結婚指輪は名前入りでも売れる｜売却するときの注意点・買取相場・高く売るコツも紹介

「名前が入っている結婚指輪は売れる？」

「どれくらいで売れるか知りたい」

このように考えていませんか？

 

結婚指輪は一生にひとつだけの特別なジュエリーとなるため、互いの名前を刻印する人もいます。しかし、さまざまな事情により別れることとなれば、気になるのは買取価格に影響があるかどうかです。

 

結論から述べると、結婚指輪は名前入りでも売れる可能性が高いと言えます。本記事では、名前入り結婚指輪でも買取できる理由・売却時の注意点・高く売るコツなどを解説します。

 

ぜひ参考にしてみてください。

※記事内の買取参考価格はオークションサイトなど買取市場全体で取引された金額であり『買取大吉』での買取価格を保証するものではありません。

結婚指輪は名前入りでも売れる

結婚指輪は名前やイニシャルの刻印が入っていても、問題なく売れる場合がほとんどです。多くの買取業者は専門的な技術を持っており、指輪の刻印を消して再販できます。

 

業者によっては自社で修理・加工できる設備が整っており、新品に近い状態へ戻せるのです。

 

また、指輪に使われている金やプラチナなど、素材そのものに資産価値がある点も買取される理由として挙げられます。

 

ただし、買い取った商品をそのまま販売するリサイクルショップなどでは、断られるケースもゼロではありません。

名前入り結婚指輪を売却する際の注意点

名前入りの結婚指輪を売却する際は、刻印のないものに比べて買取価格が下がる点に留意しておきましょう。

 

再販のために刻印を消す作業が必要となり、加工費用・作業費用が査定額から差し引かれるケースが多いためです。

 

金属素材として買取する業者であれば、指輪の重さで価格が決まります。

 

ただし、デザイン・ブランド価値が上乗せされない場合もあり、購入時より安くなる可能性もあるでしょう。

 

実際に買取に出した人の意見がSNSに投稿されていました。

離婚した後にティファニーのプラチナの結婚指輪×2(計30万ほど)を売ったのですが、3万ほどにしかならなかったです。イニシャルを入れたため、溶かして金属だけにした値段でしか買い取ってもらえませんでした🥹

— 限界保育士@40歳からの資産形成 (@AVxRBClIcj98983) November 14, 2025

他人の名前が入った指輪は中古市場での需要も低いため、ある程度の減額は避けられないと理解しておくとよいかもしれません。

買取不可となる可能性の高い結婚指輪

名前が入っている・いないに関わらず買取不可となる指輪もあります。買取できない可能性がある指輪は以下のとおりです。

ひとつずつ解説します。

メッキ製品

メッキ加工された指輪は業者によっては買取できない場合があります。表面は金やプラチナに見えても、中身は真鍮などの安価な金属で作られている場合がほとんどのためです。

 

ただし、有名ブランドのアクセサリーであれば、デザインやブランドの人気度によって買取できる場合があります。

有名ブランドの模倣品

有名ブランドのデザインを真似た模倣品は、買取できない場合がほとんどです。偽造品の製造や販売は商標法や刑法の詐欺罪に触れるためです。

 

ブランドのロゴが入っていても本物でなければ価値は一切認められません。素材も金やプラチナと偽っている物が多く、貴金属としての買取も難しいでしょう。

 

参考：e-Gov法令検索｜商標法

参考：e-Gov法令検索｜刑法

盗難されたもの

盗難によって入手した指輪は、どのような理由があっても買取できません。他人の所有物を勝手に換金する行為は刑法上の盗品等関与罪・窃盗罪などに抵触するためです。

 

買取時には身分証の提示が義務付けられているため、盗品を売ろうとすれば容易に発覚してしまいます。

 

法律を遵守し、正当に所有権を持っている品物だけを査定に出すようにしましょう。

 

参考：e-Gov法令検索｜刑法

拾ったもの

道端などで拾った指輪を勝手に売ると、刑法の遺失物横領罪に当たります。

 

拾った指輪を売りたいのであれば、警察へ届け出て、持ち主が現れないまま3ヶ月が経過するのを待たなくてはなりません。

 

期間が過ぎて正式に所有権を獲得できた場合のみ売却が可能になるため、必ず正規の手続きを踏んでから買取に出すようにしてください。

 

参考：e-Gov法令検索｜刑法

特殊な素材が使用されているもの

チタンやジルコニウムなどの特殊な素材の指輪は、買取できない場合があります。金やプラチナと異なり素材が非常に硬く、再加工が難しいためです。

 

加工ができないと再販のハードルが上がるため、多くの業者では価格をつけられません。木材や樹脂などが使われている場合も同様で、市場での需要が低く、買取対象外となるのが一般的です。

 

貴金属と組み合わせたデザインであれば、金やプラチナの部分だけを評価してもらえることがあります。

刻印が深すぎるもの

名前などの刻印が深く入りすぎている指輪は、製品として買取できない可能性があります。次の人が使えるように刻印を削り取ろうとすると、指輪自体が薄くなるためです。

 

強度が弱くなった指輪はすぐに変形する恐れがあるため、商品としての再販が難しくなります。結果、製品としての買取が断られる可能性があるのです。

素材別｜指輪の買取相場

結婚指輪の買取価格は、使われている素材の種類・その日の貴金属相場によって大きく変動します。

 

プラチナや金は資産価値が高く、指輪の重さに応じて高値がつく傾向です。

 

特に近年は、金の価格が歴史的な高水準で推移しており、購入した時期によっては買った時よりも高く売れるケースも珍しくありません。

 

素材ごとの1gあたりの買取相場と、一般的な指輪（3～5g）1本あたりの買取目安は下表をご覧ください。

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指輪の名前を消す方法

指輪に刻まれた名前を消す主な方法は以下のとおりです。

それぞれの消し方を解説しますが、基本的には専門の機械や技術が必要となるため、個人で消すのは難しいと言えます。

研磨する

研磨による刻印消去は、専用の工具を使って指輪の表面を薄く削り取る、最もスタンダードな方法です。

 

物理的に金属を削って文字を消すため、作業工程がシンプルであり、費用を安く抑えられます。厚みがあるプラチナや金の指輪であれば、見た目をきれいに整えることも可能です。

 

ただし、金属そのものを削り落とすため、指輪の重量がわずかに減ってしまいます。

レーザーで溶かす

レーザーの熱を利用して刻印部分の金属を溶かし、周囲となじませて文字を消す精密な方法もあります。

 

最大のメリットは、指輪を削らずに加工するため、金属の重量やサイズが一切変わらない点です。

 

大切な貴金属の資産価値を損なうことなく、新品のようなきれいな状態に戻せる点が大きな魅力といえるでしょう。

ろう材を流し入れる

「ろう材」と呼ばれる金属を溶かし、刻印の溝に流し込んで文字を消す方法です。指輪の表面を削る必要がないため、金属の重さや厚みが減らない点がメリットに挙げられます。

 

研磨やレーザーでは対応できないような深い刻印であっても、上から覆い隠すように名前を消せます。

共付けする

共付けとは、指輪本体と同じ種類の金属を溶かして刻印の上に盛り、溝を完全に埋める加工方法です。

 

生地が薄すぎて削れない場合や、レーザーでの処理が難しい指輪に適しています。

 

指輪の素材と同じ金属を使用するため、修理した箇所が目立たず、新品同様の自然な見た目を取り戻せます。

 

ただし、高度な溶接技術と手間が必要になるため、他の方法に比べて費用が高額になる傾向です。

指輪の価値を決める3つの要素

指輪の価値を決める要素は以下のとおりです。

それぞれ解説します。

貴金属の価値

指輪の価値を決める主な要素は、土台となっている金やプラチナなどの素材です。貴金属には世界共通の相場があり、純度と重さによって基本的な買取価格が決まります。

 

2025年時点では金の価格が歴史的な高水準にあるため、高額査定になるケースも珍しくありません。

 

一度溶かして再利用できるため、指輪が変形していても資産としての価値は十分に保たれています。

宝石の価値

結婚指輪にダイヤモンドなどの宝石が留められている場合、貴金属としての価格に宝石の価値が上乗せされます。

 

特にダイヤモンドは「4C（重さ・色・透明度・輝き）」という世界共通の基準で厳しく評価されており、高評価だった場合は高額査定となる可能性もあります。

 

購入時についてきた鑑定書や保証書はダイヤモンドの品質を証明する強力な材料となるため、必ず指輪と一緒に査定へ出しましょう。

 

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ブランド・デザインの価値

有名ブランドの指輪には、素材や宝石の価格に加えて「ブランド料」といえる価値が上乗せされます。

 

ティファニーやカルティエといった世界的な人気ブランドは、中古市場でも需要が高く、高額で取引されているためです。

 

誰もが知っている定番のデザインや、生産数の少ない限定モデルであれば、予想以上の高値が付く可能性も考えられます。

名前入り指輪を高く売るための4つのコツ

結婚指輪は名前入りであっても高価買取される可能性が高い商品です。そのままでも高い価値がありますが、以下のポイントを押さえれば、さらに買取価格アップの可能性があります。

ひとつずつ解説します。

きれいな状態を保つ

指輪を少しでも高く売りたいのならば、査定前にできるだけきれいな状態にしておきましょう。

 

見た目の印象が良い指輪は、鑑定士に「大切に扱われていた」と判断されやすく、プラスの評価につながる可能性があります。

 

自宅にある中性洗剤をぬるま湯に溶かし、優しく洗うだけでも皮脂汚れによるくすみが取れて輝きを取り戻せます。

 

ただし、汚れを落とそうとしてブラシなどで強くこすりすぎると、かえって傷をつけてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

 

普段から丁寧な扱いを心がけ、売却前には柔らかい布で拭くなど、無理のない範囲でお手入れしましょう。

付属品を揃える

結婚指輪を高く売りたいのなら、購入時に付いてきた箱や保証書などの付属品をすべて揃えておくことが大切です。

 

特に、有名ブランドの指輪は、ギャランティカードや専用ケースがあるだけで、査定額が数千～数万円ほど変わる場合もあります。

 

付属品は製品が本物であることを証明する材料となり、買取業者側が再販しやすくなる重要なアイテムです。

 

中でもダイヤモンド付きの指輪は、品質を保証する鑑定書がないと適正な評価が受けられない可能性があるため、忘れずに査定に出しましょう。

相見積もりを取る

指輪を少しでも高く売りたいと考えるなら、最初から一社に絞らず、複数の業者に査定を依頼して金額を比較しましょう。

 

同じブランドや素材の指輪であっても、業者の在庫状況や販売ルートによって、提示される金額には数万円もの差がつく場合があります。

 

刻印入りの指輪は、文字を消す加工費用が店ごとに異なるため、比較することでより条件の良い売却先が見つかるでしょう。

 

少なくとも2社から3社の査定額を比べれば、安く買い叩かれるリスクを避け、納得のいく価格で手放せるようになります。

複数のアイテムを査定に出す

結婚指輪を売る際は、他にも使わなくなったアクセサリーやブランド品があれば一緒に査定へ出すことをおすすめします。

 

多くの買取店では、一度に複数の品物を持ち込めば査定額をアップできる「まとめ売りキャンペーン」などを実施しているためです。

 

業者にとっても一度に多くの商品を買い取れるのは効率が良いため、その分の浮いたコストを買取価格に上乗せして還元してくれるケースがよくあります。

 

『買取大吉』も「おまとめ査定」を実施しています。対象となるのは貴金属だけでなく、ブランドバッグや時計なども含まれるため、自宅の整理も兼ねて探してみてください。

結婚指輪を買取している場所

結婚指輪を買取している場所はいくつかありますが、買取価格・手間・安心度においてそれぞれ違いがあります。

 

本章では、結婚指輪を買取している以下の場所について解説します。

それぞれ見てみましょう。

リサイクルショップ

リサイクルショップは気軽に立ち寄れるのが魅力ですが、指輪を高く売りたい場合にはあまりおすすめできません。

 

宝石や貴金属に詳しい専門の鑑定士がいない場合が多く、指輪の価値を正しく判断してもらえない可能性があるためです。

 

名前などの刻印が入った指輪はそのまま販売できず、買取不可となるケースも少なくありません。

 

ブランドやデザインの価値が考慮されず、相場より安価で手放すリスクがあるため、高く売りたい人は他の方法がおすすめです。

ネットオークション・フリマアプリ

フリマアプリやネットオークションを利用する最大のメリットは、自分で好きな販売価格を設定できる点です。

 

希少なブランドやデザイン性の高い指輪であれば、相場以上の高値で売れるチャンスがあります。

 

しかし、他人の名前が刻まれた中古の結婚指輪は需要が低く、買い手がなかなか見つからないのが現実です。

 

出品のための写真撮影や購入者とのやり取り、梱包発送など、多くの手間と時間がかかる点も覚悟しなければなりません。

 

また、個人同士の取引となるため「説明にない傷がある」などのクレームや入金トラブルに巻き込まれるリスクもゼロではないでしょう。

 

手数料や送料などの経費も自己負担となるため、確実かつ安全に現金化したい場合には不向きな方法といえます。

買取専門業者

結婚指輪を少しでも高く売りたいのなら、専門の知識を持った買取業者に依頼するのが最も確実な方法です。

 

宝石やブランドの相場を熟知した鑑定士が在籍しており、指輪の価値を正しく見極められます。

 

自社で刻印を消す技術や独自の販路を持っているため、名前が入った指輪でも買取できる可能性が高い点もメリットです。

 

安く買い叩かれるリスクを避け、納得のいく価格で手放したい人は、実績豊富な専門店に査定依頼してみましょう。

 

なお、買取専門業者を選ぶ場合は、指輪の買取実績もチェックしましょう。実績が豊富な業者であれば、デザインやブランドの価値も正しく査定してもらえる可能性が高いためです。

名前入り結婚指輪を売るなら『買取大吉』へ

名前入り結婚指輪を売る予定なら『買取大吉』におまかせください。『買取大吉』をおすすめする理由は以下のとおりです。

それぞれ解説します。

名前入りの結婚指輪でも高価買取が可能

『買取大吉』は、刻印入りの結婚指輪であっても高価買取しています。

 

豊富なネットワークによって在庫リスクを最小限に抑え、浮いたコストを買取価格としてお客様に還元しているためです。

 

古いデザインや傷がついている状態でも、経験豊富な鑑定士が一つひとつ丁寧に価値を見極めます。

 

査定は無料です。少しでも高く売りたいとお考えの方は、ぜひ『買取大吉』をお試しください。

ジュエリー・貴金属の買取実績が豊富

『買取大吉』は、これまでに数多くのジュエリーや貴金属を買い取ってきた実績があります。

 

多種多様な指輪を査定してきており、確かな審美眼と深い専門知識による査定が可能です。

 

人気ブランドの結婚指輪・ひと昔前に流行ったデザイン・素材がよく分からないものも喜んで査定します。

 

他店では断られてしまうような状態の指輪であっても、独自のノウハウを活かして適正な価格を提示可能です。

 

大切な思い出の詰まった指輪だからこそ、確かな目利き力を持つ『買取大吉』にお任せください。

ライフスタイルによって買取方法を選択可能

『買取大吉』の査定は3つの方法からお選びいただけます。

 

買取方法	特徴	こんな人におすすめ
店頭買取	店舗で査定する方法。 その場で現金化可能。 来店予約は不要。 お出かけのついでに気軽に立ち寄れる。	・現金化を急ぐ人 ・対面で相談したい人 ・近くに店舗がある人
出張買取	鑑定士が自宅へ訪問する方法。 玄関先での査定も可能。 持ち運びのリスクがない。	・店舗へ行く時間がない人 ・売りたい物がたくさんある人 ・高価な品を持ち歩くのが不安な人
宅配買取	宅配便で送るだけで完結。 無料の宅配キットをプレゼント。 誰にも会わずに査定から入金まで完結できる。	・忙しくて時間が取れない人 ・対面でのやり取りが苦手な人 ・近隣に店舗がない人

 

いずれの方法を選んでも査定料・出張料・宅配料・買取キャンセル料は一切かかりません。最適な方法を選んでストレスなく指輪の査定をお試しください。

【Q&A】結婚指輪の売却に関するよくある質問

結婚指輪の売却に関するよくある質問を紹介します。

ひとつずつお答えします。

Q.結婚指輪は離婚したら捨てるべきですか？

A.結婚指輪は無理に捨てる必要はありません。

 

結婚指輪は高価な場合が多いため、手放すのであれば、捨てずに買取店へ売却して現金化するのがおすすめです。

 

売却して得たお金を新しい生活の資金や趣味に使えば、気持ちを切り替えやすくなるかもしれません。

Q.結婚指輪が高く売れるブランドは？

A.カルティエやティファニー、ハリー・ウィンストンなどの指輪が高く売れる傾向にあります。

 

ブランドそのものの価値が非常に高いため、名前などの刻印が入っていたとしても高価買取される可能性があります。

 

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Q.結婚指輪を売る心理は？

A.結婚指輪を売る心理は「過去の思い出を断ち切り、新しい人生へ前向きに進みたい」という気持ちです。

 

物理的に指輪を手放せば、気持ちに区切りをつけるきっかけになります。

 

結婚指輪の売却は、後ろめたい行為ではなく、自分自身の未来を明るくするためのポジティブな決断だといえます。

まとめ：名前入り結婚指輪でも売却できる

名前やイニシャルが刻印された結婚指輪であっても売却可能です。専門の技術を持つ業者であれば、刻印をきれいに消して再販したり、素材として買取ったりできます。

 

結婚指輪を売ることは、過去のしがらみを断ち切り、前向きな気持ちで再スタートを切る良いきっかけになるでしょう。

 

『買取大吉』では熟練した鑑定士が丁寧に査定して高価買取を目指します。査定は無料のため、少しでも高く売りたいとお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。