【SEIKO/セイコー】代々受け継いだアンティーク時計などを売るなら高価買取の大吉 逗子店へお任せ下さい!
2022年10月21日
逗子・葉山・鎌倉・横須賀・金沢区近辺にお住いの皆様おはようございます。
買取大吉 逗子店 松永です!
本日はアンティーク時計の買取について大吉 逗子店がご紹介致します!
アンティークとヴィンテージの違い
『アンティーク』と『ヴィンテージ』の違いは、主に現代よりも100年以上前につくられた上質な物をアンティーク、100年以内ではあるが上質な物をヴィンテージと呼んでいます。
大事なことは丁寧につくられた美術的価値のあるものであるということです。
美術的価値や希少価値が無かったり、古くて壊れていて利用価値がない物をジャンクやラビッシュなどと呼ばれることがあります。
上記のアンティークとヴィンテージは骨董品などに当てはまり、時計業界においては、アンティーク時計はクオーツ時計が誕生する1970年代以前に製造された時計を指します。
そのほとんどが手巻き、もしくは自動巻きのムーブメントを搭載した機械式時計になります。
当時は設備などの問題で今のように大量生産が難しく、優れた職人によって一本一本が丁寧に組み立てられ何世代にも渡って受け継がれることを前提につくられていますので、メンテナンス次第では半永久的に使用できます。
今回お買取りさせて頂いた『SEIKO/セイコー 4520-8020』通称『天文台クロノメーター』は幻の逸品と呼ばれています。
この時計はセイコーが、スイスのニューシャテルの天文台で1960年代に行われていたクロノメーター(高精度の機械式時計)のコンテストに応募して、厳しい試験をくぐり抜けて合格した73個のムーブメントをそのまま使用した時計です!
基本的に、こういったムーブメントはプロトタイプとして一般販売されることはほとんどないのですが、セイコーブランドの威信をかけた為か、かなり安い値段で73個のみ販売されました。
当時のスイスは100年以上も時計を作り続けており、そのスイスで開かれる時計精度の検定試験である天文台クロノメーター試験はOMEGAやZENITHなどと言った名だたるメーカーが制度を競い合う世界最高水準のコンクールでした。
そんなコンクールに1964年にセイコーは参加することになりますが、結果は惨敗でした。
しかしこの結果によりスイス時計と日本製の技術力の差を見せつけられたセイコーは改良を続け、翌年なんとか3本程を入賞させることが出来ます。
さらに翌年には32本とかなりの結果を残し、徐々に入賞数を増やしながらコンクールでの順位を上げていきます。
そして事実上最後のスイス天文台コンクールの1968年、上位を独占するといった快挙を達成します。
しかし、1,2,3位を獲得することは出来ませんでした。なぜならそれは当時まだ研究途上であったクォーツ時計だったからです。
ですが、クォーツ時計に食らいつくセイコーの時計は事実上の機械式時計の王といえるでしょう。
スイス時計業界にとって小国だった日本の時計に数年で追い抜かれ破れたこともあってか、天文台コンクールはこの年以降開催されなくなります。
そして、ラストイヤーの翌年1969年、世界初の市販クォーツ腕時計「アストロン」を発売しスイス時計業界に大きな打撃を与えることに繋がっていきます。
そういったヒストリーもあり、製品の技術力の高さもさることながら、その希少性から幻の逸品と言われているのだそうです。
アンティーク時計の買取について
①出来る限り綺麗にしておく
アンティーク時計は古い時計の為、汚れやほこりが付着している可能性が高いです。
ガラスの内部やムーブメントの汚れは業者でない限り難しいですが、自分で落とせる汚れは出来る限り落としておいた方が良いです。
②そのままの状態を保つ
綺麗にしようと修理などを使用とされる方もいらっしゃいますが、パーツを好感してしまうと折角の希少価値が損なわれて大幅に査定額が下がってしまう要因に繋がります。
アンティーク時計を買い求める方は、当時の状態を好まれる方が多い為、錆びなどがあってもそのままの方が良いです。
③付属品を捨てない
アンティーク時計は骨董品と同じように、箱や保証書にも高い価値を持っています。
通常の時計も付属品の有無で価値が変わりますが、アンティーク時計に関しては如実に変わってきますので、ボロボロだったり汚れていても必ず一緒にお持ち下さい!
地域ナンバー1の高価買取!
TEL:0120-288-889
アンティーク時計を売るなら是非とも買取大吉逗子店へお持ち下さい!
皆様のご来店心よりお待ちしております!
買取大吉 逗子店 公認鑑定士 松永
どんなお品物でも、どんな状態でも喜んで査定させていただきます。他社様で断られた物もがんばってお買取致します。こちらに載っていないものでもお気軽にお持ちください。