ROLEXの【ミルガウス】の特徴・魅力とは?買取大吉イトーヨーカドー静岡店が徹底解説いたします!
2022年9月25日
静岡市、葵区、清水区、駿河区、藤枝市、焼津市、富士市の皆様こんにちは!
買取大吉イトーヨーカドー静岡店の渡邉です(*^-^*)
ROLEX/ミルガウス
1956年に誕生したROLEXのミルガウス。
ミルガウスの最大の特徴は
「磁気に強い」ところであり、最大1,000ガウスの磁場に耐えることが可能です。
その特性から医者や研究者など、強い磁気にさらされることの多い職業の従事者向けに開発されました。
「ミル」とはフランス語で「1000」、「ガウス」は磁束密度の単位を表しており、一般的な腕時計の耐磁性が約50~100ガウスであることからも特殊な時計であることがわかります。
今でこそ腕時計に対して磁気が大敵ということは常識となりましたが、当時は磁気に対する認知度は高くなく、ミルガウスは1987年頃に一時生産中止となりました。
その後携帯電話やタブレット端末などの磁器を発する電子機器が身の回りに増えた2000年以降、
各ブランドが磁気対策に乗り出すようになり2007年にミルガウスは復活を果たすのです。
磁気を発するものとは?
「磁気に強い」「1000ガウスの磁気に耐えられる」
といわれても日常で使用するものがどれくらいの磁器を発しているか想像もつかない方が多いのではないでしょうか?
・ヘアドライヤー・テレビ/~10ガウス
・電話機/~50ガウス
・ノートパソコンのスピーカー/~100ガウス
・スマートフォン・電気カミソリ/~200ガウス
・携帯電話・オーディオスピーカー/~300ガウス
・マグネット式の留め具・磁気ブレスレット・電気カーペット/~800ガウス
・IH調理器・磁気ネックレス等/1000ガウス~
普段使用する電子機器でも、これらの磁気が時計の悪影響を与えてしまうのです。
進みや遅れなど、急に精度が悪くなった際は磁気帯びを疑いましょう。
高性能磁気遮断システム
ミルガウスの特徴である耐磁性はケースを特別な仕様にすることで実現しています。
ROLEXでは現行モデルのすべてのムーブメントに「パラクロムヒゲゼンマイ」を採用することで磁化しづらい製品を製造していますが、ミルガウスはそれ以上の耐磁対策を行っています。
その最たるものがケースであり、「高性能磁気遮断システム」という機構が搭載されているのです。
これは通常のオイスターケースの中に磁気シールドを搭載したもので、シールドはROLEXが厳選した強磁性合金でつくられています。
そのシールドが一旦時期を引き受け、外部へと受け流す役割を果たしています。
ただ強磁性が高い素材なだけではつとまらず、保持力が低く、磁気が抜ければすぐ元の状態に戻ってくれる特殊な合金を使用することがROLEXのこだわりです。
また、ミルガウスは文字盤側から磁気が内部に入り込むことを防ぐため、デイト機能がついていないことも特徴のひとつです。
ミルガウスを手放すなら
ROLEXといえばサブマリーナやGMTマスター、デイトナ等の人気モデルがありますが、街中でよく見かけるモデルでもあります。
反対にミルガウスはこれまで登場している全てのモデルにおいて着用している人を見かけることも少なく、人と被りにくく個性を演出しやすい時計でもあります。
カジュアルからビジネスシーンまで幅広い場面で使用できるスマートさもあり、時計ファンの間で高い人気を誇っています。
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公認鑑定士 渡邉
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