先日、【プラチナ】の指輪をお買取りさせていただきました。

昨今、金の価格が最高値を更新したというニュースを耳にすることで金への意識も変わったのではないでしょうか。

ただ、2015年の秋ごろまではプラチナの価値のほうが金より高かったということをご存じでしょうか？

年間の採掘量はプラチナは約200トン、金は約3000トンと希少性はプラチナのほうが高いのに、金の価値が上がっているのか簡単に説明させていただけたらと思います。

金とプラチナの値段が逆転した要因として、「用途の違い」と「安定性の違い」2つが大きく考えられます。

・用途の違い

金の用途としては、「宝飾品」としての用途が50％以上を占め、「投資対象」としての用途も25％以上、「産業資源」としての用途は10％程度といわれます。

プラチナは、「宝飾品」としての用途は30％にも満たず、60％以上が「産業資源」として用いられるため、市場経済の影響が受けやすいと言われております。

・安定性の違い

金は、「有事の金」とも呼ばれるように、世界中でその価値が認められ、流通量が多く市場も大きいため、相場が乱れることがほとんどなく、「安定資産」として確固たる地位を築いています。

一方のプラチナは、流通量が金と比べて1/10以下しかなく、市場規模がとても小さいため社会情勢に大きく影響を受けやすいと言われております。

以上の2点が主な理由とし金とプラチナの相場が変動していると言えます。

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