CAZAL(カザール)は、1937年、ギリシャ・アテネ出身のデザイナー、カリ・ツァローニ氏が創始したブランドです。
彼は、ウィーン芸術アカデミーで建築を学んだ後、シャンデリアをはじめ、家具や陶器など様々なデザインに携わっていましたが、
1975年、自らの名前をもじった「CAZAL(カザール)」というアイウェアブランドを立ち上げました。
同年、ドイツ・カールスルーエにてデビューすると、カリ・ツァローニ氏の洗練された感性と、
ドイツ・ワイマールで設立されたデザイン学校であるバウハウスから影響された美意識も相まって、瞬く間に人気を獲得しました。
CAZAL(カザール)は、「サクセスは繰り返すが、同じスタイルは繰り返さない」という精神のもと、メガネを創り出していったのです。
その結果、1999年、2000年、2003年にアイウェア・オブ・ザ・イヤーを受賞し、
今なおその輝きと高い機能性、流行に左右されない確かな個性を有するメガネブランドとなっています。
徹底的に自らのアイデンティティを示すCAZAL(カザール)のメガネは、ハリウッドにおいても絶大な人気を博していて、
マドンナら世界屈指のセレブ達も虜にしています。
アメリカではCAZAL(カザール)の人気を示す事件として、殺人事件も起ったほどです。
ニューヨーク・ブロンクスで、CAZAL(カザール)のサングラス欲しさゆえの事件でした。
このことは、デザイナーのカリ・ツァローニ氏に大きなショックを与えました。