【プルーフ貨幣】って何？どうしたらいいの？皆様の疑問に買取大吉イトーヨーカドー静岡店がお答えします！

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2023年12月8日

静岡市、駿河区、葵区、清水区、焼津市、藤枝市の皆様こんにちは！

買取大吉イトーヨーカドー静岡店の一色です！

いつもご覧いただきありがとうございます！

本日はコレクター人気も高い【プルーフ貨幣】についてご紹介させていただきます。

そもそもプルーフ貨幣とは？

そもそもプルーフ貨幣とは何でしょうか？通常のお金と何が違うの？と思われる方も多いと思います。プルーフ貨幣はもともと、流通用硬貨を作る前の試作硬貨のことを指していました。日本では明治時代から金銀貨幣の試作用として始まり、1962年には通常貨幣においても製造されるようになります。この試鋳硬貨を1987年からコレクター向けに造幣局が発行を開始したのが、現在のプルーフ貨幣の始まりです。現在では、流通用ではなく収集用として特殊な技術を用いて製造し、表面に光沢を持たせて模様を鮮明に浮き出させた貨幣を指すようになりました。通常貨幣は、円形(えんぎょう)という金属製の丸い板に極印(ごくいん)と呼ばれる金型をハンコのように打ち付けることで模様を写して製造されます。プルーフ貨幣も基本的な作り方は同じですが、専用の極印を用いて2回以上打ち付けることで製造されており、表面は特別に鏡面研磨が行われています。こうすることでより貨幣を美しく見せることができるようになっています。

プルーフ貨幣は通常貨幣と同じデザインの為、通常貨幣のように日常のお買い物等で使用することは可能です。しかし「特別に作られていること」や「中にはセットでプレミアがつくものがあること」を考えると、使ってしまうのはもったいないかもしれません。

プルーフ貨幣セットの種類

プルーフ貨幣セットは大きく「通常プルーフ貨幣セット」と「記念プルーフ貨幣セット」の2種類に分かれます。

通常プルーフ貨幣セット

こちらは通常の貨幣(1円・5円・10円・50円・100円・500円)がプルーフ貨幣として封入されているセットで、1987年より毎年発行されています。また、プルーフ貨幣だけでなく発行年号が刻まれた年銘板が入っているセットも販売されています。年代にもよりますが、年銘板の無いセットの方が発行部数の少ないこともあり希少性が高いといわれています。

記念プルーフ貨幣セット

記念プルーフ貨幣セットは特定の記念行事や著名人・キャラクターの生誕を記念して発行されるセットで、1997年より不定期で発行されています。種類ごとに発行部数が違っており、少ない部数の物は値段がつきやすい傾向にあります。例えば、1995年の世界文化遺産プルーフメダルセット「屋久島」や2018年の東京2020オリンピック競技大会記念プルーフ貨幣セットがあります。今回は2020年の桜の通り抜けという種類をお買取りさせていただきました。

貨幣の注意点

では最後に、プルーフ貨幣セット等の貨幣の注意点をご案内いたします。もちろん傷や汚れのないような状態が買取時にお値段はつきやすいです。そのため、もしお手持ちの貨幣が汚れていた場合に「洗って綺麗にすれば高く売れるだろう」と思う方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、貨幣は不用意に洗ってはいけません。 自宅でしばらく保管していた貨幣はどのくらい劣化しているか分かりません。その状態で洗ってしまうと、こすれて傷がついてしまったり、素手で触ると手の脂がついて変色してしまったりすることがあります。ですので、触る際は手袋などを利用し、保管の際には専用のケースなどに入れておくことをお勧めいたします。もし汚れてしまっていてもお買取りは可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。