中国切手の高額買取ランキング|価値がある理由と高く売る方法を解説
2025年8月30日
「中国切手の高額ランキングを知りたい」
「高く売れるのはなぜ?」
このように考えていませんか。
中国切手は、希少性や歴史的背景・芸術性の高さから国内外のコレクターに人気があり、高値で取引されることがあります。
ただし、すべての中国切手が高額になるわけではなく、発行年代や状態によって価値は異なります。そのため、自分が持っている切手がどの程度の価値を持つのか、疑問を抱く方も多いでしょう。
本記事では、中国切手が高く評価される理由や高額買取ランキング・価値を決めるポイント・高く売るための方法を解説します。
中国切手の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
中国切手はなぜ高い?価値がある理由

中国切手が高額で取引される理由として、主に以下の4つがあります。
まず注目すべきは、国内外の切手コレクターによる根強い人気です。特に1970年代以前に発行された切手は発行枚数が少なく、文化大革命期(1966〜1976年)には切手収集や輸出が禁止され、旧切手の破棄や回収も行われたため、希少価値が高まっています。
また、近年では中国国内の経済成長により富裕層が増え、資産としての切手に注目が集まっています。こうした背景から、投機目的で切手を収集・売買する動きも加速しているのです。
中国切手は芸術的な価値も魅力のひとつです。文化や歴史を反映した緻密なデザインや色使いは、美術品としても高く評価されています。
需要・希少性・投資性・美術性の4要素が、中国切手の高額化を後押ししているのです。
中国切手|高額買取ランキングTOP10

中国切手の高額買取ランキングを紹介します。
中国切手を売却する際の参考にしてみてください。
※買取相場は市場の平均的な価格を反映したものであり、需要や切手の状態によって変動します。また、『買取大吉』における買取価格を約束するものではありません。
※ランキングは2025年8月時点のデータで作成しており、変動する可能性があります。
1位:全国の山河は赤一色
1968年に発行された「全国の山河は赤一色」は、中国全土を赤く染める図案のはずが、台湾だけ赤く塗られていないという重大なミスプリントにより、発行からわずか半日で中止・回収されました。
そのため市場にほとんど流通せず、「幻のエラー切手」として知られています。
希少性は非常に高く、未使用品が香港のオークションで、2009年に約4,300万円、2013年には約9,100万円で落札された記録もあります。
使用して消印のある品物でも100万円前後の評価がつく場合もあるプレミア切手です。
2位:梅蘭芳舞台芸術
京劇界の名優・梅蘭芳(ばい・らんほう/メイ・ランファン)を描いた1962年発行のシリーズです。
発行枚数が2万枚と少ないうえに、文化大革命期に消失したものが多いため、現存数が限られています。
そのため、数ある中国切手のなかでもトップクラスのプレミア切手と位置付けられているのです。
バラ8種と小型シートがあり、小型シートのほうが高額で取引されます。
買取相場はバラ切手の未使用全種コンプリートで約7万円、小型シートは状態次第で100万円前後と評価される場合もあるほど高い価値が認められています。
3位:天安門図第5版
天安門をデザインした第5版切手は、1951年に発行されており、政治的・歴史的背景からコレクター間で需要が高く、状態の良いものは価値が上がる傾向です。
天安門図切手は1950年に第1版が発行されて以降、第5版まで発行されました。中国北京にある天安門の図柄が採用された芸術性あふれる魅力があります。
天安門図第5版は額面価格が高いため流通数が少なく、文化大革命の影響で現存する枚数が限られています。
そのため、プレミア価格で取引されており、未使用・美品・6種コンプリートなら80万円前後で買取される場合もあるのです。
4位:毛主席の最新指示
中華人民共和国を建国した毛沢東がデザインされた1968年発行の中国切手です。
5種類が1枚につながった「5種連刷」が特徴であり、それぞれに毛沢東主席の肖像と「最新指示」となる文言が掲載され、政治的意味合いとデザイン性を兼ね備えた魅力があります。
文化大革命期に発行された希少切手として、未使用・美品の5種連刷は約30〜40万円前後の買取相場となっています。
5位:毛主席詩詞
1967年に発行された「毛主席詩詞」は、3セット全14種類からなるシリーズです。毛沢東が詠んだ詩詞の一部と書く姿が描かれており、政治的メッセージ性と美術的要素の両面を兼ね備えた切手として知られています。
プレミアがつく切手のひとつであり、消印ありのものや14種揃っていない場合でも高額買取が期待できます。
買取相場は状態が良く、14種揃っていれば30万円前後です。
6位:毛主席の長寿を祝う
1967年発行の語録切手で、毛沢東の長寿を祝う11種類で構成されるシリーズ。1枚目には人民服を着用した毛沢東が左手に帽子を持ち、右手を掲げる姿が描かれ、残りの10枚には、毛沢東の語録が記載されています。
文化大革命中に発行された希少な切手で、11種揃った未使用品なら20万円前後で取引されます。
希少性が高いため11種類揃っておらず、使用済みでも高額買取される傾向です。
7位:赤猿(小ザル)
中国の文化を象徴するレアな赤猿のデザイン切手。1980年に発行された中国初の年賀切手であり、金粉がまぶされた美しさで人気に火がつき、郵送中に盗難されるという噂もあったほどです。
買取相場はバラでも1枚あたり10〜15万円ほどで取引されており、希少な80枚のシートなら800万円前後の価値が認められる場合もあります。
人気の高さゆえに偽物も多く出回っており、真贋判定は簡単ではありません。現品をお持ちの方は、鑑定士が在籍する買取店に依頼しましょう。
8位:少年たちよ子供の時から科学を愛そう
1979年に発行された未来を夢見る子供と科学をテーマにした切手であり、小型シートと模型飛行機や天体観測などがデザインされた6種類の切手があります。
特に小型シートは発行部数わずか10万部と極めて少なく、非常に高い希少価値を誇ります。未使用なら約10万円前後の相場で取引されています。
一方、バラは1,200万枚以上発行された種類もあり、流通数が多いためプレミアはつかず、1枚あたり数百円が相場です。
9位:牡丹
中国を代表する花「牡丹」がデザインされた切手です。1964年に発行され、小型シート1種とバラ切手15種があります。
小型シート・バラともに高く評価されており、小型シートは10万円前後、バラでも15種類すべて揃っていれば2万円前後の買取相場です。
ただし、バラの場合、使用済みでは1枚あたり数百円程度とプレミアはつきません。
10位:中華人民共和国成立15周年
中華人民共和国の成立15周年を祝って1964年に小型シートとして発行されました。全3種類あり、以下のデザインがあります。
状態が良い小型シートなら高い価値が認められ、買取相場は5〜10万円前後となっています。
中国切手の高額買取ランキング|11位以下を一覧表で紹介

TOP10にランクインしなかった中国切手にも高額で買取される種類はあります。11位以下のランキングは、以下の表をご確認ください。
※買取相場は市場の平均的な価格を反映したものであり、需要や切手の状態によって変動します。また、『買取大吉』における買取価格を約束するものではありません。
※ランキングは2025年8月時点のデータで作成しており、変動する可能性があります。
種類
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特徴
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買取相場
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11位:毛主席の長寿をたたえる
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1967年発行。第一次に5種、第二次に3種の全8種。
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8種類未使用:約9万円
使用済み:約1万円
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12位:中華人民共和国展覧会米国
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1980年にアメリカで開催された博覧会を記念して発行。開幕を祝う・友好往来の2種がある。
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12面シート:約8万円
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13位:延安文芸講話発表25周年
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1942年の毛沢東の文芸講和から25周年を記念して1967年に発行された。
民衆イラスト1種・文芸講和の言葉2種で構成。
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3種完:約7万円
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14位:革命的な現代京劇
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文化革命期の京劇がモチーフ。第一次・第二次で計9種類の切手が発行。
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未使用:約7万円
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15位:第26回世界卓球大会組合せ小型シート
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1962年発行。中国の代表的なスポーツ「卓球」の大会切手
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約5万円
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16位:菊シリーズ
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1960年発行。菊がデザインされた全18種。
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18種完・未使用:約4万円
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17位:黄山風景シリーズ
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中国観光地のひとつ「黄山(こうざん)」が描かれた切手。全16種類。
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16種完・未使用:約4万円
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18位:31回リチオーネ国際切手展加刷小型シート
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1979年発行の「万里の長城小型シート」が加刷されて作られた切手。
発行枚数が少ないため希少価値が高い。
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約4万円
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19位:童話ボチャン 切手帳
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1980年発行。中国童話ボチャンがモチーフ。
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切手帳:約4万円
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20位:全国科学大会組合せ
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1978年に中国北京で行われた全国科学大会を記念して発行。
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小型シート:2万〜3万5,000円
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21位:金魚シリーズ
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1960年に発行。種類の違う金魚がデザインされ、全12種類で構成。
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12種完・未使用:2万5,000〜3万5,000円
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22位:毛主席像(中国共産党46年)
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1967年発行。軍服姿の毛沢東の肖像がデザインされている。色違いで全5種。
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5種完:約3万5,000円
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23位:徐悲鴻莽馬(じょひこうほんば)シリーズ
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1978年にバラ切手10種と小型シートで発行。
中国の近代画家「徐悲鴻(じょひこう)」が描いた馬がデザインされている。
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小型シート:約3万円
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24位:イボハナザル
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1963年発行。最遊記のモデルとなったイボハナザルがモチーフ。全3種。
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約2,000円
目打ちなし:約2万5,000円
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25位:毛主席の立派な兵士・劉英俊
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1967年発行。毛沢東が信頼していた劉英俊(ユ・ヨンジュン)がデザインされた切手。
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6種完:約2万円
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26位:関漢卿組合せ
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中国の元曲作家「関漢卿(かんかんけい)」の戯曲創作700年を記念し、1958年に発行。
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小型シート:約1〜2万円
バラ:約2,000円
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27位:アメリカ黒人の闘争支持
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1968年発行。毛沢東が「アメリカ黒人抵抗運動支持声明」を発表したことを記念して発行。
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約2万円
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28位:キューバ革命4周年
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1963年発行。中国と同じ社会主義国家になったキューバを称え、革命から4年を記念して発行された。全6種。
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6種完:約2万円
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29位:パリ・コミューン100周年
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1871年に起こったパリ・コミューンという革命から100周年を記念して発行された切手。全4種。
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4種完:約2万円
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30位:幹線道路にかかるアーチ橋
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1978年発行。中国の有名な橋が描かれた切手。全5種。
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小型シート:約2万円
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31位:中華人民共和国切手展小型シート
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1979年発行。香港で行われた中華人民共和国切手展の開催を記念して発売。
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約2万円
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32位:蓮の花
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蓮の花が掛け軸のように描かれた切手。小型シートとバラ切手4種がある。
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小型シート:約2万円
バラ未使用:約3,000円
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33位:工芸美術小型シート
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1978年発行。色彩鮮やかな天女が描かれた絵画がモチーフの小型シート。
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小型シート:約1万8,000円
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34位:オオパンダ
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パンダがデザインされた切手。1963年に第一次が3種、1973年に第二次が6種発行された。第一次のほうが希少性が高い。
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第一次:8,000〜1万5,000円
第二次:3,000〜5,000円
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35位:天安門図第3版
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1950年発行。中国建国の場所「天安門」が描かれている。全7種。
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7種完:約1万5,000円
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36位:雲南のツバキ小型シート
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1979年発行。小型シートとバラ切手10種で構成。
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小型シート:約1万5,000円
バラ10種完:約1,000円
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37位:斉白石作品選小型シート
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中国の近代画家の代表「斉白石(せいはくせき)」の作品をモチーフに小型シートとして発行。
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未使用:約1万5,000円
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38位:農村で働く知的青年
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中華人民共和国建国の20周年となる1969年に発行。全4種。
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4種完:約1万5,000円
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39位:紅楼夢小型シート
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長編小説「紅楼夢(こうろうむ)」をモチーフに1981年発行。
小型シートとバラ切手12種がある。
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小型シート:約1万2,000円
バラ12種完:約3,000円
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40位:毛主席は赤い太陽
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毛沢東がデザインされたシリーズ。全2種で発行数は1,000万部以上と比較的多い。
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2種完:約1万円
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中国切手の価値を決めるポイント

中国切手の価値を決めるポイントとして、主に以下の3つがあげられます。
中国切手の価値を左右する重要な要素のひとつは、希少性の高さです。発行枚数が少ない切手は市場に出回る数が制限されるため価値が高まりやすくなります。
また、1966年から10年間続いた文化大革命期に発行された切手は政治的思想を反映したものが多く、コレクターの間で需要が高い傾向です。
さらに、切手の状態も価値に大きく影響し、未使用品や傷・汚れのない美品のほうが高い価値が認められます。
中国切手を高額で売る方法

中国切手を高く売りたい方は以下の3つの方法を参考にしてみましょう。
それぞれ解説します。
シートは切り離さずに売る
切手は通常、1枚ずつ切り離されて使われますが、シートの状態で保存されているほうがコレクションとしての価値が高まります。
発行時の姿を保っている証として、コレクターや業者に高く評価されるため、シートは切り離さずにそのままの状態で査定に出すのがおすすめです。
すでに切り離してしまった切手でも希少価値のあるものは存在するため、買取店での査定を受けてみると良いでしょう。
修復せずに売る
基本的に中古品の買取はきれいなもののほうが高く評価されますが、切手の修復には注意が必要です。
小さな破れや汚れがあっても、自分で修復を試みると、かえって状態が悪化したり、修復の痕跡が査定時にマイナスになったりすることがあります。
破損のリスクを避けるためにも、手を加えずそのままの状態で査定に出しましょう。
まとめて売る
切手を単体でバラバラに売るよりも、同じシリーズや時代・テーマなどで整理してまとめて売ることで査定の効率が良くなり、評価額も上がりやすくなります。
特にコレクター品やプレミア切手では、揃った状態やセット売りのほうが高額査定につながりやすい傾向です。
切手以外の品物もまとめて売れば、全体の査定額がアップする可能性があります。不要品はまとめて査定に出しましょう。
中国切手以外の高く売れる切手

中国切手以外にも高く売れる切手は存在します。ここでは以下の3つを紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
「切手趣味週間」の切手
日本郵便が毎年4月頃に発行する「切手趣味週間」の切手は、美術作品を題材にした華やかなデザインが特徴で、発行当初からコレクターに人気があります。
種類によっては希少価値の高いものが存在し、保存状態が良いものは高額取引の対象です。
代表例として、浮世絵をモチーフにした「見返り美人」「月に雁」「ビードロを吹く娘」などがあります。特に1948年発行の見返り美人は、バラ1枚で5,000円程度、5枚1組のシートであれば1万5,000円ほどの価格で取引されることもある人気の切手です。
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記念切手
歴史的行事や国家的な出来事を記念して発行される記念切手は、テーマ性と希少性から価値が上がりやすい種類もあります。
代表例は明治時代の「明治銀婚切手」や、大正時代の「東宮ご婚儀記念切手」、1964年東京オリンピック開催を記念した「第18回オリンピック東京大会記念切手」などです。
明治銀婚切手は2銭で8,000円、5銭で1万6,000円程度の買取相場となっています。一方、東京オリンピック記念切手は、現存数が多いため数百円から1,000円程度が相場です。
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外国切手
海外発行の切手にも、希少性と話題性から高額になるものがあります。アメリカの「逆さまジェニー切手」は飛行機の印刷が逆さまになったエラー切手で、世界的に有名な逸品。過去には1枚6,300万円もの値がついたこともあるプレミア切手です。
イギリスの「ペニー・ブラック切手」も世界初の郵便切手として知られ、歴史的価値とコレクター人気によって高く評価されています。
買取相場は数万円から10万円と高額査定が期待できます。
【Q&A】中国切手の買取でよくある質問

中国切手の買取に関するよくある質問として、以下の3つに回答します。
査定に出す前に疑問を解決しておきましょう。
Q.中国切手が高い理由は何ですか?
A.中国切手が高額になる理由は、希少性と需要の高さにあります。歴史的背景や魅力的なデザインがコレクターに注目されており、投機目的で切手を売買する動きも加速しています。
Q.価値が高い中国切手の発行年代はいつですか?
A.1966〜1976年の文化大革命期より以前に発行された切手は価値が高い傾向です。文化大革命ではコレクション目的の切手入手が禁じられており、古い切手の多くが破棄されました。現存する切手が少ないため、希少価値が高まっているのです。
例えば、「全国の山河は赤一色」や毛沢東を題材にした切手は高額で取引される場合があります。
Q.古い中国切手は売れますか?
A.古い切手は種類によって高額で売却できる場合があります。コレクターの需要が高く、現存数の少ない切手は特に高額になる傾向です。また、状態が良い未使用品やシートのまま残っているものは評価が上がります。
『買取大吉』では、消印があるものや状態の良くないものでも買取可能な場合があります。お気軽に無料査定をお試しください。
まとめ:中国切手を高く売るなら『買取大吉』

本記事では中国切手の高額買取ランキングや、価値が高い理由、高く売るためのポイントを解説しました。発行枚数が少なく希少性が高い中国切手は、未使用や美品であれば数万〜数十万円の査定がつくこともあります。
『買取大吉』では、使用済みや状態の悪い切手も査定を受け付けています。「売れないだろう」と諦めていた切手が、思わぬ高値で売れるかもしれません。
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