ルイ・ヴィトンを本物と証明する方法は?自分で偽物を見分ける方法を解説
2025年2月17日
「持っているルイ・ヴィトンを本物と証明する方法はある?」
「偽物の特徴を知って、本物と見分けられるようにしたい」
このように考えていませんか。
ルイ・ヴィトンにはギャランティーカードがないため、本物と証明する手段は他のブランドに比べて多くありません。
また、スーパーコピー品と呼ばれる精度の高い偽物も流通しているため、本物と間違えて購入する方も多くいます。
本記事では、本物と証明する方法・偽物の見分け方・偽物を購入しないためのポイントを解説します。
持っているルイ・ヴィトンが本物か知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ルイ・ヴィトンを本物と証明する方法

多くのブランド品に付属しているギャランティーカードや説明書保証書が、ルイ・ヴィトンにはありません。
裏を返せば購入したルイ・ヴィトンにギャランティーカード・説明書・保証書がついていた場合、偽物の可能性があります。
ルイ・ヴィトンを本物と判断するためには、偽物の特徴を把握して見分ける必要があります。
偽物の見分け方は、次章の「ルイ・ヴィトンの本物と偽物の見分け方」をご参照ください。
ルイ・ヴィトンの本物と偽物の見分け方

最近の偽物は悪い意味でクオリティが高く、一箇所確認するだけでは判別不可能です。
見分けるためには、疑わしい箇所を複数点チェックするのが鉄則です。具体的には、以下のポイントをチェックしていきます。
それぞれのポイントを見ていきましょう。
シリアルナンバーの有無や刻印の状態
シリアルナンバーとは、商品の製造場所や期間を表す刻印です。偽物を見分ける際の判断基準として真っ先にチェックされます。
具体的には、以下のポイントをチェックしていきましょう。
ルイ・ヴィトンのシリアルナンバーについては以下の記事でも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
シリアルナンバーの有無
シリアルナンバーの有無は、偽物かを見分けるポイントのひとつとして有効です。
ほとんどの場合、以下の場所にシリアルナンバーが刻印されています。
ただし、1979年以前、または2020年以降の製品にはついていない場合があります。
また「シリアルナンバーがある=本物」ではありません。
昔はシリアルナンバーの有無で真贋を見分けていましたが、近年はナンバーがついている偽物が存在するためです。
シリアルナンバーの文字
シリアルナンバーがあっても、内容がデタラメな場合は、偽物の可能性があります。
例えば、製造国を表すアルファベットが該当しない、製造期間を表す数字が存在しない日付などです。
また、アルファベットや数字が潰れている、なども偽物の可能性が考えられます。
シリアルナンバーの詳細や、偽物の文字列の特徴は以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
シリアルナンバーの位置
シリアルナンバーの位置も重要なチェックポイントです。
本物のシリアルナンバーは、部品のフチに沿った縫い目のライン内にありますが、偽物はフチにかかっている、またははみ出しています。
その他にも、以下の特徴が見られる場合は、偽物を疑いましょう。
- 刻印の「押し」が均一でない
- 文字が斜めになっている
- 本物とフォントが異なる
確実に本物と言い切れる商品をお持ちの場合は、見比べてみると違いがわかります。
ブランドロゴの形や位置
ロゴの形や位置でも、偽物かの判断が可能です。
偽物と本物のロゴの違い
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本物
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・「L」は長方形で横線が短い
・「O」が真円
・「N」は正方形に近い大きさ
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偽物
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・ロゴが縫い目の内側に治っていない
・ロゴが均一でない
・「O」の形が楕円形
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悪質な偽物の場合、本物のブランドロゴを切り取って貼り付けているケースもあり、その場合はステッチに違和感があります。
ロゴの文字が潰れている場合も、偽物の可能性が高いと判断してよいでしょう。
縫製の縫い目や糸の太さ
縫製をよく観察すると、偽物との区別が付きます。
偽物と本物の縫い目や糸の太さの違い
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本物
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・縫製が少し斜めに縫われている
・糸がふっくらとしていて丈夫
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偽物
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・ミシンを使ったような直線
・細い糸を使用している
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ただし、最近は縫い目を見てもわからない偽物が多いため、縫い目だけで判断するのは控えましょう。
ビスの光沢や形状
ビスの見分けるポイントは、光沢・丸み・刻印・位置です。
偽物と本物の縫いビスの違い
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本物
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・白味を帯びた黄色で若干くすんでいる
・丸みを帯びている
・刻印の深さが均一で溝が深い
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偽物
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・新品のようにピカピカと輝いている
・ビスの頭がつぶれている、また平たい形状
・刻印が浅く、文字が潰れていたり、溝の深さがバラバラだったりする
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本物は専用の型に流し込んでビスを製造しているため、独特の荒さがあり、ぱっと見は細かい傷に見えます。
一方、偽物は新品を使用するため、極端にピカピカしているのが特徴です。
ビスの位置も重要で、本物はパーツの中央にありますが、偽物は微妙に中央からズレていたり、縫い目と重なっていたりします。
スナップボタンの形状
バッグによく見られるスナップボタンも、偽物を見分けるポイントです。
偽物と本物のスナップボタンの形状の違い
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本物
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キノコのように尖っている
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偽物
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きれいな丸い形状をしている
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ただし、正規品にも丸いものがあるため、ひとつの判断材料として参考にしましょう。
また、スナップボタンの受け口の留め具が、「LOUIS VUITON」のロゴのOからO、IからIへ伸びているのが、本物の特徴です。
金具パーツの処理具合
ルイ・ヴィトンは金具パーツにもこだわっているため、よくみると偽物との違いが見られます。
偽物と本物の金具パーツの違い
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本物
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・パーツが飛び出していない
・触ってもバリが感じられない
・接地面がしっかりとハマっている
・ロゴの刻印が明瞭
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偽物
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・触るとバリが指にひっかかる
・チャックや留め具の噛み合わせが悪い
・チェーンの輪の大きさが均一でない
・ロゴの刻印がはっきしりていない
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ルイ・ヴィトンは商品ごとに専用のパーツを使用しています。
一方、偽物は市販のものを使わざるを得ないため、パーツに処理の甘さが見られた場合、偽物の可能性が高いと判断できます。
ファスナーの金具の状態
ファスナーの処理からも、偽物か本物かを判断できます。
偽物と本物のファスナーの違い
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本物
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・メッキの塗りにムラがない
・ブランドロゴの刻印の周りに凹みがない
・ロゴの線の太さが区別されている
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偽物
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・メッキにムラがあり、波打っている
・ロゴの刻印の周りが凹んでいる
・ロゴのフォントの太さを使い分けられていない
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ファスナーの金具の状態は、スーパーコピー品を見分けるポイントとも言われています。
コバの塗り方
コバとは、革の裁断面を磨き、塗装を施す処理を指します。偽物と本物の違いは、以下のとおりです。
偽物と本物のコバの塗り方の違い
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本物
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・コバにムラがない
・薄くきれいに塗られている
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偽物
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・塗り方が厚い
・コバの色が赤い
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ただし、財布やキーケースには、コバが厚いものがあります。ひとつの判断材料として、活用してみてください。
ヌメ革の状態
ヌメ革の製品の場合は、以下の点から偽物か本物かを判断できます。
偽物と本物のヌメ革の状態の違い
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本物
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・ハンドルの内側にシワが寄っていない
・長年使用しても表面がカサついていない
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偽物
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・ハンドルの内側にシワが寄っている
・経年劣化によって表面が乾燥し、カサカサになる
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ルイ・ヴィトンは長期間の使用を想定して製造されているため、中古品でもシワが寄りません。
付属品のブランドロゴ
付属品がある場合は、以下の点に注目しましょう。
偽物と本物の付属品のブランドロゴの違い
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本物
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・ロゴは少し立体的
・「V」の文字が太い
・「U」の上部の角が丸い
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偽物
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・ロゴが平面
・「V」の文字が細い
・「U」の上部が角ばっている
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偽物のなかには、付属品だけ本物を用意しているものもあります。
そのため、ほかのチェックポイントを踏まえて総合的に判断するのがおすすめです。
商品別で見る偽物の特徴

ルイ・ヴィトンの偽物は、商品ごとに異なる特徴があります。本章では、以下の商品に分けて偽物の特徴を解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
バッグの見分け方
バッグの偽物を見分けるポイントは、金属のプレートと持ち手の刻印です。
本物の金属プレートはメッキがきれいに塗られていますが、偽物はメッキが波打っています。
また、本物の持ち手の刻印は、縫い目やフチにかかっていませんが、偽物は縫い目やフチにかかっている傾向です。
なお、バッグの種類によっては金属プレートがないものも存在します。
財布の見分け方
財布の偽物を見分けるポイントは、厚みとファスナーです。
本物の財布は厚みがなく、膨らみがありません。一方、偽物は厚みがあり、お札やカードを入れていないのに膨らむ場合があります。
また、本物のファスナーは最後まで付いているのに対し、偽物のファスナーは途中で終わっている場合があります。
ライン(柄)別で見る偽物の特徴

ライン(柄)によっても、偽物と本物を判断できる可能性があります。ラインごとの見分け方は、以下のとおりです。
それぞれ見ていきましょう。
モノグラム:柄の位置
本物のモノグラムには、以下の特徴が見られます。
- 「LV」が縫い目に重ならないようにカッティングされている
上記の特徴に当てはまらない場合、偽物の可能性があります。
ただし、商品によっては上記の特徴に該当しない正規品もあるため、必ずの判断基準ではないと認識しておきましょう。
ダミエ:ロゴの「S」の形状
ダミエは、市松模様のようなルイ・ヴィトンを代表するラインです。偽物と本物には、以下の違いが見られます。
ダミエの偽物と本物の違い
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本物
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ブランドロゴの「PARIS」の「S」の最後が点になっている
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偽物
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ブランドロゴの「PARIS」の「S」が通常の表記
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ただし、商品によっては本物のダミエにも「S」の最後が点になっていないものが存在します。
エピ:「LV」のロゴの太さ
エピは、柄で偽物か判断するのが難しいため、「LV」のロゴをチェックするのがおすすめです。
本物の「LV」ロゴは、フォントの太さが異なり、刻印が深いです。
一方、偽物の「LV」ロゴは、フォントの太さに違いがなく、刻印が浅くなっています。
偽物ではないが本物と判断できない商品もある

正規品のなかには、偽物ではないものの、本物と判断できない商品も存在します。
代表的なのが、正規品をリペアしているものが挙げられます。
例えば、以下の状況でリペアした場合です。
購入時点では正規品であったものの、買取時点で正規品ではないと判断されてしまいます。
多くの買取業者では「お値段がつけられない」「弊社の規定を満たさない」などの理由で断られる品物です。
ルイ・ヴィトンの偽物を購入しないためのポイント

偽物を購入しないためには、以下のポイントに注意する必要があります。
ひとつずつ見ていきましょう。
正規店で購入する
販売中のルイ・ヴィトンを購入したい場合は、正規店がおすすめです。正規店であれば、偽物を購入する可能性がないためです。
近年、特に2000年以降は、精巧な偽物が多く出回っており、素材やデザインが本物に近いため、素人では判別が難しい場合があります。
そのため、販売中のルイ・ヴィトンを手に入れたい場合は、正規店または公式オンラインストアが最も安全な方法といえます。
正規店で購入した場合、アフターサービスも受けられる点がメリットです。
古物商許可を持っている業者を選ぶ
中古で欲しいものがある場合は、古物商許可を取得している法人業者から購入しましょう。
古物商許可を取得している業者は、偽物の取り扱いは行わないため、安心して購入できます。特にルイ・ヴィトンの買取実績が多い業者がおすすめです。
買取実績の多さは、それだけ多くの商品を査定してきた証拠であり、専門的な知識を有した鑑定士が在籍している可能性が高く、偽物を見分ける技量を持っているとも言えます。
確実に本物を購入するためには、古物商許可証を持っており、実績のある業者を利用しましょう。
個人間取引はなるべく使わない
フリマアプリやネットオークションなどでは多数のルイ・ヴィトンが出品されていますが、偽物の出品も多く、トラブルが発生しています。
例えば、入金後の連絡不能や、偽物と判明しても対応してもらえないなどです。
個人間取引の場合、トラブルは自身で対処する必要があり、返品対応できたとしても、多くの時間を浪費するリスクがあります。
そのため、確実に本物を購入したい場合は、個人間取引はなるべく使わないようにしましょう。
購入したルイ・ヴィトンが偽物だったときの対処方法

購入した商品が偽物だった場合は、以下の対処方法を試してみましょう。
それぞれの方法を紹介します。
対処方法①警察に相談する
まずは警察に相談するのがおすすめです。
偽ブランド品の販売は法律で禁じられた犯罪行為であるだけでなく、警察は偽物の売買の取り締まりを強化しているためです。
購入した商品が偽物と判断された場合、販売者の特定や摘発につながる可能性があります。
犯罪と認めらえた場合、販売業者に下される罰則は、以下のとおりです。
ただし、以下の状況の場合、警察が対応できない可能性があります。
警察が対応できない状況
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個人間取引で購入した商品
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警察が介入できず、当事者間での解決を求められる。
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海外で購入した商品
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日本の法律では取り締まりが難しいため、対応ができない。
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警察に相談しても解決しない場合や、より具体的な対応を求める場合は、専門機関に相談することが有効です。
専門機関への相談に関しては、次項で解説します。
対処方法②専門機関へ相談する
以下の専門機関へ相談し、解決への手助けや助言を求める対処方法もおすすめです。
窓口
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対処内容
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売買したサイトのお問い合わせ先
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条件に合致する場合、補償を受けられる場合があります。
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消費者センター
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返金対応やトラブルの対処方法などについてアドバイスをもらえます。
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弁護士
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弁護士に相談して返金を要求します。
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弁護士に依頼する場合、商品の料金によっては費用倒れになる可能性もあるため、事前に費用を確認しておきましょう。
『買取大吉』ではルイ・ヴィトンの査定買取が可能

『買取大吉』では、ルイ・ヴィトンの持ち込みを歓迎しています。
専門知識と経験豊富な鑑定士が、丁寧に査定し、適切な買取価格の提示が可能です。
本章では『買取大吉』の特徴を紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
熟練の鑑定士が丁寧に査定

『買取大吉』には、長年の経験と実績を持つ熟練の鑑定士が多数在籍しています。
ルイ・ヴィトンに関する深い知識を持っているため、古くてボロボロの状態の商品でも査定が可能です。
1点ずつ丁寧に確認し、状態・縫製・ロゴ・シリアルナンバーなど、あらゆる角度から価値を判断いたします。
査定金額についても、市場の動向や製品の状態を考慮し、お客様に納得いただける価格を提示いたします。
『買取大吉』が査定・買取してきたルイ・ヴィトンは、以下のボタンからチェック可能です。ぜひご覧ください。
どのような状態でも買取可能
『買取大吉』では、ルイ・ヴィトンの製品の状態を問わず、幅広く買取を行っています。
上記の状態であっても、査定可能です。
他店で断られた製品でも、『買取大吉』なら買取できる可能性があるため、ぜひ一度ご相談ください。
実際に『買取大吉』へルイ・ヴィトンを持ち込みいただいたお客様からは、満足の口コミをいただいています。
松岡祐貴さんが担当でした。
急な来店にも関わらずとても丁寧な対応で
お話も面白くとても安心しました。
ルイヴィトンのモノグラムのバックで汚れがあるものでしたが、頑張ってくれてとても高値での買取をしていただきました。
ありがとうございます。
またお願いいたします。
とても気さくで面白い方なので是非松岡さん指名でいってみてください。
引用:Googleマップ『買取大吉』横浜センター北店
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古くて売れるか不安なルイ・ヴィトンをお持ちの方は、気軽に『買取大吉』へご相談ください。
3つの買取方法から選べる
『買取大吉』では、どのようなライフスタイルのお客様も気軽に利用できるよう、3つの買取方法を用意しています。
『買取大吉』の買取方法
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店頭買取
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・来店時の予約は不要
・鑑定士へ直接質問ができる
・当日の現金渡しが可能
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出張買取
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・鑑定士が自宅へ訪問して査定・買取
・出張料は無料で玄関先での査定に対応
・当日の現金渡しが可能
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宅配買取
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・無料の宅配キットの用意あり
・送料は『買取大吉』が負担
・近くに店舗がない方でも利用可能
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いずれの方法も、査定料・キャンセル料は発生しません。
いきなり査定を依頼するのにハードルを感じている方には「LINE査定」もおすすめです。
LINE査定であれば、画像を送るだけでおおよその査定額がチェックできるため、売るか売らないかの判断材料としてもおすすめです。
まとめ:ルイ・ヴィトンに本物と証明する書類は存在しない

ルイ・ヴィトンにはギャランティーカードが存在せず、他のブランドと比較して本物と証明できる書類がありません。
そのため、本物か判断するためには、偽物の特徴に該当しないかがポイントとなっています。
『買取大吉』では、多くのルイ・ヴィトンのを査定してきた経験と専門知識から、商品の適正な価値を判断可能です。
本物か分からず、売れるか不安なルイ・ヴィトンをお持ちの方は、気軽に『買取大吉』へご相談下さい。
※『買取大吉』は、ルイ・ヴィトンの真贋をチェックするサービスではありません。