載された種の毛皮は、国内の譲渡し等にも規制があります。該当する可能性がある場合は、売却や出品の前に登録の要否を確認してください。
富士市で手放すなら、マックスバリュ富士水戸島店へ持ち込む方法と、自宅で査定を受ける出張買取から選べます。手元の毛皮がいくらになるのかを確かめるために、『買取大吉』で無料査定をしてみてはいかがでしょうか。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。