「仏壇じまいで残った仏像を、このまま捨てるしかないのだろうか。」
「そもそも値段がつくものなのか、判断する材料がない。」
このように考えていませんか?
仏像の評価は素材・作家の銘・状態・付属品の揃い方で分かれ、同じ大きさでも扱いは大きく異なります。
この記事では、素材・分類ごとに確認できた公開買取価格の例、価値を左右する4つの条件、査定先へ伝える情報の整理方法を解説します。あわせて、値がつかなかった場合の供養と処分の進め方、静岡県内で相談するときの流れも扱います。
読めば、手元の仏像について査定先へ伝える情報を整理したうえで、「査定に出す」「供養して手放す」のどちらに進むかを選べるようになるでしょう。
※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
<この記事でわかること>
- 素材・分類ごとに確認できた公開買取価格の例(金銅仏・木彫・鋳物・樹脂・仏画)
- 仏像の価値を左右する4つの条件(素材と重さ・銘・付属品・時代)
- 査定先へ伝える情報を安全に整理する手順
- 査定前にやってはいけない3つのこと
- 値がつかなかったときの供養と処分にかかる費目
- 静岡県内で相談するときの流れと必要な本人確認書類
- 『買取大吉』の買取方法
仏像の買取相場は素材と作家の銘で決まる

仏像の評価は素材・作家の銘・状態・付属品の揃い方によって変わり、買取できない場合もあります。まずは写真と寸法を用意して、受付の可否から確認してください。
2026年9月16日に確認できた公開買取価格の例は、金銅仏・古銅の単体で8万円〜20万円、作家の銘がある木彫で1万円〜28万円、作者名の記載がない木彫で5,000円〜5万円でした。
いずれも個別の公開事例であり、手元の仏像に同じ金額がつくことを示すものではありません。
静岡県内の相談先を先に確認したい方は、静岡県内で仏像を売るときの進め方へお進みください。
次の表は、素材・分類ごとに確認できた公開買取価格の例と、その価格が公開されていた条件をまとめたものです。手元の仏像がどの行に近いかを見てみましょう。
| 素材・分類 |
確認できた公開買取価格の例(円) |
価格が公開されていた条件 |
価格の公表時期 |
確認日 |
| 金銅仏・古銅(単体の像) |
80,000円〜200,000円 |
懸仏、大日如来坐像、古銅釈迦如来坐像、明時代の古銅仏像など、単体で公開されていた例。素材の分類は公開元の表記による。寸法・状態・付属品は公開ページで確認できていない |
不明 |
2026年9月16日 |
| 金銅仏・古銅(一式・複数点、時代が特定された優品) |
150,000円/800,000円 |
銅製の仏像一式が150,000円。鎌倉時代頃の銅造三尊両脇侍像と、唐時代の鍍金仏に奈良時代の百万塔を合わせた例がそれぞれ800,000円。点数と時代の前提が単体の像とは異なる |
不明 |
2026年9月16日 |
| 木彫(作家の銘あり) |
10,000円〜280,000円 |
現代の仏師・彫刻家の作品として作家名つきで公開されていた例。同じ作家でも作品によって金額が異なる。素材が純金と記載された作家物は分類が異なるため含めていない |
不明 |
2026年9月16日 |
| 木彫(作者名の記載がない例・作者不詳の例) |
5,000円〜50,000円 |
作者不詳と明記された像、または作者名の記載がない像の公開例。ほかに木彫の阿弥陀如来像100,000円の例が1件あるが、価格の理由は公開されていない。「作者不詳」と「像に銘がない」は同じ意味ではない |
不明 |
2026年9月16日 |
| 鋳物・合金(近現代のブロンズ像。作家の銘あり) |
38,000円〜150,000円 |
作家名つきで公開されていたブロンズ像の例。銘のない量産の鋳物像は、公開されている買取価格を確認できなかった |
不明 |
2026年9月16日 |
| 樹脂・プラスチック製(量産品) |
今回確認した公開情報では参考価格を示せない |
買取価格を公開している例を確認できなかった。素材・状態を伝えて受付の可否を確認する |
- |
2026年9月16日 |
| 仏画・掛軸(仏像本体とは別品目) |
70,000円/100,000円 |
古い仏画が70,000円、仏画の掛軸が100,000円の2件のみ確認できた。母数が少ないため、価格帯としては扱えない |
不明 |
2026年9月16日 |
※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
※上記は買取市場の公開情報をもとにした参考買取相場です。金額は目安であり、実際の買取価格は状態・付属品・市場動向によって変動するため、買取価格を保証するものではありません。
※純金製と記載された作家物には数百万円の公開買取例もありますが、素材の分類が木彫とは異なるため上表には含めていません。金額を押し上げている要因までは公開ページで確認できていません。
上表は、2026年9月16日に買取業者が公開している買取価格の一覧や買取実績のページを確認し、品名と公開買取額を採録したものです。
各事例の寸法・状態・付属品までは公開ページで確認できていないため、条件付きの公開例として扱ってください。価格がいつの時点のものかについても、いずれのページにも明示がありませんでした。
- 金銅仏・古銅は時代や造形も評価される
- 作家の銘がある木彫は評価が上がる
- 銘がない木彫は時代と彫りで判断される
- 樹脂・量産品は値がつきにくい
金銅仏・古銅は時代や造形も評価される
金銅仏・古銅の仏像では、単体の像で8万円〜20万円の公開買取価格を確認できました。銅という素材だけでなく、鋳造の技術や造形、時代の判断もあわせて評価されます。
【金銅仏とは】
銅で鋳造した像の表面に金メッキ(鍍金)を施した仏像のことです。
表面に薄く金色が残っていたり、緑青(銅のサビ)の下から金色がのぞいたりする場合は、鍍金が残っている可能性があります。
鎌倉時代頃の銅造三尊両脇侍像や、唐時代の鍍金仏に奈良時代の百万塔を合わせた例では、80万円の公開買取価格がありました。ただしどちらも複数点をまとめた事例で、時代が特定できる優品にあたるため、単体の像とは条件が異なります。
金色に見えても、真鍮や金色塗装の量産品である場合は評価が変わります。素材の判断は査定でしか確定しないため、自分で結論を出さず、写真と寸法を添えて相談してください。
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作家の銘がある木彫は評価が上がる
作家の銘がある木彫仏では、1万円〜28万円の公開買取価格を確認できました。同じ作家でも、像の大きさ・題材・共箱の有無によって公開されている金額は大きく異なります。
現代の仏師による作品では、小さな香合仏で7万5,000円、地蔵菩薩像で28万円という公開買取例がありました。一方、別の作家の聖観音菩薩像には1万円の例もあり、作家名だけで金額が決まるわけではありません。
銘のある作品では、共箱(作家の署名が入った専用の木箱)や栞が一緒に残っているかどうかも確認されます。箱書きは作者を特定する手掛かりになるため、像だけでなく箱も一緒に見せましょう。
銘がない木彫は時代と彫りで判断される
作者名の記載がない木彫仏の公開買取価格は、5,000円〜5万円の範囲で確認できました。作者を特定できない場合、木の古さ・彫りの質・像の状態といった、現物から読み取れる要素で判断されます。
作者不詳の木彫仏では7,000円〜8,000円、如来像で5,000円〜6,000円、観音像で8,000円〜9,000円という目安が公開されていました。
玉眼(水晶などを目にはめ込む工法)が入った菩薩立像には5万円、木彫の阿弥陀如来像には10万円の公開買取例もあります。
ただし、公開ページに作者名がないことと、像に銘がないことは同じ意味ではありません。銘は底面や背面に隠れている場合があるため、見える範囲を撮影して査定先に確認してもらってください。
樹脂・量産品は値がつきにくい
樹脂・プラスチック製の量産仏像について、今回確認した公開情報では参考価格を示せませんでした。値がつきにくい品物ですが、受付の可否は素材・状態・依頼先によって変わります。
樹脂製の像は、持ち上げたときに見た目より明らかに軽く、底面に成型時のバリ(継ぎ目の出っ張り)や型番の刻印が残っていることがあります。同じ形の像が複数流通しているため、骨董としての希少価値は高くありません。
値がつかないことと、相談できないことは別の話です。素材と状態を伝えたうえで、仏壇・仏具とあわせて相談できるかを確認してください。査定を受けられるかどうかと、金額がつくかどうかは分けて考えましょう。
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仏像の価値を左右する4つの条件

仏像の査定額を左右する要因は、素材と重さ・作家の銘・付属品の揃い方・時代と傷み具合の4つです。この条件のいくつが当てはまるかで、同じ大きさの像でも評価は変わります。
- 素材と重さ
- 作家の銘・落款の有無
- 光背・台座・厨子が揃っているか
- 時代と傷み具合
素材と重さ
素材は査定額の出発点になる条件です。金銅・古銅などの金属製、木彫、石彫、陶製、樹脂製では参照される価格の水準が異なり、素材が変わると比較する対象そのものが入れ替わります。
重さは素材を推定する手掛かりのひとつです。持ち上げたときにずしりと来る像は金属や石、見た目の割に軽い像は木彫や樹脂という傾向があります。
ただし、重いから高いという単純な関係ではありません。中が空洞の鋳物もあれば、密度の高い木材を使った木彫もあります。
安全に動かせる像であれば、大きさと重さを記録して査定先に伝えてください。重い像や傷みのある像は無理に動かさず、現状の写真を添えて相談しましょう。
作家の銘・落款の有無
作家の銘や落款があると、評価の根拠が現物の印象から作家の市場評価へ移ります。銘が読み取れる作品は、同じ作家の取引実績と照合できるため、査定額の説明がつきやすくなります。
木彫では像底や背面に彫り込まれた銘、鋳物では台座や像底の鋳込み銘、仏画では画面の隅の落款と印章が手掛かりです。共箱の箱書きに作家名が書かれている場合もあります。
一方で、銘があれば必ず高くなるわけではありません。仏像は模作や後刻の銘も流通しており、真贋の判断は専門家でも意見が分かれます。
銘を見つけても自分で価値を確定させず、写真を撮って相談する材料として扱ってください。
光背・台座・厨子が揃っているか
光背・台座・厨子が当初のまま残っているかは、査定で確認される条件のひとつです。当初から光背や台座が付属する像では、揃っているかどうかが評価に影響します。
光背は像の背後に立つ円形や舟形の装飾、台座は像を載せる蓮華形などの台、厨子は像を納める扉付きの小型の箱です。もともと光背や台座を伴わない形式の像もあるため、欠けていると決めつける必要はありません。
後から補われた光背や台座をどう扱うかは、査定先によって判断が分かれます。欠けている場合にどれくらい査定が下がるかも、像の格や素材によって異なり、一律の下落率は示せません。
逆に、別々の場所にしまい込んでいた光背や台座が見つかれば、まとめて相談する価値があります。
時代と傷み具合
時代が古い仏像ほど評価されやすい傾向があり、傷みの程度は評価を下げる要因になります。ただし、古さは見た目の汚れではなく、木の痩せ・彩色の剥落の質・金具の作りといった要素から総合的に判断されます。
虫食い、割れ、指や持物(手に持つ法具)の欠損、金箔の大きな剥がれは、いずれも減額の要因です。一方で、経年による自然な彩色の落ち着きは、古さの裏づけとしてプラスに働く場合もあります。
傷みを自分で直そうとすると、かえって評価を落とす結果になりかねません。現状のまま見せるのが基本方針だと覚えておきましょう。
手元の仏像を自分で確認する手順

査定に出す前に整理しておきたいのは、素材の見当・銘の位置・付属品の揃いの3点です。安全に確認できる範囲で写真とメモにまとめておくと、相談時のやり取りがスムーズになります。
重い像、部品が固定されている像、彩色や金箔が浮いている像は無理に動かさないでください。現状のまま撮影した写真を添えて相談すれば十分です。
- 素材を見分ける
- 銘や落款が刻まれている場所
- 付属品の揃いを確認する
素材を見分ける
素材は、重さの感じ方・表面の質感・見える範囲の観察から見当をつけられます。ただし外観だけで断定せず、あくまで査定先へ伝える情報として記録してください。
- 安全に持ち上げられる場合だけ、重さの感じ方を記録する。見た目の大きさに対して重ければ金属や石、軽ければ木や樹脂の可能性がある
- 見える範囲の表面を観察する。木目が通っていれば木彫、緑青が出ていれば銅製、成型のバリや継ぎ目があれば樹脂製の可能性がある
- 像の高さ・幅・奥行きをメジャーで測り、メモに残す。光背と台座を含む場合と像本体だけの場合を分けて記録する
- 動かしにくい像は、そのままの位置で撮影する。逆さにしたり部品を外したりせず、見える範囲の写真を添えて相談する
金色の像は特に判断が割れます。金メッキ、金箔押し、真鍮、金色塗装のいずれも金色に見えるため、自分で結論を出さず査定に委ねましょう。
銘や落款が刻まれている場所
銘や落款は、像本体では底面と背面に彫られていることが多く、次いで台座の裏側や側面に見つかります。見える範囲の銘や付属品を撮影し、寸法を記録しましょう。重い像や傷みのある像は動かさず、底面を確認するために逆さにしたり、光背や台座を無理に外したりしないでください。
鋳物のブロンズ像では、台座の後ろや像底に鋳込み銘が入ります。仏画や掛軸では、画面の左下または右下に落款と印章が置かれるのが一般的です。
厨子入りの像では、厨子の扉裏や底板に墨書が残っている場合もあります。読めない字であっても、無理に判読しようとせず、正面から接写した写真を残しておけば十分です。
すでに外れている部品があれば、破損を防ぐために別へ保管し、査定のときに像と一緒に見てもらってください。
付属品の揃いを確認する
付属品は、光背・台座・厨子・共箱・栞や鑑定書の5種類を確認します。押し入れや仏壇の引き出しに分かれて保管されていることが多いため、家全体を一度見直してから査定に出しましょう。
共箱は作者の署名が入った専用の木箱で、真贋や来歴を確かめる資料になります。像とは別の場所にしまわれていることが少なくありません。
付属品が見つかったら、安全に並べられる範囲で、像と一緒に写した全体写真を1枚撮っておいてください。個別の写真より、揃いの状態が伝わりやすくなります。
査定前に仏像へやってはいけないこと

査定前に避けたいのは、磨く・接着剤で補修する・付属品を先に処分するという3つの行為です。いずれも良かれと思ってされるものですが、評価を下げる要因となります。
- 磨く・研磨する
- 欠けた部分を接着剤で補修する
- 台座や光背を分けて処分する
磨く・研磨する
仏像を金属磨きや研磨剤で磨く行為は避けてください。古銅の緑青や木彫の経年変化は、時代を裏づける要素として評価されるため、削り落とすと古さの根拠が失われます。
金銅仏の場合、表面に残った鍍金は非常に薄く、磨くと簡単に地金が出てしまいます。木彫でも、彩色や金箔が水拭きで落ちてしまう場合があるでしょう。
手入れをするなら、乾いた柔らかい筆や刷毛で表面のほこりを払う程度にとどめてください。彩色や金箔が浮いている像、表面が粉を吹いている像は、ほこり払いも行わず、そのまま査定に出すのが安全です。
欠けた部分を接着剤で補修する
欠けや割れを市販の接着剤で直すのはおすすめしません。現代の接着剤は除去が難しく、後から専門的な修復を行う際の妨げになり、補修跡そのものが減額の対象になります。
指先や持物、光背の一部が折れてしまった場合は、破片を捨てずに保管してください。小さな袋に入れて像と一緒に持ち込めば、元の姿を判断する材料になります。
折れた状態でも査定を受けられる場合があります。持ち込みや発送の前に、欠損している箇所を伝えて受付の可否を確認してください。修理してから出したほうが高くなるとは限らないため、現状のまま相談しましょう。
台座や光背を分けて処分する
台座や光背だけを先に処分しないでください。当初から台座や光背が付属する像では、一部を手放すと揃いの状態に戻せなくなります。
「古びた台座は見栄えが悪い」「厨子がかさばる」といった理由で、像だけを残すことがあります。しかし、当初からの台座や厨子は、時代や制作背景を示す資料になる場合があるものです。
処分するかどうかは、査定を受けてから判断すれば間に合います。まとめて見てもらい、結果を聞いたうえで手放す範囲を決めましょう。
値がつかなかった仏像の手放し方

値がつかなかった場合も、供養を経て手放す・寺院や仏具店に相談する・自治体のルールに沿って処分するという3つの選択肢があります。金銭的な価値の有無と、信仰の対象として大切にしてきた事実は別の問題です。
- 閉眼供養を依頼して処分する
- 寺院や仏具店に相談する
- 自治体のごみとして出す場合の注意点
閉眼供養を依頼して処分する
【閉眼供養とは】
仏像や仏壇を手放す前に僧侶へ読経を依頼し、礼拝の対象としての区切りをつける儀式です。
作法も呼称も金額の考え方も宗派・寺院によって異なるため、まずは菩提寺へ直接確認してください。
「魂抜き」「お性根抜き」など複数の呼び方があり、浄土真宗のように魂が宿るという考え方を取らない宗派もあります。供養が必要かどうかは宗派・寺院・本人の考え方によって変わるため、すべての家庭に必要な手続きだと決めつける必要はありません。
手放すまでにかかる費用は、供養そのものにかかるものと、運び出しや引き取りにかかるものに分かれます。次の表で費目ごとに確認先を整理しました。
| 費目 |
内容 |
金額の確認先 |
| 供養のお布施 |
僧侶へ読経を依頼する際に納めるもの |
菩提寺または依頼する寺院。葬祭関連サービスの解説では2万円〜3万円とするものから3万円〜10万円とするものまで幅があり、寺院の公式案内で確認したものではない |
| 御車代 |
寺院から自宅へ出向いてもらう場合に、お布施とは別に用意するもの |
菩提寺または依頼する寺院。解説によっては5,000円〜1万円程度と案内されている |
| 搬出・運搬費 |
仏像や仏壇を家から運び出す作業にかかる費用 |
依頼する事業者の見積書 |
| 引き取り・処分費 |
引き取ったあとの処分にかかる費用 |
依頼先または自治体の案内。買取の査定料とは別の費用にあたる |
※上表は費目の整理です。お布施や御車代として挙げた金額は葬祭関連サービスの解説に示されていた幅であり、寺院の公式案内ではありません。実際の金額は菩提寺または依頼先へ直接確認してください(2026年9月16日確認)。
金額を事前に知りたい場合は、菩提寺に「このあたりではどのくらいをお包みされていますか」と尋ねるのが確実です。目安を推測して用意するより、直接聞いたほうが行き違いがありません。
寺院や仏具店に相談する
供養のあとの引き取りまで含めて相談できるのは、菩提寺と仏具店です。仏像・位牌・仏壇では引き取りの条件が異なるため、まとめて相談する場合も品目ごとの可否を確認してください。
菩提寺がある場合は、寺院が引き取りに応じるかどうかを先に確認してください。檀家であるかどうかや、寺院の保管状況によって対応は分かれます。
菩提寺がない、あるいは遠方で相談しづらいときは、仏壇・仏具を扱う店舗や、供養と引き取りを合わせて請け負う事業者が選択肢になります。
依頼する前に、供養の方法・引き取りの範囲・費用の内訳を書面で確認しておくと安心です。
自治体のごみとして出す場合の注意点
自治体のごみとして出す場合は、品目の区分と申し込み方法を必ず自治体に確認してください。仏像・仏壇の扱いは自治体ごとに異なり、素材やサイズによって可燃・不燃・粗大の区分が分かれます。
静岡市では、静岡市の不燃・粗大ごみの出し方によると、葵区の安倍6地区を除き、不燃・粗大ごみの戸別収集に申し込みが必要です。
申し込み先は不燃・粗大ごみ受付センター(フリーダイヤル 0120-532-471)で、受付は年末年始を除く月曜から金曜の9時から19時までです。
収集日の1週間前までに申し込み、大型のごみは大まかなサイズを測っておくよう案内されています(2026年9月16日確認)。
安倍6地区は申し込み不要の集積所収集となるため、居住地区の案内を確認してください。仏像そのものの収集可否・素材別の区分・費用は、汎用の粗大ごみ案内だけでは確定できないため、申し込みのときにあわせて確認しましょう。
静岡市以外の市町にお住まいの場合は、居住する自治体の分別区分を確認してください。同じ静岡県内でも、区分・申し込み先・手数料は市町ごとに異なります。
供養を希望する場合は、搬出の前に済ませておくと段取りをつけやすくなります。家族のあいだで手放してよいか判断に迷うときは、形見の品を売却する際の考え方もあわせて整理しておきましょう。
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仏像を売る方法の選び方

仏像の売り先は、買取専門店・骨董品店・遺品整理業者・フリマアプリの4つに整理できます。品数と手間のかけ方によって適した選択肢が変わるため、次の表で自分の状況に近い行を探してください。
| 選択肢 |
向いている人 |
向かない人 |
費用・確認事項 |
根拠 |
確認日 |
| 買取専門店 |
仏像以外の遺品もまとめて見てほしい人・その場で結果と現金を受け取りたい人 |
仏像や仏教美術の取扱実績を確認しないまま依頼したい人(取扱いの範囲は店舗ごとに異なる) |
『買取大吉』は査定料無料。出張料・キャンセル料も無料。仏像の受付可否は素材・寸法・状態によって変わるため事前に確認する |
『買取大吉』はじめての方へ |
2026年9月16日 |
| 骨董品店 |
古仏・作家物など、時代と作者の判断が必要な1点を持っている人 |
量産品・樹脂製の像を手放したい人・近隣に専門店がない人 |
店舗ごとに条件が異なるため、依頼前に確認が必要 |
業態の一般的な特徴。個別の事業者は未確認 |
- |
| 遺品整理業者 |
家財の片づけごと一括で任せたい人・搬出まで依頼したい人 |
仏像1点の買取額を最大化したい人 |
作業費が別途かかる場合がある。買取額と作業費の差し引きで手取りが決まる |
業態の一般的な特徴。個別の事業者は未確認 |
- |
| フリマアプリ・ネットオークション |
出品・梱包・発送を自分で行える人・買い手を待つ時間を取れる人 |
破損リスクを避けたい人・購入者とのやり取りを負担に感じる人 |
メルカリは取引完了時に販売価格の10%。Yahoo!オークションは落札成立時に落札価格の10%(個人出品。中古車など一部カテゴリは別料率)。加えて出品者が負担する送料・梱包費がかかる |
メルカリの手数料/Yahoo!オークション落札システム利用料の改定 |
2026年9月16日 |
※『買取大吉』とプラットフォームの行は、各公式ページで確認した条件です。骨董品店・遺品整理業者の行は業態の一般的な特徴であり、個別の事業者を確認したものではありません。条件は変更される場合があるため、依頼前に最新の情報を確認してください。
フリマアプリは売値がそのまま手元に残るわけではありません。販売価格から手数料10%と、出品者が負担する送料・梱包費を引いた手取り額で、買取店の査定額と比べてください。
仏像は重量があり緩衝材も必要になるため、送料と梱包費の負担は小さくありません。
依頼先を選ぶときは、業態だけで専門性を判断しないようにしましょう。仏像や仏教美術の取扱実績、説明の具体性、費用と搬出条件を確認しておくと、条件を並べて検討できます。
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店頭に持ち込む場合
店頭に持ち込む方法は、その場で査定結果を聞き、納得できれば現金を受け取れるのが利点です。仏像は角や持物が欠けやすいため、柔らかい布や緩衝材で包み、安全に運べる状態にしてから持ち込んでください。
梱包の方法や運ぶときの姿勢は、像の形状と安定性によって適した形が変わります。無理に分解せず、持ち運びに不安がある場合は受付先の指示を確認してから決めましょう。
重い像、不安定な像、傷みが進んだ像は動かさず、現状の写真を先に送って相談する方法もあります。彩色の剥落が激しい像や樹脂製の量産品は、受け付けの基準が店舗によって異なります。
持ち込む前に、素材・寸法・状態を伝えて受付の可否を確認しておくと無駄足になりません。『買取大吉』へ相談するときも、同じ情報をそろえて伝えると査定がスムーズに進みます。
出張査定を依頼する場合
出張査定は、重い仏像や大型の厨子を動かさずに見てもらえる方法です。仏壇や仏具もあわせて相談できますが、品目・大きさ・状態・搬出の条件によって受付の可否が変わります。
自宅など店舗以外の場所で買取契約を結ぶ取引は、特定商取引法の「訪問購入」にあたります。消費者庁の特定商取引法ガイドによれば、規制対象となる訪問購入では、購入業者に勧誘へ先立つ氏名等の明示義務と、契約時の書面交付義務があります(2026年9月16日確認)。
その場で判断できないときは、契約自体を保留してかまいません。訪問を依頼していない業者から突然勧誘を受けた場合は、不招請勧誘として禁止されている行為にあたります。
契約した場合でも、売主は法定書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、書面または電磁的記録による通知で申込みの撤回や契約の解除ができます。クーリング・オフの期間内は、物品の引渡しを拒むことも認められています。
ただし、訪問購入には対象から外れる物品や取引条件があり、引っ越しや退去にあわせて売主側から取引を持ちかけた場合などは一部の規定が適用されません。自分の取引が対象にあたるかどうかは、消費者庁の案内で確認してください。
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静岡県内で仏像を売るときの進め方

静岡県内で仏像を売るときは、写真と寸法をそろえて相談し、査定当日に有効な本人確認書類を持参する流れです。事前準備で大きく決まるため、持ち込む前の2つのステップを押さえておきましょう。
- 相談する前にそろえておくもの
- 査定当日の流れと必要な本人確認書類
相談する前にそろえておくもの
相談前にそろえるのは、写真・寸法・付属品・状態のメモの4点です。写真は正面・背面・側面を基本とし、安全に確認できる範囲で銘の接写を加えると、事前相談の段階で受付の可否を判断しやすくなります。
- 写真を撮る。正面・背面・側面を基本とし、無理なく確認できる場合は底面や銘の接写も加える。明るい場所で背景を無地にすると細部が伝わる
- 寸法を記録する。像本体の高さ・幅・奥行きを測る。光背と台座を含む全体の高さも別に測っておく
- 付属品を確認する。光背・台座・厨子・共箱・栞や鑑定書がそろっているかを確かめ、安全に並べられる場合は全体写真を1枚撮る
- 状態をメモする。欠け・割れ・虫食い・彩色の剥落の箇所と、破片を保管しているかどうかを書き出す

静岡県内では、『買取大吉』イトーヨーカドー静岡店などが骨董品の買取を受け付けています。公開ページで確認できた範囲は次のとおりです。
| 項目 |
確認できた内容 |
| 店舗名 |
『買取大吉』イトーヨーカドー静岡店 |
| 所在地 |
〒422-8006 静岡県静岡市駿河区曲金3-1-5 イトーヨーカドー静岡店 1階 |
| 営業時間 |
10時〜20時(イトーヨーカドー静岡店の休館日を除く) |
| 相談方法 |
店舗ページに掲載されている連絡先へ問い合わせる |
| 骨董品の受付として確認できた範囲 |
骨董品の買取を受け付けている旨を店舗ページで確認。仏像・仏具の取扱いはページ上に明示されていない |
| 仏像を相談する前に確認すること |
素材・寸法・状態・付属品の有無を伝え、受付の可否を確認する |
| 確認日 |
2026年9月16日 |
※上表は『買取大吉』イトーヨーカドー静岡店の骨董品買取ページで確認した内容です。仏像の買取を保証するものではありません。県内の他店舗の受付範囲や出張の対応エリアは、各店舗の案内で確認してください。
査定当日の流れと必要な本人確認書類
査定当日は、受付・査定・金額の提示・本人確認・成約という流れで進みます。本人確認書類は、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなど、現住所が確認できる有効な書類を用意してください。
身分証の住所が現住所と異なる場合、『買取大吉』では本人名義で現住所を確認できるものが別途必要になります。18歳未満の方からの買取は行っていません。受付条件の詳細は『買取大吉』はじめての方へで確認できます(2026年9月16日確認)。
本人確認が求められるのは、古物営業法第15条が、古物商に対して相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認する措置を義務づけているためです。
同条第2項第1号には、対価の総額が国家公安委員会規則で定める金額に満たない取引を除く旨の規定があります。その金額は古物営業法施行規則第16条で1万円と定められていますが、自動二輪車や書籍など一部の品目は1万円未満でも確認が必要です(2026年9月16日確認)。
これは法令上の一般原則であり、事業者ごとの受付条件とは別のものです。『買取大吉』では買取金額にかかわらず本人確認書類の提示をお願いしています。
仏像のほかにも遺品が残っている場合は、売却できる品物の見当をつけてから相談すると、一度の査定で確認しやすくなります。
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仏像の査定・買取は『買取大吉』にお任せ

『買取大吉』では、ライフスタイルに合わせて選べる3つの買取方法を用意しています。
仏像は素材・寸法・状態によって受付の可否が変わります。申し込みの際は、写真と寸法を添えて対応できる範囲を確認してください。
いずれの方法も査定料は無料です。店頭買取は予約不要、出張買取は出張料・キャンセル料無料で対応し、宅配買取は全国から利用できます。発送料・返送料も無料です。
- 店頭買取|査定無料・予約不要
- 出張買取|査定料・出張料・キャンセル料無料
- 宅配買取|全国対応で発送料・査定料・返送料が無料
それぞれの方法を詳しくご紹介します。
店頭買取|予約不要で気軽に来店できる
査定無料・予約不要で相談でき、成約時はその場で現金を受け取れるのが店頭買取の強みです。
「即座に現金を手にしたい」「鑑定士と直接対話して相場を聞きたい」という場合は、店頭買取が最適です。最寄りの『買取大吉』の各店舗へ品物を持ち込むだけで査定を受けられます。ご予約は不要です。
出張買取|自宅でそのまま査定でき出張料も無料
査定料・出張料・キャンセル料が無料で、自宅や玄関先で相談できるのが出張買取の強みです。
鑑定スタッフが自宅を訪問し、玄関先などで査定から買取手続きまでを行います。査定額に納得できず不成立になった場合も、査定料・出張料・キャンセル料はかかりません。
宅配買取|全国対応で送料無料
全国から利用でき、発送料・査定料に加えて、査定額に納得できない場合の返送料も無料です。
手持ちの箱または無料の宅配キットで着払い発送します。査定結果に承諾すれば、指定口座へ振り込まれます。店舗へ行かず、自分のペースで進めたい方に向いています。
【Q&A】仏像の買取に関するよくある質問

仏像の買取と処分について、よくある疑問をまとめました。
- Q.仏像の買取相場はいくらですか?
- Q.仏像を処分したいのですがどうすればいいですか?
- Q.仏像の処分費用はいくらかかりますか?
- Q.銘や落款がない仏像でも値段はつきますか?
- Q.光背や台座がないと査定はどれくらい下がりますか?
- Q.仏像を売るのに供養は必要ですか?
- Q.仏壇や仏具も一緒に引き取ってもらえますか?
Q.仏像の買取相場はいくらですか?
素材と銘の有無で分かれます。2026年9月16日に確認できた公開買取価格の例は、金銅仏・古銅の単体で8万円〜20万円、作家の銘がある木彫で1万円〜28万円、作者名の記載がない木彫で5,000円〜5万円です。
樹脂・プラスチック製の量産品については、公開されている買取価格を確認できませんでした。いずれも個別の公開事例であり、実際の金額は状態・付属品・依頼先の基準によって変わります。
Q.仏像を処分したいのですがどうすればいいですか?
先に査定を受け、値がつかなかった場合に供養を経て手放す順序が現実的です。処分してしまうと戻せませんが、査定を受けてから決めるぶんには選択肢が減りません。
手放し方には、菩提寺や仏具店に供養と引き取りを相談する方法と、自治体のごみとして出す方法があります。自治体に出す場合は、居住する市町の分別区分と申し込み方法を事前に確認してください。
Q.仏像の処分費用はいくらかかりますか?
依頼先と費目によって変わるため、一律の金額は示せません。供養のお布施、御車代、搬出・運搬費、引き取り・処分費は、それぞれ別にかかる費用です。
各費目の内容と確認先は、本文の費目の表にまとめています。お布施の金額は宗派・寺院・地域によって異なるため、菩提寺へ直接確認するのが確実です。
自治体のごみとして出す場合の手数料は、市町ごとに設定が異なります。静岡市では葵区の安倍6地区を除き不燃・粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要で、取り扱いは申し込みのときに案内されます。
Q.銘や落款がない仏像でも値段はつきますか?
銘がなくても値段がつく場合があります。ただし、状態・再販の可否・受付先の基準によって結果は変わります。作者名の記載がない木彫では5,000円〜5万円の公開買取例があり、木彫の阿弥陀如来像に10万円の例も確認できました。
銘がない場合、木味の古さ・彫りの質・光背と台座の揃いといった現物の要素で判断されます。査定を受けられることと金額がつくことは別なので、まずは素材と状態を伝えて受付の可否を確認してみてください。
Q.光背や台座がないと査定はどれくらい下がりますか?
下落率を一律には示せません。像の格・素材・時代によって、揃いの状態が評価に与える影響が変わるためです。当初から光背や台座が付属する像では、欠けていると本来の姿としての評価が難しくなります。
もともと光背や台座を伴わない形式の像もあるため、欠品と決めつける必要はありません。押し入れや仏壇の引き出しに残っていないか、査定前に家の中を一度見直してみましょう。
Q.仏像を売るのに供養は必要ですか?
必要かどうかは宗派・寺院の考え方によって異なり、一律の決まりはありません。浄土真宗のように魂が宿るという考え方を取らない宗派もあるため、単一の作法を正解として扱わないほうがよいでしょう。
供養を希望する場合は、菩提寺へ閉眼供養を依頼できるかを相談してください。供養の要否は宗教上の判断、買取の受付条件は依頼先の基準と、分けて確認すると進めやすくなります。
Q.仏壇や仏具も一緒に引き取ってもらえますか?
仏像・仏具・仏壇本体では取扱いの条件が異なります。まとめて相談する場合も、品目・大きさ・状態・搬出の条件を事前に確認してください。
『買取大吉』では出張買取に対応していますが、すべての品目に金額がつくとは限りません。買取と、不用品の引き取りも別のものです。
申し込みの際に品目と状態を伝え、対応できる範囲を先に確認しておきましょう。
まとめ:仏像の価値を確かめて納得できる手放し方を選ぼう

※記事内で紹介している買取相場などは、買取市場での相場であり、『買取大吉』の買取価格を保証するものではありません。
仏像の評価は素材・作家の銘・状態・付属品の揃い方で変わります。2026年9月16日に確認できた公開買取価格の例は、金銅仏・古銅の単体で8万円〜20万円、作家の銘がある木彫で1万円〜28万円、作者名の記載がない木彫で5,000円〜5万円でした。
査定額を左右するのは、素材と重さ・作家の銘・光背や台座の揃い・時代と傷み具合の4条件です。査定前に磨いたり接着剤で補修したりすると評価を落とすため、現状のまま相談してください。
値がつかなかった場合も、供養を経て手放す道があります。作法も費用の考え方も宗派によって異なるため、菩提寺へ直接確認するのが確実です。
静岡県内で相談する際は、写真と寸法、付属品、状態のメモをそろえ、運転免許証やマイナンバーカードなど有効な本人確認書類を用意しておきましょう。
手元の仏像に値がつくかどうかを確かめたい方は、『買取大吉』で無料査定をしてみてはいかがでしょうか。
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。