ピンクゴールドの魅力や扱う際の注意点を解説|似合う人の特徴や身に着けるポイントも紹介
2024年5月30日
「ピンクゴールドってどんな金属?」
「どんな人に似合う?」
このような疑問はありませんか?
ピンクゴールドは、光沢のある美しいピンク色が特徴で、ジュエリー素材として使われています。他のカラーゴールドにはない魅力が秘められており、女性向けのジュエリー素材として人気です。
この記事では、ピンクゴールドの魅力や扱う際の注意点を紹介します。似合う人の特徴やコーディネートに組み込む際のポイントも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事でわかること>
- ピンクゴールドの魅力
- 扱う際の注意点
- ピンクゴールドが似合う人の特徴
- 身に着けるときのポイント
ピンクゴールドの魅力
上品さと可愛らしさを兼ね備えたピンクゴールドは、他の金属にはない特徴を持っており、数多くのジュエリーに使われている素材です。
ここでは、ピンクゴールドに秘められている以下の魅力を解説します。
それぞれ見てみましょう。
純度によって色味が変わる
ピンクゴールドは、純金に銅や銀などの金属を混ぜて作られます。混ぜる金属を割金(わりがね)と呼び、含まれる割合によって色が変わるのです。
ピンクゴールドは一般的に以下の配合で作られています。
品位 |
金 |
銀 |
銅 |
パラジウム |
K22 |
91.7% |
5.8% |
1.7% |
0.8% |
K20 |
83.5% |
11.6% |
3.3% |
1.6% |
K18 |
75.0% |
18.0% |
5.0% |
2.0% |
K14 |
58.5% |
29.0% |
8.3% |
4.2% |
K22は金の割合が91.7%と高く、割金の含有量が少ないため落ち着いた赤みが特徴です。反対に、金の割合が58.5%のK14は割金の含有量が多いため、強い赤みになります。
ジュエリーなどに施されている「K18PG」などの刻印から金の含有率を判断可能です。「K18PG」の刻印は、品位がK18のピンクゴールドを意味しています。
リングなら内側、ネックレスなら留め金やペンダントトップなど、目立たない箇所に刻印がある場合が多いため、確認してみてください。
耐久性が高い
ピンクゴールドは純金と比べて耐久性が高い点も魅力のひとつです。純金は金属の中でも柔らかく傷つきやすい性質を持っています。
対してピンクゴールドは純金に銀・銅などの割金を含んでいるため、硬度が上がり、耐久性が高くなっているのです。
高い耐久性があるため、毎日つける結婚指輪、普段使いしやすいジュエリーなどに多く取り入れられています。
ピンクゴールドを扱う際の注意点
ピンクゴールドは割金を含んでおり、美しいピンク色と高い耐久性があります。しかし、割金を原因としたデメリットもあるため、購入する前に理解しておきましょう。
ピンクゴールドを扱う際の注意点は以下のとおりです。
- 変色する可能性がある
- 金属アレルギーを起こす可能性がある
それぞれ解説します。
変色する可能性がある
ピンクゴールドは変色したり、黒ずんだりして美しい色味が損なわれる可能性があります。
純金は変色しない金属ですが、混ぜている銅・銀・パラジウムなどが化学反応を起こすのです。
特に、銅は酸化しやすい金属であり、酸素に触れるだけで化学反応を起こし、変色します。
また、入浴剤や温泉に含まれている硫黄とも化学反応を起こして変色するため、入浴する際はジュエリーを外しましょう。
近年のピンクゴールドジュエリーは、酸化防止加工がされており、以前ほど酸化する心配はなくなりました。
しかし、変色する可能性はゼロではないため、身に着ける場所には注意しましょう。
金属アレルギーを起こす可能性がある
ピンクゴールドは金属アレルギーを起こす可能性があります。金自体は金属アレルギーを起こしにくいことで有名です。
しかし、混ぜられている銀・銅・パラジウムなどの割金によって金属アレルギーが起こる可能性があります。
金属アレルギーのリスクは、金の純度が下がるにつれて高まります。そのため、純金の割合が少ないジュエリーほど、金属アレルギーを起こす可能性が高まるのです。
ピンクゴールドは、金属アレルギーを起こしやすいパラジウムが含まれています。そのため、ジュエリーを購入する前に、アレルギーが無いか皮膚科でテストしてみましょう。
ピンクゴールドの美しさを保つ方法
美しい色が特徴のピンクゴールドですが、定期的にお手入れしなければ、見た目が悪くなってしまいます。そのため、適切なお手入れや保管が欠かせません。
ピンクゴールドのお手入れ・保管方法は以下のとおりです。
- 柔らかい布で汚れをふき取る
- 中性洗剤で洗う
- ケースで保管する
ひとつずつ見てみましょう。
柔らかい布で汚れをふき取る
使用したあとは、柔らかい布で汚れをふき取りましょう。皮脂汚れは酸化の原因です。マイクロファイバークロスなどで皮脂汚れをふき取れば、酸化を防ぎ、美しい状態を保てます。
研磨剤などは、表面に細かなキズがついて美しさが損なわれるためおすすめしません。
中性洗剤で洗う
布でふき取るだけでは落ちない汚れがあるときは、中性洗剤で洗いましょう。中性洗剤を数滴垂らしたぬるま湯に浸けて、柔らかいブラシで優しく磨きます。
その後、流水で洗い流しましょう。洗剤の成分が残ってしまうと、変色の原因となるため、丁寧に洗い流してください。
きれいに洗い流したら、柔らかい布で水気をふき取りましょう。以上の手順できれいにできますが、宝石がついているジュエリーは中性洗剤が使用できない場合があるため注意が必要です。
付属している説明書や購入した場所に確認してから洗いましょう。
ケースで保管する
ケースでの保管も、美しさを保つのに大切です。ケースに入れておけば、物がぶつかってキズがつくのを防げます。
ただし、ジュエリー同士がぶつかるような小さなケースでは、キズがつく可能性があります。お互いが干渉しないサイズのケースで保管しましょう。
ピンクゴールド以外のカラーゴールド
美しいピンク色に輝くピンクゴールドは、カラーゴールドのひとつです。カラーゴールドはピンクゴールド以外にも以下の種類があります。
- ホワイトゴールド
- イエローゴールド
- グリーンゴールド
- レッドゴールド
- パープルゴールド
- ブラックゴールド
それぞれの特徴を紹介します。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムなどの白色金属を混ぜたカラーゴールドです。プラチナと色合いが似ており、男女問わずジュエリーとして人気があります。
以下の記事でもホワイトゴールドの魅力について紹介しているため、ぜひご覧ください。
イエローゴールド
イエローゴールドは、純金よりも黄色味が強いカラーゴールドです。主に、銀や銅が割金として混ぜられており、美しい黄色からホワイトゴールドに並んで人気があります。
イエローゴールドについては以下の記事でも紹介しているため、ぜひご覧ください。
グリーンゴールド
グリーンゴールドは、銀や銅を混ぜて作られており、緑色を帯びた上品さが特徴です。割金の含有率によって、濃いものから薄いグリーンまであり、若者から人気を集めています。
グリーンゴールドについては以下の記事で解説しているため、参考にしてみてください。
レッドゴールド
レッドゴールドは、ピンクゴールドよりも赤みが強いカラーゴールドです。ピンクゴールドが銀・銅・パラジウムを混ぜているのに対し、レッドゴールドは銅のみを割金としています。
美しい赤色を表現するのは難しく、なかなか市場に出回らない珍しい金属です。レッドゴールドについては以下の記事も参考にしてみてください。
パープルゴールド
パープルゴールドは、鮮やかな紫色が特徴です。アルミニウムを多く混ぜて作られており、硬度が低い性質がありますが、コーティングを施したものは耐久力が高くなっています。
美しい紫色からヴァイオレットゴールドやアメジストゴールドとも呼ばれています。
ブラックゴールド
ブラックゴールドは、灰色に近い色合いのカラーゴールドです。華のある金に、シックな黒が混ざりあい、大人でクールな印象があります。
希少なカラーゴールドで、市場では多く流通していません。
ピンクゴールドが似合う人の特徴
ピンクゴールドが似合う人は以下のとおりです。
- ・明るいピンクっぽい肌を持つ人
- ・鮮やかで白い肌を持つ人
明るくピンクっぽい肌の人は、シンプルなデザインのジュエリーがおすすめです。鮮やかで白い肌の人は、装飾や光沢感のあるジュエリーを身に着ければ、お互いの良さを引き立ててくれます。
肌色に合わせたジュエリーを身に着ければ、いつもよりもオシャレな着こなしを楽しめるでしょう。
ピンクゴールドジュエリーをおしゃれに身に着けるポイント
ピンクゴールドジュエリーをおしゃれに身に着けるには、以下のポイントを押さえましょう。
- フェミニン系のコーディネートに合わせる
- シルバージュエリーと合わせる
- ジュエリーをピンクゴールドで統一する
ひとつずつ解説します。
フェミニン系のコーディネートに合わせる
ピンクゴールドは可愛らしい印象を与えるカラーゴールドのため、柔らかく清楚な雰囲気のフェミニン系コーディネートと組み合わせるとよいでしょう。
ゴールドの上品さもあるため、いつものコーディネートをワンランクアップしたいときにピンクゴールドを身に着けてみてください。
シルバージュエリーと合わせる
ピンクゴールドとシルバーの重ね付けは相性がよいといわれています。どちらか一方をメインカラーにして、一方をポイントカラーとして組み合わせるのが、コーディネートのコツです。
ジュエリーをピンクゴールドで統一する
ジュエリーをすべてピンクゴールドにすれば、統一感のあるオシャレなコーディネートになります。モチーフを合わせるのもポイントです。
例えば、リングもネックレスもハートをモチーフとしたものを身に着ければ、さらに統一感が出てより魅力が増すでしょう。
ピンクゴールドジュエリーは『買取大吉』が高価買取します
ピンクジュエリーは、可愛らしさと上品さを兼ね備えたカラーゴールドです。女性を中心に人気を集めており、ジュエリーの素材として使われています。
純度によって変わる色味や高い耐久性を持ちますが、変色や金属アレルギーを起こす可能性があるためえ、扱う際は注意が必要です。
購入する際は、アレルギーがないか事前に確認するとよいでしょう。ピンクゴールドジュエリーは人気が高く、中古品でも高い価値があります。
『買取大吉』ではピンクゴールドの高価買取が可能なため、手放すときや、買い換える際は、ぜひご利用ください。