「資産価値のあるネックレスが欲しい」
「タンスで眠っているネックレスに価値があるか知りたい」
このように考えていませんか?
近年、ネックレスは装飾品・ファッションアイテムとしてだけでなく、資産としても注目されています。
レディースはもちろん、メンズモデルのネックレスにも資産価値が見込めるケースがあるのです。
本記事では、ネックレスが資産として注目される理由や、資産価値が見込めるネックレスの特徴を解説しました。
ネックレスの価値を最大限に高める売却のコツもわかるため、ぜひ最後までご覧ください。
<この記事でわかること>
- 資産価値のあるネックレスのよくある質問
- ネックレスの価値を最大限に高めて売却するコツ
資産価値のあるネックレスとは?

資産価値のあるネックレスとは、「装飾品でありながら換金性の高い現物資産」として評価されるジュエリーを指します。
装飾品に資産価値を求める傾向が強まった背景には、世界的なインフレと金融不安があります。
経済不安の高まりに応じるように、安全資産としての金やプラチナなどの需要が急拡大しました。
特に金価格は過去10年で2倍以上上昇し、装飾品の中でも金やプラチナを用いたネックレスなどのジュエリーも“身につけられる資産”として注目されるようになったのです。
また、二次流通市場においてもジュエリーの中古需要が拡大し、一部のブランドや希少な宝石に安定したリセールバリューが生まれたことも大きな要因です。
カルティエやヴァンクリーフ&アーペルなどのハイブランドは世界的な人気が高く、1ct以上の高品質なダイヤモンドなど、産出量が限られた宝石は国際的な評価基準が整っているため資産価値がブレません。
一定の条件を満たしたネックレスは、単なるファッションアイテムではなく「資産」となり得るのです。
資産価値のあるネックレスが注目される理由

ネックレスを「資産」として捉える動きが広がった背景には、ジュエリー市場全体の価値の捉え方の変化があります。
特に大きいのは、中古市場の成熟によって売れるジュエリーと売れないジュエリーの差が明確になったことです。
かつては装飾品としての意味が強かったネックレスも、現在は素材の純度や重量・ブランドの需要・宝石の評価基準がそのまま価格に反映されるため、投資対象としても価値判断がしやすくなりました。
さらに特徴的なのは、メンズネックレスにも「資産価値」の波が及んでいる点です。
背景には、男性向けジュエリーの市場規模の拡大や、ファッションではなく「地金アイテム」としての実用性が評価されていることがあります。
特に金・プラチナを素材とした「喜平ネックレス」は、過度な装飾を施さず、ネックレス状に加工したアイテムであるため、地金の重量による価値判断が明確です。
金やプラチナの価値が高まる現在では、男性にとっても「持ち運べる資産」として位置づけられ、市場での流通量も増えています。
こうした環境変化が重なり、ネックレスは「装飾品」から「換金性の高い資産」へと認識が変化しつつあるのです。
ネックレスの資産価値を決定づける4つのポイント

ネックレスが、ファッションアイテムではなく資産になり得るかは、いくつかの要素によって決定づけられます。
本章では、ネックレスの資産価値の有無につながる4つのポイントを解説します。
- 希少性・限定モデルで選び付属品は保管を
- トレンド?定番?資産価値で見るなら「定番」モデルを
ブランド価値から見ていきましょう。
「ブランド価値」も資産価値になる
どのブランドのネックレスかは、資産価値に大きく影響します。
数多くのブランドの中でも以下の「5大ジュエリーブランド」は資産価値・知名度ともにトップクラスです。
- ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
- ブルガリ(Bulgari)
- ハリー・ウィンストン(Harry Winston)
5大ジュエリーブランドは、中古市場でも高値維持の傾向が強く、ヴィンテージや限定モデルはプレミア価格になることもあります。
例えば、ヴァンクリーフ&アーペルやティファニーは限定モデルやコラボ品(例:ティファニー×ポケモン)がプレミアム価格で取引されています。
希少性の高さが資産価値を維持する大きな要素となるのです。
また、海外ブランドは、円安や原料価格の高騰などによって定価の改定を行うケースが見られます。
例えば、カルティエ「ジュストアンクル」ネックレスは2023年の682,000円から、2025年には新品価格が748,000円まで値上がりしています。
定価が値上がりすれば、二次流通市場も連動して上昇する傾向にあるため、2023年に入手していれば想定以上の価値が期待できるでしょう。
定価が上がっても需要と価値が損なわれないのは、ブランド力の高さを証明しています。
素材と純度が資産価値に大きく影響
ネックレスの資産価値を判断する上でも特に重要なのは、「素材」と「純度」です。
例えば金(ゴールド)では、99.9%が金で構成される純金(K24)と、金の割合が75%の18金(K18)では価値が異なります。
含有量が多ければ多いほど価値は高まる点はプラチナも同様です。
また、ハイブランドのジュエリーに付属しているダイヤモンド・エメラルドなどの宝石は、石自体の価値が高く資産価値になるケースもあります。
本章では、資産価値が高まりやすい以下2つの素材を解説します。
- 金|K24・K18・K14など
- プラチナ|Pt900など
金から見ていきましょう。
金|K24・K18・K14など
金のネックレスは、アイテムごとに金の含有量(純度)が異なり、一般的に純度が高く重量があるほど資産価値も高くなります。
純度を示す「K24・K18・K14」などの刻印は、ダイレクトに価格に影響します。
金は世界共通で取引される代表的な実物資産であり、一時的な下落などの価格変動はあるものの、長期的には上昇トレンドで推移してきました。
そのため、適切な純度と重量を備えた金ネックレスは、将来的にも値崩れしにくい資産性の高い素材といえるのです。
金の純度ごとの相場は下表でご確認ください。
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純度
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含有率
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買取相場/g
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K24(純金)
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99.9%
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21,908円
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K22
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91.7%
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19,898円
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K18
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75%
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16,714円
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K14
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58.5%
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12,422円
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K10
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42%
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8,628円
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※表中の買取相場は2025年11月23日時点
表をもとに、純度とネックレスの重さで地金部分の買取価格が推定可能です。
例えば、1/4オンス(7.7g)のコインが付いたK18ネックレスであれば、コインを外したネックレス部分の重量を計測することで概算できます。
細めでシンプルな40cmのチェーンを約3.5gとして計算してみましょう。
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7.7g+3.5g=11.2g 11.2g×16,714円/g=187,197円
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素材のみで19万円に近い価値がある計算になります。
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プラチナ|Pt900など
プラチナは希少性が高く、2025年11月現在、1gあたり約8,000円台で安定的な推移を見せています。
日本では結婚指輪や婚約指輪の第一選択肢となる素材で、一生ものの記念品として人気があります。
プラチナの純度ごとの相場を下表にまとめました。
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純度
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含有率
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買取相場/g
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Pt1000
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99.9%
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8,159円
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Pt950
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95%
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7,738円
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Pt850
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85%
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7,023円
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※表中の買取相場は2025年11月23日時点
Pt750は純度が75%で、含有率はK18と同様ですが、Pt750のアイテムは日本では厳密には「プラチナアイテム」としては扱われていません。
Pt750は日本の品位の規格に該当せず、造幣局の品位証明を受けられないため、素材としての資産価値は低くなる可能性があるでしょう。
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希少性・限定モデルで選び付属品は保管を
資産価値の高さには、ネックレスの種類や流通量、購入時の付属品が揃っているかも強く影響します。
具体的には、限定モデルなどの希少性やアイテムの状態・付属品(箱・鑑定書等)が保存されているかといった点です。
例えば、ペンダントトップに希少な宝石が使用されていたり、限定デザインだったりする場合、価格が維持しやすい傾向にあります。
また、ブランドや宝石の価値を保証する鑑定書などの付属品や、購入時の箱・紙袋などが揃っていればさらに価値は高まります。
購入する場合、資産価値の視点でのモデル選びや、付属品の保管をしておくのが賢い買い方といえるでしょう。
特に限定モデルは、入手できれば十分な資産価値になるケースもあります。
代表的な例としては、ティファニーと現代アーティストのダニエル・アーシャムとポケモンによるトリプルコラボのK18ピカチュウネックレスです。
定価473万円と高額ながら、希少性の高さから二次流通市場では3,000万円を超える金額で取引されています。
世界的なブランドや有名人とのコラボ、周年記念モデルや店舗限定販売などで生産数が極端に少ないアイテムは、資産価値を大きく高める可能性があるのです。
トレンド?定番?資産価値で見るなら「定番」モデルを
資産価値に重きを置く場合、トレンドアイテムではなく、定番モデルを選ぶのが資産価値を高めるポイントになります。
流行を追ったデザインは短期的には魅力的でも、二次流通市場では価値が下がるリスクがあるためです。
前述した「希少性の高い限定モデル」に資産価値があるとする解説と逆行しますが、「数が少ない」ことに価値が見込まれる一方、長く愛される定番デザインには、廃れない魅力と人気・需要があります。
ブランドごとの定番ネックレスの例は以下の通りです。
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ブランド
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定番ネックレスの例
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カルティエ
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トリニティのダイヤモンド入りネックレス/ラブネックレス
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ティファニー
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バイザヤード/オープンハート
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ブルガリ
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ビー・ゼロワン
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ブランド名とともにパッと頭に浮かぶ「定番」は、息が長く、価値を維持しやすいでしょう。
注意:資産価値がつきにくいネックレスの特徴

一部のネックレスに高い資産価値が期待できる一方、「資産」と考えるには適さないネックレスも存在します。
特に以下に該当する場合、購入価格以上の価値を期待するのは難しい傾向にあります。資産となるネックレスを購入したい場合、注意してみてください。
一つめがノーブランド品です。
ネックレスなどの装飾品の販売価格の内訳は、素材にかかる原価やブランド料・デザイン料・人件費・広告費などの多くのコストに利益が上乗せされて決定されます。
しかし、二次流通市場でブランド価値による付加価値が見込めない場合、素材のみで価値が判断されると、購入価格より低く査定されてしまう可能性が高いのです。
宝石が付いていても、メレダイヤなどの小粒のものや、カラーストーンにはほとんど値が付かないケースも見られます。
また、流行りのデザインや個性的すぎるデザインも難しいでしょう。
資産価値が見込めるネックレスは需要の高さが重要なため、万人受けしにくいデザインは高い価値につながりません。
【Q&A】資産価値のあるネックレスやジュエリーのよくある質問

資産価値のあるネックレスやジュエリーのよくある質問を紹介します。
- Q.喜平ネックレスは資産になりますか?
- Q.資産価値のあるネックレスのメンズモデルは?
一つずつ見ていきましょう。
Q.価値が下がらないハイブランドは?
A.価値が下がりにくいハイブランドは、前述の5大ジュエリーブランド(カルティエ・ティファニー・ヴァンクリーフ&アーペル・ブルガリ・ハリー・ウィンストン)です。
中でも、カルティエとティファニーは市場での需要が高く、流行や景気変動の影響を受けにくい傾向にあります。
Q.喜平ネックレスは資産になりますか?
A.喜平ネックレスは資産価値が非常に高いアイテムとして、近年注目されています。
喜平ネックレスは、使用される素材(主にK24・K18やプラチナ)の純度と重量が、そのまま価値につながるため、「実物資産」として評価されています。
重量は10g・20g・30g・50gが人気があり、中には100gのものも存在します。
例えば、30gのK18の喜平ネックレスであれば、2025年11月現在の相場(16,714円/g)で50万円を超える価値になるのです。
シンプルなチェーンネックレスのため、世界中で流通しやすく、換金性が高いのもポイントです。
Q.資産価値のあるネックレスのメンズモデルは?
A.資産性・換金性ともに評価されている代表的なメンズモデルがあるブランドは以下です。
- カルティエ(Cartier)
- ブルガリ(Bulgari)など
クロムハーツは、シルバー925や22Kゴールド、プラチナの素材に加え、著名人着用や限定モデル展開が多く、中古市場でも価格の下落が少ない「メンズの資産性ジュエリー」の代表格です。
ティファニーも、Tやノットシリーズなど、シンプルかつ普遍性のあるデザインが支持され、K18やプラチナ素材なら資産価値も高い傾向にあります。
また、カルティエのトリニティネックレスやラブネックレスは男女問わず人気です。K18やプラチナモデルは特に評価が高く、投資・資産目的にもおすすめです。
資産価値を活かしたネックレスの売却ポイントと注意点

さらに資産価値を高めたい場合、以下3つのポイントは外せません。
- 高く売れるタイミングを逃さない
- 信頼できる買取業者を見つける
一つずつ見ていきましょう
鑑定書・保証書・付属品の保管はマスト
ネックレスの資産価値を最大限高めて売却したい場合、鑑定書や保証書、箱などの付属品や、購入証明書を必ず保管しておきましょう。
有名ブランドでは、少しの欠品でも数万円単位で評価が下がってしまいます。
特にダイヤモンドや宝石付きネックレスは、鑑定書に記載される「4C」評価などが再販価値の判断材料となります。
鑑別書の有無が査定額に影響するため、できるだけ保管しておくのがおすすめです。
付属品が揃っているほど信頼性が増し、コレクター需要の観点でも有利になるでしょう。
高く売れるタイミングを逃さない
ネックレスは、売却するタイミングも非常に重要です。
金やプラチナなどは国際価格と密接に連動しており、2025年10月にも金相場が過去最高値を記録したように、売却のタイミングで大きく査定額が変動します。
しかし、相場の動きを確実に押さえるのは専門家でも難しいため、気にしすぎる必要はありません。
このところの金相場は、一時的な下落はあるものの、おおむね高騰しているため、売却には適したタイミングと考えてよいでしょう。
また、ネックレスなどのジュエリーは、季節やトレンド、ファッション業界の需要に左右される側面もあり、新生活やクリスマスシーズンは需要が高まり高価買取につながりやすくなります。
信頼できる買取業者を見つける
安心して高額で売却するためには、買取業者選びが欠かせません。
業者の買取実績や業界での評価、現物の査定力、手数料や出張・宅配サービスの有無などを総合的に比較しましょう。
口コミサイトや専門情報で過去の対応例を確認し、不明点があれば事前に質問して納得のいく説明がある業者を選ぶことが大切です。
最近は宅配買取やオンライン査定も増えており、複数業者の見積もりを簡単に比較できます。
見積もりの比較に加えて、ネット上での評判や、買取実績などをチェックしてみてください。
ネックレスの資産価値を活かす売却先に『買取大吉』が最適な理由

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- 状態問わず積極的に買取
- 自分にあった買取方法を選べる
それぞれ見ていきましょう。
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買取方法
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特徴
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おすすめのケース
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店頭買取
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・アイテムを直接店頭に持ち込み、その場で鑑定・査定
・査定額に満足すれば即現金支払い
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スピーディな売却を希望する方
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宅配買取
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・全国どこからでも買取キットを通じて売却
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日々忙しい方・自分のタイミングで売却を進めたい方
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まとめ:ネックレスは資産価値になる!価値を高めるポイントを意識しよう

ネックレスの資産価値を高めるには、5大ジュエリーブランドかそれに準ずる著名なブランド製・素材の純度が高い・付属品が全て揃っているといった条件を満たすのが効果的です。
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