「幻のシャンパン」と呼ばれるサロン。
100年間でたったの38回しかリリースされておらず、
その希少性の高さから一生に一度は飲んでみたいシャンパンとも言われています。
サロンは1900年代初め頃、シャンパーニュ地方メニル・シュル・オジェ村で設立されたシャパーニュメゾンです。
有名なシャンパーニュの造り手としては、比較的歴史の短いメゾンとなります。
毛皮商人として成功をおさめていたウジェーヌ・エメ・サロン氏はシャンパーニュをこよなく愛し、
趣味の延長でシャンパーニュを造るために畑を購入して生産を始めました。
彼のシャンパーニュへの情熱は素晴らしく、こだわりを持って造られたサロンの評判は瞬く間に広がることに。
やがてパリの一流レストラン「マキシム」のハウスシャンパーニュとして採用され、
名だたる著名人や富裕層たちに提供されるようになりました。