モエ・エ・シャンドン社が付けた
「ドン・ペリニヨン」という名前は、修道士「ドン・ピエール・ペリニヨン氏」という人物の名前が由来です。
ペリニヨン氏とは、黒ブドウから白ワインを作る「圧搾法」や
他の品種と組み合わせてワインを作る「ブレンドの手法」などを確立し、シャンパンの基礎を築いた人物です。
そうした功績を讃え、“シャンパンの父“とも呼ばれています。
よく勘違いされているのですが、ペリニヨン氏はシャンパンを発明した人物ではありません。
実はシャンパンを最初に生み出したのは英国人。ペリニヨン氏は反対に、
醸造の過程で出来てしまった白ワインの発泡性の泡を取り除く方法について研究していたのです。
その過程で発見したことが、シャンパン作りの基礎として用いられるようになりました。