シルバーは安い?銀1グラムあたりの買取相場や高く売るためのコツを解説
2024年3月21日
「シルバーのアイテムっていくらで売れるの?」
「なるべく高く売るためにはどうしたらいい?」
このような疑問はありませんか。
シルバーアイテムは純度や刻印の種類によって買取価格が決まります。業者によっては買取を断っている刻印もあるため、知らずに査定へ持って行き「価格がつかなかった」という事態も少なくありません。
そこで、本記事ではシルバーアイテムの買取相場や買取が難しいとされている刻印の種類を紹介します。高額買取が期待できるシルバーアイテムのブランドや、査定額を上げるコツなども紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
シルバーアイテムの需要
シルバー(銀)は、工業・装飾・日用品・投資先など、さまざまなジャンルで需要がある素材です。特に工業分野での需要が高く、全体の5割以上を占めています。
近年は世界が脱炭素に向かっているため、工業分野のなかでも太陽光発電パネルの部品として重宝されています。
パネル1枚あたりに必要なシルバーの量は技術の向上によって減っているのに対し、総使用量は増え続けているため、銀の需要は今後も上がり続けるとの見方が有力です。
買取価格も相対的に上がっており、近年は1g100円以上があたりまえになるほどの上昇を見せています。
シルバー製品の買取相場
2024年に入り、銀の相場は最高価格130円まで上昇しました。2024年3月10日時点での相場は以下のとおりで、100円以上の高値を出しています。
純度
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相場
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シルバー999(Sv999)
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114.00円/g
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シルバー925(Sv925)
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103.00円/g
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銀の相場は日々変動しており、買取価格は相場に準じて決まるのが基本です。
例えば、シルバー925で5gのアイテムがあった場合、表を基準に計算すると「103円×5g=515円」となります。
このように、買取価格は銀の純度と重量が大きく影響します。
銀の純度は100%を1000%に換算する「1,000分率」という単位で表すケースが多く、一般的なシルバーアイテムの純度は「925(9.25%)」です。
日本国内における最高純度は999(99.9%)で、999に近いほど高額買取となります。
ただし、2012年以前は「1,000」の表記も存在していたため、2012年以前に造幣局で検定を受けた品物には1,000の表記も存在します。
なお、日本にある銀の純度は「999・950・925・900・800」の5種類です。
参考:日本造幣局「貴金属製品の品位区分と証明記号」
刻印から純度を確かめる方法
説明書や保証書がなく純度が分からない場合は、刻印から読み取れます。
シルバーアイテムの刻印には法則があり、基本は「アルファベット+純度を意味する数字」で表記されています。
アルファベットは「SV・Silver・Ag」が多用されており、例えば純度925(92.5%)のシルバーアイテムであれば「SV925」のようなかたちです。
また、「SV・Silver」を数字の前に単独で使用してよいのは925以上と定められています。
日本造幣局で検定を受けている場合は、数字の他に日本国旗が刻印されており、他にも以下の刻印が存在します。
上記のうち「Silver Plated」については、業者によっては査定不可としているところもあるため、前もって確認しておきましょう。
なお、『買取大吉』では、刻印の種類に関わらず査定が可能です。
Fine Silver|999
「Fine Silve(ファイン・シルバー)」は、銀の純度が999(99.9%)であることを表す刻印です。
インゴットやコインなどによく見られる表記で、「純銀」と刻印されている商品もあります。
最も買取価格が高く、重量があるほど高額買取が期待できる刻印です。
Sterling Silver|925
「Sterling Silver(スターリング・シルバー)」は、「Ag925・SV925」の通称で、純度925(92.5%)を表しています。
925はシルバーアイテムとして一般的な純度なため、アクセサリーや食器など幅広い商品に使用されている刻印です。
また、「Sterling Silver」だけは純度925を表す刻印として単体で使用できます。
Silver Plated|銀メッキ
「Silver Plate(シルバー・プレート)とは、銀メッキを意味する刻印です。銀のプレートや盃などにしばしば見られます。
銀としての価値がほぼないため、業者によっては買取を断るところも少なくありません。
他にも、以下の刻印がある場合は、銀メッキと同じ性質を意味しています。
上記の刻印も業者によっては買取不可なため、自分の持っているシルバーアイテムを確かめてみましょう。
なお、『買取大吉』では銀メッキも査定対象としています。査定は無料ですので、気軽に査定をお試しください。
イラストなどのアイコン|海外製
イラスト・アイコンなどの刻印がほどこされている場合は、イギリスやフランス製の場合があります。
アイコンの組み合わせによって意味が異なり、組み合わせのレパートリーが豊富なため、該当する場合は知識がある鑑定士に依頼するのがおすすめです。
『買取大吉』には知識と経験が豊富な鑑定士が在籍しています。査定の依頼先に悩んでいる方は、ぜひ『買取大吉』の無料査定をお試しください。
【高額買取】シルバー製品で人気のアクセサリーブランド
シルバー製品のなかでも、世界的に人気なジュエラーや有名ブランドは「銀+ブランドの価値」で査定額が算定されるため、高額買取になりやすい傾向です。
本章では、以下3つのジャンルに分けて高額買取になりやすいブランドを紹介します。
なお『買取大吉』では、以降で紹介するブランドはもちろん、ノーブランドの銀アクセサリーの持ち込みも歓迎しています。
シルバーアクセサリーの買取に関しては以下の記事でも詳しく解説しているため、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
世界5大ジュエラー
「世界5大ジュエラー」のうち、以下3つのブランドは高額買取となる可能性があります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
TIFANY & CO.(ティファニー)
シンプルで洗練されたデザインが特徴のジュエリーブランドです。純度925のスターリングシルバーを使用しており、ダイヤ・パール・カラーゴールドなどと組み合わせたシルバージュエリーも人気があります。
公式サイト:TIFANY & CO.
BULGARI(ブルガリ)
大胆かつモダンなデザインが特徴のブランドです。ブルガリを有名たらしめた繊細で美しい銀装飾は現代にも引き継がれており、世界中に愛好家が存在します。特にロゴをあしらったジュエリーの人気が高い傾向です。
公式サイト:BULGARI
CARTIER(カルティエ)
エレガントでクラシカルなアクセサリーを豊富に展開しているブランドです。特に、カルティエの「C」をモチーフにしたデザインは高い人気を誇ります。
シルバーアクセサリーのレパートリーが豊富で、シルバーのみのアイテムや、ダイヤ・ルビー・サファイヤをあしらったものまでさまざまです。
公式サイト:CARTIER
男性向けブランド4つ
男性向けのブランドでは、以下の4つが高額買取となりやすい傾向です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
CHROM HEARTS(クロムハーツ)
シルバーアクセサリーの王者ともいえるブランドです。精密な作りと重厚感のあるデザインが特徴で、日本をはじめ世界中に多くのファンがいます。特にクロスやダガーのモチーフが人気です。
LONE ONES(ロンワンズ)
クロムハーツのデザイナーが立ち上げたシルバーアクセサリーのブランドです。クロムハーツを踏襲しつつ独自のデザインを展開しています。特にシルバーの輝きに定評があり、高額買取となりやすいブランドです。
公式サイト:LONE ONES
Gaboratory(ガボラトリー)
1988年にアメリカで生まれたシルバーアクセサリーのブランドです。他と被らない独創的なデザインで人気を集めています。ハリウッドスターにもファンが多く、高く売れやすいブランドです。
公式サイト:Gaboratory
CRAZY PIG(クレイジーピッグ)
スカル(骸骨)デザインで有名なシルバーアクセサリーのブランドです。スカルのクオリティに定評があり「King of Skull(キングオブスカル)」とも呼ばれています。
公式オンラインサイト:CRAZY PIG
女性向けブランド4つ
女性向けのブランドでは、以下4つが高額買取の対象となっています。
- BILL WALL LEATHER(ビルウォールレザー)
ひとつずつ特徴を見ていきましょう。
BILL WALL LEATHER(ビルウォールレザー)
1985年創業のシルバーアクセサリーブランドです。海の波・フィッシュフック(釣り針)・スカル(骸骨)などのモチーフが多く、デザインから完成まで一貫して丁寧に製造しています。女性向けブランドとして紹介しましたが、ユニセックスなデザインが豊富です。
公式オンラインサイト:BILL WALL LEATHER
ROYAL ORDER(ロイヤルオーダー)
1996年創業のジュエリーブランドです。イギリスをテーマとした王冠・十字架・百合の紋章などのデザインが多く、ほかにも星・鍵・ハート・動物などのモチーフも展開しています。
公式サイト:ROYAL ORDER
JUSTIN DAVIS(ジャスティンデイビス)
ロイヤルオーダーのデザイナーであったジャスティン・デイビスが立ち上げたブランドです。ロック調でありながらエレガントな雰囲気のアクセサリーが多く、シルバーをメインにゴールドやカラーゴールドのアイテムも展開しています。
公式サイト:JUSTIN DAVIS
goro’s(ゴローズ)
1970年に創業したブランドで、日本におけるインディアンジュエリーの草分け的な存在です。シルバーアクセサリーのデザイン性はもちろん、レザーアイテムも人気があります。芸能人の木村拓哉さんが愛用していることでも有名なブランドです。
公式サイト:goro’s
買取価格を上げるためのコツ
シルバーアイテムは、査定前に以下のポイントをおさえておくと買取価格のアップにつながります。
ひとつずつ見ていきましょう。
売る前にお手入れをする
アイテムの見た目は買取価格に影響するため、査定前にはお手入れをして変色を落としておきましょう。
シルバーアイテムのほとんどは、空気中の硫黄や汗などのタンパク質に反応して変色が発生します。シルバーの変色は「硫化」と呼ばれる化学反応で、錆などを発生させる酸化とは異なります。
変色を完全に防ぐことは不可能ですが、ポリッシュを含んだ柔らかい布などで磨くと落とせるケースがほとんどです。
ただし、いぶし加工しているアイテムは状態を悪くしてしまう可能性があります。買取価格のダウンにつながってしまうため、変色と加工の見極めは必要です。
付属品を揃えておく
シルバーアイテムを購入した際についてきた証明書やインボイスなどがあると買取価格が上がります。
また、包装紙・袋・箱などが残っているのであれば、一緒に査定へ出した方がプラスの影響を与えます。
特に人気ブランドは偽物も多く流通しているため、アイテムの信頼性を上げる保証書などは影響力が高い傾向です。
相場が上がっているタイミングを狙う
銀の相場は毎日更新されています。買取価格は日々変動する相場に連動しているため、なるべく高いタイミングで売るのが高額買取のコツです。近年は銀相場が高値を推移しているため、絶好の売り時といえます。
また、アイテムが海外製の場合は円安のタイミングも狙い目です。円安時は輸入の関係で日本国内の販売価格が高くなり、相対的に買取価格も上がるためです。
シルバーアイテムは業者によって売れないケースがある
業者によっては以下の特徴に該当する場合、買取不可とするところがあります。
自分のアイテムが該当しないか、前もって確認しましょう。
なお、『買取大吉』では、上記に該当するアイテムも査定の対象です。
他社で断られたシルバーアイテムをお持ちの方は、ぜひ『買取大吉』の無料査定をお試しください。詳しい買取方法については次章で紹介しています。
『買取大吉』では3つの方法でシルバーアイテムを買取
『買取大吉』では、以下3つの買取方法に対応しています。
- 出張買取|出張料無料で1点から対応可能
- 宅配買取|送料無料で査定後のキャンセルも0円
それぞれの特徴や買取までの流れをみていきましょう。
なお、シルバーアイテムを含む金製品の買取実績は以下のページから確認できます。興味のある方はぜひご覧ください。
店頭買取|予約不要で即日現金化
『買取大吉』へシルバーアイテムを持って来店していただく方法です。来店時の予約は不要で、査定料も発生しません。熟練の鑑定士によって1点1点丁寧に査定し、金額を提示いたします。
成約となった際はその場で現金をお支払いします。査定後にキャンセルしても手数料は発生しないため、気軽にお試しください。
出張買取|出張料無料で1点から対応可能
『買取大吉』の鑑定士が自宅へ訪問し、査定・買取する方法です。電話・LINE・メールにて申し込み後、日程を調整いたします。出張料・査定料・キャンセル料は無料で、玄関先での査定にも対応可能です。
成約となった際にはその場で現金払いいたします。1点からの依頼も受け付けていますので、気軽にお申し込みください。
宅配買取|送料無料で査定後のキャンセルも0円
お客様の方でシルバーアイテムを梱包していただき『買取大吉』へ送っていただく方法です。送料は弊社で負担し、希望の方には宅配キットのご用意もあります。
成約となった場合は、指定の口座へ金額をお振込みいたします。キャンセルの場合は『買取大吉』で責任を持って返送するため、ご安心ください。
まとめ:『買取大吉』ではどのようなシルバー製品も査定可能
シルバーアイテムは、「銀の相場×重量」で買取価格が決まります。近年は相場が高値を推移しているため、売却する絶好のタイミングです。特に海外ブランドのシルバーアイテムであれば円安の影響で例年より高い買取価格が提示できる可能性があります。
『買取大吉』では、銀のアイテムを含めた貴金属の買取を強化中です。刻印なし・銀メッキ・銀張り・他社に断られてしまったアイテムなども査定可能なため、シルバーアイテムを売る予定の方は、ぜひ『買取大吉』の無料査定をご利用ください。